環境対応を考え、今回発表された新技術を盛り込んだ新世代パワートレインの導入は急がれます。2021年までに『Dynamic Force Engine』は9機種17バリエーション、『Direct Shift』は4機種10バリエーション、ハイブリッドシステムは6機種10バリエーションと一気に市場導入することも発表されました。
今回、トヨタから発表された2.5L 直列4気筒の新型直噴エンジンは、エンジンの実力を最大限引き出すために「TNGA」により基本骨格を一から見直したものだそうで、構造と構成を刷新することにより、高い走行性能と環境性能を両立させた「Dynamic Force Engine」と命名。今後もさらに進化させていくとしています。
主に中型車以上、あるいはビッグマイナー/フルモデルチェンジを受けた新モデルに搭載されている「Toyota Safety Sense P」とレクサス版である「Lexus Safety System +」が、国交省と自動車事故対策機構による「2016年度JNCAP 予防安全性能評価」において、最高ランクの「ASV++」を獲得しました。
エクステリア用アイテムとして、ワイド感のあるスタイリングと LED 加飾が印象的な「MODELLISTA エアロキット(LED 付)」をはじめ、スポーツテイストとノーマルからの圧倒的な変化を与える「リヤスポイラー」、立体的な造形でラグジュアリーな雰囲気をもたらす「クールシャインキット」、モデリスタオリジナルの15インチアルミホイール&タイヤセット「SpinAirII」などが用意されています。
英国で最も格式の高いモータースポーツイベントである「Goodwood Festival of Speed 2015」でも驚きをもって迎えられたそうです。同車の航続可能距離は120km(急速充電CHAdeMO対応)、最高出力: 225kW(305ps)、最大トルク: 415Nm。99台限定で価格は800万円(税抜き)となっています。
トヨタは、欧州のトランスミッションおよびエンジン生産拠点であるポーランドのトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ポーランド(Toyota Motor Manufacturing Poland Sp.zo.o:TMMP)で、2018年からハイブリッド用トランスアクスルの生産を開始すると発表しました。
2016年8月30日、トヨタ・プロボックス/サクシードが一部改良を受け、「Toyota Safety Sense C」を標準装備しました。
トヨタによると、2016年8月現在においてコマーシャルバン(4ナンバーを付けた2BOXタイプの商用車。除く軽自動車)として初搭載となる衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームをセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」の組み合わせとなっています。
2015年10月にマイナーチェンジを受けたトヨタ・クラウンは、車車間通信と路車間通信を使った「ITS Connect」を世界で初めて搭載しましたが、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」は装備されていませんでした。
2016年8月29日に受けた一部改良において、ロイヤル、アスリート、マジェスタ各モデルに、待望の「Toyota Safety Sense P」を全車標準装備しました。
「Toyota Safety Sense P」は、ミリ波レーダーと単眼カメラを搭載し、車両に加えて歩行者も検知する「歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ」、「レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)」、「オートマチックハイビーム」、「レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付/全車速追従機能付)」の4つの先進安全機能を組み合わせた安全装備。
なお、最新のヴォクシー/ノアには、プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームをセットにした「Toyota Safety Sense C」を設定しているほか、小さな擦り傷程度なら自己修復可能なクリア塗装の「セルフリストアリングコート」が全ボディカラーに採用されています。
ポルテ特別仕様車「Fa la mode Trois(ア・ラ・モード・トロワ)」は、ファスナー式で簡単に脱着でき、丸洗いが繰り返し可能なウォッシャブルカバーシートを特別装備するほか、室内天井とウォッシャブルカバーシートは、内装色「フロマージュ」に合わせて水玉模様があしらわれた専用デザインになっています。
今回追加する子供モデルは、米国ミシガン州のToyota Technical Center内に設置されている「先進安全技術研究センター」(CSRC : Collaborative Safety Research Center)が、米国のウェインステート大学(Wayne State University)やミシガン大学(University of Michigan)と共同で実施した研究成果(身体形状データ)などを活用して作成されたということです。
さらに、予防安全パッケージの「Toyota Safety Sense C」をはじめ、駐車時などの衝突回避や衝突被害軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー」を標準装備。ほかにもドライブスタートコントロール、緊急ブレーキシグナルを標準化するなど、走行時や駐車時での衝突回避あるいは衝突被害の軽減をサポートするという安全性の強化も朗報。
(出展 TOYOTA )各ランプの機能についてはヘッドランプの車両内側4灯がポジション&ハイビーム、外側4灯がロービーム、バンパーの両サイドに縦長のターンランプ&アクセサリーランプ、その内側にフォグランプを配置。(全てLED)(出展 TOYOTA )ヘッドランプにはハイビーム走行を基本に、先行車や対向車に光が当たる部分だけを自動的に遮光する「AHS」(アダプティブハイビームシステム)を採用しています。
ハイブリッド仕様の価格は「HYBRID」が262万473円、「HYBRID G Package」283万2545円。また、FFのみとなる1.2Lターボは、「120T」、「120T RS Package」ともに259万37円、2WDと4WDを設定する1.5Lガソリン車は178万9855円〜227万9782円。1.8Lガソリン仕様の「RS(6MT)」は246万437円でハイブリッド仕様と同価格。「180S(CVT)」は237万6000円となっています。