Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

NEWS

2016.7.11

【F1速報×F1女子~オーストリアGP号~】4号連続特別付録ヘルメットペーパークラフト付き!記念すべき第1弾は誰のヘルメット?

2016年F1第9戦オーストリアGP。決勝の最終ラップで優勝争いをしていたメルセデスのニコ・ロズベルグ選とルイス・ハミルトン選手がまたしても接触。トップを走っていたロズベルグ選手は4位、ハミルトン選手が優勝と衝撃的な展開になりました。

7月7日(木)発売の「F1速報オーストリアGP号」は、グランプリウィークのことはもちろん、ハミルトン選手の特集ページ、私の大好きな「ドライバーの休日」と読み応えたっぷりです。更に、4号連続特別付録のヘルメットペーパークラフト付きなんです!

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■F1が生んだ真のレーシングドライバー。ハミルトンとセナの共通点と相違点

昨年のアメリカGPで3度目のチャンピオンを獲得したとき「アイルトンと肩を並べられたことにすごく感動している。夢が叶ったんだ!」と喜びを表現したハミルトン選手にとって、アイルトン・セナは幼少時代からあこがれのF1ドライバーであり、その背中をずっと追い続けてきた「特別」な存在。

そんなふたりをよく知るジャーナリストPeter Windsor氏が、レーススタイルやドライビングについて比較しています。

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まずは2人の共通点をみてみましょう。

彼らはふたりともカートレースを心から愛し、その後のキャリアを通じてカートを「モーターレーシングのあるべき姿」のひとつと考えていたほどだ。

84年F1ブラジルGPの開催地ジャカレパグアで、ピレリタイヤを履く扱いづらそうなトールマンを駆るアイルトンがターン1へ入っていく様子を見ていた。彼のストレートからコーナリングへのアプローチのライン取りは他のドライバーよりもかなりインサイド寄りだった。
同様に07年のメルボルンで、ルイスのマクラーレンでの初レースもこの目で見た。彼もまた初のグランプリレースでありながらも、まさにアイルトンと同じようにスムースにコーナリングへ移行し、旋回が短くなるようなラインを選んでいた。

07年のニュルブルクリンクでルイスがコースオフしたマクラーレンから降りるのを拒否し、マシンに乗ったままクレーンで吊り上げられたのを見た時、スラクストンでシートベルトを締めずにレースを続けたアイルトンを思い出した。
また、大雨に見舞われた07年の富士や路面状況が目まぐるしく変化した08年のシルバーストンでルイスが勝った時には、85年のポルトガルあるいは93年のドニントンでのアイルトンの勝利の再現のように思えた。

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2人の最大の違いは「ペダルワーク」にあるというWindsor氏。

アイルトンのペダル操作の特徴は、なんと言っても旋回中から立ち上がりにかけての小刻みなブリッピング、いわゆる「セナ足」だ。なぜそうするのかと質問すると「いつの間にか、そういう操作が身についていた。とにかく、できるだけ早くパワーオンにしたいんだ。フルスロットルではなくてもマシンが受け付ける限りにおいて、できるだけ大きなパワーをかけたい。」そのために、アイルトンはスロットルのリターンスプリングになるべく弱いバネを用いることを好んだ。

一方、ハミルトン選手については

ルイスはそういったことは一切しないが、彼のペダルワークはまた違うかたちで絶妙だ。彼はステアリングの切り角に対してスロットルを絶妙に調整することにより、マシンの動的な荷重状態を絶えずコントロールしている。そして、もちろんルイスは左足でブレーキを踏むのだが、最初の一瞬(その時間は1ミリ秒にも満たない)だけはデリケートなタッチで踏力を加えている。

と分析しています。

■4号連続特別付録ペーパークラフト

ペーパークラフトファンの皆さん(?)お待たせしました! オーストリアGP号から4号連続特別付録「伝説のF1王者ヘルメット」が付いてきますよ♪

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F1の歴史にその名を残す多くのチャンピオンたち。そんなレジェンドのアイデンティティたるヘルメットをペーパークラフトで再現。第1弾は「永遠のライバル」セナとプロストです!

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まず始めに各パーツをアウトラインに沿って切り抜き、折り線を付けておきます。結構細かく切るところがあり、一番時間がかかったかも……山折り、谷折り、切り込みが入る場所が分かりやすく記載されているので安心です。

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いよいよ接着です。形を整えながら、説明通りに接着していけばOK! 接着にはボンドを使用しますが、私はボンドだけでは不安だったので裏側の見えないところをセロハンテープでとめてみました。しっかり接着し、作りやすくなりましたよ(^^)

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じゃん! 完成しました! 1つあたりの所要時間、約1時間(不器用だから?)。手のひらサイズなのに、クオリティの高さに驚きました。ぜひ皆さんも作ってみて下さいね。

第2弾はミカ・ハッキネンとミハエル・シューマッハだそうですよ。全部作って我が家のF1コーナーに飾りたいと思います!

(yuri)

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