Motor Fan's YEAR 2016

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新型プジョー3008の実車展示を含む、最新SUVイベントを全国15拠点で開催

11月19日にファン向けのイベント「プジョーライオンミーティング2016」、12月2日のプレス向け説明会で披露された新型プジョー3008。披露された個体は、生産前のモデルを空輸してきた日本に1台だけのモデル。

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プジョー・シトロエン・ジャポンのマーケティングマネージャーであるルカ フェネック氏(日本語が堪能)が、インテリアデザインを中心とした「革命」と表現するほどプジョーにとって大切なモデルという位置づけになっています。

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来年春の発売に先駆けて、全国15拠点で順次開催される「NEW SUV PEUGEOT 3008 AMPLIFIED EXPERIENCE TOUR」と銘打ったキャラバンでは、新型3008の実車を展示。

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ほかにも、ノキア社製で日本初導入となる360°カメラ「NOKIA OZO」を使った360°バーチャルリアリティ特別試乗体験コーナー、コンフィギュレーションラウンジでは、新色の「メタリック・コッパー」、「アマゾナイト・グレー」などの最新のカラーバリエーションを専用のコンフィギュレーションでチェックできます。

「NEW SUV PEUGEOT 3008 AMPLIFIED EXPERIENCE TOUR」は下記15拠点で開催中です。詳細は下記のホームページを参照してください。

プジョー目黒:12月3日(土)〜11日(日)
プジョー新潟:12月17日(土)〜18日(日)
プジョー仙台:12月24日(土)〜25日(日)
プジョー宇都宮:1月7日(土)〜8日(日)
プジョー前橋:1月14日(土)〜15日(日)
プジョー美女木:1月21日(土)〜22日(日)
プジョー柏:1月28日(土)〜29日(日)
プジョー横浜青葉:2月4日(土)〜5日(日)
プジョー沼津:2月11日(土)〜12日(日)
プジョー岡崎:2月18日(土)〜19日(日)
プジョー名古屋名東:2月25日(土)〜26日(日)
プジョー堺:3月4日(土)〜5日(日)
プジョー福井:3月11日(土)〜12日(日)
プジョー長野:3月18日(土)〜20日(月)
プジョー中央(東京都中央区晴海):3月25日(土)〜26日(日)

(塚田勝弘)

【関連リンク】

プジョーオフィシャルホームページ
http://web.peugeot.co.jp/3008-amplified-experience/

25年ぶりの展示!マツダ787Bは18号車と55号車が並ぶ【Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY】

9月25日(日)に富士スピードウェイで開催された「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」。多くのマツダファンにとって、そのメインディッシュであるといえるのが、レジェンドマシンのマツダ787B。

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今回はホワイト/ブルーのマツダワークスカラーを身にまとった18号車が25年ぶりに公開。55号車と並んでディスプレイされ、往年のマツダファンの感涙を呼びました。デモンストレーション走行では、マツダ787Bの55号車を寺田陽次郎氏がドライブ。

そのほかRX-3、カペラ、ファミリアロータリークーペ(R100)レースマシンと、スーパー耐久を戦う、ロードスターやデミオディーゼルなど、現代のレーシングマシンがコース上で競演。

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ガソリンレシプロエンジンはもとより、ロータリーエンジンや、ディーゼルエンジンなどが奏でるマツダならではのレーシングサウンドに酔いしれることができました。

またスーパー耐久参戦マシンは、ピットワークのデモンストレーションなども実施しました。

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このほか展示のみですが、本年度北米のレースシーンで好成績をおさめているマツダプロトタイプや、バーチャルの世界から飛び出したマツダ LM55 ビジョン グランツーリスモなども来場者の目を楽しませました。

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3階からホームストレートや1コーナーを見渡せるピットビルには、細かく会場全体図とスペースごとの展示内容を示す看板が設置されており、初めて訪れたユーザーでもわかりやすくなっていました。

惜しむらくは、マップがないとトイレの位置わかりにくかったこと。グランドスタンド側は元々トイレサインが多数表示されているが、普段は走行に来るユーザーがメインとなるエリアがメイン会場となったため、アナウンスの看板などが大きくなく人ごみではわかりにくい状況がありました。

また、せっかくならばコースで開催されているイベントの様子を流すモニターが会場内の色々な場所に設置されていれば、サーキットイベント感がよりいっそう演出できたかもしれません。

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というのも、6割から7割の参加者がサーキット初体験だったのではないかと推測されたからです。

パドックを歩いていて聞こえてきた会話をかいつまんで紹介すると、「それでサーキットはどこ?」「ここはサーキットの中だよ。うちのクルマもコースの内側に停めてるの」「回りにコースがあるの!」「そうそう」や、「あそこの芝生に人が座っているねえ」「レースの時ならぎゅうぎゅうのいっぱいだよ」「ええ、あそこにそのまま座るの」「ピゴザを敷いたりしてね」、「あの塔の上に表示されているのは時計、その下は……順位と」「ゼッケン番号だね」「ふーん」「レースカーは陸上選手みたいにゼッケンがついてるから」といったもの。

初めてサーキットへ来た家族や友人と、連れて来たオーナーとの会話がそこかしこで展開されているのが印象的でした。

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この贅沢なサーキット体験。これがスタンダードメニューになれとは言いませんが、ほかのサーキットイベントでも、こういったセンスの取り組みが数レースあっても面白いかもしれませんね。

(文と写真:古川教夫)

クルマから会場まで3分!サーキットなのに雨でも濡れない展示ブース【Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY】

9月25日(日)に富士スピードウェイで開催された「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」では、事前の予約が必要で有料ではあったものの、マツダ車特別駐車券が用意されました。

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このエリアに駐車できると、メインのイベント会場であるピットビルまで坂道もなく、いちばん遠い場所からでも、子供の足でも3分足らずで移動できます。

