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2016.11.23
ボルボS60/60ポールスターに加わった「Sport+」モードとスポーティな内外装
2016.11.23
ボルボS60/60ポールスターに加わった「Sport+」モードとスポーティな内外装
ボルボS60/V60ポールスターの最新モデルが100台限定で日本に上陸しました。6気筒から4気筒にシリンダーレス化された2.0Lの直列4気筒DOHCターボ+スーパーチャージャーエンジンを新たに搭載。
最大トルクは30Nm減っていますが、16psの向上と、S60で-50kg、V60で-20kg減っていることもあり、加速の鋭さ、高回転域のパンチ力は増している印象です。
今回のアップデートにより、新パワートレーンの魅力を最大限引き出す「Sport+(プラス)」モードも用意されています。
シフトポイントが2速以上で4000rpm以上となり、シフトスピードが高まるほか、エキゾーストバルブが解放されることで迫力あるサウンドも満喫できます。
「スポーツ・プラス」モードにするには、車両を停止させ、ギヤレバーをSモードに入れ、パドルシフトの「+(プラス)」を引いたままギヤレバーを「-(マイナス)」方向に2度倒すと、メーターにSマークが点灯し、「スポーツ・プラス」になるという手間が必要。
公道で使う必要性は皆無ですし、サーキットで走りを楽しむ際に踏む手順と考えれば、こうした仕掛けも心躍る儀式となりそう。
今後はポールスター部門がより市販車に関わってくるはずなので、フルモデルチェンジなどを機にもっとスマートな操作性が用意されるのではないでしょうか。
走りだけでなく外観やエアロダイナミクスも見どころ。フロントスプリッターコーナーによりRデザインよりも21kgダウンフォースを増し、専用大型リヤスポイラーや大型ルーフスポイラーもボディを路面に押しつける役割を果たしています。
ハイパワー化によりブレーキも強化されていて、ポールスター/ブレンボによる6ピストンキャリパー、371×32mmベンチレーテッドディスクなどのほか、新しいブレーキブースター、新メインシリンダー、ESCやABSもチューニングされています。
高級感のある内装は、専用となるヌバック/本革スポーツシートやヌバック/本革ステアリングホイール、カーボンファイバー製パネル、スカッフプレートなどによるもので、スカンジナビアンデザインにセンスのいいスポーティなスパイスが加えられています。
価格はS60ポールスターが839万円、V60ポールスターが859万円。2016年11月中旬時点で販売店に在庫がどれくらいあるか分かりませんが、気になる方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)
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