Motor Fan's YEAR 2016

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ホンダCR-Z次世代型、Type Rの心臓部を移植!?

ホンダの2+2ライトウエイトスポーツ『CR-Z』次世代型に関するリポートを、欧州エージェントからレンダリング・スケッチと共に入手しました。

CRZ

2010年、『CR-X』を彷彿させるパッケージで登場した『CR-Z』。その次期型は、新型シビックからプラットフォームが流用されると噂されていますが、心臓部も最新『Type R』の2リットルVTECターボ、「KC20C」が搭載される可能性があることが分かりました。

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関係者からのリポートによれば、次世代型は現行モデルよりコンパクトサイズで、車高は低く、ヘッドライトはシャープに、そしてアグレッシブなバンパーを持ち、走りを追求したモデルとなるといいます。

パワーユニットに関しては、1.5リットルターボにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルの噂もあり、確定情報入手までもう少し時間がかかりそうですが、ワールドプレミアは2018年夏頃までに実現すると思われます。

(APOLLO)

売れていない? なぜホンダCR-Zは年内で生産を終了するのか?

「2+2」のスポーティハイブリッドであるCR-Z。

1980年代後半から90年代前半にかけて若者の支持を集めたCR-Xと、リヤホイールスカートに代表される、空力を追求したスタイリングが特徴的だった初代インサイトを融合し、現代的解釈で新たに生まれ変わったようなスポーツハイブリッド。

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ハイブリッドでもスポーツモデルですから、初代インサイト同様にMTを設定し、MTでもアイドリングストップを搭載。パワー感はまずまずというレベルでも、走りと環境の両立を高い次元で目指した意欲作です。

2010年2月に販売を開始して以来、累計約4万台を販売してきたそうですが、その間の月販販売台数は平均で520台超といったところでしょうか。

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ハイブリッドと純ガソリン車という違いはありますが、トヨタ86の2015年の月平均は約560台。86はBRZと同じ工場で生産されていますし、CR-Zの月の平均販売台数はここ数年100台未満だったことを考えるとCR-Zの生産終了もやむを得ないのかもしれません。

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さて、6月10日に発売された特別仕様車の「α・Final label(アルファ・ファイナルレーベル)」は、車名どおり「α」がベース。

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特別装備は、「CR-Z Final label」ロゴ刺しゅう入り専用ブラックコンビシート(前席)、プライムスムース・ドアアームレスト(ブラック)、専用マット塗装17インチ軽量アルミホイール、「CR-Z Final label」ロゴ入りアルミ製コンソールプレート、ピアノブラック調ステアリングガーニッシュ、ナビ装着用スペシャルパッケージ、プレミアムペダル、トノカバーが加えられています。

ボディカラーは、モノトーンでは特別色の「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」(モノトーン)のほか、「プレミアムホワイト・パール2」、「スマートブラック」を設定。

2トーンでは、「プレミアムイエロー・パール2×ブラック」、「ブリリアントスポーティブルー・メタリック×ブラック」を用意。価格はCVT、6MTともに280万円となっています。

(塚田勝弘)

カー・オブ・ザ・イヤー受賞車「ホンダ CR-Z」が生産中止を発表!

ホンダのハイブリッド・スポーツクーペ「CR-Z」が2016年内での生産終了を発表しています。

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2010-2011日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたCR-Zは、ハイブリッドテクノロジーと走る楽しさを両立するというコンセプトを持つホンダの伝統を感じさせるスポーティクーペ。

前回のマイナーチェンジではトレッド幅を広げてシャシー性能アップを果たすなど、最後まで走りを磨き続けてきました。

その生産終了に伴い設定されたのが、特別仕様車「α・Final label(アルファ・ファイナルレーベル)」です。ベースグレードに対して「CR-Z Final label」のロゴ入りアルミコンソールプレートをはじめ、以下の特別装備が与えられています。

・「CR-Z Final label」ロゴ刺しゅう入り・専用ブラックコンビシート(前席)
・プライムスムース・ドアアームレスト(ブラック)
・専用マット塗装17インチ軽量アルミホイール
・「CR-Z Final label」ロゴ入りアルミ製コンソールプレート
・ピアノブラック調ステアリングガーニッシュ
・ナビ装着用スペシャルパッケージ
・プレミアムペダル
・トノカバー

ボディカラーに特別色の「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」ほか5パターンを設定した特別仕様車「α・Final label」。トランスミッションは6速MTとCVTを用意、メーカー希望小売価格は280万円となっています。

(山本晋也)