大型商業施設よりも良好なアプローチです。近い場所なら30秒で会場にたどりつけてしまうという状況。

通常のレースイベントでは、チーム関係のトレーラーやホスピタリティのテントが並ぶエリアです。もちろんレース好きならばこの駐車スペースに愛車を止めることが、そして参加者の誰もが同じ車種を並べての駐車が可能となったのは、たまらないポイントだったのではないでしょうか。

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もうひとつの特徴が、主なステージ、参加型イベントが建物の中で開催されたこと。

イベント会場はステージを含めてその多くがピットビル内に設営されており、屋根付き。広いサーキットで雨の屋外観戦は濡れるし、駐車場からも遠いと持ち物も多くなり大変ですが、そんな心配もありません。

ゆっくり展示を楽しみ、時にホームストレートを走リ抜けるパレードランのマツダ車や、往年のレーシングマシン、同日開催となった「ロードスター・パーティレースIII」「富士チャンピオンレース」を戦う新型ロードスターや歴代ロードスター、デミオなどの勇姿を眺めるという次第。

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そんなピットビルでのイベントの主な出展内容は、マツダの開発リーダーや経営陣などのトークセッションがメイン。

「This is Mazda Design」と題した展示、「モノづくり展示&体験」では、マツダのエンジニアの部品へのこだわり、「人馬一体講座」による人間中心設計の解説など、たくさんの企画が用意されていました。

さらに、デザインラボでの製作体験や、モノづくり体験、車両整備・ペイント体験、そして同乗走行など、さまざまな体験イベントも用意されていたのも特徴のひとつ。

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2015年に55年におよぶ歴史の幕を閉じたF工場の「工場再現模型展示」は、10万ピースものレゴブロックと80台の工場創業当時のマツダ車の模型によって再現され、子供だけでなく、大人の興味も惹いていたのが印象的でした。

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このほかアフターパーツメーカーの展示も盛んで、オートエクゼ、RE雨宮などをはじめとしたマツダ車専門のメーカーのほか、シートのブリッド、ブレーキのエンドレスなども出展。販売のほかユーザーの相談にのっているシーンなどが見られました。

さらには、タミヤによるRCカーの体験コーナーもあり、子供連れでにぎわっていました。

(文と写真:古川教夫)

まるでグランピングのようなサーキット体験!【Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY】

アウトドア界で流行している「グランピング」のような贅沢な体験。

それをサーキットイベントで満喫できたのが、9月25日(日)に富士スピードウェイでマツダの特別協賛にて開催された「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」といえるでしょう。

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事前にマツダ車特別駐車券を購入すると、ピットまで3分の駐車エリアに駐車が可能。

建物に入れば、雨が降っても濡れないイベントブースに、座席のあるステージでトークショーやコンサートが開催され、デザインや技術を紹介するエリア、子供向けの塗装体験など数多くのコーナーがユーザーを待ち受けます。

フードカーでは有名レストランが食事を用意。さらにコース上を愛車でパレード。

そしてクライマックスには、日本のモータースポーツシーンで至宝ともいえるルマン24時間レース優勝マシン、マツダ787Bの4ローターサウンドを堪能。歴代のレーシングマシンもそれに続きます。

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このイベントの特徴は、何といっても日常、サーキットに足を運ぶことのないユーザーが楽しめるコンテンツを、サーキットというシチュエーションが必要でないものも含めて、惜しみなく展開したことにあるといえるでしょう。

造り手と直接触れ合える体験の場として設定され全国各地で展開されている「Be a driver. Experience」。それらと同様に興味の入り口を広く持たせながら、その実、今回は富士スピ―ドウェイという場を活かし、マツダのヘリテージでもある国内外で活躍したレーシングマシンの勇姿を、サーキット初心者のユーザー達の目と耳に焼きつける。

さらに、パレードラン等でユーザー自身も愛車でサーキットを走り、マツダの走りのDNAをカラダに染み込ませて帰っていってもらう、という作戦があったのではないでしょうか。

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発表された来場者数は6,000人。もちろん参加しているユーザーは老若男女、終始笑顔。スペシャルな体験の数々とともにあった一日。

その成果は、マツダ車への愛を深めたというだけでなく、今まではハードルの高かったサーキットという場所にも親近感を持ち、レーシング・イベントも楽しめてしまったところにあるといえるのではないでしょうか。

(文と写真:古川教夫)

最新ジャガーをドライブできる「THE ART OF PERFORMANCE TOUR」がお台場で開催!

セダンのXEやXF、SUVのF-PACEなど立て続けに新型車を投入しているジャガー。

ワインディングを気持ちよくクリアできるスポーティな走りに加えて、伝統の乗り心地の良さなど、最新のジャガーは従来のブランド像を超えた魅力を商品として具現化している印象を受けます。

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そんなジャガーの最新モデルに「一度乗ってみたい!」という方にとって絶好の機会といえるのが、グローバルで展開されている試乗体験イベント「THE ART OF PERFORMANCE TOUR(ザ・アート・オブ・パフォーマンス・ツアー)」。

日本でも2016月9月21日(水)から23日(金)の間、東京・お台場特設コースにて(東京都江東区青海2丁目1)で初開催されます。

上記の最新モデルに加えて、ピュアスポーツカーのFタイプ、フラッグシップサルーンのXJがすべて揃うイベント。

「THE ART OF PERFORMANCE TOUR」では、自動車業界初となるスマートコーン・システムを活用した試乗プログラム「スマートコーン・チャレンジ」が用意されます。

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スマートコーン・システムは、コース上に置かれたコーンの上部にライトがセットされており、このライトが進行方向を示します。ドライバーはランダムに点灯する2つのコーンの間を車両が通過すると、スピード、走行距離、走行にかかった時間、走行ラインの正確性を計測し、独自のアルゴリズムを使ってドライビング・パフォーマンスを得点化。

