Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

サンプル

モトチャンプ

BMW 6シリーズ グラン クーペに「ブラック・サファイア」をまとった33台限定車が登場

BMWのラグジュアリークーペである6シリーズ グラン クーペに、わずか33台の限定車が設定されました。「Celebration Edition Exclusive Sport」という長い車名だけでも豪華でスポーティな仕様なのがうかがえます。

family_raum_ 023

ベースは精悍なデザインが魅力の「M Sport」で、「ブラック・サファイア」のボディカラーを採用しているのをはじめ、存在感のある「20インチMライト・アロイ・ホイール」、サイドウインドウ・モールディングにアルミ仕上げが施された専用の「BMW Individualアルミニウム・ライン」を特別装備。

特別感のあるインテリアも見どころです。コニャックとブラックのカラーコーディネイトが気品ある高級感を演出する「エクスクルーシブ・ナッパ・レザー・インテリア」に、贅沢な雰囲気をさらに強調する「アルカンタラ・アンソラジット・ルーフ・ライニング」や、ピアノの製作工程と同様のピアノ・ラッカー技術を利用し、製造される高品質な「BMW Individualピアノ・フィニッシュ・ブラック・インテリア・トリム」といった特別装備を組み合わせるとともに、フロントベンチレーションシートなどが用意される豪華仕様になっています。

family_raum_ 023

ほかにも、サスペンションのダンピング特性を自動的に制御し、良好な乗り心地を実現する「ダイナミック・ダンピング・コントロール」、16個のスピーカーからなる高音質の「harman / kardonサラウンド・サウンド・システム」、車両周辺の状況をコントロールディスプレイで確認することができる「トップ・ビュー+サイド・ビュー・カメラ」なども装備されています。

BMW 6シリーズ グラン クーペ「Celebration Edition Exclusive Sport」の価格は1340万円です。

(塚田勝弘)

BMW 4シリーズ グラン クーペにスタイリッシュな「Celebration Edition IN STYLE」を設定

2ドアクーペ、カブリオレ、4ドアクーペのバリエーションを有するBMW4シリーズ。

4ドアクーペは「グラン クーペ」を名乗っており、4ドアモデルでありながらクーペならではの流麗なスタイリング、そして後席への乗降性はもちろんのこと、頭上空間などの居住性が重視されたモデル。

P90240374_highRes_4-series-gran-coupe-

その4シリーズ グラン クーペに、200台限定の「Celebration Edition IN STYLE」が設定されました。ダイナミックな外観と走りが特徴の「M Sport」モデルがベースになっています。

P90240372_highRes_4-series-gran-coupe-迫力あるスタイリングが特徴で、存在感溢れるバイカラーの19インチアルミホイールを特別装備するとともに、ウインドウモールディングとフロントフェンダーのエアブリーザーに、サイドビューを際立たせる専用サテンアルミ仕上げが施されています。

P90240370_highRes_4-series-gran-coupe-

内装も魅力です。専用ブルーステッチ付きのブラックの「ダコタ・レザーシート」に、「アッシュ・グレイン・インテリア・トリム」と「BMW M Performanceステンレス・スチール・ペダル・セット&フットレスト」が組み合わされています。

P90240371_highRes_4-series-gran-coupe-P90240375_highRes_4-series-gran-coupe-

BMW 4シリーズ グラン クーペには、歩行者検知機能付き「衝突回避・被害軽減ブレーキ」や、車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行うことが可能な「アクティブ・クルーズ・コントロール」、ドライバーから死角になる自車の左右後方を走行する車両や、追い越し車線を急接近してくる車両をドライバーに警告する「レーン・チェンジ・ウォーニング」、万が一の事故発生時に車両の通信機能を介して自動的にSOSコールセンターに接続する「BMW SOSコール」などの安全装備が標準装備されています。

さらに今回の限定車には、車速やルート案内など様々な情報をフロントウインドウスクリーンに直接表示する「BMWヘッドアップ・ディスプレイ」が用意されています。

P90240373_highRes_4-series-gran-coupe-

ほかにも、ダイナミックで精悍なフロントマスクを印象づけるとともに、夜間や日中の悪天候の中でも優れた視認性を提供する「アダプティブLEDヘッドライト」を標準車から追加装備。

「420i Gran Coupe Celebration Edition IN STYLE」の価格は642万円。発売は2016年11月5日からとなっています。

(塚田勝弘)

BMW4シリーズグランクーペに改良新型、LEDヘッドライトが新しい!

