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2016.3.18
10速AT搭載のシボレー・カマロZL1は「走る・曲がる・止まる」で最高レベルを自負する2+2クーペ
2016.3.18
10速AT搭載のシボレー・カマロZL1は「走る・曲がる・止まる」で最高レベルを自負する2+2クーペ
シボレー・カマロに、スーパーチャージャーで過給された6.2リッターV8スモールブロックエンジン(最高出力477kW、最大トルク868Nm)を積む新グレード「ZL1」が追加されました。
シボレー・ブランドを展開するゼネラル・モーターズのバイスプレジデント、マーク・ロイス氏はカマロZL1について、次のようにアピールします。
『2+2クーペとして信じられないほどのパフォーマンスを、走る・曲がる・止まるというすべての面で提供するニューモデル。しかも日常的に乗って楽しむことができる』
そのためにパワートレインはもちろん、シャシーも十分に吟味された内容になっているといいます。
たとえばタイヤは20インチ(前285/35ZR20 後305/30ZR20)のグッドイヤー・イーグルF1を履いていますし、フロントのブレーキはブレンボのモノブロック6ポットキャリパーに390mmの2ピースディスクを組み合わせています。
なにより、注目なのはスーパーチャージャーを組み合わせた6.2リッターV8「LT4」エンジンに、10速ATが組み合わせられていることでしょう。
燃費重視の多段ATでは変速比幅を10近くまで広げるのがトレンドですが、カマロが搭載する10速ATの変速比幅は7.39とギア数からすると非常にタイトで、かなりクロスしたギアレシオになっているのが特徴。
つまり、シボレーとして初採用となる10速ATは、素早いギアチェンジなど走りのパフォーマンスに貢献するデバイスとして、スポーツカーらしい小気味のいいシフトアップ&ダウンを期待できるというわけです。
北米におけるカマロZL1の発売時期は2016年内。そして、新開発の10速ATは2018年末までにゼネラル・モーターズの8車種に続々と搭載される予定ということです。
(山本晋也)
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