Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

サンプル

モトチャンプ

シボレー・コルベット・グランスポーツに3色15台限定車が登場!! 購入予約は11月22日まで

5年ぶりの復活となったシボレー・コルベット・グランスポーツに、3色15台のみの限定車「シボレー・コルベット・グランスポーツ ヘリテージ」が設定され、11月22日までの期間限定で購入予約受付が行なわれています。

17CHCR35020_V1.tif

エンジンは6.2LのV型8気筒OHVで、466ps/630Nmという圧倒的なアウトプットを誇ります。

台数限定車であり期間限定車でもある「シボレー・コルベット・グランスポーツ・ヘリテージ」は、グランスポーツの象徴であるトーチレッドフェンダーハッシュマークが施され、存在感を増しています。

レッドストライプ付のサテンブラックホイールとレッドのキャリパーを装着(ボディカラーがイエローの場合はイエローキャリパー)することで足元もよりスポーティに変身。

17CHCR35020_V1.tif

レッドもしくはグレーインテリアも特別なモデルにふさわしい仕上がりで、ラッシュドアルミハッシュマーク、ツートンスウェーデッドマイクロファイバーインサート付GTシート、スウェーデッドマイクロファイバーラップド3スポークフラットボトムステアリング、レッドカラーシートベルト(ボディカラーがコルベットレーシング イエローの場合はブラック)などにより、華やかなムードが漂います。

17CHCR35020_V1.tif

限定車「シボレー・コルベット・グランスポーツ ヘリテージ」のトランスミッションは8ATのみで、価格は「ブラック」、「アークティックホワイト」が1243万円。「コルベットレーシング イエロー」が1255万9000円。購入希望者多数の場合は抽選になります。

(塚田勝弘)

【関連リンク】

特別限定モデル「シボレー コルベット グランスポーツ ヘリテージ」特設ページ
http://www.chevroletjapan.com/cars/corvette-grand-sport/corvette-grand-sport-heritage.html

※WEB先行受付期間:2016年11月22日(火)20:00まで

シボレー・コルベット・グランスポーツが5年ぶりに復活

2016年11月10日に発表、発売となったシボレー・コルベット・グランスポーツは、先代が2012年に日本導入されて以来5年ぶりの復活した限定モデルです。

17CHCR35016_V4.tif

「シボレー コルベット グランスポーツ」は、1960年代にサーキットで活躍した伝説のモデル名。コルベットレーシングに多大な影響を与えただけでなく、コルベットの歴史に欠かせない存在です。

レース参戦を目指し、1963年にわずか5台のみ製造された特別なコルベット・プロトタイプに与えられた名称で、第4世代(1996年)と第6世代(日本では2012年導入)のみに存在していました。

今回、伝説のモデル「シボレー コルベット グランスポーツ」がさらなる進化を遂げ、再登場しただけに期待が高まります。

同モデルは、コルベット史上で最も純粋なスポーツモデルで、自然吸気でありながらパワフルな6.2L V8の「LT1」エンジンに、究極の軽量エアロダイナミクスボディ、レース技術を最大限に活用したシャシーシステムを組み合わせ、速さはもちろん、操る楽しさを追求したハンドリングマシンとなっています。

17CHCR35018_V5.tif

外観は、グランスポーツ専用のワイドボディをはじめ、カーボンフラッシュペインテッドグラウンドエフェクトパッケージ、ボディカラードカーボン製ルーフパネルなどによりスポーティで精悍な印象。

17CHCR35001_v8.tif

足まわりも強化されています。グランスポーツ専用のサテンブラックアルミホイール(レッドストライプ付)、フロント19インチ、リヤ20インチのミシュラン「パイロットスーパースポーツランフラットタイヤ(フロント:P285/30ZR19、リヤ:P335/25ZR20)」を装着。

In addition to the track-focused chassis and suspension components, the Grand Sport coupe and convertible feature unique exterior elements, including specific front fender inserts and Z06-style grille, as well as wider fenders and rear quarter panels to accommodate a wider track.

ブレンボ製ブレーキシステムは、フロントが6ピストン式キャリパー(370mmディスク)、リヤが4ピストン式キャリパー(365mmディスク)で強化されています。

ほかにも多くの専用装備が用意されているシボレー・コルベット・グランスポーツ。価格はクーペの7MTが1210万円、クーペの8ATが1227万円、コンバーチブルの8ATが1287万円となっています。

(塚田勝弘)

ピンクのボディカラーを初めてまとったザ・ビートルの300台限定車「#Pink Beetle」

最近では、ピンクのボディカラーといえばクラウンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? ほかにもヴィッツや軽自動車などに設定されていますが、カラーを含むデザインで選ばれることが多いザ・ビートルには、今までピンクのボディカラーが設定されていませんでした。

vw_the_beetle_08

11月9日、300台限定で発売された特別限定車の「#Pink Beetle(ハッシュタグピンクビートル)」は、フォルクスワーゲンやビートルのファンの声によってネーミングされた、ピンクのボディカラーをもつモデル。

目を惹くのはボディカラーだけでなく、VWのモデルラインアップの中で初めてモデル名に「#=ハッシュタグ」が付くモデルだそうですが、車名に#(ハッシュタグ)が付くというのはほかにもほとんど見かけたことがありません。

vw_the_beetle_09

同モデルは、2015年のニューヨークオートショーでコンセプトカーとしてデビューして以降、ソーシャルメディアを中心に世界中で話題を集め、限定車として日本に導入されました。

正式には「フレッシュフクシアメタリック」というボディカラーで、鮮やかな発色がとても印象的なフクシアの花(日本ではホクシャとも呼ばれるそう)をイメージ。

ベース車は「The Beetle Design」で、ブラック塗装されたドアミラー、サイドモールディングがアクセントになっているほか、リヤスポイラーと専用の17インチアルミホイールを装備することでキュートなだけでなくスポーティなイメージも付与されています。

vw_the_beetle_01

vw_the_beetle_02

一方の内装は、ゴルフ、ポロでお馴染みのスポーティグレード「GTI」専用のタータンチェックをピンク色にアレンジしたファブリックシートを採用するなど、ピンクを差し色としたコーディネイトになっています。

また、ベース車ではオプションになる「ブラインドスポットディテクション(後方の死角を検知してドライバーに警告を発する機能)」や「リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)」を標準化するなど安全面も強化されています。

vw_the_beetle_00

ほかにも、人気オプションの「バイキセノンヘッドライト(ハイトコントロール機能付)」や純正ナビゲーションシステム「716SDCW」を標準とするなど、装備も充実。「#Pink Beetle(ハッシュタグピンクビートル)」の価格は307万円で、300台限定となっています。

(塚田勝弘)

5000万円超で1台限定!! ファイナルファンタジーXVとコラボした「The Audi R8 Star of Lucis」

とんでもない限定車がバーチャルではなく現実世界に登場します。

http___audi-press-jp_press-releases_2016_11_bg_performance_02

「The Audi R8 Star of Lucis」は、アウディとスクウェア・エニックスのコラボにより誕生した限定車。

11月29日に全世界同時発売が予定されているゲームソフト「ファイナルファンタジーXV(以下、FFXV)」と連動したフルCG長編映像作品である「KINGS GLAIVE FINAL FANTASY XV」に登場するという王国の公用車という設定です。

バーチャル世界と現実世界が融合する形で誕生したクルマというのが最大の特徴で、今年7月に発売された新型アウディR8がベース。

http___audi-press-jp_press-releases_2016_11_bg_performance_01

目を惹くのがゲームの舞台となる「ルシス王国」で最も高貴な色とされる黒色を基調としたボディで、随所に王家の祈りの装飾模様とされる唐草模様のレリーフがあしらわれています。

http___audi-press-jp_press-releases_2016_11_r8_finalfantasy_small_004

http___audi-press-jp_press-releases_2016_11_r8_finalfantasy_small_003

掃除するのが大変そう!? なアルミホイールは、「ルシス国章」と王家に伝わる能力の象徴としての剣をモチーフにデザインするなど、ルシス王国を象徴する「完璧な美」を追求したとのこと。このホイールだけでおいくらなのでしょうか。

http___audi-press-jp_press-releases_2016_11_bg_performance_03

なお、2016年3月31日に米国ロサンゼルスで開催されたイベント「UNCOVERD FINAL FANTASY XV」で一台だけの限定生産が発表されて話題となりましたが、「The Audi R8 Star of Lucis」として本当に販売されることになったわけです。

気になる価格は5015万円(税抜)で限定わずか1台の抽選販売。11月21日の申込受付開始に先駆けて、11月11日からFFXV開発チームが全面監修したスペシャルCMと特設サイトも公開されています。欲しい!という方は、特設サイトから申込受付が可能です。

(塚田勝弘)

【関連リンク】

The Audi R8 Star of Lucis特設サイト
http://www.audi.jp/ff15/

ゴルフ最速の座は譲れない!? 350台限定のゴルフGTI「クラブスポーツ ストリートエディション」

素のフォルクスワーゲン・ゴルフGTIは走りと乗り心地のバランスがよく、MTも設定されるなど、GTIの良さをストレートに伝えてきます。その上位にシリーズ最高峰のゴルフRを戴くという図式がカタログモデルで成立います。

20161006vw-golf-gti-cs_006

しかし、GTIファンという固定支持層の中には、ゴルフRの後ろ姿を追いかけるのは我慢ならないと感じている向きもいそう。

20161006vw-golf-gti-cs_009

そのなかで「FFニュル最速」を記録したストーリーをもつゴルフGTIの「Clubsport Street Edition(クラブスポーツ ストリートエディション)」は、350台限定、しかも10秒間のブーストモード時限定とはいえ、ゴルフRの280ps/380Nmを超える290ps/380Nmを絞り出すとなると気になって仕方ない存在であるはず。

20161006vw-golf-gti-cs_00120161006vw-golf-gti-cs_022

外観は専用前後バンパー、リヤディフィユーザー、リヤスポイラーにより「クラブスポーツ トラックエディション」のブラックルーフ、19インチアルミホイールほどの迫力はありませんが、素のGTIとはひと味違った精悍さが漂ってきます。

20161006vw-golf-gti-cs_019

上質な内装も魅力。とくにアルカンターラ&ファブリックのスポーツシート、専用3本スポークマルチファンクションステアリングもアルカンターラ素材で、シートに座って、ステアリングを握る度に高い満足感が得られそう。

20161006vw-golf-gti-cs_03120161006vw-golf-gti-cs_02420161006vw-golf-gti-cs_023

素のゴルフGTIよりも50万円増しの449万9000円という価格も魅力的。350台限定は少ないような気もしますが、リセールなどその価値を維持するにはちょうどいいのかもしれません。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

BMW 6シリーズ グラン クーペに「ブラック・サファイア」をまとった33台限定車が登場

BMWのラグジュアリークーペである6シリーズ グラン クーペに、わずか33台の限定車が設定されました。「Celebration Edition Exclusive Sport」という長い車名だけでも豪華でスポーティな仕様なのがうかがえます。

family_raum_ 023

ベースは精悍なデザインが魅力の「M Sport」で、「ブラック・サファイア」のボディカラーを採用しているのをはじめ、存在感のある「20インチMライト・アロイ・ホイール」、サイドウインドウ・モールディングにアルミ仕上げが施された専用の「BMW Individualアルミニウム・ライン」を特別装備。

特別感のあるインテリアも見どころです。コニャックとブラックのカラーコーディネイトが気品ある高級感を演出する「エクスクルーシブ・ナッパ・レザー・インテリア」に、贅沢な雰囲気をさらに強調する「アルカンタラ・アンソラジット・ルーフ・ライニング」や、ピアノの製作工程と同様のピアノ・ラッカー技術を利用し、製造される高品質な「BMW Individualピアノ・フィニッシュ・ブラック・インテリア・トリム」といった特別装備を組み合わせるとともに、フロントベンチレーションシートなどが用意される豪華仕様になっています。

family_raum_ 023

ほかにも、サスペンションのダンピング特性を自動的に制御し、良好な乗り心地を実現する「ダイナミック・ダンピング・コントロール」、16個のスピーカーからなる高音質の「harman / kardonサラウンド・サウンド・システム」、車両周辺の状況をコントロールディスプレイで確認することができる「トップ・ビュー+サイド・ビュー・カメラ」なども装備されています。

BMW 6シリーズ グラン クーペ「Celebration Edition Exclusive Sport」の価格は1340万円です。

(塚田勝弘)