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このシステムを活用することで、ドライバーはジャガー車の能力を安全かつスリリングに体験でき、自身のスキルを知ることが可能。さらに、インストラクターが同乗する「公道ドライビング・エクスペリエンス」がセットになっています。

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ジャガーのブランド・アンバサダーを務める錦織 圭選手も最新ジャガーで「スマートコーン・チャレンジ」に日本人として初めて挑戦することになっています。

また、「スマートコーン・チャレンジ」で錦織圭選手の得点を上回った一般参加者の中から抽選で1組2名様に、2017年ウィンブルドン選手権観戦ツアーをプレゼントするキャンペーンも実施されます。

【THE ART OF PERFORMANCE TOUR 開催概要】

開催日時:2016年9月21日(水)、22日(祝・木)、23日(金)

セッション1:10:00〜12:00 (各日共通)
セッション2:13:00〜15:00 (各日共通)
セッション3:15:00〜17:00 (各日共通)

開催場所:臨海副都心J地区(東京都江東区青海2丁目1)

参加方法:特設ウェブサイト内のエントリーフォームに必要事項を記入の上、応募。抽選で200名に「THE ART OF PERFORMANCE TOUR」試乗体験をプレゼント

応募期間:2016年9月19日(祝・月)23:59まで

費用:無料

試乗内容:スマートコーン・チャレンジ、公道ドライビング・エクスペリエンス

(塚田勝弘)

【関連サイト】

THE ART OF PERFORMANCE TOUR
http://www.jaguar.co.jp/campaign/event/theartofperformancetour.html

サーキットで実感。「新型 86」はココまで進化した!

富士スピードウェイで開催されたトヨタ86/BRZの恒例イベント「Fuji 86 Style with BRZ 2016」に合わせて、ショートサーキットでは「走れ、86。特別試乗会」と題した新型86の試乗イベントが開催されました。

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事前に行われた抽選で倍率90倍の難関を突破して選ばれた幸運な86ファンが、午前、午後の部に分かれて新型86によるサーキット走行を体験しました。

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富士スピードウェイが皮切りとなる同試乗会でインストラクターを務めたのは、今年の5月末にTOYOTA GAZOO Racingから「C-HR」を駆ってニュルブルクリンク24H耐久レースに参戦、安定した走りで完走を果たし、クラス3位に入賞した佐藤久実選手。

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さらに、MCを務める自動車ジャーナリストの今井優杏(ゆうき)さんが、関西訛りを交えた軽妙なトークでイベント会場を盛り上げます。

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参加者は事前講習を受けた後、先導車に続いてサーキットを追従走行、周回数を重ねるごとにペースを上げ、最終ラップではかなりの速度でストレートを疾走するなど、大いに新型86によるスポーツ・ドライビングを楽しんでいました。

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お昼頃からは今回の富士を皮切りに、9月にかけて全国6ヵ所のサーキットで開催される試乗会の監修を務める脇阪寿一氏も加わり、佐藤久実選手や若手レーシングドライバーの蒲生尚弥選手、中山雄一選手によるデモレースやトークショーが開催されました。

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トークショーにはトヨタのスポーツ車両統括部長で、トヨタ「86」の開発責任者でもある多田哲哉氏も参加。新型86の開発エピソードが紹介され、参加者は興味津々。

新型86ではエンジンや足廻りに手が入っており、前期型との差を明確に体感できるレベルに仕上がっているようで、実際、デモレースにもそれが表れていました。

具体的には、ボディ剛性を向上、VSC介入のタイミングがより適切化され、トラクションの効きが向上。

加えてファイナルギアレシオの変更(4.1→4.3)に伴い、より加速感が得られるなど、ニュル参戦マシンの制御をほぼそのまま導入したことで、数値上では+7ps/+7Nmの差ではあるものの、前期型に対して明確に進化しているとの評。

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特に、VSCでリヤのスライド量を調整しながらLSDが効いた状態でコーナリングが可能な「トラックモード」は、佐藤久実選手らがニュル参戦時に練り込んだ制御を反映しているそうで、かなり顕著な効果を発揮する模様。

同試乗会は今後も全国各地で開催される予定で、抽選に当選した参加者にとっては楽しみな試乗会になりそうです。

・7月31日 富士スピードウェイ(静岡県)
・8月9日 美浜サーキット(愛知県)
・8月17日 セントラルサーキット(兵庫県)
・8月25日 十勝スピードウェイ ジュニアコース(北海道)
・9月7日 中山サーキット(岡山県)
・9月16日 エビスサーキット 西コース(福島県)

発売当初は40〜50歳代が主だった86のユーザー層は年々下がり、最近では20代から60代まで満遍なく均等に売れるようになっているそうで、全体では約半数となるM/T比率が、20代では70%に達しているとか。

新型86は、同車のファンなら一度試してみる価値があるクルマに仕上がっているようです。

(画像:Avanti Yasunori、GAZOO Racing)

【関連記事】

「Fuji 86Style」に9千人超の86・BRZファンが集結!
http://clicccar.com/2016/08/01/389822/

マイナーチェンジでスバルBRZと統一されたトヨタ86の「あの」部分とは?
http://clicccar.com/2016/07/13/385704/

次期「86/BRZ」も富士重工業とトヨタが共同開発!
http://clicccar.com/2016/05/23/373197/

豪トヨタが開発した「86シューティングブレーク」とは?
http://clicccar.com/2016/05/08/370773/

「86GRMN」は豊田章男社長が主導する「もっといいクルマ」だった
http://clicccar.com/2016/04/30/369670/

トヨタがプリウスを題材に「もっといい珈琲づくり」に挑戦!

