Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

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アウディA8次期型、ニュルで雨天ハンドリングテスト!

ニュルブルクリンクで霧雨の中行われた、アウディのフラッグシップサセダン『A8』次期型のハンドリングテストの模様をカメラが捉えました。

Spy-Shots of Cars This image has been optimized for a calibrated screen with a Gamma of 2.2 and a colour temperature of 6500°K

リポートによれば、濡れた路面での高速域やコーナーも安定した走りを見せ、順調な仕上がりのようです。

プラットフォームにはポルシェ次期「パナメーラ」に採用されるスポーティーな「MSB」が期待されており、カモフラージュされたフロントからは、よりワイルドでシャープなフロントマスクの一端が見えます。

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パワートレインには直列4気筒、V型6気筒、V型8気筒、W型12気筒のほか、プラグインハイブリッドもラインナップされる可能性が高く、ハイテク面では先進のインフォテインメントシステム並びに、自動運転技術の搭載他、最新のドライビング・テクノロジーが満載される模様です。

ワールドプレミは2017年前半と見られています。

(APOLLO)

まるでエイプリルフール・ネタ!? ドア6枚、3列シートの超リムジン!アウディA8発表

4月1日は過ぎたのに、アウディが自ら「ユニーク」という(にはかなり個性的な)「Audi A8 L extended」を披露しました。片側にドアが3枚、計6枚ドア、3列シート6人乗りというかなり個性的なモデル。

Audi A8 L extended

3列シートはミニバンの条件といえるものですが、A8はご存じのとおりアウディの最上級サルーン。しかも片側にドアを3枚用意したストレッチ版というのは、かなり個性的です。

Static photo, Colour: moonlight blue metallic

このクルマは、ヨーロッパの顧客のニーズに応じたワンオフモデル。全長は6.36m、ホイールベースは4.22mで、6座席すべてがトップクラスの快適性を備えるそうですが、どんな使い方をするのでしょうか?

2列目と3列目に座ったVIPが4人同時に移動するとか? 6人でキャンプに行くとか? あるいは新郎新婦4人が同時に結婚式場を後にする「ブライダルカー」として使い、空き缶をぶら下げてガラガラと走り去るのでしょうか?

Interior

詳細について、ヨーロッパの顧客からのメッセージはありませんが、アウディからすると簡単にストレッチしたワンオフモデルではないそう。

 Colour: moonlight blue metallic

大型化の課題は、安全性と超大型ボディの剛性だけでなく、シルエット(スタイリング)も懸念材料だったそうで、アウディスペースフレームの設計を活かし、ほぼオールアルミ製の生産モデルのボディを使用。

具体的には、アルミ押し出し材セクションを使い、サイドシルやセンタートンネルを拡張。ダブルリヤバルクヘッドは、キャビンと荷室を分離し、ルーフには追加されたアルミ異形管とクロスブレースを内蔵させることで、「アウディA8 L」並みのねじれや曲げ剛性を確保しているそうです。

ルーフには、2.4mのガラスルーフを用意することで車内の開放感を高めているのも特徴で、ブラインドにより日差しを遮ることもできます。

Audi A8 L extended

6座席あるシートは、ベルベットのベージュで、しなやかな「Valcona(ボルケーノ)」で革張りされています。インパネからサードシートまで連なるセンターコンソール、後席用エンターテイメントディスプレイ、クールボックスなどを用意。

Audi A8 L extendedAudi A8 L extended

搭載されるエンジンは3.0L TFSIで、8速ティプトロニックの組み合わせにより310ps/440 Nmを達成。0-100km/h加速は7.1秒で、最高速は250km/hに達します。

駆動方式はクワトロで、足元には15本スポークデザインの19インチアルミホイールを装備。全長6m超、2418kgという巨体ですが、アウディS8と同じブレーキシステムにより制動力が確保されています。

(塚田勝弘)