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2016.5.22
新型トヨタ・パッソが発売1カ月で目標の3倍超となる約1万6500台を受注
2016.5.22
新型トヨタ・パッソが発売1カ月で目標の3倍超となる約1万6500台を受注
ダイハツ・ブーンのOEMバージョンとなった新型トヨタ・パッソ。
「軽じゃないK」というキャッチコピーは販売店にも目立つ場所に貼られていますが、軽自動車かスモールカーかで迷う層も獲得したいというトヨタの意気込みを感じさせます。
4月12日の発売から、販売店の営業日ベースで約1カ月となる5月18日時点での受注台数は約1万6500台とのことで、5000台という月販目標台数の3倍超となっています。
グレードの内訳は「X」系が約1万150台、上級モデルの「MODA」系が約6350台。
主な好評点は、
・デザイン性(カワイイ・カッコイイ)
・小さいながらも広い室内空間(足元ゆったり)
・衝突回避支援システム(スマートアシストⅡ)搭載
・取り回しの良さ
・圧倒的な低燃費(2WDのJC08モード燃費28.0km/L)
となっていて、ダイハツ、トヨタが狙ったどおりの訴求点が人気の理由となっているようです。
軽自動車税の増税や燃費不正問題などの逆風下でも、税金など維持コストの利点が大きい軽自動車は、「1人に1台」という地域にとってファーストチョイスになっています。
その軽自動車に対抗するスモールカーのパッソ/ブーンは、モデルライフを通してどうやって熟成して鮮度を保っていくかが重要になりそうです。
(塚田勝弘)
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