BMW 4シリーズ グラン クーペにスタイリッシュな「Celebration Edition IN STYLE」を設定

2ドアクーペ、カブリオレ、4ドアクーペのバリエーションを有するBMW4シリーズ。

4ドアクーペは「グラン クーペ」を名乗っており、4ドアモデルでありながらクーペならではの流麗なスタイリング、そして後席への乗降性はもちろんのこと、頭上空間などの居住性が重視されたモデル。

P90240374_highRes_4-series-gran-coupe-

その4シリーズ グラン クーペに、200台限定の「Celebration Edition IN STYLE」が設定されました。ダイナミックな外観と走りが特徴の「M Sport」モデルがベースになっています。

P90240372_highRes_4-series-gran-coupe-迫力あるスタイリングが特徴で、存在感溢れるバイカラーの19インチアルミホイールを特別装備するとともに、ウインドウモールディングとフロントフェンダーのエアブリーザーに、サイドビューを際立たせる専用サテンアルミ仕上げが施されています。

P90240370_highRes_4-series-gran-coupe-

内装も魅力です。専用ブルーステッチ付きのブラックの「ダコタ・レザーシート」に、「アッシュ・グレイン・インテリア・トリム」と「BMW M Performanceステンレス・スチール・ペダル・セット&フットレスト」が組み合わされています。

P90240371_highRes_4-series-gran-coupe-P90240375_highRes_4-series-gran-coupe-

BMW 4シリーズ グラン クーペには、歩行者検知機能付き「衝突回避・被害軽減ブレーキ」や、車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行うことが可能な「アクティブ・クルーズ・コントロール」、ドライバーから死角になる自車の左右後方を走行する車両や、追い越し車線を急接近してくる車両をドライバーに警告する「レーン・チェンジ・ウォーニング」、万が一の事故発生時に車両の通信機能を介して自動的にSOSコールセンターに接続する「BMW SOSコール」などの安全装備が標準装備されています。

さらに今回の限定車には、車速やルート案内など様々な情報をフロントウインドウスクリーンに直接表示する「BMWヘッドアップ・ディスプレイ」が用意されています。

P90240373_highRes_4-series-gran-coupe-

ほかにも、ダイナミックで精悍なフロントマスクを印象づけるとともに、夜間や日中の悪天候の中でも優れた視認性を提供する「アダプティブLEDヘッドライト」を標準車から追加装備。

「420i Gran Coupe Celebration Edition IN STYLE」の価格は642万円。発売は2016年11月5日からとなっています。

(塚田勝弘)

わずか5台限定の「RANGE ROVER EVOQUE EMBER LIMITED EDITION」はどんな仕様?

世界限定600台、日本向けはわずか5台限定という「RANGE ROVER EVOQUE EMBER LIMITED EDITION」の抽選販売が2016年10月17日から特設ウェブサイトで開始されています。

世界600台ならもう少し日本にも割り当てて欲しい!! というイヴォークのファンの声が聞こえてきそう。

RANGE ROVER EVOQUE EMBER LIMITED EDITION_2017MY_14

さて、「RANGE ROVER EVOQUE EMBER LIMITED EDITION」は、2017年モデルの「HSE DYNAMIC」がベース。「EMBER」は「燃えさし(木炭が燃えて赤くなっている部分)」を意味するそうで、その色が表現された赤と黒のコントラストのある内・外装が特徴。

具体的には、「プレミアムメタリック・サントリーニブラック」のボディに、「フィレンツェ・レッド」のコントラストルーフ、レッドのフロントとリヤのトウイング・アイフィニッシャーなどのエクステリアデザインが最大の特徴になっています。

2トーンルーフカラーの流行は日本車だけでなく、輸入車でも珍しくなくなっていますが、写真を見る限りイヴォークのスタイリングもあって非常に目を惹く仕様になっています。

RANGE ROVER EVOQUE EMBER LIMITED EDITION_2017MY_17

内装には「ピメント・コントラストステッチ」をアクセントとした「オックスフォードレザー」のエボニーシート、「グロスブラック・ストラータトリム」を採用。さらに、明るく開放的なインテリアを実現するパノラミックグラスルーフも装備されていて、モダンで心地よい空間に仕立てられています。

RANGE ROVER EVOQUE EMBER LIMITED EDITION_2017MY_07RANGE ROVER EVOQUE EMBER LIMITED EDITION_2017MY_06

装備面では「ブラインド・スポットモニター」、「レーンデパーチャー・ワーニング(車両逸脱警告機能)」、自動緊急ブレーキ、「ACCキューアシスト機能」、「インテリジェント・エマージェンシー・ブレーキアシスト」などドライバー支援システムが充実。

さらに、リヤバンパーの下で足先を軽く横に振るだけでリヤゲートを操作できる「ハンズフリー・パワー・テールゲート」や、10.2インチのタッチスクリーンを搭載した最新のインフォテインメントシステム「InControl Touch Pro」も用意されています。

価格は905万円で、下記の専用サイトから抽選販売のエントリーが可能です。

(塚田勝弘)

【公式サイト】

RANGE ROVER EVOQUE EMBER LIMITED EDITION
http://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-evoque/ember-limited-edition/index.html

VW・ゴルフRに100台限定の「カーボンスタイル」が登場。価格は556万円より

280馬力を発生する2.0リッター4気筒ターボとフルタイム4WDを組み合わせたパワートレインを持つ「最強のゴルフ」フォルクスワーゲン・ゴルフRに、装備を充実させた特別仕様車の登場です。

00010792_s

100台限定で登場した「Golf R Carbon Style」は、カーボンドアミラー、カーボン調ナパレザーシート、19インチアルミホイール(タイヤサイズ:235/35R19)といった特別装備により、ゴルフRの持つスポーツ性を高めたモデルです。

ボディカラーはラピスブルーメタリックとオリックスホワイトマザーオブパールエフェクト(6万4800円高)の2色。限定台数とボディカラーは次のようになっています。

6速MT(ラピスブルーメタリック)20台:556万円
6速DSG(ラピスブルーメタリック)50台:566万円
6速DSG(オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト)30台:572万4800円

(山本晋也)

208馬力のテンロクターボ、DS 3パフォーマンスは限定40台・369万円から

プジョー・シトロエン・ジャポンは、DS 3のハイエンドモデルとなる「DS 3 PERFORMANCE」を限定40台で発売しました。

161007_DS3_Performance01

DSブランドのエントリーモデルといえるDS 3に、208馬力を発生するテンロク(1.6リッター)ターボエンジンと6速MT、トルセンLSDまでも搭載した、まさに名前通りのハイパフォーマンスモデルです。

ボディカラーは3色。限定40台の内訳は、ブランパンキーズが20台、ルージュアデンが10台(いすれもルーフカラーはノアールオニキス)。そしてBlack Specialと名付けられたマットブラックが10台(ルーフカラーはブリリアントゴールド)となっています。

メーカー希望小売価格は369万円。Black Specialは399万円となります。

■DS 3 PERFORMANCE 主要スペック
車両型式:ABA-A5X5G04
全長:3970mm
全幅:1730mm
全高:1455mm
ホイールベース:2455mm
車両重量:1210kg
乗車定員:5名
エンジン型式:5G04
エンジン形式:直列4気筒DOHCターボ
総排気量:1598cc
最高出力:153kW(208PS)/6000rpm
最大トルク:300Nm(30.6kg-m)/3000rpm
変速装置:6速MT
燃料消費率:17.5km/L (JC08モード)
タイヤサイズ:205/40ZR18
メーカー希望小売価格(税込):3,690,000円

(山本晋也)

即完売必至!? 左ハンドルのメガーヌ ルノー・スポール273トロフィーSは50台限定

左ハンドルの「メガーヌ ルノー・スポール 273」と同時に10月5日に発表、発売された「メガーヌ ルノー・スポール273トロフィーS(LHD)」。

車名からも分かるように左ハンドルモデルで、こちらは50台の限定車になっています。

Renault_MEGANE_R.S.273_2

ニュルブルクリンクでタイムアタックを行ったモデルが左ハンドルであることから、そのイメージを反映させるべく設定され、装備も強化されています。

Renault_MEGANE_R.S.273_3

アルカンタラのステアリング、サイドブレーキハンドル、シフトブーツをはじめ、カーボンエンド付アクラポヴィッチ製チタンマフラー、オーリンズ製調整式ダンパーのほか、足元はスピードライン製の19インチアルミホイール「Turini」を装備。

Renault_MEGANE_R.S.273_4

ほかにも、TROPHYのロゴ入りとなるF1タイプエアインテークブレード、レザー&アルカンターラコンビレカロシート、専用デカール(シルバー/TROPHYのロゴ入り)などが用意されています。

Renault_MEGANE_R.S.273_8

ボディカラーは、「ジョン シリウスM」、「ブラン ナクレM」、「ノワール エトワールM」の3色(Mはメタリック)。なお、「ジョン シリウスM」は15万6600円高、「ブラン ナクレM」は2万1600円高となっています。

Renault_MEGANE_R.S.273_6Renault_MEGANE_R.S.273_5Renault_MEGANE_R.S.273_11

「メガーヌ ルノー・スポール273トロフィーS(LHD)」の価格は456万円。50台限定なので気になる方は早めに販売店に足を運んだ方がいいかもしれません。

(塚田勝弘)

ニュルFF最速モデルの系譜を受け継ぐ「メガーヌ ルノー・スポール 273」を399万円で発売

10月9日のF1日本グランプリの決勝まで4日と迫った10月5日、ルノー・スポール F1チームのドライバーであるジョリオン・パーマーをゲストに迎えて披露された「ルノー・スポール 273」。

Renault_MEGANE_R.S.273_13

同モデルは、2014年6月時点でFF市販車最速タイムを更新したメガーヌ ルノー・スポール トロフィーRと同じ273psを誇る2.0Lターボエンジンを搭載。なお、パーマー選手もロンドンを拠点にメガーヌR.S.と電気自動車に乗っているそうです。

Renault_MEGANE_R.S.273_1

Renault_MEGANE_R.S.273_12

エンジンは「F4R」型の直列4気筒DOHCターボで、273ps/5500rpm、360Nm/3000rpmを発揮し、6MTとの組み合わせになります。

装備では、F1タイプブラックエアインテークブレードをはじめ、レザー調&ファブリックコンビまたはレザーとなるレカロ製バケットシート、R.S.モニター、3連アナログメーター、ブレンボ製モノブロック4ポットフロントキャリパーなどを装備。

Renault_MEGANE_R.S.273_15Renault_MEGANE_R.S.273_14

そのほか、R.S.ダイナミックマネジメント(3モードESC:Normal、Sport、Off)やLSDなどが標準で用意されています。

Renault_MEGANE_R.S.273_16

価格は399万円(レザーシート仕様は10万円高)という設定で、ボディカラーは「ジョン シリウスM」、「ブラン ナクレM」、「ルージュ フラムM」、「グリ チタニアムM」、「ノワール エトワールM」の5色(Mはメタリック)。「ジョン シリウスM」は15万6600円高、「ブラン ナクレM」は2万1600円の有償色となっています。

(塚田勝弘)

スバル「WRX S4 ts」を2017年3月12日までの期間限定で販売

10月25日から発売されるスバルXV HYBRID tsに続き、「WRX S4 ts」が10月4日から来年3月12日までの期間限定で発売されました。

STIコンプリートカーとして圧倒的な支持を集めた「S207」の技術を受け継ぎながら、「アイサイト3」や「アドバンスドセーフティパッケージ」などのスバルの最新安全装備が搭載されています。

w416x05s

FA20型の水平対向4気筒直噴ターボエンジンは、吸排気系の通気抵抗を低減し、加速中の過渡トルクを最大約10%向上 (STI測定値)することで強化されています。

また、オイルクーラーを追加するなど、スポーツリニアトロニック(CVT)のクーリング性能も強化され、耐力を向上。

足まわりでの注目点は、「S207」で採用された可変減衰力サスペンション「DampMaticⅡ(ダンプマチック)」の装備で、操縦安定性と乗り心地を両立させています。