トヨタ自動車がブルーボトルコーヒーとのコラボにより、「プリウス」の乗り心地を再現した「プリウス試乗味コーヒー」を発売しました。

新型プリウスの試乗促進を目的にしたキャンペーン「TRY!PRIUS」の一環として企画したもので、8月31日までの期間限定となっています。

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ブルーボトルコーヒーは、2002年に創設され、現在サンフランシスコ、ニューヨーク、ロサンゼルス、東京の4都市圏で 26店舗を展開中。

今回の「プリウス試乗味コーヒー」の開発には、ブルーボトルコーヒーの味を決めている3名のプロフェッショナル、QCマネージャーのケビン・サクストン氏、ロースターの山本健太氏、バリスタ・トレーナーの藤岡響氏が参加。

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3名は実際にプリウスに試乗して、走りや乗り心地をコーヒーの味で再現するという難題にチャレンジ、コロンビア産とエチオピア産の2つの豆を、「ハイブリッド」ブレンド、約1カ月間の試行錯誤を経て、完成させたそうです。

新型プリウスの滑らかな走りや力強い加速感、キャビン内の快適さ、同車のクリーンさなどをインスピレーションに、組み合わせるコーヒー豆の割合や焙煎度合いで表現。

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ブルーボトルコーヒーの拘りは、コーヒー生豆を厳選、焙煎してから48時間以内の豆のみを使用するため、時間内に配送可能な範囲の店舗のみでの限定販売となっており、「清澄白河ロースタリー&カフェ」、「青山カフェ」、「新宿カフェ」の3店舗で7月29日から販売を開始しています。

店舗ではアイスコーヒーのみの販売ですが、数量限定で販売する豆はホットでもアイスでも楽しめるとのこと。

珈琲好きで新型プリウスに興味が有る方は、是非一度「プリウス試乗味コーヒー」を体感されてみてはいかがでしょうか。

Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車、BLUE BOTTLE COFFEE)

トヨタが「もっといいクルマづくり」を目指す若者向けに「職業体験イベント」を開催!

トヨタ自動車が愛知県豊田市の本社で9月22日(木・祝)に開催する小学5年生〜高校3年生までを対象にしたイベント「職業体験プログラム」の参加者を募集しています。

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トヨタ技術会が将来の日本を担う子供達や、若者にクルマづくりの楽しさを体験してもらおうと、毎年行っているイベント。

小学生向けには「トヨタスタッフの仕事を体験してみよう」をテーマに、トヨタ会館のガイド業務や館内ショップでの接客体験を、中学生向けには車両性能評価や生産業務などを体験できるメニューを用意。

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また高校生向けには「エンジニアの仕事を知る・見る・体験できる特別な1日」をテーマに、同社のエンジニアから生の体験談を聞いたり、設計、評価部門、テストコースなどの見学や、仕事体験(燃料電池製作)などのメニューが用意されています。

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高校生の部は募集人数が48名で、申込み多数の場合は抽選となり、当日のスケジュールは昼食や移動時間を含み、9:00〜16:30(受付開始:8:30)となっています。

いずれも参加費は無料で、小学生の参加には保護者の同伴が必要。事前申込み制で、募集締切りは8月22日(月)。

トヨタ技術会が主催するこのイベント、クルマに興味が有る若者達にとって、貴重な体験になりそうです。詳しくは同社のHPを参照下さい。

Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)

【関連リンク】

トヨタ自動車(トヨタ会館)
https://www.toyota.co.jp/jp/about_toyota/facility/toyota_kaikan/index.html

日本初の名車の祭典「オートモビル カウンシル 2016」を8月5日から幕張メッセで開催

日本にもクラシックカーの祭典はいくつかありますが、2016年8月5日(金)から8月7日(日)までの3日間、国内外の自動車メーカー9社とヘリテージカー専売店19社が一堂に会する、初といえる形態のイベントが開催されます。

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日本の自動車マーケットを牽引してきた80台を超える往年の名車を展示、紹介するだけでなく、憧れの名車も含め、書籍やグッズなどの販売もする日本初のヘリテージカー・イベントで「オートモビル カウンシル 2016」と命名されています。

テーマは「クラシック・ミーツ・モダン」。各メーカーは自社のヘリテージカーと最新のモデルを同時に展示し、各々のブランドフィロソフィーを語りかけるとともに、クルマの魅力を多くの人々に訴えていくというもの。

日本メーカーでは、今年で生誕50年を迎える「カローラ」の初代モデルと生誕50年記念限定車、スバル新型インプレッサのプロトタイプと、水平対向エンジンの初期型と最新型、本年春のニューヨーク国際自動車ショーに出品されたスポーツカーなどが国内で初めて一般公開されます。

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輸入車では、これまでウェブ上でしか見ることのできなかった、本年秋に欧州で発売予定の「ABARTH 124 spider」、レーシングテクノロジーを満載した「VOLVO S60 Polestar」、今年、ジュネーブで公開され話題となった最新モデル「McLaren 570 GT」などが日本初公開となります。なお、自動車メーカーの出展車両は下記のとおり。

■トヨタ自動車  展示テーマ:カローラ生誕50年
(1)初代カローラ (2)TE27 (3)カローラGT (4)カローラ生誕50年 記念限定車

■日産自動車  展示テーマ:日産・プリンスとの融合50年
(1)R380‐1(1=ローマ数字表記) (2)プリンス・スカイラインGT S54A-1型 (3)KPGC10(初代GTR) (4)GTR 17MY

■富士重工業  展示テーマ:ボクサーエンジン50周年
(1)SUBARU1000 (2)新型インプレッサ(プロトタイプ 発表発売前の特別展示) (3)EAエンジン(スバル初の水平対向エンジン) (4)FBエンジン(最新の水平対向エンジン) (5)栄(中島飛行機製航空機エンジン)

■本田技研工業  展示テーマ:マイクロスポーツ
(1)S360 (2)S600 (3)S660

■マツダ  展示テーマ:デザインのヘリテージ
(1)R360クーペ (2)ルーチェREクーペ (3)コスモスポーツ(レストアモデル) (4)サバンナGT(輸出名:サバンナRX-3) (5)ユーノスロードスターなど

