Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

サンプル

モトチャンプ

その運転の仕方大丈夫!? もしかしたらクルマの寿命を縮めているかも…。

自動車はどんどんと高性能になってきています。そのため自動車自体の寿命も昔と比べて延びており、故障の頻度も減っているのだとか。

とはいえ、大切な愛車は長く大事に乗りたいですよね。今回は思わずやってしまいがちな、クルマの寿命を縮めてしまう行動を紹介していきます。

■急発進・急ブレーキを頻繁にする

急発進はエンジンや駆動系に、急ブレーキはタイヤとブレーキ自体に大きな負荷をかけることになります。当然それを繰り返していると対象部分の負担が大きくなり、故障の原因になります。緊急時以外は、あまり急発進や急ブレーキをしないような運転を心がけておくといいでしょう。

■エンジンをかけてすぐに普通に運転する

ついやってしまいがちですが、実はこれもクルマの寿命を縮める1つの原因です。すぐに普通に運転してしまうと、エンジンなどがまだ温まっていない状態での運転となります。クルマのパーツは温まった状態でこそ本来の力を発揮するもの。冷えた状態では無理を強いることになるので、寿命を縮めてしまいます。

■クルマに乗らないことが多い

クルマは、エンジンやタイヤなどが動く(運動する)ことで走ります。その運動を滑らかにするためにオイルやグリースがあるのです。クルマに乗らないと回転が起きないため、オイルが部品から落ちたり、グリースが固くなってしまいます。そのような状態になってしまうと始動時に部品に傷がついたり、走行時にうまく回転が起きなくなり、故障の原因にもなるのです。

■停車時にハンドルをきる

停車したままハンドルをきったり、ハンドルをきったままエンジンを止めたり……実はこれらの行動はタイヤやサスペンション、パワーステアリングなどに負担がかかっているのです。最近のクルマは耐久性も優れているため、昔のクルマと違って負荷の量が軽くはなっていると言われていますが、長持ちさせるためには控えておいて損はないですよね。

日頃のちょっとした行動でも積み重なるとクルマへのダメージになります。愛車を長年使うためにも、気をつけたいですね。

(鈴木 唯)

自分の運転が上手と思う人は○割!? 苦手な運転は定番の○○!?

「俺って運転うまいかも!」「運転はちょっと苦手なんだよな…」と、自分の運転技術に対しての意見は人それぞれだと思います。

自分の運転について、ドライバーはどう思っているのでしょうか?今回は運転技術に対するアンケート結果を紹介します。

■自分の運転は上手か下手か?

この回答を見ると約3割の人が自分の運転は上手と回答しています。また、運転頻度別のアンケート結果を見ても、”ほぼ毎日”と”月1回程度”でもあまり差は見られませんでした。それでも半数以上の人が”ふつう”という結果に。

■苦手な運転技術は?

先ほどの”クルマの運転は、ご自身で上手いと思いますか?”に”上手でない”と”あまり上手ではない”に回答した方々に、アンケートしたものです。

男女とも圧倒的なのが”駐車”でした。限られた空間にクルマを入れるというのは、運転が苦手という人にはなかなか難しいものです。ここで気になったのが男女での差。女性のほうが”合流”と”車線変更”を苦手とする割合が多いという結果になりました。

■運転が上手な人は何が違う?

苦手な運転技術で最も多かったのが”駐車”です。では、自分の運転が上手と思っている人と、自分の運転が下手と感じている人では、駐車の際に意識しているもので違いがあるのでしょうか。

それぞれに”駐車場にクルマをとめる際、目印にしているものが何ですか?”とアンケートを取った結果がこちらです。

大きな違いは”車室の線”という点。上手くないという人はバックモニター映像や隣のクルマを参考にしているとのこと。ちなみに、車室とは駐車スペースのことです。駐車場の正確な位置を示してくれるため、バックモニターの映像や隣のクルマと比べても信用度はとても高いものになります。

■苦手を克服し、さらなる安全運転を

駐車は少しコツをつかめば苦手という感覚がなくなる人も多いとか。苦手な運転技術がなくなるだけでも、より安全な運転をすることができます。

出典元:【パーク24】約3割が自身の運転を「上手い」と評価 苦手な運転技術は「駐車」と「バック」

(鈴木 唯)