Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

サンプル

モトチャンプ

アウディQ3次期型、クーペ風ルーフ&大型化で 2017年9月デビュー?

アウディは、2016年9月にコンパクトSUV「Q3」のフェイスリフトモデルを発表したばかりですが、早くも次期型に関しての予想CG、及び最新レポートを入手しました。

Spy-Shots of Cars This image has been optimized for a calibrated screen with a Gamma of 2.2 and a colour temperature of 6500°K

届いたCGは、存在感のあるワイドな八角グリルに、鋭角に縁取られたヘッドライトが見て取れるほか、ルーフエンドがクーペ風に処理されているのが特徴です。

audi-q3-2017-1280-01

そしてもう1つの大きな進化となるのが、そのボディサイズ。アウディは「Q3」の下に、さらにコンパクトな「Q2」を発売したため、「Q3」を大型化し差別化を図る可能性が高く、プラットフォームにはフォルクスワーゲンの「MQB」が採用され軽量化されます。

パワートレインは1.4リットルTDIエンジン、2リットルTFSIエンジン、2.5リットルTFSIエンジン、プラグインハイブリッドのほか、新たに1リットル直列3気筒ターボエンジンの搭載が噂されています。

ワールドプレミアは2017年9月のフランクフルトモーターショーが有力です。

(APOLLO)

818万円のアウディ RS Q3 performanceは、RS Q3から27ps向上の367psを達成!

ドイツプレミアム御三家と呼ばれるメルセデス・ベンツ、BMW、そしてアウディには、それぞれハイパフォーマンスモデルが存在します。

以前からレース活動だけでなく市販仕様にも力点が置かれてきましたが、最近はとくに市販モデルへの注力ぶりが際立っているように思えます。

Audi RS Q3 performance

ほかにもボルボのポールスターなどもそうで、レース活動と市販部門を分けて、後者をメーカーに組み込むことで魅力的なモデルの開発に専念するという流れは、日本の自動車メーカーも含めてさらに加速していきそう。

7月5日、アウディから3車種(Audi RS 7 Sportback、Audi RS 6 Avant、Audi RS Q3)の「RS performance」モデルが同時発表されました。

アウディのモータースポーツ活動をサポートするAUDI AG傘下のquattro GmbHが開発に参加している「RS performance」モデルは、RSモデルをベースに性能をさらに磨き上げたアウディ究極のハイパフォーマンスカーを謳っています。

いずれのRSモデルでも動力性能や見た目のスポーティ度合いは、ノーマル仕様よりも上回っていますが、「RS performance」はRS仕様でもモノ足らないという層にアピールする超アグレッシブな仕様。

Static photo, Colour: Ascari blue metallic

今回紹介する「Audi RS Q3 performance」には、7年連続で2.0〜2.5Lカテゴリーにおいて、「インターナショナルエンジンオブザイヤー」を受賞した直列5 気筒2.5 TFSIエンジンが搭載されています。

従来の「Audi RS Q3」と比べると27ps/15Nm向上し、367ps/465Nmを発揮。7速SトロニックとAWDのquattro(クワトロ) の組み合わせにより、圧倒的なパフォーマンスを実現。

0-100km/h 加速は4.8 秒から4.4 秒へと短縮。最高速は250km/h から270km/h (スピードリミッター作動)にまで高められています。

さらに可変ダンパーが選択可能になったほか、エクステリアは専用デザインのエアロパーツに加えて、「マットチタンルックパーツ」やハニカムメッシュグリル、8.5J×20インチの「マットチタンルックホイール」、レッドブレーキキャリパーなどにより、さらなるスポーツ性を追求。

Cockpit

インテリアもスポーティムード満点で、「カーボンデコラティブパネル」、コントラストステッチングの「ファインナッパレザーシート」、フラットボトムデザインのステアリングホイールなどを標準装備。

さらに、「ブルーカーボンデコラティブパネル」と「バルコナレザー&パーフォレイテッドアルカンターラシート」、「ダイヤモンドステッチング」の「ファインナッパレザーシート」なども選択可能とすることで、個性的なキャビンに仕立てられています。

アウディRS Q3 パフォーマンスの価格は818万円で、発売は8月下旬からとなっています。

(塚田勝弘)