■FCAジャパン  展示テーマ:アバルト ヘリテージ
(1)ABARTH 124 spider(国内初公開) (2)ABARTH 595 COMPETIZIONE (3)Fiat Abarth 124 Spider Rally (4)Fiat Abarth 595 Berlina

■ボルボ・カー・ジャパン  展示テーマ:ボルボ スポーツ
(1)P1800 (2)850T5-R (3)S60 Polestar(国内初公開) (4)XC90 T6 AWD R-DESIGN

■McLaren AUTOMOTIVE ASIA PTE LTD.
(1)570GT(国内初公開) (2)F1(ロードカー)

■メルセデス・ベンツ日本
(1)190SL(R121) (2)500SL(R129) (3)SL400(R231)

ほかにも、ヘリテージカー専売店では、世界中の人達のあこがれの名車を展示、販売します。

ヘリテージカーに関連する書籍、モデルカーや玩具、アパレル商品の販売はもちろん、ヘリテージカー・ライフをサポートするオーナーズクラブや各地で開催されているイベントなども紹介。

なお、入場料などの詳細は下記のウェブサイトを参照してください。

・公式Webサイト:Automobile Council 2016(オートモビル カウンシル)

・フェイスブック:Automobile Council(Facebook)

(塚田勝弘)

理系女子を志す学生必見!自動車メーカー14社×マイナビが「リケジョ応援イベント」を実施

自動車メーカー14社が所属する”日本自動車工業会”と人材広告企業である”マイナビ”は、職業選択の幅を広めるため、理系女子を応援するイベント“Drive for the future―あなたの想いを走らせる仕事─”をこの夏に行います。

■理系と仕事の繋がりを学べる

今回のイベントでは、自動車業界で働いている女性の話を聞くことができます。参加対象者は、文系と理系の選択前である女子中高生と理系進学を希望している女子高生。

実際に働いている女性技術者の経験談などを聞くことができるので、今後の進路に参考してほしい、というのがイベント開催の目的です。

■大阪と東京の2ヶ所で開催

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・大阪会場
日程:7月16日(土)13時〜17時30分
場所:グランフロント大阪(大阪市北区)
参加費:無料

・東京会場
日程:7月17日(日)13時〜17時
場所:マイナビルーム(東京都千代田区)
参加費:無料

土日に開催されるので、学生にとっても参加しやすい日程となっています。

■気になるイベント内容は?

イベント当日は4つのセッションが展開されます。

オープニングセッションでは業界の基礎知識を紹介。その後のパネルディスカッションでは“女性のキャリア”をテーマに、自動車業界で働いている4人の女性技術者の話を聞くことができます。

レクチャルームでは“私の学生時代と勉強内容”や“学生時代にしておけば良かったこと”といった学生時代の話を始め、“理系で得したBest3”などを聴くことができるそうです。

女性技術者と直接話ができる展示・体験コーナーも用意されています。気になることがあったら気軽に聞くこともでき場で、貴重な交流の機会となっています。

各自動車メーカーの最新技術に触れられる体験コーナーもあり、スズキからはバーグマン200、トヨタからはKIROBO miniなどといった、各メーカー自慢の技術が勢揃い(こちらの体験コーナーは東京会場のみとなります)。

理系の進路を考えている女子中学生や高校生にとって、理系の仕事を知ることができる絶好の機会となります。

特設サイト:【夏休み特別企画】 女子学生×女性技術者 トークイベント Drive for the Future  | MY FUTURE CAMPUS

(鈴木 唯)

新車も旧車もサーキットで快走!家族で楽しめる「走り」のイベント

連休真っ直中の5月5日、茨城県の筑波サーキットで「第30回 コカ・コーラ オールドナウ・カーフェスティバル」が開催されました。

イベントのテーマはズバリ「走り」。最新型車も旧車も、とにかくサーキットを走って楽もうというイベントです。

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コースではスーパーFJやマツダロードスターのワンメイクなど本格的なレースに加え、新旧ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、さらにトヨタ2000GT、コスモスポーツなどの多彩なデモランを実施。

また、自動車雑誌スタッフによる長期テスト車同乗体験やトークショー、読者の愛車によるパレードランも行なわれました。

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今回はイベント30周年特別企画として、初回開催年の1986年に製造されたクルマの展示が目玉。事前の公募で集まった内外の車両はどれも程度良好です。

横浜から来場した遠藤太嘉志さんは、希少な初期型の初代トヨタ・スープラでの出品。

「5MT、DOHCのクーペという条件で購入しました。パーツの欠品は厳しいですが、最新のクルマにはない80年代特有の創意工夫や勢いはまったく飽きることがないですね」

と愛車の魅力を語ってくれました。

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この30年選手達もまたデモランを行い、レースとは違った魅力を放っていました。

きれいに並べたクルマを眺めるイベントも楽しいものですが、サーキット走行という非日常の体験も別の魅力があります。来年のゴールデンウィークは筑波サーキットへ出かけてはいかがでしょう?

(すぎもとたかよし)

【モーターファンフェスタ】サーキットでオートサロン? FSWに2万人超が集結したビッグイベント開催!

まるで東京オートサロンがサーキットにやって来たかのような大掛かりなイベント「モーターファンフェスタ」が静岡県の富士スピードウェイで開催されました。

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主催はニューモデル速報「○○○のすべて」や「REV SPEED」、「GENROQ」などの自動車雑誌でお馴染みの三栄書房。

同社は年内を“モーターファンズイヤー”と銘打ち、創立90周年を迎えたのを機に「モーターファン」誌を復刊、「モーターファンフェスタ」もその一環で開催されたもの。

MotorFan

生憎の小雨模様にも拘わらす、早朝のゲートオープンを待つクルマが数珠繋ぎになり、開場後も来場するクルマでサーキット前の道路が渋滞するほどの盛況ぶりでした。

約30年間に渡り、恒例となっている東京オートサロンなども運営しているだけに、“ビッグイベントはおてのもの”といった感じで、来場者は何と2万人を越えたそうです。

サーキットでタイムアタックバトル!

