1550mmの高さ制限がある立体駐車場に入庫可能なホンダN-ONEの「低全高モデル」に、ホンダ「N360」の50周年を記念した特別仕様車Premium Tourer・LOWDOWN 「SS(Suzuka Special)ネオクラシックレーサーパッケージ」が新たに設定されました。
N-ONEはN360をモチーフに、現在のソリューションを活用した復刻版といえるモデル。
モチーフとなったN360はホンダ初の市販軽乗用車として今から50年前に登場。「Nコロ」の愛称で親しまれ、広い室内空間と愛らしいルックスで支持されたほか、ドレスアップして楽しむ人もいたそうです。
さて、今回発売された「SSネオクラシックレーサーパッケージ」は、11月11日から2017年10月31日までの生産分で受注を終了する期間限定車。
N360をモチーフに開発されたN-ONEの外観デザインを活かし、当時流行したドレスアップをほうふつとさせるボンネットストライプ塗装やチェッカーデカールなどが施されています。
さらに、フロントグリル、アウタードアハンドル、N-ONEエンブレム、アルミホイールなどをブラックに統一することで、精悍で引き締まった印象が魅力。黒によく映えるタンレザーをイメージした専用「タンカラーコンビシート」が目を惹くインテリアは上質感が重視されています。
前後両席のシートヒーターや「あんしんパッケージ」など、人気のオプション装備を標準搭載としながらも、軽自動車の特別仕様車らしく買い得感のある価格設定で、179万8000円(FF/ターボのみ)となっています。
また、N-ONEに用意されている「Modulo X(モデューロ エックス)」も一部改良を受けています。
新色となる「シャイニンググレー・メタリック&レッド」、「ミラノレッド&ホワイト、ブリリアントスポーティブルー・メタリック&ホワイト」をボディカラーに追加し、ラインアップを刷新。また、シート表皮やエアコンアウトレットリングにレッドを採用することで、インテリアをよりスポーティに演出されています。「Modulo X」の価格は189万8000円で、こちらもFF・ターボのみです。
(塚田勝弘)