ブレーキは、フロントにブレンボ製対向 4ポットブレーキにより制動能力も向上されているほか、VDC とアクティブトルクベクタリングは専用となる前後2輪制御とすることにより、旋回時のライントレース性能を向上。

w416x06s

さらに、STI 製のフレキシブルタワーバー(フロント)、フレキシブルドロースティフナー(フロント)、プロポールブッシュリヤサスリンク、フレキシブルサポートサブフレームをリヤに装備することで、ステアリングの応答性が高められています。

w416x01sw416x02s

アグレッシブな外観も見どころで、STI製BBS 19インチ鍛造アルミホイール(シルバー)やメッシュタイプフロントグリル(チェリーレッドストライプ、STI オーナメント付)をはじめ、大型フロントアンダースポイラー、ブラックルーフアンテナ(シャークフィン タイプ)、STI オーナメント付サイドガーニッシュ、チェリーレッドストライプ入りリヤバンパーが専用装備されています。

w416x07sw416x08s

インテリアは、セミアニリンレザーが採用されたSTI製レカロ・バケットタイプのフロントシートや STI ロゴ入りルミネセントメーターなどを専用装備。

w416x03sw416x04sw416x37s

なお、WRX STIで参戦しているニュルブルクリンク 24 時間レースにおいて、2015 年、2016 年とスバルがクラス優勝したことを記念して、STI製BBS 19インチ×8 1/2J 鍛造アルミホイール、STI 製ドライカーボンリヤスポイラー、NBR CHALLENGE PACKAGE 専用リヤエンブレムといった特別な装備が追加された「NBR CHALLENGE PACKAGE」も設定されています。

価格は「WRX S4 tS」が496万8000円、「WRX S4 tS NBR CHALLENGE PACKAGE」が529万2000円です。

(塚田勝弘)

「BMW M3」の30周年記念車「30 Jahre M3」は、450psまで強化された30台限定車

2016年9月30日に全世界500台、日本限定30台で予約受付が開始されたBMW M3「30 Jahre(ドライスィッヒ・ヤーレ 30)」は、1986年に誕生した初代M3の30周年記念モデル。

P90236731_highRes_the-new-bmw-m3-30-yeP90236327_highRes_the-bmw-m3-convertib

外観の見どころは、初代M3の特別色として初めてBMWのラインアップに加わった「マカオ・ブルー・メタリック」をはじめ、軽量構造の20インチ鍛造「Mライト・アロイ・ホイール」や、ハイグロスブラック仕上げのキドニーグリル、サイドギル、リヤのモデルバッジといったM3のファンにはたまらない装備の数々でしょう。

P90236757_highRes_the-new-bmw-m3-30-yeインテリアは、前席のヘッドレストに「30 JAHRE M3」のステッチが施されたブラックとフィヨルドブルーの専用バイカラー仕上げの「メリノ・レザー・インテリア」を用意。

P90219693_highRes_the-new-bmw-m3-30-ye

さらに、ブラックのクロームハイライトが印象的なカーボンファイバー製インテリアトリムには、「30 JAHRE M3」のロゴに加えて、全世界500台限定のうちの1台であることを示すレタリングが施されるなど、スポーティかつ特別感あふれるキャビンとなっています。

P90236753_highRes_the-new-bmw-m3-30-ye

走りの装備では、BMW M3のパフォーマンスをさらに引き上げる「コンペティション・パッケージ」の標準化が最大の注目点です。

自然吸気のような官能的な吹け上がりの良さと、ターボによる圧倒的なパワーを併せ持つ3.0L直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンの最高出力を、通常モデルから14kw(19ps)アップの331kw(450ps)まで向上。0-100km/h加速は4.0秒という俊足ぶり(ヨーロッパ仕様車値)。

P90236773_highRes_the-new-bmw-m3-30-ye

足まわりも強化されています。専用タイヤ(前265/30ZR20、後285/30ZR20)をはじめ、ダンパーおよびスタビライザーの特性を専用チューニングした「アダプティブMサスペンション」を標準装備。

電子制御式多板クラッチによりパワーを左右のリヤホイール間で自在に配分する「アクティブMディファレンシャル」やDSCにも専用のチューニングが施されています。

P90236804_highRes_the-bmw-m3-family-09

BMW M3「30 JAHRE M3」に用意されるのは7速M DCTのみで、価格は1340万円。希望者多数の場合は、購入当選者を抽選にて決定し、納車は10月末からとなっています。

(塚田勝弘)

ジープ・レネゲードとラングラーに人気装備満載の「Jeep Mojave Edition」を設定

ジープ・レネゲードはFIAT500Xのブランド違いの兄弟車ですが、言われなければ分からないほど、それぞれのブランドらしさが内・外装で表現され、FCAによる作り分けには感心させられます。

Cafe sign along historic Route 66 in Texas.

一方の軍用四駆を祖とするラングラーは、現在のジープラインナップの中でもタフさが特徴のモデル。

2016年10月8日から発売されるジープ・レネゲード、ラングラーの限定車「Jeep Mojave Edition(モハベ エディション)」には、カリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがるモハベ砂漠の色をイメージした特別カラーの「モハベサンド」が採用されています。

限定車らしく、人気の高い多くの装備を設定しながら買い得感の高い価格設定としているのも特徴。

「レネゲード・モハベ エディション」は、上級グレードの「リミテッド」に装備されているすべての安全装備を標準化しながら、ベース車から10万8000円高に抑制。

Old Gas Station Sign at Amboy on Route 66

「ラングラー・アンリミテッド モハベ エディション」は、ナビ(三菱電機製 DIATONE SOUNDナビゲーションシステム)と専用開発のドアミラーカバーを装着しながら、ベースモデルより5万4000円高に抑えられています。

Asphalt Road Through Steppe名称未設定-1

ほかにも、アメリカを代表するブランドのひとつであるジープならではの星条旗デカールをボディ左右に装着している点もポイント。星条旗の星は通常左上にありますが、「進行方向に星が来るようにする」という考えに基づき、ボディ右側のデカールについては右上に星が配置されています。

446_news_JK_mojave_rear

1.4Lの直列4気筒「マルチエア」ターボを搭載する「レネゲード・モハベ エディション」の価格は307万8000円。台数は100台となっています。3.6LのV6DOHCエンジンを積む「ラングラー・アンリミテッド モハベ エディション」は、401万7600円。こちらも100台限定です。

(塚田勝弘)

「悪っぽさ」全開!? 「クライスラー 300S アロイエディション」を20台限定で発売

2015年秋にマイナーチェンジを受けたクライスラー 300に、限定車の「クライスラー 300S アロイエディション」が設定されました。

2016 Chrysler 300S Alloy Edition

W210型メルセデス・ベンツ Eクラスのリヤサスペンションなどの一部コンポーネンツを流用しながらも別モノ感満載に仕上げられたクライスラー 300Sは、日本では貴重なアメリカンセダンでもあります。

20台限定の「クライスラー 300S アロイエディション」は、パワフルで大胆なアメリカンサルーンの存在感をより際立たせるカラーコントラストが特徴。

20インチのダークブロンズアルミホイールやデュアルマフラーカッター(チタンカラー)が際立つ迫力ある外観は、「グロスブラック」のボディカラーが採用されています。

2016 Chrysler 300S Alloy Edition

内装もブラックを基調とし、専用のキャメルカラーのステッチを採用しているほか、コンソールベゼルやセンターパネルに施されたピアノブラックとチタンカラーのアクセントがラグジュアリーな雰囲気を演出。

また、特徴的なアナログ時計はセンターパネルに配置されていて、ベース車の背景がシンプルなホワイトであるのに対し、同限定車はホワイトニッケルとシルバーで凝ったデザインとなっています。

搭載されるエンジンは286ps/340Nmの3.6L V型6気筒DOHCで、トランスミッションは8AT。「クライスラー 300S アロイエディション」の価格は577万8000円です。

(塚田勝弘)

キャデラックATSクーペ ホワイトエディション、限定5台の価格は595万円

203kW、400Nmを発生する2.0リッター4気筒ターボを積むアメリカンクーペ「キャデラックATSクーペ」に、専用カラーにコーディネートされた特別仕様車「ホワイトエディション」の登場です。

ATS16_CouWE03_0801_Lo

特別装備の内容は、クリスタルホワイトトゥリコート&ライトプラチナムの特別内外装、ハイグロスサペリウッドトリムのインテリアパネル、電動スライディングルーフ、ETC 2.0車載器となっています。

メーカー希望小売価格は595万円(消費税込)、限定5台でハンドル位置は左のみとなっています。

(山本晋也)

専用マットブラックホイールが際立つアウディS3「urban sport limited」

2016年8月25日に発売を開始したアウディS3の特別仕様車「urban sport limited」は、Audi S3 Sportback / S3 Sedanをベースに、ハッチバック、セダンの両方に設定されています。

Audi S3_photoアウディS3は、軽量コンパクトなボディに285ps/380Nmを発揮する2.0Lの直列4気筒ターボエンジンを搭載。トランスミッションは6速Sトロニックで、quattroフルタイム四輪駆動システムの組み合わせ。

限定車の「Audi S3 urban sport limited」には、専用となるAudi Sport製の「5アームローターデザインマットブラック」の18インチアルミホイールをはじめ、LEDライトパッケージやレッドブレーキキャリパー、プライバシーガラスが用意されているほか、ハッチバックのSportbackにはアルミニウム製ルーフレールを特別装備。

Audi_S3

インテリアには「ファインナッパレザーシート(シートヒーター付)」、最高品質の音質を誇る「Bang&Olufsen」サウンドシステムを用意。また、走行状況に合わせて減衰力を制御する「アウディマグネティックライド」を標準装備することで、走りのレベルさらに高め、快適な乗り心地を実現しています。

ボディカラーは「グレイシアホワイトメタリック」と「パンサーブラッククリスタルエフェクト」の2色を用意。どちらのカラーも専用のマットブラックホイールとの組み合わせでコントラストの効いたエクステリアが魅力となっています。

価格は「Audi S3 Sportback urban sport limited」が664万円、「Audi S3 Sedan urban sport limited」が680万円です。

(塚田勝弘)

レーシーな内・外装が際立つ「Golf R Variant Carbon Style」が登場

ステーションワゴンのVWゴルフ・ヴァリアントで最上級グレードに君臨するゴルフRヴァリアント。

8月29日に発売された「Golf R Variant Carbon Style(カーボンスタイル)」は、その名のとおり、内・外装の随所にカーボン・デザインが施されたレーシーな特別仕様車です。

00010343_s

グレーペイントが施された専用19インチアルミホイール(235/35R19タイヤ)によって圧倒的な存在感を放つ外観には、同限定車の専用装備となるカーボンドアミラーカバーを採用することで、レーシーな雰囲気を強調。

00010342_s内装もスポーティで、カーボン調のテクスチャーが施された上質なナパレザーシートを採用することで、外観のアクセントであるカーボンドアミラーカバーとの統一感が図られています。

00010338_sRace trackボディカラーと販売台数は、「ラピスブルーメタリック」が50台、有償色(6万4800円)の「オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト」が20台。「Golf R Variant Carbon Style」の価格は576万です。

(塚田勝弘)

ゴルフGTIに350台限定の「Clubsport Street Edition」が登場。注目の価格は?