開場後、イベントのトップを飾ったのは全国有名ショップチューンドカーによるタイムアタックバトル「OPTION FUJI SUPERLAP」。

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日産GT-Rやホンダ NSX、トヨタ86などのチューンドカーがレーシングコースで豪快なエキゾースト・サウンドを放ちながら、タイムアタックバトルを繰り広げました。

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その後、9時から開会式が行われ、今回のイベントでアンバサダーを務めるピストン西沢氏やPR大使の吉田由美さん、塚本奈々美さんがステージに登場。

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ピストン氏が開会式で会場を盛り上げた後、お目当て?の総勢50人にのぼるレースクイーンが登場、会場のボルテージが一気に上がります。

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そしていよいよ今回のイベントの目玉、富士スピードウェイのホームストレート1.5kmに100台以上の名車が並ぶ、史上最大の“グリッドウォーク”が開催されました。

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F1やグループC、ラリーなどのモータースポーツの名車に加え、旧車、チューニングカー、ドレスアップカー、スーパーカー、D1マシンに果てはドラッグマシンまであらゆるカテゴリーのマシンがサーキットのストレートを整然と埋め尽くす光景は圧巻。

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お昼前から濃霧が発生、コースに並んだ車両群の先頭車両が霧中で見えない状態でしたが、来場者がコースインすると、あっと言う間にマシンは人だかりの中へ消えました。

午後からは雨が止んだものの濃霧により、フェラーリF1のデモランやLB-WORKSのパレードランなどが残念ながら中止に。

とは言え、会場内のイベントステージは元気いっぱいです。

LIVEやトークショーも

ニューモデル速報「○○○のすべて」のモデル担当歴で最長記録を誇る吉田由美さんのトークショーへと進み、トヨタ、マツダ、アウディの広報担当者を相手に興味深い話題を引き出します。

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続いてMCを塚本奈々美さんにタッチ、NSXでルマン24時間耐久レースに参戦した高橋国光氏、土屋圭市氏、飯田章氏の3人によるトークショーを開催。

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ステージではLIVEショーも行われ、そのステージ横には当選者にプレゼントされるマツダ「ロードスター」とダイハツ「コペン セロ」の姿が。何と太っ腹!

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会場に設けられたクリッカーブースでは公道を走れる50ccカート「X-Kart」の試乗会が開催されていました。

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そしてフェスタ終盤には来場者が愛車でサーキットを走行するパレードランが行われるなど、朝早くから夕方まで楽しめた「モーターファンフェスタ」でした。

ちなみに「モーターファンズイヤー」自体はまだ今年いっぱい続くので、また何か企画が有るかも。

次回はイベント会場で目を引いたステキなクルマ達について触れてみたいと思います。

Avanti Yasunori

【関連記事】

「モーターファンフェスタ2016」すべての方にありがとう
http://clicccar.com/2016/04/25/368450/

富士スピードウェイ・グランドスタンド裏の注目はオーナーズクラブ・コーナー
http://clicccar.com/2016/04/17/366948/

自転車好き必見!「YOKOHAMA サイクルスタイル×ミニベロフェスタ 2016」5月に開催決定

ここ最近は自転車ブームとなっており、趣味で新しく自転車を始めた人も多いのではないでしょうか?

そんな自転車好きに朗報です。このたび横浜で”YOKOHAMA サイクルスタイル×ミニベロフェスタ 2016″が開催されることになりました。

■”YOKOHAMA サイクルスタイル×ミニベロフェスタ 2016″とは?

“楽しく・オシャレなサイクルシーン”をコンセプトにしており、5月14日と15日の2日間、横浜赤レンガ倉庫にて開催されます。

“サイクルスタイル”ではおしゃれな自転車アイテムとグッズを取り扱う多くの自転車ブランドが出展。サイクルマーケットである”BIKE JAM”では、今ではなかなか手に入りにくい商品などを手に入れることができるチャンスです。

“ミニベロフェスタ”ではタイヤサイズが20インチ以下の様々な小径車が展示され、試乗することもできます。

■5万人以上も来場する人気自転車イベント

昨年開催された際は5万人以上の人が来場されました。

その魅力は子どもから大人まで楽しめるという点。家族で訪れるにもオススメのイベントです。子ども向けの自転車教室開催もあるため、自転車の楽しさをより知れるきっかけにもなります。

■自転車の安全を考える

元々このイベント会場である横浜赤レンガ倉庫は自転車禁止エリアとなっています。このイベントは自転車の正しい乗り方や安全などを呼びかけ、街と自転車が共に快適な生活を送れることを、多くの人に伝えることを目的にしているため、本会場が利用可能となりました。”安心で安全なサイクルライフ”を伝えるイベントでもあります。

(鈴木 唯)

ヤナセにいって「レーシングコルベット」を試乗してきました!【動画】

日本で「アメ車」と言われて真っ先に思いつく可能性が高いのが「シボレー・コルベット」だと思います。

現行のコルベットは、初代から数えて7代目。これまでも数々のモデルを販売し、ル・マンシリーズをはじめとしたモータースポーツでもそのパフォーマンスの高さを全世界に知らしめています。

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そんなアメリカン・スポーツカーを正規輸入販売している「ヤナセ」で、4月から期間限定で「体験できる」という話を聞きました。

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早速、東京都港区芝浦にあるディーラー「キャデラック・シボレー東京」に足を運んでみました!

