Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

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モトチャンプ

トランスフォーマー5『Transformers: The Last Knight』のバンブルビーが公開!

2007年に初公開された映画「トランスフォーマー」。

そのシリーズ最新作となる『Transformers: The Last Knight』がアメリカにて2016年6月下旬に公開が予定されています。

シリーズを通して登場するAUTOBOT(オートボット)の1台であり、主役といえる「バンブルビー」。その最新の姿が公開されました。

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シリーズ当初から「シボレー・カマロ」が起用されていましたが、最新バージョンでは2015年にアメリカで発表された新型「カマロ」を採用。

通算で6代目となる「カマロ」は、各部にアルミニウムを用いて約90kgの軽量化と約28%の高剛性化を達成。

搭載するエンジンには、先代から改良を施し性能が向上した3.6L V6、さらには「コルベット」にも積まれる6.2L直噴V8といった従来のアメリカンマッスルカーを髣髴とさせるユニットに加えて、新開発の2.0L直4ターボ(275hp/40.8kgm)を採用する点で話題を呼んでいます。

今回、その姿を現した「バンブルビー・カマロ」は、専用デザインのフロントバンパー、フロントリップスポイラー、サイドスカート、リヤスポイラーなど、GMがカスタマイズを手掛けたとのこと。

(今 総一郎)

シボレー・カマロZ/28次期型、新エンジン搭載モデルがニュルを走る!

シボレー『カマロ』を最大限に速く走るマシンとして誕生した「Z/28」。その次世代モデルがニュルブルクリンクで高速テストを開始しました。

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ニュルに現れたプロトタイプは、新エンジンを搭載していると思われ、ラジエーターグリルが大きく口を開けています。

さらにフロントバンパーには強烈なダウンフォースを生むカナード、空気の流れを分割するフロントエアスプリッターなどを装着するほか、サイドスカート、クワッドエキゾーストパイプなど、現行モデルより非常に攻撃的なエクステリアに仕上げれているようです。

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次期型でのパワーユニットは、現行モデルの7リットルV型8気筒エンジンから、ダウンサイジングされる3.6リットルV型6気筒エンジンが搭載される可能性が高いようです。

大幅なダウンサイジングにンなりますが、最高馬力や最大トルクは現行モデル以上のパフォーマンスが期待されています。

ワールドプレミアは2017年の春頃が有力視されています。

(APOLLO)

10速AT搭載のシボレー・カマロZL1は「走る・曲がる・止まる」で最高レベルを自負する2+2クーペ

シボレー・カマロに、スーパーチャージャーで過給された6.2リッターV8スモールブロックエンジン(最高出力477kW、最大トルク868Nm)を積む新グレード「ZL1」が追加されました。

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シボレー・ブランドを展開するゼネラル・モーターズのバイスプレジデント、マーク・ロイス氏はカマロZL1について、次のようにアピールします。

『2+2クーペとして信じられないほどのパフォーマンスを、走る・曲がる・止まるというすべての面で提供するニューモデル。しかも日常的に乗って楽しむことができる』

そのためにパワートレインはもちろん、シャシーも十分に吟味された内容になっているといいます。

たとえばタイヤは20インチ(前285/35ZR20 後305/30ZR20)のグッドイヤー・イーグルF1を履いていますし、フロントのブレーキはブレンボのモノブロック6ポットキャリパーに390mmの2ピースディスクを組み合わせています。

なにより、注目なのはスーパーチャージャーを組み合わせた6.2リッターV8「LT4」エンジンに、10速ATが組み合わせられていることでしょう。

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燃費重視の多段ATでは変速比幅を10近くまで広げるのがトレンドですが、カマロが搭載する10速ATの変速比幅は7.39とギア数からすると非常にタイトで、かなりクロスしたギアレシオになっているのが特徴。

つまり、シボレーとして初採用となる10速ATは、素早いギアチェンジなど走りのパフォーマンスに貢献するデバイスとして、スポーツカーらしい小気味のいいシフトアップ&ダウンを期待できるというわけです。

北米におけるカマロZL1の発売時期は2016年内。そして、新開発の10速ATは2018年末までにゼネラル・モーターズの8車種に続々と搭載される予定ということです。

(山本晋也)