ゴルフGTIの生誕40周年を記念して発売された400台限定の「Golf GTI Clubsport」は、好調な受注を集めていたそうです。

「Golf GTI Clubsport」の発表時に予告されたとおり、ストリートバージョンとして「Golf GTI Clubsport Street Edition」が2016年8月29日に発売されました。

00010312_s

ベース車はゴルフGTIの6速DSG仕様で、専用となる2.0LのTSIエンジンはブースト機能により45ps向上。電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックや大径4輪ベンチレーテッドブレーキディスク(フロント340x30mm/リヤ312x22mm)、アダプティブシャシーコントロール「DCC」もパフォーマンス向上に対応すべく標準装備されています。

ベース車よりもアグレッシブな外観を構成するのは、ハニカムフロントグリル、フロント&リヤバンパー、リヤスポイラー、ブラックドアミラーからなる専用エクステリアパーツ。足元には225/40R18タイヤ、7.5Jx18アルミホイールが用意されています。

00010308_s

また、第1弾の「Track Edition」と同様に、フロントには光沢ブラック仕上げのエアディフレクターを兼ね備えたフロントバンパーが装着され、エンジンへの空気の吸気量を向上。フロントの空力性能とダウンフォースの向上にも貢献するとしています。

リヤスポイラーもベースのGTIより大型化することで、リヤアクスルのダウンフォースの最適化を実現。

00010309_s00010321_s00010325_s

インテリアは、専用ファブリック&アルカンターラシート、専用アルカンターラ3本スポークマルチファンクションステアリングホイールにより、GTIよりもさらにスポーティな仕上がり。フォルクスワーゲン純正のインフォテイメントシステム「Discover Pro」も標準装備されています。

00010311_s「Golf GTI Clubsport Street Edition」の導入台数は計350台で、2色のボディカラーのうち「ディープブラックパールエフェクト」が165台、「オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト(有償オプションカラー/6万4800円)が185台。気になる価格は449万9000円です。

(塚田勝弘)

ボルボ・S60/V60 ポールスターが367ps/470Nmを誇る最新エンジンを搭載

ポールスター社は、本国スウェーデンのツーリングカー選手権やFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)をはじめとしたレース活動のほか、ボルボの市販車をチューニングしたハイパフォーマンスモデルを投入してきました。

Volvo_02

2015年7月にボルボがポールスターを完全子会社化しました。

これは、メルセデス・ベンツのAMGやBMWのM社などのようにメーカーとチューナーが一体となって高性能車を市販化するのが狙いで、ブランドイメージの引き上げや利益率の高い高価格帯モデルの拡充などといった利点が考えられます。

さて、8月5日に発売された新型「S60 Polestar/V60 Polestar(ポールスター)」は、2016年シーズンよりWTCCに参戦している「S60 Polestar TC1レーシングカー」の技術が注がれたモデル。

ボルボの最新世代エンジンである「Drive-E」の「T6」をベースに、ターボチャージャーの大型化、スーパーチャージャーの強化、コンロッドとカムシャフトの見直し、エアインテークの大型化、燃料ポンプの大容量化といった変更によって性能が引き上げられているのが最大の注目点です。

「T6」エンジンの2.0L直列4気筒ターボは、367ps/470Nmという強力なアウトプットを実現。従来型の3.0L 6気筒エンジンを上回る性能を発揮し、0-100km/h加速は4.7秒(S60ポールスター。V60 ポールスターは4.9秒)、最高速度250km/h(リミッター作動)のハイパフォーマンスを実現。

燃費も欧州値で12.2km/L(JC08モードは11.2km/Lになる見込み)を達成し、最大27%燃料消費率を改善。なお、上記のスペックは現在申請中のため予定値となります。

さらに、新たに「Sport+(スポーツプラス)」モードが採用されているほか、スポーツドライビングを実現するパドルシフト付8速オートマチックトランスミッションを搭載。

Volvo_01

専用にチューニングされた電動パワーステアリングや、パワー向上に対応するため新たに採用された371mmのスロット付フロントブレーキディスク、ブレンボ製6ポッドキャリパー、オーリンズ製DFVダンパーなどの採用によりハンドリングやブレーキ性能も強化。20インチのアルミホイールも新デザインとなっています。

ほかにも、新パワートレーンの採用によって従来型のS60/V60 Polestarから車両重量が削減されていて、フロントアクスルを中心に軽量化を実現。重量配分の最適化により、ハンドリング性能の向上も期待できます。

価格はS60ポールスターが839万円、V60ポールスターが859万円で、計100台限定です。

(塚田勝弘)

もう逢えないかもしれない!? 希少なアストンマーティンの限定車

2016年8月2日、イギリスのプレミアムスポーツカーブランドであるアストンマーティンが2台の限定車を公開しました。

001

2014年10月にアストンマーティンのCEOにアンディ・パーマー氏が就任し、2020年までに7台のニューモデル(新型車、限定車含む)をリリースすると発表。

その後ヴァンテージV12S、ヴァルカンそして新世代アストンマーティンの幕開けを告げるDB11と、これまでのアストンマーティンでは考えられないようなペースでローンチしてきました。

そして今回、2016年5月のイタリアのイベントで発表されたヴァンキッシュザガートとWEC(FIA 世界耐久選手権)などで活躍しているヴァンテージGTEレーシングカーのDNAを引き継いだロードカーであるヴァンテージGT8が披露されたのです。

ヴァンキッシュザガートは、アストンマーティンのフラッグシップモデルであるヴァンキッシュをベースに、イタリアのカロッツェリアであるザガートとコラボレーションして生まれたモデルです。

002 003

アストンマーティンとザガートのコラボの歴史は1960年のDB4 GT ザガートから始まり、以降1986年のV8ヴァンテージ、2002年の DB7ヴァンテージザガート。そして2011年にはV12ヴァンテージザガートが発表され、今回のヴァンキッシュザガートは5台目のモデルとなります。

004 005

エレガントなヴァンキッシュのボディをベースに、ザガートのアイコン的なダブル・バブルルーフをはじめ、円形のテールライトリフレクターを採用。

インテリアでは、ダッシュボードにはヘリンボーンカーボンファイバーとアルマイト処理を施された暗色ブロンズが組み合わされています。また、エアコンのベントやロータリースイッチには暗色ブロンズが使用されています。

006 007

シートやドアセクションにはZパターン・キルトがあしらわれ、ヘッドレストにはエンボス加工で、センターコンソールにはステッチで、ザガートのイニシャルであるZが施されています。

これまで登場した3台のザガートとのコラボモデルもコレクターズアイテムとして非常に人気を誇っています。

008 009

99台限定で価格が5810万円というヴァンキッシュザガート。その希少性からプレミアム価格となるのは間違いないでしょう。日本には2台が輸入されるそうです。

ベビーアストンと呼ばれるV8ヴァンテージクーペをベースとしたヴァンテージGT8は、モータースポーツのDNAをふんだんに織り込み、エクステリアや走行性能もノーマルとは大幅に異なります。

大きなリアウィングが存在感を主張するヴァンテージGT8は、そのままサーキットを走行しても高いパフォーマンスを発揮するポテンシャルを感じさせます。

010 011

カーボンを採用したボディパーツはレースで培った空力特性を応用。シャシーもサーキット走行を想定してチューンを施されています。

そして徹底的な軽量化を図り、最大で100kgの軽量を実現。シャープな俊敏性を実現しています。

搭載される4.7LV8エンジンは最高出力446psを発生し、トランスミッションは6速MTかセミATのスポーツシフトIIから選ぶことが可能です。

012 013 014 015

こちらのストリートからサーキットまで走行できるドライバーズカーのヴァンテージGT8も全世界で150台の限定生産です。価格は6速MT車が2770万円、スポーツシフトII車は2827万2400円で日本には4台が導入される予定です。

B87X0080 016

今回の2台の限定車、今回の発表会以外で見ることはほとんどない超希少車といえるでしょう。

(萩原文博)

新型smartにターボエンジンモデルでマット仕様の限定車を発売

2015年に新型にスイッチしたsmart(スマート)は、全世界での累計販売台数は150万台を突破し、日本でも累計販売台数は3万台超となっています。

日本でスモールカーといえば軽自動車が思い浮かびますし、先代にもスマートKという軽自動車規格仕様もありました。

smart fortwo cabrio

しかし、軽自動車以上のサイズ、排気量を備えたスモールカーを日本で成功させるのは、トヨタiQからも分かるように容易ではないだけにsmartの偉大さがうかがえます。

8月3日に発表されたのは、新型smartに新たにターボエンジンを追加するというもので、ターボ仕様は2台の限定車(smart fortwo cabrio turbo limited 、smart fortwo turbo matt limited)、そしてカタログモデルの「mart forfour turbo」 という計3台になります。

なお、ターボエンジンの詳細と、カブリオレ仕様の「smart fortwo cabrio turbo limited」に関してはこちらで紹介しましたので、ここでは限定車の「smart fortwo turbo matt limited」を取り上げます。

smart fortwo cabrio

2人乗りの「smart fortwo turbo matt limited」は、車名からも分かるように流行のマットカラーをまとった80台限定車。

「ムーンホワイトマット」と「チタニアグレーマット」が目を惹く2色のマットカラーに、ブラックのトリディオンセーフティセルとフロントグリルがコーディネートされ、各40台を用意。

smart fortwo cabrioスポーティなターボモデルにふさわしく、16インチのブラックペイントアルミホイールとクロームエグゾーストエンドなどスポーティなムードを際立たせる装備を配置。

インテリアでは、パドルルシフトやスポーツアルミペダル、コックピットクロック&レブカウンター、本革シートとパノラミックルーフを備え、スポーティかつ質感の高いインテリアに仕上げられています。

Archivnummer: SSPIP39650Archivnummer: SSPIP50931fortwo________________

2人乗りの「smart fortwo turbo matt limited」は2016年10月頃の発売予定で、価格は241万円となっています。

(塚田勝弘)

【関連記事】

メルセデス・ベンツのsmartにカブリオレを含む限定車、ターボ仕様を追加
http://clicccar.com/?p=390601

メルセデス・ベンツのsmartにカブリオレを含む限定車、ターボ仕様を追加

メルセデス・ベンツのスモールカーであるsmart(スマート)には、2人乗りの「fortwo」と4人乗りの「forfour」が設定されています。

fortwo_cab_Red

なお、2人乗りの「fortwo」は、常時買えるカタログモデルではなく、限定車という位置づけ。

クルマとアルコールのたとえはあまり良くないかもしれませんが、季節ごとに登場する限定発売ビールのような展開をするそうです。

新型smartは、発表時のエンジンは1.0Lの直列3気筒NAのみでしたが、今回2台の限定車、そしてカタログモデルにも新たに「smart forfour turbo」を加えることで、計3台のターボモデルが加わることになります。

ブランド違いの兄弟車ともいえる新型ルノー・トゥインゴは、50台のみのローンチ限定モデル(1.0L NAエンジン+MT)をのぞき、0.9Lの3気筒ターボが基本ですが、smartはNAとターボの両方を常時用意。

Archivnummer: SSPIP55351

先述した3モデルに共通する新型の0.9L直列3気筒ターボエンジンは90ps/135Nmを発生します。既存のNAエンジンに比べて最高出力は19ps、最大トルクも44Nm向上。

Archivnummer: SSPIP50758

街中でよりキビキビしたスポーティな走りが可能になるだけでなく、高速道路や山岳路などでの走行性能も高まるのは間違いありません。なお、トランスミッションはNAもターボも全車に6速DCTが用意されます。

さらに、低排出ガス車認定(平成17年基準)の4つ星(75%低減レベル) を獲得し、燃費も23.1km/Lの低燃費を実現するなど(smart fortwo turbo matt limitedの場合)、高い環境性能もポイント。

8月3日に発売された「smart fortwo cabrio turbo limited」は、先代smartでも人気の高かったカブリオレモデル。

fortwo_cab_White

シルバーのトリディオンセーフティセルとフロントグリルに人気の高い4色のボディカラー(ラリーレッド、イエロー、クリスタルホワイト、ディープブラック)を組み合わせた各色50台の限定車になります。「ラリーレッド」と「イエロー」にはブラックのソフトトップを組み合わせ、「クリスタルホワイト」と「ディープブラック」にはレッドのソフトトップを装着。

Archivnummer: SSPIP55283電動開閉式ソフトトップは、走行速度を問わず開閉することが可能。本革シートにより質感を高めたインテリアには、ターボ仕様の特徴であるコックピットクロック&レブカウンターなども加わります。限定200台となる「smart fortwo cabrio turbo limited」の価格は、248万円です。

(塚田勝弘)

バーゲンプライス!? ベースモデルから80万円アップの「GOLF GTI Clubsport Track Edition」

現行フォルクスワーゲン・ゴルフは最廉価モデルが250万円を切るという、輸入車のライバルを寄せ付けない価格設定で、ゴルフGTIも389万9000円(MT)、399万(DSG)という戦略的な価格設定が際立っています。

GOLF_GTI Clubsport_Track Edition_16

なお、弟分のポロGTIはMTが327万9000円、DSGが337万9000円ですから62万円という差。決して小さくはありませんが、駐車場事情などが許す限りやはりゴルフGTIに手を伸ばしたくなります。

「GOLF GTI Clubsport Track Edition」は、400台限定で価格は469万9000円。ゴルフGTIのMTよりも80万円高、DSGから70万9000円高となっていますが「GTI Clubsport」の性能アップ、装備を考えると買い得感すら抱かせます。

265ps/5350-6600rpm、350Nm/1700-5300rpmの2.0Lエンジンは、約10秒間のブースト機能により290ps/380Nmにまで向上。いざという時の伝家の宝刀としての魅力は十分にあります。

GOLF_GTI Clubsport_Track Edition_01

ほかにも、電子制御油圧式フロントディファレンシャルロック、大径4輪ベンチレーテッドブレーキディスク(フロント:340×30mm/リヤ:312×22mm)、アダプティブシャシーコントロール「DCC」といった走りを磨く装備を用意。

