NEWS
2016.6.7
アストンマーティン「V12 Vantage S」に7速MTモデルを追加
2016.6.7
アストンマーティン「V12 Vantage S」に7速MTモデルを追加
ポルシェやコルベットに採用されている7速MT。アストンマーティンの日本向け現ラインナップは、2ペダルの7速AMTや6ATになっていますが、2017年モデルの「V12 Vantage S」に無償オプションとして7速MTが追加されます。
Hパターンの左下に配置される7速MTの1速は、クラシックなドッグレッグ・パターンで、6速仕様の「H」パターンの中に頻繁に使用するギアをすべてレイアウト。
アストンマーティンが「AMSHIFT」と呼ぶ7速MTは、ドライバーによる選択が可能で、クラッチ、シフトポジション、プロペラシャフトの各センサー情報とエンジン・マネージメント・プログラムが相まって、ヒール&トゥによるシフトダウンを完璧に再現するというもの。
さらに、クラッチ操作による加速の中断を最小限に抑制し、どのドライビング・モード時でも使用可能だそう。とくに「スポーツ・モード」時に真価し、中でもシフトダウン時のブリッピングは、非常にエキサイティングな咆吼を響かせるそうです。
自動ブリッピング機能は、ポルシェや日産フェアレディZのようにスポーツカー向けのMTに欠かせない要素になっているのでしょうか。
7速MTもAMTの「スポーツシフト3」もシャーシ、ブレーキ・パッケージ、6.0LのV12エンジンなど、トランスミッション以外のすべてが共通で、両バージョンともに0-100km/hを3.9秒で加速し、最高速度は330km/hに達します。
トランスミッション以外では、新しくなった「スポーツプラス・パック・オプション」が注目されています。
5つ用意されるボディカラーは、フロントグリル、リップスティック、サイドシル、ミラーハウジング、リヤディフューザー・ブレードのアクセントカラーと無償で組み合わせることができます。
さらに「スポーツプラス・パック」のエクステリアには、グラファイト仕上げの10本スポーク軽量アルミホイールが装着されるほか、ブラックまたはグレイのレザーにストライプやコントラスト・ステッチを組み合わせたインテリアを採用。
「V12 S」以外の「Vantage」ラインナップにも変更があり、V8モデルを「V8 Vantage S」のクーペとロードスターに統合。さらに、新しい「Ami 3インフォテインメントシステム」の採用もトピックスで、「Ami 2」から大幅に進化したナビを搭載するほか、Apple「Car Play」にも対応しています。
なお、MTバージョンの「V12 Vantage S」の納車開始は、2016年第3四半期が予定されています。
(塚田勝弘)
LATEST ENTRY
-
CHECK !
ニュース
モーターファンフェスタ2017 4月30日(日)開催決定!昨年、三栄書房が発行する『モーターファン』が創刊90周年を飾り、『モー・・・
2017.03.01
-
CHECK !
ニュース
ボディ拡大&9速DCTで雪道スイスイ!メルセデス・Aクラス次期型をキャッチメルセデス・ベンツのエントリーモデルである「Aクラス」次期型プロトタイ・・・
2017.01.02
-
CHECK !
ニュース
スチール撮りに潜入!557馬力のメルセデスAMG GT Cクーペ新型「エディション50」を激撮2016年9月のパリモーターショーでワールドプレミアされた「メルセデス・・・
2017.01.02
-
CHECK !
ニュース
新型C-HRは「格好の良さと走りの良さ」で、アンチトヨタ派を狙い撃ち!■新型C-HRは、TNGAの開発責任者が統括するコンパクトSUV ・・・
2017.01.02