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お店の前には、2台のC7コルベットZ06が並んでいました。1台はコンバーチブルタイプです。さらに、ショールームに入るとZ06コンバーチブルと立派なドライビングシミュレーターが置かれていました。

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ヤナセでは、この4月からこのコルベットZ06を気軽に体験できるディーラーツアー「シボレー コルベット ドライビングエクスペリエンスツアー」を開始したのです。

そのスタートがこのキャデラック・シボレー東京なのです。

コルベットZ06の凄さの片鱗を体験でき、ショールーム内では緻密にコンピューター上に再現されたレーシングコルベット・C7Rを富士スピードウェイで全開走行できます。

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ドライビングシミュレーターは、ただのシミュレーターではなく、プロドライバーのトレーニング用に開発製作されたスペシャルモデル「TSK Racing Simulator T3R」です。

サーキットで走行する際にマシンにかかる力をこのシミュレーターが再現します。路面の凹凸から4輪全ての荷重移動まで体感できます。今回のツアーには、このシミュレーターを実際にトレーニングとして利用しているプロドライバーが来てくれています。

RES_KOGA(写真は公式サイトより)

今回は、2016年のNASCAR K&N PRO SERIESにシボレーワークスドライバーとして参戦している古賀琢麻選手がサポートしてくれます。

では早速富士スピードウェイを走ってみましょう!まずは古賀選手!

流石はプロドライバーです。思い切りもよく、メリハリのある速いドライビングです。
次に僕がシミュレーターのバケットシートに収まって、いざ挑戦!

ハンドルの修正が多く、踏力が足らなかったりでオーバーランしかけるところがありました。マシンからのフォースフィードバックがステアリングを通じて体に伝わりシミュレーターですが、怖さを感じるほど緊張しました。

この時、古賀選手は1分43秒台でドライビングしていましたが、僕は1分44秒台でした。
やっぱり敵いませんでした(笑)

古賀選手からは、

・ハンドルの操作が急でタイヤを壊してしまう
・コーナー入ってからの修正が多いのでタイムロスと余計なタイヤの負担に繋がる
を主に指摘されました。

「フロントノーズにきちんと荷重を入れ、リアから曲がっていき、方向が決まったらハンドルを戻してアクセルを入れていく」…頭では理解できるのですが、いざ実践しようとするとスピンしてしまいました。

20〜30分ぐらいドライビングさせていただきましたが、背中は汗で湿っていました。

シミュレータ体験の次は、お待ちかねコルベットZ06の実車のテストドライブです。

ヤナセのスタッフから「ATとMT、どちらを試乗しますか?」と訊かれたので、当然MTをお願いしました!それから少しすると、市販車とは思えない猛々しいサウンドでやってきたのは

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一見、ル・マンシリーズに出場しているコルベットC7.R。しかしナンバープレートは付いています。

このクルマの正体は、GM本社から公認された唯一のレーシングコルベットのレプリカなのです。カラーリングと古賀選手が展開しているコルベット専門のパーツブランド「REVORIX」のエアロキット、カーボンリアウイング、超軽量鍛造ホイールで迫力満点です。

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コルベットの大きなドアを開けて、コクピットに収まると、これが意外と使い勝手のいい車内でした。

走行性能を追求したスポーツカーは、車内の操作系もドライバー寄りに配置(オフセット)されているので、カーナビ、エアコンの操作もラクなものです。

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エンジンを掛けると6.2L V8エンジンのサウンドが車内に入ってきます。シフトの下にあるダイヤルで走行モードを切替可能です。

悪天候時の「W」ウェザーモード、市街地は「E」エコモードというコルベットにはあまり似合わないモード、山道などのワインディングの「T」ツアー、高速走行やサーキットの走行会がメインの「S」スポーツモード、そしてサーキット全開走行モード「T」トラックモードが選択できます。

スポーツモードに切り替えるとエンジンサウンドがよりマッシブになります。今回の試乗では、そのサウンドを体感するためスポーツモードでドライブしました。

1速に入れてクラッチを繋げた瞬間、見た目からは想像できない従順さで走り始めました。

最高出力659馬力、最大トルク89.8kgmのモンスターはとっても良い子なものでした。交差点を曲がる際の徐行からでもほんの少しアクセルを入れていけばスムーズに加速します。

ステアリングもハンドル操作の多い市街地でも疲れなさそうな軽快さを感じさせてくれました。運転しながら「普段使いでも十分いけるな」と思ったら、古賀選手が既に日常生活でC7 Z06を愛用をしているそうです。

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今回の「シボレー コルベットドライビングエクスペリエンスツアー」は7月まで、首都圏、中部、関西の各ディーラーで開催予定です。日程は以下の通り

・4月16日(土)・17日(日) キャデラック・シボレー 葛西
・4月23日(土)・24日(日) キャデラック・シボレー 東名横浜
・4月30日(土) 5月1日(日) キャデラック・シボレー 相模原
・5月3日(火・祝)・4日(水・祝)・5日(木・祝) シボレー 日進
・5月7日(土)・8日(日) キャデラック・シボレー 横浜港北
・5月14日(土)・15日(日) キャデラック・シボレー 楠
・5月21日(土)・22日(日) キャデラック・シボレー 高崎
・6月4日(土)・5日(日) キャデラック・シボレー 桜山
・6月11日(土)・12日(日) シボレー 名岐
・6月18日(土)・19日(日) シボレー 袖ヶ浦
・6月25日(土)・26日(日) キャデラック・シボレー 国立
・7月2日(土)・3日(日) キャデラック・シボレー 神戸東
・7月9日(土)・10日(日) キャデラック・シボレー 大阪中央
・7月16日(土)・17日(日)・18日(月・祝) キャデラック・シボレー 北大阪

なかなか試乗するチャンスがないクルマですので、ぜひ足を運んでみてください!