GOLF_GTI Clubsport_Track Edition_06GOLF_GTI Clubsport_Track Edition_10GOLF_GTI Clubsport_Track Edition_14

ブラックルーフが精悍な外観も専用エクステリア(ハニカムフロントグリル、フロント&リヤバンパー、リヤスポイラー)、225/35R19タイヤ/7.5Jx19アルミホイールが与えられていて素のGTIとはひと味違った凄みを感じさせます。

GOLF_GTI Clubsport_Track Edition_03GOLF_GTI Clubsport_Track Edition_04

インテリアも専用ファブリック&アルカンターラレカロスポーツシートによるホールド性の高いシートをはじめ、触感も見た目も際立つ専用アルカンターラ3本スポークマルチファンクションステアリングホイールによりスポーティかつ上質な仕立てとなっています。

(文/塚田勝弘 写真/佐藤靖彦)

【関連記事】

「GOLF GTI Clubsport Track Edition」のブースト機能の加速感は?
http://clicccar.com/?p=387569

ザ・ビートル初のクロスオーバー風モデルは個性的な内・外装と堅実な走りが美点

速さを追求するモデルも含めて「質実剛健」、簡単にいえば「マジメ」という印象がまず根底にあるのがフォルクスワーゲンではないでしょうか。

the_Beetle_02

しかし、クロスポロやクロスアップ! など、ベース車をSUV仕立てにすると、カラーリングも含めて遊び心が急に増してくる傾向があります。

また、ラインナップの中でもカブリオレも設定するザ・ビートルは、モデルラインナップの中でも個性が際立っている印象。

5月21日に設定された「The Beetle Dune(ザ・ビートル・デューン)」は、ザ・ビートル初のクロスオーバー仕立てになっているほか、見た目も鮮やかなサンドストームイエローメタリックにペイントされているだけあって、遠目に見ても存在感十分。

1960年から70年代にかけて、カリフォルニアで一世を風靡したBeetleベースの伝説的なラフロードカー「Dune Buggy(デューン・バギー)」や「Baja Bug(バハバグ)」からインスピレーションを得て作られたモデルだけに、クロスオーバーモデルといっても海岸線を流すのが似合いそうです。

the_Beetle_01

機能、性能面では、ベース車から15mmアップとなる専用サスペンション(18インチアルミホイール)、そしてベース車の1.2Lではなく、アイドリングストップ付きの1.4L TSI(直列4気筒ターボ)と7速DSGの組み合わせがトピックスで、少し高めのアイポイントを得ています。

the_Beetle_11the_Beetle_05

信頼できるハンドリングやしっかりしたボディの剛性感、そして硬めの乗り心地など、硬質な走りはイメージどおり。

また、ベース車よりも排気量を拡大し、150ps/250Nmというスペックを得ているだけあって、驚くような速さではないですが、上り坂でもストレスなくクリアしてくれます。

the_Beetle_06the_Beetle_09

見た目は遊び心満点でも、中身きっちり。そんなモデルを探していたBeetleファンにはピッタリ。

なお、価格は321万9000円で500台限定ですが、7月21日時点でまだ完売とはなっていないそうですから気になる方はディーラーに急ぎましょう。

(文/塚田勝弘・写真/佐藤靖彦)

激安のAMG!137万円プライスダウンしたメルセデスAMG A 45 4MATIC Racing Editionの価格は583万円

Cセグメントのホットモデルとして、BMWが2ドアクーペのM2クーペを日本に上陸させたほか、限定車ですがフォルクスワーゲン・ゴルフのGTI Clubsport Track Editionが登場するなど、同セグメントには走りを強調したモデルが輸入車を中心に多彩に揃っています。

Archivnummer: SSPIP49864

なかでも刺激的な走りという意味で、非常に分かりやすく伝わってくるのがメルセデスAMGのA 45 4MATIC。

7月20日、特別仕様車の「メルセデスAMG A 45 4MATIC Racing Edition」を発表し、全国限定合計100台で注文受付を開始しました。発売は8月上旬が予定されています。

「メルセデスAMG A 45 4MATIC Racing Edition」は、「メルセデスAMG A 45 4MATIC」をベースに、装備のスリム化を図ることで量産2.0L最強となる381psを発揮するエンジンパフォーマンス、そしてセグメント・ナンバー1となる0-100㎞/h加速4.2秒という圧倒的な動力性能をベース車同様に享受できます。

Archivnummer: SSPIP49893なお、ベース車から廃止される装備は、シート素材(レザー/パワーシート→DAINAMICA/マニュアルシート)、COMANDナビゲーション&TVチューナー、キーレスゴー、リヤアームレストなどとなっています。ボディカラーは「コスモスブラック」が50台限定、「カルサイトホワイト」が50台限定で、内装色は「ブラック(レザーDINAMICA)」。

Archivnummer: SSPIP50076

Archivnummer: SSPIP50191

「メルセデスAMG A 45 4MATIC Racing Edition」の価格は583万円で、720万円のベース車から137万円安くなっています。

(塚田勝弘)

30台限定の「ルーテシア ルノー・スポール トロフィーLS」はスポーティな専用シートが魅力

「TROPHY(トロフィー)」は、ルノーのスポーティモデル「ルノー・スポール(R.S.)」の中でも最高峰グレードに与えられる特別な称号。その仲間に、30台限定の「ルーテシア ルノー・スポール トロフィーLS」が加わりました。

MOVING

「ルーテシア ルノー・スポール トロフィー」は、最高出力220ps、最大トルク 260Nmを発生するハイパワーの1.6L直噴ターボエンジンに、6速DCTの「エフィシエント デュアル クラッチ」が組み合わされた、レーシングカー直系の刺激的な走りが魅力。

RENAULT CLIO IV R.S. 220 EDC TROPHY (B98 RS TROPHY) - PHASE 1

今回発売された「ルーテシア ルノー・スポール トロフィーLS」 には、レースで培われたノウハウがフィードバックされた高いホールド性と、毎日の運転から長距離ドライブまで快適性を損なわないサポート性を併せ持つ、ヘッドレスト一体式レザーフロントスポーツシート(ノワール レザー フロントスポーツシート(ヘッドレスト一体式、TROPHYロゴ入り )が装備されているのが特徴。

RENAULT CLIO IV R.S. 220 EDC TROPHY (B98 RS TROPHY) - PHASE 1RENAULT MEGANE III COUPE RENAULT SPORT NBI (D95 RS NBI)

ほかにも、「ブラックインテリア+カーボン調フィニッシャー(左右エアコンベゼル・ドアトリム) 」を装備し、価格は349万5000円。ボディカラーは「ブラングラシエ」のみとなっています。

(塚田勝弘)

ニュルFF最速の系譜を受け継ぐ「ルノー・スポール 273 トロフィー2」を150台限定で発売

ニュルブルクリンク北コースの市販車最速タイムは、同一条件下で競っているわけではありませんので、あくまで参考記録でしょう。それでも、スポーツカーやスポーティモデルにとっては大切な速さをアピールする指標のひとつになりつつあります。

トロフィー2_外観

7月7日に発売された「メガーヌ ルノー・スポール 273 トロフィー2」は、ニュルブルクリンクサーキットで2014年6月当時、FFの市販車速タイムを更新した「メガーヌ ルノー・スポール トロフィーR」と同じ273psというパワフルな 2.0L ターボエンジンを搭載し、グレード名にも273という数値が採用されています。

ノーマル仕様と比べて4 kg軽量なアクラポヴィッチ製チタンマフラーをはじめ、F1 タイプエアインテークブレード(TROPHYロゴ入り)、ZAMAC シフトノブ、レーシーな雰囲気が魅力のレザー&アルカンタラコンビのレカロシートを装備するなど、本格スポーツモデルにふさわしいスペックと装備が与えられた限定モデル。

RENAULT MEGANE III COUPE RENAULT SPORT 275 (D95 RS 275) - TROPHY LIMITED EDITION

RENAULT MEGANE III COUPE RENAULT SPORT 275 (D95 RS 275) - TROPHY LIMITED EDITION

ボディカラーは、メガーヌ ルノー・スポールに初めて採用される「ルージュ フラム メタリック」と「グリ チタニアム メタリック」を含む5色を用意。

RENAULT MEGANE III COUPE RENAULT SPORT 275 (D95 RS 275) - TROPHY LIMITED EDITION

台数は150台限定で「ルージュ フラム メタリック」が 限定70 台、「ジョン シリウス メタリック」が限定35台、「ブラン ナクレ メタリック」が限定25台、ノワール エトワール メタリック」が限定10台、「グリ チタニアム メタリック」が限定10台。

なお、有償色の「ジョンシリウス メタリック」は15万6600円高、「ブランナクレ メタリック」は2万1600円高となっています。「メガーヌ ルノー・スポール 273 トロフィー2」の価格は422万円です。

(塚田勝弘)

アストンマーティンが99台限定の「Vanquish Zagato Coupe」を披露

2016年6月22日、英国のゲイドンで公開されたアストンマーティンの「Vanquish Zagato Coupe(ヴァンキッシュ・ザガート・クーペ)」。

5月にイタリアのコモ湖畔で開催されたヒストリックカーの祭典「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」で発表された「Vanquish Zagato Concept」の市販モデルで、大きな反響を集めたため99台限定で生産されることになったそうです。

vanquish-zagato_01

アストンマーティンとザガートのコラボの歴史は、1906年に発表された美しいシルエットが特徴の「DB4 GT Zagatoレーシングカー」に端を発し、50年にもなります。

生産されることになった「Vanquish Zagato Coupe」は、同コラボとして5台目のモデルで、アストンマーティンのダイナミズムや素材クオリティへのこだわりに、ザガートの特徴であるデザイン・ランゲージを巧みに融合させています。

また、高いスポーツ性だけでなく、アストンマーティンの手になるビスポーク・ラグジュアリーの究極の形を示すものという意欲作。

vanquish-zagato_02 copy

アストンマーティンの6.0L V12エンジンは、最高出力が600ps(欧州仕様)に引き上げられており、0-60mph(約97km/h)をわずか3.5秒で加速。パフォーマンス向上により、サスペンションのセットアップも見直されています。

vanquish-zagato_17 copyvanquish-zagato_16 copy

ザガートらしいアグレッシブな外観が目を惹きますが、ボディはカーボンファイバーで製作され、大きな1ピースパネルを使うことにより、ボディパネルの継ぎ目に現れるスプリット・ラインを大幅に削減しているのが特徴。

vanquish-zagato_09 copy

そのほか、ザガートの伝統的なリヤビューを彷彿とさせる円形のテールライト・リフレクターをはじめ、「Aston Martin Vulcan(ヴァルカン)」と同様のLEDブレード・テクノロジーのOne-77用に開発されたものと密接な関係があるという、ウイング・ミラーなども注目点です。

「Vanquish Zagato」の彫刻的なリヤエンドは、DB11のエアロダイナミックな造形を想起させる造形になっています。さらに、リトラクタブル・スポイラーやラゲッジへのアクセスを容易にするリヤハッチなども装備。

vanquish-zagato_11 copy

一方のインテリアでは、ダッシュボードに、「ヘリンボーン・カーボンファイバー」とアルマイト処理が施された暗色ブロンズの組み合わせが採用され、オプションでアニリン・レザーも設定されています。

また、ベントやロータリー・スイッチには豪華な素材を採用しているほか、シートやドアトリムまわりには、ユニークな「Z」パターン・キルトがあしらわれていて、Zagatoのイニシャルである「Z」がヘッドレストにエンボス加工で、センターコンソールにはステッチで施されています。

なお、欧州での納車は2017年第1四半期から開始される予定となっています。

(塚田勝弘)

カンヌ映画祭の名を冠した、ルノー キャプチャー カンヌは即売必至!?

