Motor Fan's YEAR 2016

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意外な方法ほど実は効く!? 変わった乗り物酔い対策10選

クルマ移動で困るのが”クルマ酔い”。まったく乗り物酔いをしない人がいる一方で、酔い止め薬などの対策をしないとクルマに乗れない人もいます。

今回はそんなクルマ酔い対策でも、ちょっと変わった酔い止め対策を紹介します。

■クルマの中で歌う

「”酔う”という意識があるから酔ってしまう。だったら他のところに気を持っていけばいい」ということで、クルマの中で歌うという人もいました。確かに気分が紛れそうですよね。

■お腹を空かせすぎず食べ過ぎない

お腹が空いている状態や食べ過ぎた後って気分が悪くなりやすいですよね。食事に気をつけるのも有効な方法です。

■ガムをひたすら噛み続ける

「好きな味のガムを噛みつづけて気分をよくします」という人も。口の中に好きな味があればそれだけで気分も紛れそうですよね。

■「絶対に酔わない!」と言い聞かせる

なんだかすごい方法ですね。意思の強さで酔いを防ぐという変わった対策です。でも「酔ってしまうかも」という考えより、このような考えのほうが酔いにくいそうですよ。

■身体をほぐしてからクルマに乗る

身体が硬い状態だと酔いやすくなるそうです。そのため、乗る前に身体を軽く動かしてから乗るという人もいました。

■辛いものを食べる

辛いものを食べると交感神経が刺激されるそうで、乗り物酔いが治まりやすくなるそうです。辛いものが苦手な人はほどほどに…。

■前方の景色を見続ける

三半規管と視覚から入る情報がズレると酔いやすくなります。横の景色を見ると景色が動いて視覚情報がズレてしまうことがあるため、なるべく正面の景色を見続けるというのもの。

■酔い対策のツボを押す

手首から指3本分の位置に内関(ないかん)と呼ばれるものがあります。これが酔い対策のツボでもあり、酔った後でも効果を発揮するので覚えておいて損はないですよ。

■寝る

ドライバーではない場合、この方法は意外と有効です。視覚からの情報がなくなるため、寝るだけで酔いが治ったなんてことはよくある話。

■氷を食べる

氷に限らず冷たいものは有効です。乗り物酔いは、自律神経のバランスが崩れることで起きるもの。その自律神経を整えるのに、口に冷たいものを含むのは効果的だそうです。

こうしてみるとユニークな乗り物酔い対策が多くありますね。「この方法が効きそう!?」というのがあれば、ぜひ試してみてください。

(鈴木 唯)

運転免許証の番号12桁の意味とは?

教習所に通い仮免許や卒業検定、最後に運転免許センターで学科試験を受け、ようやく手に入れることができる運転免許証。

でも、免許を取得してもまじましと見る機会って意外とないですよね。そんな運転免許証に記載されている12桁の番号の意味って知っていますか?

■最初の2つの数字は免許を取得した”都道府県”

“01”からのスタートではなく”10″からのスタートで、”10″は北海道になります。

ちなみに北海道は面積が広いため、いくつかの番号が存在しています。函館”11″・旭川”12″などとなっています。番号は通し番号ではなく、福島”25″の次は東京”30″です。

地域ごとの番号の振り分けは、北海道10番台・東北20番台・東京都30番台・関東関東甲信越40番台・北陸中部50番台・関西60番台・中国70番台・四国80番台・九州(沖縄含む)90番台となっています。

■3桁目と4桁目

運転免許証を取得した西暦の下2桁になります。1989年の場合は89、2001年の場合は01ということです。

■5桁目〜10桁目

これは都道府県ごとに法則があって付けられるとのこと。その明確な定義は発表されていませんが、各都道府県によって管理されている番号になり、その基準も違います。

また、最初の4桁の数字だけピンク色の理由も発表されていません。実はこの6つの数字は次の11桁目に大きく関係しているのです。

■11桁目

この数字は”チェックデジット”と呼ばれている数字です。1桁目〜10桁目の数字を使った、とある計算方式で決まるとのこと。

つまり、偽造の際に5〜10桁目を適当な数字にしても、その計算式によって11桁目も決まるため、ここの数字を適当な数字をしても偽造だと発覚しやすくなっており、運転免許証の偽造防止にも大きく繋がる数字となっています。

また、11桁目が1〜10桁の数字で決まるということは、免許番号の入力ミス防止にもなります。

■12桁目

運転免許証を盗難や紛失などによって、運転免許証を再発行した数字です。クレジットカードの審査などの際に身分証明として運転免許証を出すこともあると思います。その際チェックされているのはこの12桁目ともいわれています。

こうやって見ると、自分の運転免許証を思わずチェックしてみたくなりますね。

(鈴木 唯)