・Webサイト

シボレージャパンツアー案内ページ
シボレージャパン「コルベット Z06」商品ページ
キャデラック・シボレー東京公式サイト

レーシングシミュレーターTSK公式サイト

古賀琢麻選手公式サイト
REVORIX公式サイト

(栗原 淳)

スバルの工場見学ツーアの第2弾では歴史的な”あの”場所も公開!【スバルアクティブライフスクエア】

2016年3月21日に群馬県太田市にある富士重工業 群馬製作所 矢島工場と本工場にて、「スバルスピリットにふれる!工場見学ツアー」の第2弾が開催されました。

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前回の工場見学もクリッカーではツアーに同行し、その充実したツアー内容に驚かされるばかりでした。第2弾となる今回も前回同様の充実した行程となっていました。

特に、あらたに見学コースが追加され、さらなるパワーアップでより魅力的な内容となっていました。

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基本的なコースは前回同様、工場の歴史やスバルの歴史を学ぶプレゼンテーションを実施。わかりやすいスライドとともに解説されます。

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その後は昼食の時間となりますが、前回同様ここでしか買えないアイテムの物販も同時に行なわれました。

今回はスバルオリジナルグッズのほかに、群馬の名産品「やまといも」も販売されました。

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午後はバスに乗り、矢島工場から本工場へ移動。

まずはサプライズプログラム第一弾!衝突試験を見学します。今回は試験車両にフォレスターを使用。すでに発売中のモデルということもあり、今回は助走路や衝突後のフロント部分も見ることができました。

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前回の工場見学ではスポーツカーのBRZが使用されましたが、今回はSUVのフォレスターということもあり、その車重の違い(BRZは車両重量約1200kg、フォレスターは約1500kg)もあり、衝突時の音の大きさがかなり異なりました。

フォレスターはかなり音が大きく、参加者の多くが後ろにのけぞるシーンも見受けられました。試験後には富士重工業 車両研究実験第二部の渡森さんから、衝突時の安全性や参加者からの質問を受け付けるコーナーも設けられました。

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衝突試験を見学した後は、サプライズプログラムの第二弾、戦前からある本工場の建物を外部から見学。

航空機を製造していたという建物は、飛行機を出し入れするための大きなスライド式の開閉扉がいまでも残っており、これをバスの車内から見学。残念ながらいまではこの扉の開閉はできませんが、その名残は外部からわかるようになっています。

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続いては、昭和9年に建造されたという本工場本館を見学。こちらはバスを降り、実際に館内の応接室などを見学しました。

この応接室には昭和天皇もお迎えしたことのある由緒正しい部屋。暖炉部分にあるコンセントは、当時から電気ストーブを使用していた名残りであることが明かされ、当時としては最先端の施設であることを物語っています。

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室内には当時からそのまま使われているというカーテンボックスの装飾やついたて等もそのまま使用されており、歴史を感じる重厚な印象をうけました。

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館内はほかにも歴史を感じることのできる部分が数多くあり、中島飛行機時代から受け継がれる長き歴史を「建造物」といカタチで触れることのできる貴重な場所といえるでしょう。

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建物外部では中島飛行機時代の象徴ともいえる㊥マークの入ったマンホールを見ることもできました。

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本館の見学後は再びバスに乗り、矢島工場へ戻ります。

続いてはトリム工場やプレス工場などを見学。トリム工場の見学にはサンラックと呼ばれる専用車にて移動します。こちらはプラグインステラEVを改造したクルマで、吉永社長も見学に使用したVIP専用車です。

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今回はトリムラインの見学中にも、窓枠の接着剤の解説やパーツが納められる専用ラックの細かい説明などが加えられ、こちらもよりパワーアップした内容となっていました。

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コースの最後は矢島工場の見学施設「スバルビジターセンター」で、締めくくられました。

ビジターセンターでの見学も、記念撮影用の小物などが新たに用意され、スバルの名車たちの前で記念撮影をする参加者が多く見受けられました。

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最後は富士重工のデザイン部 主査の河内 敦さんから、デザインの今後の取り組みが語られたほか、工場についてのQ&Aのコーナーも設けられました。

日頃聞くことのできないエンジニアの貴重なお話や、クルマの製造という部分で、気になったところを直接メーカーの方から聞くことができる貴重な時間でした。

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今回の見学ツアーに参加した安藤貴史さんと吉田友紀子さんにお話を伺いました。

「何といっても衝突試験が一番よかったです。自分の愛車と同じフォレスターが衝突する様子はショッキングでしたが、衝突したらどのようにボディが衝撃を吸収するのか実際に見て学ぶことができました。また、プレゼンテーションでは古くから衝突試験の取り組みを行なっていたのは驚きでした。」見学ツアーのコンテンツについては「個人的にはプログラムが若干詰め込みすぎ感はありましたが、全体的には楽しめました!来てよかったです!」と語り、「エンジニアさんのお話も、デザイナーさんだけでなく、足回りやエンジン関連のエンジニアさんのお話も聞きたかったですね。もし可能であればテストコースの走行なども体験できるようなプログラムもあればよかったです」

と、さらなるパワーアップを望んでいるようでした。

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今回のイベントを企画した富士重工業のネクストストーリー推進室長の小島 敦さんと、同室 主事の平手 宏治さんのおふたりも実際にイベントに同行。直に参加者の生の声やイベントの進行をチェックしていました。今後の工場見学の予定は未定とのことですが、第3回はよりパワーアップした内容に期待が膨らみます。

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富士重工のネクストストーリー推進室が企画している様々な体験型イベントは「スバル アクティブライフスクェア」にて、随時参加者を募集しています。

アウトドアスポーツやモータースポーツ観戦など様々なプログラムを企画しています。こちらも是非チェックしてみてくださいね。

公式サイト:スバル アクティブライフ スクエア オフィシャルWEBサイト

(井元 貴幸)

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大人の社会科見学!スバルの工場見学が激アツだった【スバルアクティブライフスクエア】
http://clicccar.com/2015/10/06/331077/?post_date=20151028113619