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2016.9.28
新型GT-Rは、グランドツーリングの「GT」とレーシングの「R」、2極に深化
2016.9.28
新型GT-Rは、グランドツーリングの「GT」とレーシングの「R」、2極に深化
■グランドツーリングの標準車とレーシングのNISMOで2極深化
2007年の登場以来、日産GT-Rは着実に進化を遂げてきました。そして2014年からは、持ち前の超性能をベースにして、標準車ではグランドツーリング性能を、またNISMOではレーシング性能を大きく向上させています。
そして今回は、9年目にしてビックチェンジを実施。新型GT-Rは、内外装をスーパースポーツに相応しいデザインに仕立て直すとともに、GTのグランドツーリングとRのレーシングの2極のベクトルで、更に性能を深化させてきたのです。
■精悍なVモーショングリルに重厚なインパネ、パワーアップを実現!
新型GT-Rのスタイルは、フロントマスクにVモーションを織り込み、精悍さと存在感をアップ。
内装では、インパネを全面変更して重厚な高級感を演出しています。パワーユニットは、お馴染みのV6の3.8Lターボに6DCTと4WDを組み合わせた日産の独自技術を継承。エンジンは発売時の480PSに対し、標準車で570PS、NISMOで600PSを発揮しています。
またボディと足回りでは、NISMOとNISMOチューンの標準車で、ボディパネルを接着剤で補強するボンディングボディや専用サスペンション、専用アルミ&タイヤを採用。
さらにNISMOは、空力性能を突き詰めた赤いライン入りのエアロパーツで武装して、標準車以上にアグレッシブなデザインを採用しました。
■標準車とNISMOチューンの標準車、NISMOの3つの個性で1000万円の大台へ
思い起こせば、デビュー時には777万円の衝撃プライスで発売されたGT-Rも、アップデートを繰り返すうちに1000万円の大台に乗ってきました。今回の新型GT-Rは、装備や性能面から3つのカテゴリーに分けられます。
1つ目の標準車では、装備毎に「ピュア、プレミアム、ブラックエディション」のグレードがあり、車両本体価格は約996万〜約1186.9万円となっています。
2つ目はボディや足回りをNISMOチューンで固めた「トラックエディション」で、価格は約1370万円。実はこのグレードが、コンセプト的には一番GT-Rらしいかもしれません。
3つ目は、サーキットで走るために生まれてきた「NISMO」で、約1870万円のプライスタグとなっています。
新型GT-Rは、標準仕様でもアウトバーンを300km/hで安全快適にドライブできる超性能車。その上にニュルブルクリンク対策を施したNISMOがあるのですから、新型GT-Rは、真に日本を代表するスーパーカーに成長したと強く実感した次第です。
■第540弾 新型GT-Rのすべて (電子版はこちら)
(拓波幸 としひろ)
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