Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

サンプル

モトチャンプ

マツダが新型CX-5、ロードスターRFのカスタマイズモデルを出展【東京オートサロン2017】

「東京オートサロン2017」のマツダ・ブースでは、2016年12月15日に発表された新型CX-5と、12月22日から発売されるロードスターRFのカスタマイズモデルが主役になりそうです。

mazda_2mazda_3

最近のマツダは、最新の技術を常に市販モデルに投入することで最新モデルを常に販売店に並べるという戦略を採っていて、11月から発売されている最新のデミオ、CX-3をベースとしたカスタマイズモデルも展示。

mazda_4mazda_5

さらに、2017年春から国内で開催する「GLOBAL MX-5 CUP」レース仕様車に加え、初代、2代目「マツダ ロードスター」で人気だったボディカラーの「クラシックレッド」を塗装した4代目「ロードスター」も参考出品されます。

mazda_6mazda_7

また、新型CX-5とロードスターRFの開発スタッフやデザイナーによるトークセッションなどの開催も予定されています。

(塚田勝弘)

オートカラーアウォード2016のグランプリに輝いた、ロードスターRFの「マシーングレープレミアムメタリック」とは?

日本流行色協会(JAFCA)が主催する「オートカラーアウォード2016」において、マツダ・ロードスターRFのボディカラー「マシーングレープレミアムメタリック(以下マシーングレー)」、内装色「オーバーン(赤褐色)」の組み合わせがグランプリを受賞しました。

img_1879

以前にもご紹介したように、マツダの「マシーングレー」は、「ソウルレッドプレミアムメタリック」に続く、「匠塗(TAKUMINURI)」と呼ばれるボディカラー。

「魂動デザイン」というキーワードを掲げ、デザインに力を入れているマツダがとくに注力しているのが、この「匠塗(TAKUMINURI)」で、第1弾となる「ソウルレッドプレミアムメタリック」は、いまやマツダ車で最も売れている外装色になります。

アクセラ、アテンザで採用された第2弾の「マシーングレー」も20%を超え、「ソウルレッドプレミアムメタリック」と並ぶ人気ボディカラーになっているそうです。現在では、アクセラやデミオのほか、新型CX-5にもラインナップされます。

p1j12970s

p1j11919s

漆黒の陰影を見せる「マシーングレー」は、リアルな金属の質感が徹底追求されており、JAFCAではグランプリの理由について、

マツダが行なってきたCMF(カラー、マテリアル、フィニッシュ)でのブランド構築の集大成とも言えるカラーデザイン

CMFと形状が一体となって、非常に調和した美しさを持っている

マシーンの鉄をイメージさせるグレーを、液体を思わせるような金属感により、グラマラスでセクシーなデザインとして作り上げた

と高く評価しています。

今までにありそうでなかった大人っぽいグレーは、単に渋いだけでなく、金属の質感もありありと再現されていて、大いに所有欲を満たしてくれそうです。

(文/塚田勝弘 写真/塚田勝弘、マツダ)