NEWS
2016.7.28
スバル・レヴォーグ STI Sportは輸入ステーションワゴンを超えた!?
2016.7.28
スバル・レヴォーグ STI Sportは輸入ステーションワゴンを超えた!?
従来のコンプリートカーとは異なり、工場でのインライン化が可能となったスバル・レヴォーグ STI Sport。
その前に2016年4月に年次改良でC型となったレヴォーグのポイントをおさらいします。
当初、国内専用モデルとしてデビューしたレヴォーグですが、欧州やオセアニア、アジアなどにも投入されています。世界的なSUVブームとはいえ、大きすぎないワゴンのニーズは依然としてあるということでしょう。
C型レヴォーグの改良点は、日本よりも速度域の高い欧州から要望があったという静粛性の向上をはじめ、安全性の強化、質感のアップが盛り込まれています。
静粛性向上のメニューは、フロントドアガラスの室内側ショルダー部ウェザーストリップを2枚化することで車内への透過音を低減させたほか、リヤクォーターガラスの板厚アップやカーゴルームの吸音材追加など、非常に細やかな改善によって静かなキャビン空間を実現しました。
安全面では、フロントドアビーム強化、リヤシートベルトにプリテンショナーを追加、後席シートクッションの乗員保持向上などが注目点です。
質感向上では「1.6GT EyeSight」に新デザインの17インチアルミホイールを採用。また、「GT-S」には、メーカーオプションで「ブライトパール」内装が新たに加わっています。
C型になってグレード整理もされたレヴォーグですが、やはり最大の注目は「STI Sport」。一見あまり変わっていないように見えるかもしれませんが、外観の変更点は専用18インチアルミホイール、フロントグリル、リヤゲートにSTIロゴの追加、フロントバンパーとグリル&メッキバーの新設計、フロントフォグカバーの新設計、フロントフォグランプのLED化、マフラーカッター(100パイ真円形状)など、多岐にわたっています。
内装もステアリングなどにSTIロゴの追加、赤ステッチの追加、ドアトリムへの不織布表皮の追加など、細部にまでこだわりを感じさせます。
「1.6 STI Sport」は323万円〜、「2.0 STI Sport」は365万円〜という価格設定も装備内容を考えると魅力的といえる内容になっています。インライン化により価格を抑えることで、輸入ステーションワゴンにも対抗できる商品力を確保しているのは間違いないでしょう。
(文/塚田勝弘・写真/森山良雄)
【関連記事】
スバル・レヴォーグ「STI Sport」の乗り味はノーマルを超越!?
http://clicccar.com/2016/07/24/387999/
スバル・レヴォーグSTI Sportのシャープで扱いやすいハンドリング
http://clicccar.com/?p=388219
LATEST ENTRY
-
CHECK !
ニュース
モーターファンフェスタ2017 4月30日(日)開催決定!昨年、三栄書房が発行する『モーターファン』が創刊90周年を飾り、『モー・・・
2017.03.01
-
CHECK !
ニュース
ボディ拡大&9速DCTで雪道スイスイ!メルセデス・Aクラス次期型をキャッチメルセデス・ベンツのエントリーモデルである「Aクラス」次期型プロトタイ・・・
2017.01.02
-
CHECK !
ニュース
スチール撮りに潜入!557馬力のメルセデスAMG GT Cクーペ新型「エディション50」を激撮2016年9月のパリモーターショーでワールドプレミアされた「メルセデス・・・
2017.01.02
-
CHECK !
ニュース
新型C-HRは「格好の良さと走りの良さ」で、アンチトヨタ派を狙い撃ち!■新型C-HRは、TNGAの開発責任者が統括するコンパクトSUV ・・・
2017.01.02