カングーをはじめとして、数多くの特別仕様車をリリースしているルノー。

基本的には、どのモデルも日本のためのスペシャルな仕様になっており、買い得感の高い価格設定になっているのもポイント。

Renault_CAPTUR_CANNES_04

2016年6月23日から50台限定で販売された「ルノー キャプチャー カンヌ」は、その名のとおりカンヌ映画祭の名前を冠した限定車になっています。

ルノーは映画との関わりが非常に深く、110年以上も映画との関連があり、映画のワンシーンにルノーの各モデルが出てくるのはもちろん、オフィシャルカーとして映画祭をサポート。

なお、5月に開催された第69回カンヌ映画祭に300台超のルノー車が提供されたそう。

Renault_CAPTUR_CANNES_05

最大のポイントはボディカラーで「ブルー マリーン フュメ+カプチーノメタリック(20台限定)」、「イヴォワール+カプチーノメタリック(30台)」ともに、印象的なカプチーノのルーフカラー、そして個性を感じさせるボディカラーにペイントされています。

Renault_CAPTUR_CANNES_06 Renault_CAPTUR_CANNES_07

Renault_CAPTUR_CANNES_09 Renault_CAPTUR_CANNES_08

ほかにも専用内装色の「ブラウン+ダークカーボン」、専用レザーシート(前席シートヒーター)、9インチSDナビゲーション、カンヌ映画祭公式エンブレムデカール(左右)、アルミ製ペダル、サングラスホルダーを装備。

Renault_CAPTUR_CANNES_11

価格は289万円で、ベースの「ルノー キャプチャー インテンス」から21万8000円高となっていますが、シートヒーター付レザーシートやナビなどの装備を考えるとお得な仕様です。

今週末(2016年6月25日、26日)には売り切れてしまうかも!? とのことなので、キャプチャーが気になっている方は正規販売店に急ぎましょう。

(文/写真 塚田勝弘)

開発コードを冠した限定車、Gクラス「Edition 463」は驚きの価格!

メルセデス・ベンツの中でも孤高の存在といえる「Gクラス」。

6輪仕様やラリー強化ツインサスペンション仕様を投入するなど、限定車を中心とした話題喚起、商品力向上に余念がありません。

Edition463

2016年6月16日に発売を開始し、9月以降の納車が予定されている特別仕様車の「Mercedes-AMG G 63 Edition 463」、「Mercedes-AMG G 65 Edition 463」も限定車となっています。前者は93台、後者はわずか3台限定。

ベース車は、Gクラスの中でも圧倒的なパフォーマンスを誇る「G 63」と「G 65」。Gクラスの開発コード「463」が車名に含まれていますが、その名に恥じない特別仕様車となっています。

Edition463_G63_02

「G 63」は、最高出力571ps(420kW)、最大トルク760Nmを誇る5.5L V8直噴ツインターボエンジンを搭載。

Edition463_G65_01一方の「G 65」に搭載されている6.0L V12ツインターボエンジンは最高出力630ps/1000Nmという圧倒的なハイパワーと強大なトルクを誇り、最もパワフルなプレミアムSUVとして君臨しています。

今回の特別仕様車には、究極のオフローダーとしての圧倒的な「走破性」そして「スポーティ」というキーワードのもと、特別装備を内・外装に満載。外観では、フロントのステンレスアンダーカバー、サイドのダークアルミニウム調ストリップラインとAMGスポーツストライプ(デカール)が存在を主張しているほか、通常モデルには用意されていない21インチの専用デザインである「AMG5ツインスポークアルミホイール」が装備されています。

Edition463__G63_04Edition463_G65_

インテリアでは、上質さを演出する「designoエクスクルーシブインテリアパッケージ(Mercedes-AMG G 65には標準装備済み)」に加えて、同限定車専用のカーボン調デザインを施したレザーシートとAMGカーボンファイバーインテリアトリムが組み合わされていて、スポーティムードを演出。

「Mercedes-AMG G 63 Edition 463」のボディカラーには、「designoミスティックホワイト2(52台限定)」と「オブシディアンブラック(41台限定)」の2色を設定し、いずれも21インチホイールにはマットブラックを採用。

一方の「Mercedes-AMG G 65 Edition 463」には、「designoグラファイト」の外装色に、セラミックポリッシュホイールが組み合わされ、スタイリッシュな印象に仕上げられています。

気になる価格は、「Mercedes-AMG G 63 Edition 463」が2160万円、「Mercedes-AMG G 65 Edition 463」が3672万円です。

(塚田勝弘)

最後のアストンマーティンDB9「Last of 9」のコレクターズアイテム化は必至!?

フォード傘下時代にDB7の後継モデルとして登場したアストンマーティンDB9は、英国ゲイドンのファクトリーで製造された最初のモデルでもありました。

2ドアクーペ、2ドアオープンのVolante(ヴォランテ)をラインアップし、2004年(発表は前年)から現在までアストンの主力モデルのひとつとして同ブランドの屋台骨を支えてきました。

16_05024_VH_118_Last_Of_9_A_V01_Exterior_Front_Quarter

2016年6月16日、アイコン・モデルとして君臨してきたDB9 のファイナルバージョンである「Last of 9」が発表されました。すでに、3月のジュネーブモーターショーでDB11が発表されていますから「Last of 9」はまさに最終仕様。

世界で18 台のみという超レアな仕様であり、日本には 3 台のみ導入されます。

ファンにとってはまさに垂涎の的といえるでしょう。「Last of 9」の製造を受け持つのは、アストンマーティンのビスポーク的な部門といえる「Q by Aston Martin」。

16_05024_VH_118_Last_Of_9_A_V01_Exterior_Rear_Quarter

ボディカラーに「Q ヘリテージ・カンバーランド・グレイ」を採用し、ボディの前後を飾るマザー・オブ・パール製のインレイ・ウイング、V12エンジンに装着される「Q by Aston Martin」プレート、フェンダーに配置されるブラック塗装の「Last of 9」バッジなど、限定車にふさわしいカスタムメイドのバッジも用意。

16_05024_VH_118_Last_Of_9_A_V01_Interior_General

インテリアには、「サンドストーム・ゴールドレザー」装飾のピンストライプがあしらわれた「セミアニリン・ビターチョコレート・カラー」の本革シートを装備。「Last of 9」の刺繍も施されるほか、ヘッドライニングは質感の高さを抱かせるカシミア張りとなっています。

16_05024_VH_118_Last_Of_9_A_V01_Interior_Rotaries

ダッシュボードには、「フィドルバック」と呼ばれる木目を美しく揃えたウッドパネルが採用されているほか、ビレット・アルミニウム製のロータリースイッチに機械加工による飾り模様も施されています。

「Last of 9」を手にできる幸運なオーナーには、製造プロセスが記録された「Q by Aston Martin」ブックが贈呈されるとともに、アストンマーティン・オーナーズ・クラブへの登録が公式に行われます。

16_05024_VH_164_Last_Of_9_A_V01_Exterior_Wheel

クルマの出自が保証されるため、コレクターズアイテムとしての価値も高まります。

さらに、クルマの製造工程を見学するために、アストンマーティン本社を訪れることもできるそう。なお、日本向けはクーペのみ3台で、価格は3319万7000円です。

(塚田勝弘)

【関連記事】

ジェームズ・ボンドが乗ったDB10よりも速い!? アストンマーティンDB11が世界デビュー
http://clicccar.com/2016/03/08/358346/

日本向けは限定8台!希少な「メルセデスAMG S 63 4MATIC カブリオレ Edition 130」

44年ぶりに「復活」を果たし、ラグジュアリークラスに加わったSクラス カブリオレ。

自動車博物館などに出かけると、もっと昔から4シーターオープンがあったことに気がつくと思いますが、最近は衝突安全や燃費面などクリアすべき要件も多く、リーマンショック直後は世界的に高級車の買い控えが起きていたという指摘もありました。

Archivnummer: SSPIP52776

ここ数年は、高級車のニーズが高まるなどマーケットが整ってきた側面も「復活」を後押ししたのかもしれません。

そのSクラス カブリオレの発表とメルセデス・ベンツの定義による「自動車生誕130周年」を記念し、内・外装に特別装備が採用された限定車「メルセデスAMG S 63 4MATIC カブリオレ Edition 130」も同時に発表されています。

2016年6月2日(木)から2016年7月6日(水)までの期間限定で注文受付を開始。

Archivnummer: SSPIP52785

日本向けは8台で、全世界限定130台という希少なモデルである「メルセデスAMG S 63 4MATIC カブリオレ Edition 130」には、通常の塗料の1/3〜1/10の粒子の塗料を用いることにより、通常の塗料では再現できないというエクステリアを演出する「アルビームシルバー」に、「ボルドーレッド」のソフトトップが組み合わされています。もちろん、同限定車だけに用意された塗装です。

Edition130________________

インテリアには、高級感とスポーティさを兼ね備える「AMGカーボン ファイバー/ピアノラッカー」のトリムにより質感とスポーティ感を向上。

また「Burmester 3Dハイエンドサラウンドサウンドシステム」を標準装備するほか、ステアリングおよびカップホルダーには同仕様車限定の「Edition130」エンブレムを配置。フロアマットも同限定車専用となっています。

贅の限りを尽くした「メルセデスAMG S 63 4MATIC カブリオレ Edition 130」の価格は3251万円です。

(塚田勝弘)

【関連記事】

44年ぶりの新型Sクラス カブリオレ、新型SL、新型SLCが同時ビュー
http://clicccar.com/?p=376128

44年ぶりに「復活」した超高級4シーターオープン!「Sクラス カブリオレ」は2145万〜3417万円
http://clicccar.com/?p=376164

ポルシェ・カイエン「プラチナエディション」は、RSスパイダーデザインの20インチホイールを装着

6月2日から予約受注が開始されたポルシェ・カイエン「プラチナエディション」。

この車名は、限られた期間にのみ販売する厳選されたモデルシリーズに使用されるものだそうですが、販売期間はとくにアナウンスされていません。

Porsche_04

外観で目を惹くのは、よりワイドなホイールアーチに収まるRSスパイダーデザインの大径20インチアルミホール。

Porsche_02

ボディカラーはブラックとホワイトのソリッドカラー仕上げが標準で、「ジェットブラックメタリック」、「パープライトメタリック」、「マホガニーメタリック」、「キャララホ ワイトメタリック」、「ロジウムシルバーメタリック」をオプションで設定。

よりワイドになったホイールアーチもボディ同色になる「ハイグロスエクステリアパッケージ」も用意されています。

インテリアでは、8ウェイの電動調節機能が組み込まれたレザースポーツシートをはじめ、アルカンターラ仕上げのセンターパネル、全席のヘッドレストにあしらわれた「ポルシェ クレスト」が見どころ。

Porsche_01

装備では「ポルシェ・ダイナミック・ライトシステム(PDLS)」内蔵のバイキセノンヘッドライト、「パワーステアリング・プラス」、「パークアシストシステム(前後)」などが標準化されていて、「パークアシストシステム」は、障害物までの距離や前後の他の車両の存在を警告音で知らせるだけではなく、周囲の様子を中央のディスプレイに表示。

さらに、ドアミラーとインテリアミラーに自動防眩機能が標準装備されているほか、後部座席の乗員のプライバシーを確保する濃色プライバシーガラスも標準となっています。

そのほか、標準装備となる「Platinum Edition」ロゴ入り「ステンレススチール・ドアエントリーガード」をはじめ、「カイエンS E-ハイブリッド プラチナエディション」には、「イルミネーテッド・ドアエントリーガード」がモデル名ロゴをテラス演出も用意。

よりハイグレードな標準装備として、プラチナエディションモデルには、オンラインナビゲーション、およびBOSE製サウンドシステムを含む最新の「ポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCM)」を装備。ダッシュボードには、美しいアナログ時計が配置されています。

Porsche_03

価格は「カイエン プラチナエディション」が944万円、「カイエンS E-ハイブリッド プラチナエディション」が1257万円です。

(塚田勝弘)

専用色「タンザナイト・ブルー」が輝く「BMW 330e Celebration Edition」は100台限定

BMW3シリーズに追加されたプラグインハイブリッド(PHV)の「BMW 330e」は、554万円〜599万円という価格設定で、CクラスのPHVは「C350eアバンギャルド」のみで、707万円という価格になっています。

bmw-330e-celebration_02

長年のライバルである3シリーズとCクラス、PHVで戦略が分かれたのは興味深いですが、「BMW 330e」は120km/hまでの速度域で最長36.8kmまでEV走行が可能。「C350eアバンギャルド」は、最長28.6km、最高130km/hまでのモーター走行に対応するとしています。もちろん上記数値はカタログ値なので、実走行では半分から7割程度に減ると思われます。

BMW100周年記念モデルが続々と登場していますが、7月9日から100台限定で発売される「BMW 330e Celebration Edition(セレブレーション・エディション)」は、最上級グレードの「BMW 330e Luxury(ラグジュアリー)」がベース。

bmw-330e-celebration_04

BMWのブルーとホワイトの世界観が表現されたエンブレムがありますが、同限定車はオプションプログラムの「BMW Individual(インディビデュアル)」による最高品質のボディカラーとレザーインテリアで表現されているのが特徴です。

bmw-330e-celebration_01

同エンブレムは、プロペラをモチーフにして、バイエルンの白い雲と青い空をイメージしたとされています。「青い空」をイメージしたブルーをテーマにした同限定車の外観は、特殊な顔料が生み出す色彩の変化が特徴的な「BMW Individual」のカラーの中から、角度や光の当たり方によってダークブルーの色調の中に微細なターコイズが輝いているかのような煌めきを放つという「タンザナイト・ブルー」が採用されています。

bmw-330e-celebration_05

また、質感の高さを感じさせる19インチの「BMW Individual」アルミホイールが足元を引き締めています。

bmw-330e-celebration_06

一方のインテリアは、ホワイトの世界観が表現されていて最高品質の牛革のみを使用し、手作業によるレザー本来の滑らかな手触りと自然な風合いを実現したという「BMW Individualレザー・メリノ・インテリア・プログラム」からオパール・ホワイト色の「メリノ・レザー・シート」をチョイス。

さらに、ピアノの製作工程と同様のピアノラッカー技術が採用されている「BMW Individualピアノ・フィニシュ・ブラック・インテリア・トリム」、「レザー・フィニッシュ・ダッシュボード」との組み合わせも鮮烈な印象を与えます。

100台限定の「BMW 330e Celebration Edition」の価格は678万円で、ベース車よりも約80万円高という設定です。

(塚田勝弘)

ルノー・クリオにワイドボディで275馬力の最強バージョンが登場!

