Motor Fan's YEAR 2016

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限定5台の特別仕様車。キャデラックCTSセダン「ホワイトエディション」

キャデラックのミドル級サルーン「CTS」に、クリスタルホワイトトゥリコートのボディカラーとコナブラウン&ジェットブラックアクセントの内装色を組み合わせた特別仕様車「ホワイトエディション」の誕生です。

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ベースとなっているのは、キャデラックCTSセダン プレミアム。インテリアパネルにはエルムナチュラルウッドトリムを採用、ETC 2.0車載器も特別装備しています。

メーカー希望小売価格は800万円(消費税込)、全国限定5台の特別なモデルとなっています。

●キャデラックCTSセダン プレミアム主要スペック
車両型式:ABA-A1LL
全長:4970mm
全幅:1840mm
全高:1465mm
ホイールベース:2910mm
ハンドル位置:左
乗車定員:5名
エンジン形式:直列4気筒DOHCターボ
総排気量:1998cc
最高出力:203kW(276PS)/5500rpm
最大トルク:400Nm(40.8kg-m)/3000-4500rpm
変速装置:8速AT
駆動方式:全輪駆動
タイヤサイズ:245/40R18

キャデラック、ATSクーペ・CTSセダンに特別カラーの限定車を各5台設定

Dセグメントに分類されるキャデラックATS、その上のEセグメントになるキャデラックCTSセダンに「ダーク アドリアティック ブルー メタリック」のボディカラーに加えて、新たなアイテムを組み合わせた「Blue Edition」が設定されました。

発売日は6月4日からで、各5台限定10台です。

CTS_Blue Edition

「ダーク アドリアティック ブルー メタリック」はカタログモデルでは有償ペイントの人気色。

ATSクーペ「Blue Edition」のインテリアカラーは「ライトプラチナム&ジェットブラックアクセント」と「ハイグロスサペリウッドトリム」の組み合わせになっています。さらに、特別装備として電動サンルーフ、ETC2.0 車載器も用意。

ATS_Blue_Edition

CTSセダン「Blue Edition」は、「ライト カシミア/ミディアム」、「カシミア アクセント」、「ブラックオリーブアッシュウッドトリム」という組み合わせで、ETC2.0車載器(電動サンルーフはCTSセダンに標準)が特別装備されています。

価格はATSクーペ「Blue Edition」が595万円、CTSセダン「Blue Edition」が800万円となっています。

(塚田勝弘)

V8スーパーチャージャー搭載、キャデラックCTS-Vの洗練されたパフォーマンスに惚れ惚れ

日本では2016年1月に発表されたキャデラックCTS-V。

6.2リッターV8スーパーチャージャーエンジンの最高出力は477kW(649PS)で、8速ATを介して後輪を駆動するスーパースポーツ系サルーンです。

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そのキャデラックCTS-Vがアメリカの地を駆け抜ける画像が届きました。

日本での価格はスタンダードモデルといえるスペックAが1330万円、カーボン製エアロパーツやレカロシートを備えたスペックBが1470万円。

同クラスのジャーマン系V8ハイパフォーマンスセダンと比べ、パワーでもコストパフォーマンスでも優位に立つアメリカンスポーツサルーンの走りは果たして写真にも映し出されているのでしょうか?

キャデラック「Vシリーズ」は、同ブランドのラグジュアリー性にレーシング譲りのパフォーマンスをプラスしたスーパースポーツセダンを目指したもので、外観はベースモデル同様ですが、中身は別物というスペシャルモデルです。

そして、最新のCTS-Vでは外観もかなり異なっています。

ハイパワーエンジンをしっかりクーリングするために開口部を広げたフロント周りはもちろん、ワイドタイヤを収めるフェンダーや空力性能を高めるリアスポイラーなど、その違いは全身に及んでいます。

エンジンルームの熱気を放出するエアベントを備えたボンネットはカーボンファイバー製。スペックBでは、フードベントやフロントスプリッター、リアスポイラーにディフューザーがカーボンファイバー製となっています。

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中身も別物です。ストラットタワー周辺にはじまり各部にブレース類を追加することで標準モデルとなるCTSに対して20%もの剛性アップを果たしているといいます。

シャシーではキャデラックの特徴といえる磁性流体を使った可変減衰力ダンパー『マグネティックライドコントロール』の制御はもちろん、サスペンション剛性を全面的に向上させ、サーキット走行にも対応したパフォーマンスが与えられているというのもセールスポイント。ブレーキはブレンボ製キャリパーを採用、フロント6ポット、リア4ポットとなっています。

低重心にも寄与する伝統的なV8・OHVエンジンですが、直噴化や気筒休止システムなど最新テクノロジーによるユニットとなっているのも特徴のひとつ。

トランスミッションは各ギアのステップ比を小さくとった8速AT『8L90』型となり、パドルシフトの操作による素早いギアチェンジが可能となっているのも技術的なアピールポイントとなっています。

たとえば、0-60mph(約96km/h)加速が3.7秒というミドルサイズの4ドアサルーンとは思えないほどの俊足ぶりを発揮するのです。

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●キャデラックCTS-V 主要スペック(日本仕様)
全長:5040mm
全幅:1870mm
全高:1465mm
ホイールベース:2910mm
車両重量:1910kg
乗車定員:5名
エンジン形式:V型8気筒OHVスーパーチャージド
総排気量:6156cc
最高出力477kW(649PS)/6400rpm
最大トルク:850Nm(87.2kg-m)/3600rpm
変速装置:8速AT
駆動方式:FR
タイヤサイズ:F 265/35ZR19 R 295/30ZR19
ハンドル位置:左

(山本晋也)