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2016.4.13
トヨタ・ダイナ/トヨエース2t積系を一部改良し、プリクラッシュセーフティを2t積系トラックに初搭載
2016.4.13
トヨタ・ダイナ/トヨエース2t積系を一部改良し、プリクラッシュセーフティを2t積系トラックに初搭載
高速ツアーバスの事故などを受け、12tを超える大型バスは2014年(平成26年)11月1日以降の新型車、継続生産車は2017年(平成29年)9月1日以降、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ含む)の装着義務化が決定していて、22tを超える大型トラックもすでに2014年(平成26年)11月からの義務化がスタートしています。
それよりも小さいトラックでは、3.5t以上のトラックでも平成31年11月以降(新型車)、2021年(平成33)年11月以降(継続生産車)への義務化、さらにバス、トラックへの車線逸脱警報装置(LDWS)の義務づけも国土交通省より発表されていて、車両総重量により施行時期は異なりますが、新型車は2017年(平成29年)11月から、継続生産車は2019年(平成31年)11月から順次適用されます。
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4月7日、トヨタのダイナ、トヨエース2t積系が一部改良され、5月6日から発売されます。
その目玉は、衝突回避や衝突時の被害軽減を支援する「プリクラッシュセーフティ(歩行者検知機能付)」と、車線逸脱による衝突事故の回避を支援する「レーンディパーチャーアラート」の標準装備(標準キャブ 車両総重量5t未満の一部車型)。
システムは、「Toyota Safety Sense P」と同様に、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ、異なる2つのセンサーで高い認識性能と信頼性を両立し、多面的な安全運転支援を可能としたもの。
なお、「プリクラッシュセーフティ」は、先進安全自動車(ASV/Advanced Safety Vehicle)に対する減税措置に適合し、横滑り防止装置である車両安定性制御システムの「VSC」と合わせて装備することにより、自動車取得税が取得価額から525万円控除、自動車重量税は75%(初回のみ)減税の対象になります。
そのほかの装備では、スマートエントリー(運転席・助手席アンサーバック機能付)&スタートシステムを設定(オプション)し、利便性も向上。また、TECS(メーカー完成特装車)もベース車と同様の改良が施されているほか、新仕様のスライド式ダンプや荷台フロアの強度を高めたダンプを設定するなど、ラインナップも充実しています。
価格帯はカーゴが417万2727円〜508万6800円、ルートバンが427万9745円、TECS(メーカー完成特装車)が440万9345円〜546万6763円となっています。
(塚田勝弘)
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