世界三大レースのひとつ、F1モナコグランプリを舞台にルノー・クリオ(日本名:ルーテシア)のスペシャルモデルがアンベールしました。

ルノーのF1ワークスマシンの名前をつけた、そのコンセプトモデルの名前は「クリオ R.S. 16」、ルノースポールの持つ技術力を集めたという、ホットモデルです。

Renault_78772_global_en

エンジンスペックは275馬力、360Nm。ボディは60mmもワイド化され、タイヤは19インチを採用。Bセグメント車のクリオとは思えない迫力を全身から醸し出しています。

ボディカラーは、ルノースポールのトレードマークいえるシリウスイエロー、F1マシンの伝統を受けて、ドアミラーはグロスブラックとされているのも、F1マシンとの関連性を感じさせます。

現時点では市販に関する具体的なアナウンスはありませんが、6月にイギリスで開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでも展示予定というクリオR.S. 16。

そのタイミングで、インフォーメーションが追加されることに期待が高まります。

(山本晋也)

サンルーフがプラネタリウムになる!? 絢爛豪華なBMW・7シリーズの100周年記念車

BMW100周年を記念した特別仕様車が続々とリリースされていますが、今度は最高峰セダンの7シリーズにも100周年記念車が設定されました。

P90220501_highRes_bmw-7-series-celebra

7月9日に70台限定で発売される「BMW 750Li Celebration Edition “Individual(セレブレーション・エディション・インディビジュアル)」。

ベース車は、450ps/650Nmを誇る4.4LのV型8気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンが搭載された上級グレードの「BMW 750Li」。

外観は、特殊な顔料が生み出す色彩の変化が特徴的な「BMW Individualボディ・カラー・プログラム」から「アズライト・ブラック」のボディカラーがチョイスされています。

こちらは、「ダーク・ブラック」の色調の中に、まるで宝石のような美しいブルーの煌きを放つ質感の高いカラー。

P90220506_highRes_bmw-7-series-celebra

存在感のある20インチの「BMW Individualアロイ・ホイール」も見どころで、フラッグシップサルーンにふさわしいプレミアムな佇まいが強調されています。

P90220505_highRes_bmw-7-series-celebra

BMWの限定車としては少なめに思えるのは、その価格だけでなく手作業によるインテリアであるため。最高品質を誇る牛革のみを採用し、手作業による丹念な仕上げによるレザー本来の滑らかな手触りと自然な風合いを実現した「BMW Individualメリノ・レザー・インテリア・プログラム」から、上質で温かみあふれる雰囲気を演出するキャメル色の「フル・レザー・メリノ」が選択されています。

ほかにも、贅沢な雰囲気をさらに強調する同色のアルカンタラ製のルーフライニングや、ピアノの製作工程と同様のピアノラッカー技術により製造される高品質な「BMW Individualピアノ・フィニシュ・ブラック・インテリア・トリム」などの特別装備が組み合わせも見逃せません。

P90220504_highRes_bmw-7-series-celebra

装備面では、先日追加された「リモート・パーキング」のほか、夜間にLEDライト・エレメントがサンルーフのガラス面に6色の「星空」を演出する「スカイラウンジ・パノラマ・ガラス・ルーフ」、前席だけでなく後部座席の「マッサージ機能」も標準装備とするなど、1880万円という価格にふさわしい装備が与えられています。なお、ベース車のBMW 750Liは1659万円です。

(塚田勝弘)

【関連記事】

リモコン操作で無人駐車が可能! 量産車世界初の機能をBMW7シリーズに設定
http://clicccar.com/2016/05/18/372486/

可変減衰力サスペンションなどを搭載したスバル・レヴォーグ「STI Sport」の先行予約を開始

2016年夏にも発売されるスバル・レヴォーグ「STI Sport」。その先行予約が5月27日から開始されました。

MainStyle

数ある専用装備の中でも注目は、「DampMatic Ⅱ」と呼ばれる専用のチューニングが施された可変減衰力サスペンションの採用。

ダンパーの特性を活かした専用コイルスプリングとの組み合わせにより、操縦安定性の向上と乗り心地の確保という、相反する性能を高次元で両立したというのが自慢。

もちろん、専用チューニングビルシュタインリヤダンパーコイルスプリングも採用されています。

また、ステアリングギアボックスの取り付け剛性向上により操舵応答性を高めるなど、ハンドリングの向上にも余念がありません。

FrontStyleRearStyle

外観は、専用設計となるフロントバンパーやフロントグリルをはじめ、LEDフロントフォグランプが採用されているほか、専用18インチアルミホイール、専用大型デュアルマフラーカッターを装備。ボディの前後にはSTIのオーナメントも配置。

なお、ボディカラーはベース車の7色に加えて、「WRブルー・パール」が用意されています。

seat

一方インテリアは、「STI Sport」専用のテーマカラーである「ボルドー」でコーディネートされていて、レッドステッチやピアノブラックのパネルとの組み合わせにより、スポーティでありながら落ち着きのある上質な雰囲気を演出。

また、専用アイテムとして、STIロゴ付きとなる専用ルミネセントメーター、ステアリングホイール、サイドシルプレート、運転席・助手席ヘッドレストを採用することで、レヴォーグ最上級グレードという位置づけにふさわしい仕上がりになっているそう。

cockpit

そのほか、レヴォーグ STI Sportにも専用クランプスティフナー付電動パワーステアリング(なお、フォレスターtSでは、クランプスティフナーの肉厚化されています)が備わり、アドバンスドセイフティパッケージも標準装備されています。

価格は「レヴォーグ 1.6STI Sport EyeSight」が348万8400円、「レヴォーグ2.0STI Sport EyeSight」が394万2000円です。

公式サイト:LEVORG×STI ティザーサイト|SUBARU

(塚田勝弘)

600ps/700Nmを誇る「BMW M6 Celebration Edition Competition」はわずか13台限定

続々と登場するBMWの100周年記念車。第6弾は「BMW M6 Celebration Edition Competition」で、13台限定というレアなモデル。発売は7月9日から開始されます。

P90220333_highRes_bmw-m6-celebration-e

BMWのMモデルでは、M3セダン/M4クーペをはじめ、先日追加されたM2クーペ、M5セダン、X5M、X6Mなど多彩なラインナップになっています。

中核モデルはやはりM3/M4ですが、M5/M6はセダン、クーペ系では別格といえる存在感を放っていますし、M3/M4よりも遭遇率も大きく下がる印象。

ノーマルでも十分に羨望の対象といえる、そのM6クーペをベースに仕立てられた「BMW M6 Celebration Edition Competition」は、自慢の高回転型4.4L V型8気筒Mツインパワーターボエンジンの最高出力を40psアップの600ps、最大トルクも20Nmアップの700Nmまで向上。

その結果、0-100km/h加速はわずか3.9秒(ヨーロッパ仕様車値)というポテンシャルを発揮します。なお、トランスミッションは7速M DCTです。

P90220324_highRes_bmw-m6-celebration-e

動力性能強化に伴いブレーキも大幅な軽量化が図られていて、高い耐摩耗性と耐フェード性を持ち合わせた「Mカーボン・セラミック・ブレーキ・システム」を標準装備。同時に、サスペンションやステアリングにも専用セッティングが施されています。

P90220327_highRes_bmw-m6-celebration-e

迫力満点の外観は、「BMW Individualオースチン・イエロー」の専用ボディカラーに加え、「20インチMライト・アロイ・ホイール、キドニー・グリル・フレーム」、アウタードアハンドルなどに専用のブラック塗装が施されています。

また、カーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)製のリヤスポイラーやリヤディフューザーといった専用装備も迫力ある見た目も印象づけるとともに、サーキットにおける高いパフォーマンス、効果的なエアロダイナミクスを実現。

P90220332_highRes_bmw-m6-celebration-eP90220325_highRes_bmw-m6-celebration-e

上質な内装も見どころです。イエローステッチが随所に施されたブラックの「BMW Individualレザー・メリノ・インテリア」に、「カーボン・インテリア・トリム」やアルカンタラ仕上げの「Mスポーツ・ステアリング・ホイール」の組み合わせによりスポーティかつ上質なムードを演出。

「M6 Celebration Edition Competition」は左ハンドル仕様、13台限定で価格は2321万円となっています。

(塚田勝弘)

500台限定の「The Beetle Dune」は車高15mmアップ、1.4Lに排気量アップでお買い得感アリ!?

500台限定で登場した「The Beetle Dune(ザ・ビートル・デューン)」は、60〜70年代にカリフォルニアで一世を風靡したというビートルをベースとしたラフロードモデル「Dune Buggy(デューン・バギー)」、「Baja Bug(バハバグ)」を現代風に解釈したという特別仕様車。

The_Beetle_Dune_09

ザ・ビートルでは初設定となる新色「サンドストームイエローメタリック」が印象的ですが、18インチアルミホイールと専用サスペンションで車高を15mmアップし、前後ディフューザー付専用バンパーなどによりクロスオーバーテイストとなっています。

インテリアもボディカラー同様に、インパネから専用スポーツシート(ステッチ部分)まで同色でコーディネイトされていて、内・外装ともに特別限定車ならではの個性的な仕上がり。

The_Beetle_Dune_20

エンジンも1.2Lターボのザ・ビートル(105ps/175Nm)から、1.4Lターボの「1.4TSI」に格上げされていて、150ps/250Nmというスペック。なお、トランスミッションは7速DSGで、1.2Lのザ・ビートルと同じです。

The_Beetle_Dune_21

外観は、Dune専用エクステリア(ハニカムフロントグリル、アンダーガード付前後バンパー、ドアミラー、ホイールアーチエクステンション、サイドスカート、ストライプフィルム)をまとっています。

The_Beetle_Dune_10

インテリアは、Dune専用ファブリックシート、レザー3本スポークマルチファンクションステアリングホイール(パドルシフト付、オーディオコントロール付、イエローステッチ)、レザーハンドブレーキグリップ+レザーシフトノブ(イエローステッチ)、センターアームレスト(前席、イエローステッチ)を装備。

The_Beetle_Dune_16 The_Beetle_Dune_13

足まわりは、Dune専用サスペンション、235/45R18タイヤ、8J×18アルミホイール(5ダブルスポーク)となっています。

価格は321万9000円で、ボディカラーは「サンドストームイエローメタリック」のみです。

(文/写真 塚田勝弘)

【関連記事】

限定車「The Beetle Dune」と初代ビートルのラフロードモデルが競演
http://clicccar.com/?p=373400

限定車「The Beetle Dune」と初代ビートルのラフロードモデルが競演!

