Motor Fan's YEAR 2016

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小林可夢偉選手は新記録を更新できるか?「スピード×サウンドトロフィー」開催!

クルマの「速さ」や「音」をテーマに実走する車両の格好良さに酔いしれるイベント 「スピード×サウンド トロフィー」(略してSSトロフィー)が、2016年12月4日(日)に筑波サーキットコース2000で開催されます。

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サウンドトロフィーは、サーキットという極限の性能を引き出せる場において、クルマの大きな魅力である「速さ」や「音」を五感すべてで感じることができる、スペシャルなイベント。昨年度に引き続き2回目の開催となります。

スーパーフォーミュラ、D1マシン、全国のプロショップが仕上げたタイムアタックマシンなどによる筑波サーキット最速ラップタイムへのチャレンジや様々な企画レース、各ショップのブース展開など、SSトロフィーでしか体感できないコンテンツが多数行なわれるのですが、ここで私的おススメコンテンツを紹介します!

■小林可夢偉×スーパーフォ–ミュラ「SF14」新たな伝説に向けて、フルアタック

スーパーフォーミュラドライバー、そして2016年WEC富士で素晴らしい走りを見せトヨタを優勝に導いた小林可夢偉選手が今年もSSトロフィーにやってきます。

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昨年、スーパーフォーミュラの現行レースカーである「SF14」で、筑波サーキットコース2000をフルアタック、脇阪寿一監督がフォーミュラ・ニッポン車両でマークした記録を3秒近く更新する「44秒008」の驚異的なコースレコードを打ち立て、観客はもちろん業界関係者にも大きなインパクトを与えました。

走行後に小林選手が口にした「ニュータイヤがあともう1セットあったら43秒はいけた。」というコメントを現実のものとするべく、今年もフルアタックで記録更新に挑みます。

いまだかつて見たことがない領域のタイムが、たたき出されるのでしょうか? 歴史的瞬間を目の前で見ることができるかも! 小林選手のドライビングテクニックにも注目ですね。

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ここでビックニュース! なんと、今年は小林選手のチャレンジを盛り上げるべく、タイム当てクイズの実施が決定しました!! 見事1/1000秒まで的中した方の中から、このクイズでしか手に入れることができないスペシャルなプレゼントがあるそうなので、SSトロフィー公式ホームページからどしどし応募して下さいね。

■ドリフトレース「D1 X」

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日本最高峰のドリフト競技「D1GP」マシン&ドライバーがレースに挑戦。ドリフト競技のトップカテゴリーD1グランプリでは、出走マシンのチューニングレベルはどんどん向上し続け、ハイグリップタイヤを履いて、いかにトラクションを稼ぐか?が、最近のトレンドとなっています。また、軽量化に力を入れる車両や、1000馬力を超えるようなモンスターマシンも増えています。

そんなD1マシンたちが「普通のレース」で勝負したらどうなるのか?というのがドリフトレース「D1 X」です。ただ速さを競うだけでなく、第1ヘアピンと最終コーナーはドリフト区間として設定。ギャラリーの審査によって順位が入れ替わる可能性アリという変則ルールとなり、普段とは違ったD1を楽しむことができそうです。

■旧車最速ラップ

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全国各地の「速い旧車」が、タイムアタックの聖地筑波サーキットに一同に介して競いあいます。日産Zをチューンナップした「サンマルくん弐号機」が昨年記録したコースレコード「1分2秒006」の更新に期待がかかるほか、S30やハコスカ、TSサニーなど、選りすぐりのマシンたちが渾身のアタックを行ないます。果たして昨年のコースレコードを更新するクルマは現れるのでしょうか。楽しみですね。

■マフラーサウンドコンテスト、旧車エンジンサウンド

「音」にこだわったコンテンツ。イベントステージの前にずらっと集結したマシンが奏でるマフラーやエンジンサウンドを至近距離で体感することができます。一台づつ異なる音の違いと、音圧を思う存分味わってみてはいかがでしょう?

また、会場の各ブースでは各種イベントの他、チューンナップパーツなどの販売も行われます。

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さらにさらに! ステージでは、スペシャルゲストに脇阪監督を迎えてトークショーが行なわれるほか、ゲストドライバーに青木孝行選手、井出有治選手、「SST GIRLS」としてトップレースクイーンの藤木由貴さん、早瀬あやさんなどが、「SSトロフィー」を盛り上げてくれますよ。こちらもお見逃しなく!!

この他にも魅力的なイベントが盛りだくさんです。詳しくはSSトロフィー公式ホームページをチェックして下さいね。そして家族やお友達を誘って、12月4日(日)はSSトロフィーへGO!

(yuri)

【関連リンク】

SSトロフィー公式ホームページ
http://speedsound-trophy.jp/

新車も旧車もサーキットで快走!家族で楽しめる「走り」のイベント

連休真っ直中の5月5日、茨城県の筑波サーキットで「第30回 コカ・コーラ オールドナウ・カーフェスティバル」が開催されました。

イベントのテーマはズバリ「走り」。最新型車も旧車も、とにかくサーキットを走って楽もうというイベントです。

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コースではスーパーFJやマツダロードスターのワンメイクなど本格的なレースに加え、新旧ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、さらにトヨタ2000GT、コスモスポーツなどの多彩なデモランを実施。

また、自動車雑誌スタッフによる長期テスト車同乗体験やトークショー、読者の愛車によるパレードランも行なわれました。

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今回はイベント30周年特別企画として、初回開催年の1986年に製造されたクルマの展示が目玉。事前の公募で集まった内外の車両はどれも程度良好です。

横浜から来場した遠藤太嘉志さんは、希少な初期型の初代トヨタ・スープラでの出品。

「5MT、DOHCのクーペという条件で購入しました。パーツの欠品は厳しいですが、最新のクルマにはない80年代特有の創意工夫や勢いはまったく飽きることがないですね」

と愛車の魅力を語ってくれました。

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この30年選手達もまたデモランを行い、レースとは違った魅力を放っていました。

きれいに並べたクルマを眺めるイベントも楽しいものですが、サーキット走行という非日常の体験も別の魅力があります。来年のゴールデンウィークは筑波サーキットへ出かけてはいかがでしょう?

(すぎもとたかよし)