NEWS
2016.6.28
GAZOO Racingの動画「ホバーカー(空飛ぶクルマ)86」がトヨタの戦略を示唆!?
2016.6.28
GAZOO Racingの動画「ホバーカー(空飛ぶクルマ)86」がトヨタの戦略を示唆!?
トヨタ自動車がGAZOO Racingのサイト「THE WORLD IS ONE FUTURE」で、未来都市を浮揚しながら走行する「AE86」を登場させました。
動画の解説には「クルマはひとの心を動かすもの」、「大きな進化をしようとしている今、思う」とのコメントが付けられています。
同社は2014年6月9日、ブルームバーグが米サンフランシスコで開催したサミットで、路面から浮いた状態で移動する事が可能な「空飛ぶクルマ(ホバーカー)」の研究・開発を進めていることを明らかにしました。
トヨタと一緒に登壇したNHTSA(米運輸省道路交通安全局)のデビッド・フリードマン局長がこのトヨタの先端研究に「将来有望な革新的技術」とコメント。
2015年8月には「不可能を可能に」をテーマに、レクサスのCMで超伝導体を内蔵した磁気浮上方式の「ホバーボード」を実際に開発。米人気映画「BTTF」(バック・トゥ・ザ・フューチャー)を彷彿させる華麗な滑りを披露しました。
さらに、翌月には北米の開発拠点であるTEMAから「空飛ぶクルマ」に関する特許を出願しています。
そして今回、CGで「空飛ぶAE86」を表現した動画を公開するなど、これらの動きはバラバラでは無く、一つの線上に繋がっているようです。
このCGをよく見ると、通常の道路ではなく、リニア新幹線の線路にも似た磁気レーン上を浮揚走行しています。
ともすると見落としてしまいそうですが、ここにもトヨタが考えている「空飛ぶクルマ」の実現に向けた構想が暗に表現されているようです。
突拍子の無い話に聞こえますが、トヨタが「ホバーカー」の実現に向けて何らかの開発をしていることは間違いなさそうで、実現すれば世界で初めて量産車から車輪を廃するのは同社となるのかもしれません。
(Avanti Yasunori ・画像:トヨタ自動車)
【関連記事】
空飛ぶAE86の世界でも、あの風の感触はかわらない?
http://clicccar.com/2016/06/23/381132/
トヨタが「空飛ぶクルマ」の特許を出願!
http://clicccar.com/2015/09/23/327593/
不可能を可能に!「レクサス・ホバーボード」完全浮上
http://clicccar.com/2015/08/05/320432/
トヨタがクルマからタイヤを無くしてしまうかも!?
http://clicccar.com/2014/06/26/259753/
LATEST ENTRY
-
CHECK !
ニュース
モーターファンフェスタ2017 4月30日(日)開催決定!昨年、三栄書房が発行する『モーターファン』が創刊90周年を飾り、『モー・・・
2017.03.01
-
CHECK !
ニュース
ボディ拡大&9速DCTで雪道スイスイ!メルセデス・Aクラス次期型をキャッチメルセデス・ベンツのエントリーモデルである「Aクラス」次期型プロトタイ・・・
2017.01.02
-
CHECK !
ニュース
スチール撮りに潜入!557馬力のメルセデスAMG GT Cクーペ新型「エディション50」を激撮2016年9月のパリモーターショーでワールドプレミアされた「メルセデス・・・
2017.01.02
-
CHECK !
ニュース
新型C-HRは「格好の良さと走りの良さ」で、アンチトヨタ派を狙い撃ち!■新型C-HRは、TNGAの開発責任者が統括するコンパクトSUV ・・・
2017.01.02