Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

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モトチャンプ

自動車業界の巨人・ゼネラルモーターズが、自動運転の生産計画を発表!

アメリカでの自動運転に大きな進展がありそうです。

世界的自動車メーカーであり、先行技術の進度でも知られるゼネラルモーターズが、2017年からミシガンの組み立て工場にて、次世代自律走行車の生産を行なうことを発表しました。

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現在はテクニカルセンター内でのテストにとどまっているゼネラルモーターズの自動運転技術ですが、自律走行車に関する法整備を受けて、公道での走行実験を始めるということです。

現在テストされている自律走行車は、電気自動車「Bolt」をベースにしたもので、LIDAR(赤外線センサー)やカメラを備えています。それらのデバイスは信頼性においても量産レベルに達しているもので、より安全な移動に寄与できるということです。

(山本晋也)

ボウタイのついたいすゞエルフ? いえ、シボレーの中型トラックです

ゼネラルモーターズの「シボレー」ブランドから、北米市場向けにミディアム級の商用トラックが登場します。

Chevrolet 3500/ 3500HD/ 4500/ 4500HD/ 4500HDX/ 5500HD /5500 HDXと7つのグレードが用意されるトラックにも、シボレーの象徴といえるボウタイ(蝶ネクタイ)のエンブレムは光り輝いています。

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とはいえ、その姿に見覚えがあるという方も少なくないでしょう。

このシボレーのトラックは、2015年6月に発表されたいすゞとゼネラルモーターズの協業によるもので、いすゞのエルフトラックをシボレーブランド向けに生産しているもの。

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とはいえ、ゼネラルモーターズ製の6.0リッターV8ガソリンエンジンと6速トランスミッションを搭載するなど、エルフにボウタイをつけただけのバッジエンジニアリングではないということです。

そのほか、3.0リッターディーゼルターボ、5.2リッターディーゼルターボのパワートレインを用意するシボレーのトラック。現地では「クルーキャブ」と呼ばれるダブルキャブも用意されています。

(山本晋也)