Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

NEWS

2016.6.12

「つながる」サービスの「BMWコネクテッド・ドライブ」搭載車が10万台を突破

BMWの「つながる」サービスである「BMWコネクテッド・ドライブ」には、現在Z4をのぞき全車に標準装備されている無料サービスと有料サービスがあります。

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通信料も無料となる「BMWコネクテッド・ドライブ・スタンダード」は、主に「BMW SOSコール」と「BMWテレサービス」からなります。2016年4月末時点で10万台を突破したのはこの無料サービス。

無料といってもその内容はオーナーにとって安心感を与えてくれるものになっています。

「BMW SOSコール」は、エアバッグが展開するような深刻な事故が発生した際、車両が自動的にSOSコールセンターに接続。

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コールセンターへの音声接続とともに、車両情報や位置情報、衝突状況、エアバッグの展開状況などの情報もデータとして同時に送信されます。

万一、ドライバーが事故の衝撃で意識を失っているような場合でも、的確かつスピーディな救急対応を可能とするものです。

「BMWテレサービス」は、コントロール・ディスプレイに表示される「コンディション・ベーズド・サービス(CBS)」と呼ばれるアイテムが黄色のステータスに変わると、車両が自動的に整備関連のすべてのCBSデータが指定された正規ディーラーに送信されます。

販売店では、送られてきたメインテナンス情報に基づき、準備を効率的に進められるためサービス予約が容易になり、より正確かつスピーディなサービスを受けることができます。

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ほかにも、ルームランプやハザードの消し忘れなどにより、車両のバッテリー電圧が規定より低下すると、車両からバッテリー異常を自動的にオーナー(Eメールで送信)と正規ディーラーに通知され、エンジンを始動した際にバッテリー電圧がさらに低下し、異常を検知した場合にも、BMW正規ディーラーに通知が行われる「バッテリーガード」も用意。

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「エマージェンシー・サービス」も無料サービスに含まれています。

路上故障などのトラブルが発生した際、車載コントロール・ディスプレイのメニューから「BMWエマージェンシー・サービス」に連絡をすることができるもので、オペレーターとの音声通話に加えて、車両の位置情報や車両ステータス(ガゾリン残量、走行状況など)のデータもコールセンターに送信されるため、より迅速なエマージェンシー・サービスの手配が可能になります。

なお、有料サービスには、オペレーターが24時間365日対応してくれる「BMWドライバー・サポート・デスク」をはじめ、スマホからキーロック/アンロックなどが可能な「BMWリモート・サービス」、オンラインでニュースや天気予報が分かる「BMWコネクテッド・ドライブ・サービス」などさらに多彩なサービスが提供されます。

(塚田勝弘)

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