BMW『4シリーズグランクーペ』の初のLCIモデルの姿をキャッチしました。

ちなみに、LCIとはLife Cycle Impulseの略で、BMWではフェイスリフトをこう呼びます。

BMW 4er GranCoupe Facelift (1)

捕捉したプロトタイプを見ると、ヘッドライトに現行モデルとは異なる、新LEDデザインが採用されているのがわかります。また、フロント&リアバンパーをリフレッシュし、リアコンビランプもLED化されると思われます。

BMW 4er GranCoupe Facelift (9)

ヘッドライトは中のLEDだけでなく、アウトトラインも変更されているようで、キドニーグリルと一体感を出したデザインになりそうです。

パワートレインは現行モデルからキャリーオーバーされる見込みで、新世代直列6気筒ガソリンエンジンなどがラインナップされるようです。

ワールドプレミアは2017年前半の可能性が高いと思われます。

(APOLLO)

BMW・4シリーズファミリーに新世代エンジンを搭載。燃費と動力性能を向上

BMW4シリーズは、3シリーズ派生のクーペ、カブリオレを設定するほか、4ドアのグラン クーペまで用意するという、ニッチといわれそうな隙間を埋めるようにモデルラインナップが構築されています。

new-bmw-4-series_02

2013年9月に投入されたクーペには、2.0L直列4気筒DOHCターボ(245ps/350Nm)、直列6気筒DOHCターボ(306ps/400Nm)が用意されていました。

2016年4月22日から発売された新エンジン搭載車は、BMW 420i、430i、440iの全モデルとなっていて、いずれにも新世代モジュラーエンジンを採用。

new-bmw-4-series_01

「BMW Efficient Dynamics」を謳う、BMWグループの新しいエンジンファミリーに属する新世代モジュラーエンジンは、その名の通りモジュール構造が採用され、気筒あたりの排気量を理想的とする500ccとしてシリンダーを直列に配置し、総排気量に応じて幅広い出力範囲を実現しているのが特徴です。

さらに、ツインスクロールターボ、ダイレクトインジェクションシステム、無段階可変バルブコントロールシステムのバルブトロニック、バリアブルカムシャフトコントロールシステムの「ダブルVANOS」を組み合わせたBMW自慢の「ツインパワーターボ」技術が採用されています。

中でも注目は、BMW 440iに搭載される新世代の3.0L直列6気筒BMWツインパワーターボ。

従来モデルのBMW 435iから最高出力を20ps、最大トルクを50Nm向上させ、326ps/450Nmという高出力化が図られています。

もちろんパワーアップだけでなく、JC08モード燃費も最大で約10%向上。

なお、420iに搭載される2.0Lの直列4気筒DOHCツインパワーターボは184ps/270Nm、430iの2.0Lの直列4気筒DOHCツインパワーターボは252ps/350Nmと、登場時の2.0Lターボよりも7ps向上(最大トルクは同値)。

new-bmw-4-series_04

安全装備では、すでに標準装備されている歩行者検知機能付き「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、「レーンディパーチャーウォーニング」、ACCの「アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)」などに加えて、今回さらに全車に「レーンチェンジウォーニング」が追加されています。

この「レーンチェンジウォーニング」は、ドライバーから死角になる自車の左右後方を走行する車両や、追い越し車線から急接近してくる車両をドライバーに警告することで、安全な車線変更をサポートする機能になっています。

価格帯は、BMW 4シリーズ クーペが523万〜809万円。420iクーペ/430iクーペが右ハンドル仕様、440iクーペには右/左ハンドルともに用意されています。

4シリーズ カブリオレは、440iカブリオレLuxuryが883万円、440iカブリオレM Sportが901万円で左/右ハンドルを設定

new-bmw-4-series_03

4シリーズ グラン クーペの価格帯は528万〜815万円。420iグラン クーペ/420i xDriveグラン クーペ/430iグラン クーペは右ハンドル仕様、440iグラン クーペは右/左ハンドル仕様ともに用意されています。

(塚田勝弘)