Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

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モトチャンプ

次期型の有無も気になるトヨタ・アイシスが一部改良

一部報道で「マツダがミニバンから撤退」とあるように、ミニバンで次期型があるかどうか気になるモデルがいくつかあります。

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トヨタ・アイシスも次期型は終了か?と囁かれている1台。

販売好調なミニバンといえば、シエンタのようなコンパクトなタイプか背高系のBOX系で、プレマシーや新しくなったホンダ・ジェイド、トヨタ・ウィッシュなども自販連のランキングをみると苦戦しているようです。

また、大型ミニバンではハイブリッドを追加したオデッセイがまずまず堅調ですが、新車効果頼みという面もありそう。

アイシスは基本5ナンバー系で、背高系と背の低いタイプの中間的なサイズ感。

私事ですが親族が乗っているので、取り回しの良さと短時間なら大人でも3列目に座れるなどの使い勝手の良さは、本当に日本市場向きだと思うのですが……。

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それでも同じくらいの全長、全幅なら背が高い方が広く見えますし、乗降性やアップライトな乗車姿勢、パッケージングの面でも背高系が有利なのは間違いありません。

それでも背高系よりも有利になりそうな燃費などを考えると、トヨタ最新の技術でぜひ次期アイシスを作って欲しいところです(まるで次期型がないようですが、アナウンスされているワケではないのでもちろん分かりません)。

前置きが長くなりましたが、4月6日から発売された一部改良モデルは、シート表皮と意匠の変更(プラタナ、プラタナ V-SELECTION)など内装が中心。

さらに、ノア、ヴォクシー、エスクァイアにも設定されている、シートのメイン材に車内の様々な臭いを短時間で吸収・分解する消臭機能であるセーレンの「イノドールクイック瞬感消臭」が採用されています。

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また、オート格納・リバース連動機能付電動格納式リモコンドアミラー(Gグレード)やIR(赤外線)カット機能付スーパーUVカットガラス(フロントドア)を新設定(プラタナをのぞく)することで快適性や利便性が高められています。

さらに、1.8L車(2WD)の燃費を向上させて、JC08モード燃費を0.2km/Lアップの15.4km/Lとしています。価格帯は1.8Lが199万145円〜257万6291円、2.0Lが239万5637円〜250万9527円です。

(塚田勝弘)

トヨタ、「アイシス」を一部改良し、快適性を向上

トヨタ自動車は、ミニバンの「アイシス」に一部改良を実施し、4月6日(水)から販売すると発表しました。

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今回の改良ではシート表皮とデザインを変更。室内のニオイを短時間で吸収・分解する消臭機能(イノドールクイック瞬感消臭)が採用されています。

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さらに、オート格納・リバース連動機能付き電動格納式リモコンドアミラーとIRカット機能付きスーパーUVカットガラスを設定。より利便性と機能性に磨きが掛けられました。

また、1.8L エンジン搭載の前輪駆動車では燃費を15.4km/Lへ向上させています。

(今 総一郎)

トヨタ・アイシスがマイナーチェンジ。消臭機能付シートを新採用

2004年にデビューした3列シートミニバンの長寿モデル「トヨタ・アイシス」がマイナーチェンジを実施、2016年4月6日より発売開始となりました。

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改良ポイントは、シート地に消臭機能(イノドールクイック瞬感消臭® )を採用したのがトピックス。また、1.8リッター(2WD)車の燃費性能を15.4km/Lに向上させています。

そのほか、オート格納・リバース連動機能付電動格納式リモコンドアミラーをGグレードに、IR(赤外線)カット機能付スーパーUVカットガラス(フロントドア)を新設定するなど、快適性を高めています。

パワートレインは、1.8リッター車に2WDと4WD、2.0リッター車に2WDをラインナップ。メーカー希望小売価格は、1,990,145円〜2,576,291円となっています。

特別仕様車のプラタナ V-SELECTION・NoirとBlancも引き続き設定。こちらのメーカー希望小売価格は2,420,182円〜2,624,400円です。

(山本晋也)