Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

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2016.9.4

バイクで半袖短パンはいけないの?MotoBe編集長が思う見解

まだまだ暑い日が続いてますね…。こう暑いとバイクに乗る時もつい、半袖のTシャツとかで跨がりたくなる方もいるんじゃないでしょうか。

短パンで乗っている人もたまに見かけるようになりました。

しかしその一方でバイクに乗る時は安全のため腕や足がカバーされるように長袖の服、長スボンを着用した方がいいという人達がいます。

ということで今回は半袖でバイクに乗ることに関して色々と書いていきたいと思います。

サンダルでの運転は違反になりますが、半袖の運転は違反ではありません。ではなぜ半袖で乗らないほうがいいという話になるのでしょうか?

その理由は皆さんの想像通り、安全面です。

バイクは体が露出しています。もしも転倒した時、半袖だと露出している部分は直接路面に擦り付けられることになるわけです。

また、走っている時、外部から飛んで来るもの、例えば飛び石だったり、虫だったり、というものに対しても長袖だったら皮膚をガードしてくれます。

つまり半袖で乗るのであれば、転倒した時に怪我が大きくなったり、走ってる時に飛んで来るものが皮膚に当たるリスクがあるわけです。

正直、筆者は10代からバイクに乗っていますが、真夏の昼間は暑すぎて大体半袖です。

筆者は今まで何百回レベルでバイクで転んでいまして半袖でも長袖でも転んでいるわけです。

自分なりに痛い思いをたくさんしてきた経験から言うと、確かに長袖の方が怪我は少ないのですが、長袖でも薄手のシャツ程度だと服に穴が開いてしまって後は半袖と一緒になってしまうわけでケガのレベルはそんなに大きく変わらないことが多かったです。

この辺りの見解には色々と意見があると思いますので、これはあくまでも筆者の個人的な意見ですが…。

反面「半袖でバイクに乗ったらダメ」という意見は堅苦しいイメージも作り出してしまいます。

若いライダーであれば「安全の為に長袖を着るべき」という意見に素直に従いたくない人も多いでしょうし、ファッションに関しては自分のスタイルがあって夏、長袖は着たくないという人も多いでしょう。

そういう若者の気持ちもMotoBeは重要だと思っています。

バイクは自由で遊び心のある乗り物です。そして自己責任の乗り物。何が起こっても自分の責任です。

なので半袖で乗るか、長袖で乗るかは、リスクなどをキチンと理解して、自分の考えを持って走って欲しい!と思っています。

筆者は自分が思う自分だけのスタイルを貫きたいと思っています。

ちなみに短パンライダーについてですが、あれは結構危ないと思います。

筆者も10代の頃やっていましたがまずマフラーに足がついて大やけどします。実際にやっていた時はすね毛がたくさん無くなりました。

転倒した時も大体手の次に膝が地面につくことが多いので、血まみれになったことが何度もあります。

その危険性を理解した上で「でも俺はやるぞ」という方はお任せします。自分のスタイルを貫いてください。

バイクは自由な乗り物で法律以外はこうしなきゃいけない!というルールはありません。だからこそ服装についても自分でしっかりと考えをもつべきだと思うんです。

しかし「MotoBeは半袖を推奨している」とは思わないでください。むしろ絶対推奨はしません。半袖・短パンは危険です。

ただまわりに流されず、自分の思うスタイルを貫く生き方は若者らしくて筆者は応援したいと思います。

(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン

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