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2016.4.16
ドイツと日本で共同開発されたタカタ製の次世代を見据えたチャイルドシートとは?
2016.4.16
ドイツと日本で共同開発されたタカタ製の次世代を見据えたチャイルドシートとは?
タカタといえば、エアバッグのリコール問題で話題となっていますが、日本初の2点式シートベルトやチャイルドシートなど、クルマの安全性に欠かせない装備を作ってきたメーカーです。
そのタカタから4月8日から発売された新商品のチャイルドシート「Child Guard 1.0」は、3つのコンセプトを基にドイツ・日本の視点から開発された新製品。
安全性はもちろん、快適性や使いやすさ、スタイリッシュさ、すべての要素を具現化しているのがアピールポイントです。
3つのテーマの「SAFETY」では、チャイルドシートではなく「チャイルドガード」にすることが狙いで、ISOFIX方式の装着方法を採用し、従来のシートベルトを使わずクルマの座席に装備された専用金具にカチッと固定。
同方式の採用により、チャイルドシートに多いミスユース(半数がきちんと装着されていないなど、誤使用が多い)をなくせます。
また、インナークッションの頭部サイドには、タカタ独自の衝撃吸収材「エアパッド」をダブルで搭載し、側面からの衝撃を効果的に吸収。走行中もしっかり安定させる低重心設計も特徴です。
2つめのテーマは「COMFORT」。「大切な赤ちゃんにこそ、一番の乗り心地をつくる」を目標として、シートの側面にカーブさせた大型UVサンシェードが走行中の強い日差しを効果的にカット。さらに、遠心力や衝撃にもブレない安定した低重心設計により、安全で快適な乗り心地を実現しているそうです。
3つめは、「INNOVATION」で、「安全には終わりがない.安心をイノベーションする」を掲げています。
ほかにも、乗せ降ろしをもっと快適にすべく、単なる回転シートではなく新しいアイディアを搭載することで、片手でクルリと回転するシートを開発。
赤ちゃんをスムーズに乗せ降ろしできるだけでなく、着脱を簡単確実にする独自のマグネットタング&自立バックルを採用することで、ハーネスのねじれも防げます。
参考年齢は新生児から4歳頃、体重18kgまで。全国主要ベビー用品店、量販店、カー用品店などで販売されています。
Webサイト:Child Guard 1.0(タカタ)
(塚田勝弘)
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