4代目ゴルフ(カブリオレ含む)にこんな「イエロー」あったよね、と発表会場でVGJの広報担当I氏と話をしていましたが、500台限定の特別仕様車「The Beetle Dune」の「サンドストームイエローメタリック」は、かつてのゴルフよりももう少し明るい色味で、太陽光の下ではゴールドにも見え、街中で非常に映える印象です。

The_Beetle_Dune_04

お台場の「Volkswagen Day 2016」で披露された「The Beetle Dune」は、メインMCのピストン西沢さんがステアリングを握る同車と、ベースイメージにつながるクラシカルなビートルが登場。それにしても車高が高い!

それもそのはず、特別仕様車の「The Beetle Dune」は、60〜70年代にカリフォルニアで一世を風靡したというビートルをベースとしたラフロードモデル「Dune Buggy(デューン・バギー)」、「Baja Bug(バハバグ)」を現代風に再現したというモデル。

The_Beetle_Dune_08

メキシコのバハ・カリフォルニア州といえば、「バハ1000」で知られるオフロードでのレースが思い浮かびますが、元祖ビートルのラフロード仕様と「The Beetle Dune」との2ショットは貴重かもしれません。

The_Beetle_Dune_03

空冷のオリジナル・ビートルの乾いた音と、排気音を抑えた現代的な「The Beetle Dune」のランデブー走行は、「Volkswagen Day 2016」を訪れた多くのファンの注目を集めていました。

The_Beetle_Dune_07

ちなみに、ビートルをベースとしたバギー(写真の車両とは違います)は、1967年の第1回「バハ1100」に出場して見事優勝したそうです。

(文/写真 塚田勝弘)

ブースト時はゴルフRを超える ─ フォルクワーゲン「ゴルフGTI ClubSport Track Edition」画像ギャラリー

量産車FFで「ニュル最速タイム」といえば、メガーヌ ルノー・スポール トロフィー(7分54秒36)やホンダ・シビックタイプR(7分50秒63)などがしのぎを削っています。

7分49秒21で現時点で最速を誇るのが3ドア/MTのゴルフGTIの「GTI ClubSport S」。

GTI_ClubSport _Track_Edition_17

世界限定400台の「GTI ClubSport S」は残念ながら日本上陸はないそうですが、「GTI ClubSport Track Edition」でも十二分というスペックが与えられています。

IMG_0728

ゴルフR譲りのエンジンは、通常時で265ps/350NmとノーマルのGTIから45ps(最大トルクは同値)アップ。キックダウンで約10秒間作動するブースト時は290ps/380Nmで、時間制限があるとはいえ、280ps/380NmのゴルフRを超えます。

なお、車両重量はゴルフRが1500kg、「GTI ClubSport Track Edition」は1430kgと、成人男性1人分くらい軽いですから、加速競争したら後者の方が勝つはず。

「GTI ClubSport Track Edition」のボディサイズは全長4275×全幅1800×全高1470mmで、ゴルフRよりも5mm高くなっています。

GTI_ClubSport _Track_Edition_08

専用装備は、ベース車から45psアップのブースト機能付のほか、電子制御油圧式フロントディファレンシャルロック、大径4輪ベンチレーテッドブレーキディスク(フロント340×30mm、リヤ312×22mm)、アダプティブシャシーコントロール「DCC」、専用エクステリア(ハニカムフロントグリル、前後バンパー、リヤスポイラー)、225/35R19タイヤ(撮影車両はピレリP ZERO)、7.5J×19アルミホイール。

GTI_ClubSport _Track_Edition_19IMG_0733

内装では、専用ファブリック&アルカンターラ レカロスポーツ、専用アルカンターラ3本スポークマルチファンクションステアリングホイールのほか、純正インフォテインメントシステム「Discover Pro」となっています。

GTI_ClubSport _Track_Edition_09GTI_ClubSport _Track_Edition_21

価格は469万9000円で、ピュアホワイト×ブラックルーフが200台、カーボンスチールグレーメタリック×ブラックルーフが200台となっています。

(文/写真 塚田勝弘)

【関連記事】

400台限定のゴルフGTI ClubSport Track Editionには、別仕様の隠し球があった?
http://clicccar.com/?p=373357

400台限定のゴルフGTI ClubSport Track Editionには、別仕様の隠し球あった?

史上最速のフォルクワーゲン・ゴルフGTI「ClubSport Track Edition」が400台限定で5月21日から受注を開始しました。

披露されたのは「Volkswagen Day 2016」が開催されたお台場の会場で、メインMCとしてピストン西沢さん、まだVGJの新社長ティル シェア氏も登壇。

GTI_ClubSport _Track_Edition_01

ピストン西沢さんが特設コースでその走りを披露し、サーキットで走らせたい! と興奮気味に語るなど、本領を発揮するのは「Track Edition」の名にふさわしいステージのようです。

GTI_ClubSport _Track_Edition_04

さて、ゴルフGTI「ClubSport Track Edition」は、もうすでに多数の引き合いがあるそうで、最後まで読まずに!? 気になる方はのんびりしていると完売! ということになりかねませんのでディーラーに急ぎましょう。

GTI_ClubSport _Track_Edition_05

ゴルフGTIの40周年を祝うハイパフォーマンスモデルという位置づけですが、ニュルブルクリンクでのFF最速という座をシビックタイプRから奪ったことでも話題を集めています。

今回発表された「ClubSport Track Edition」は、通常時265ps/350Nm、キックダウンすることで10秒間得られるブースト機能時290ps/380Nmというスペックですが、じつはこのモデルよりも速い「ClubSport S」という仕様があります。

こちらは、310ps版でMTのみ世界限定400台という最強バージョンですが、日本には残念ながら入ってきません。

余談ですが、日本の温暖化というか熱帯化がフォルクワーゲンの日本導入モデルに少し影響があるらしく、フォルクワーゲンの定義では、最近の日本は上から2番目に暑い「亜熱帯」地域になったそうです。

そうなると、最高出力に制約が出てくるなど、ハンドメイドではない大量生産が基本の同社ですからほかの涼しい地域にある最速モデルが入ってこない可能性もあります。

ちなみに「ClubSport S」の日本未導入とこの亜熱帯化の件が関係あるかは分かりません。マーケティング的な理由からだと思われますが。

GTI_ClubSport _Track_Edition_08GTI_ClubSport _Track_Edition_09

さて、ゴルフGTI「ClubSport Track Edition」の価格は469万9000円で、写真のピュアホワイト×ブラックルーフが200台、カーボンスチールグレーメタリック×ブラックルーフが200台。トランスミッションは湿式の6速DSGのみです。

GTI_ClubSport _Track_Edition_07GTI_ClubSport _Track_Edition_11

なお、もう完売してしまった、あるいは、ここまでカリカリの仕様は奥さんの許可が出ないなどの方向け? にもう少しマイルドな仕様のゴルフGTI「ClubSport Street Edition」が出るそうですので、そちらを待つ手もあります。

(文/写真 塚田勝弘)

最新ディーゼルを搭載したBMW 3シリーズの限定車「Celebration Edition Style Edge」

400台限定車の「Celebration Edition Style Edge」は、BMWの創立100周年を記念した特別限定車の第3弾モデルで、カタログモデルの「320d」と同様に、最新の2.0Lクリーンディーゼルエンジンが搭載されています。

bmw-3-series-celebra_01

190ps/400Nmと、改良前からそれぞれ6ps、20Nm引き上げられ、カタログ燃費も約10%向上の21.4km/Lと最新エンジンにふさわしいスペック。

限定車「Celebration Edition Style Edge」のベースは320d系の中でも最もスポーティな「M Sport」で、外観では「Style Edge」専用の「18インチMライト・アロイ・ホイール」をはじめ「BMW M Performanceブラック・キドニー・グリル」などが特別装備され、よりダイナミックでスポーティなものとなっています。

bmw-3-series-celebra_04bmw-3-series-celebra_07

内装は、ピアノの製作工程と同様のピアノラッカー技術を用いて製造される高品質な「BMW Individualピアノフィニッシュブラックトリム」に、「パールグロスクロームハイライト」が組み合わされたインテリアトリムが見どころで、ブラックの「Sensatecレザーシート(合成皮革)」や「BMW M Performanceステンレス・スチール・ペダル/フットレスト」などの特別装備も質感向上に一役買っています。

bmw-3-series-celebra_05bmw-3-series-celebra_06

価格はセダンの「320d Celebration Edition Style Edgeが577万円、セダンの「320dツーリングCelebration Edition Style Edge」が599万円。

bmw-3-series-celebra_02

ベース車の「320d M Sport」は557万円、「320dツーリング M Sport」は579万円ですから、それぞれ20万円アップとなっていますが、見た目や質感を重視する人には買い得感の高い限定車といえそうです。

(塚田勝弘)

【関連記事】

■BMW 320dセダン/ツーリングに新世代ディーゼルを搭載して動力性能、燃費を向上
http://clicccar.com/?p=372879

「Drive-E」2.0Lツインチャージャーを搭載した史上最強の「S60/V60ポールスター」がデビュー

「Drive-E」とは、ボルボの新しいパワートレーン戦略のことで、フォード傘下から離れて自前でエンジンを中心としたパワートレーンを作り上げ、現在数多くの車種に搭載されています。

気筒数は最大4気筒までで、全長4.9m超、全幅1.9m超の大SUVの新型ボルボXC90も例外ではありません。

Polestar exterior static bright shots

また、ボルボの傘下になったポールスター社は、レーシング活動だけでなく市販モデルの開発・チューニングにも深く携わっていて、2014年に初の公道仕様車を一部市場で発売しました。

今回のS60/V60ポールスターは、販売市場をこれまでの13カ国から47カ国に拡大するとともに、年間生産台数を従来の750台から1500台に倍増することで、日本だけでなく各市場での引き合いの多さに対応するとしています。

Polestar exterior static bright shots

最新のS60/V60ポールスターは、367ps/470Nmを誇るスーパーチャージャーとターボによるダブル過給器付の2.0L直列4気筒エンジンを搭載。0-100km/h加速は4.7秒、最高速度は250km/h(リミッター作動)に到達。

さらに、パフォーマンスが向上しているにも関わらず、クラストップレベルの燃費(7.8L/100km)とCO2排出量(179 CO2g/km)を達成しているのも自慢です。

標準の「T6」エンジンと比べると、ターボの大型化をはじめ、コンロッドとカムシャフトの変更、エアインテークの大型化、および燃料ポンプの大容量化などが図られています。

Challenging Marrakech races concludes promising first WTCC third

新型のS60/V60ポールスターは、「ポールスター・シアン・レーシング」が現在、FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦している新しい「S60 ポールスターTC1レーシングカー」のテクノロジーを受け継いでいます。

ベースとなるシャーシとエンジンには、「S60ポールスターTC1レーシングカー」と基本的に同一のテクノロジーを共有。

駆動方式は、ボルグワーナー社による4WDシステムで、ポールスター用にチューニングされたギアトロニック付新型8速ATが組み合わされています。

Polestar detail shotsVolvo S60 and V60 Polestar brake discPolestar detail shots

そのほか、20インチの軽量ホイール、ポールスター用にチューニングされた電動パワーステアリング、および371mmの新しいスロッテッドブレーキディスクなどの新しい装備を用意。

Polestar exterior static dark shots

日本での発売時期、価格は未定となっていますが、新型S60/V60ポールスターの登場が楽しみです。

(塚田勝弘)

【関連記事】

■精悍かつ専用ブルーが映えるエクステリア ー ボルボ「V60 ポールスター」画像ギャラリー
http://clicccar.com/2015/12/19/343816/

■ボルボ「V60 ポールスター」の走りは、日常使いからサーキット走行までハイレベルで応えてくれる
http://clicccar.com/2015/12/19/343792/

■ボルボ・ポールスターの2016年モデルは、台数は据え置き販売国増加で争奪戦必至!?
http://clicccar.com/2015/03/16/298035/

5時間足らずの東京初披露。これがアストンマーチン・ヴァルカンだ!

5月15日、GW後最初の日曜日の夕方、東京・渋谷区にある「代官山 T-SITE」の敷地内にあるギャラリースペースにて、アストンマーチンのクローズドコース専用車である「アストンマーチン・ヴァルカン」が公開されました。

展示された時間は夕方4時過ぎから8時半という非常に短い時間でした。

Aston_Vulcan-2Aston_Vulcan-9

このクルマは、世界でたった24台のみ生産されるレーシングカー。

しかもそのハンドルを握れるのは、アストンマーチンのCEOアンディ・パーマー氏自らの審査で合格した24人のみなのです。その24枠に日本人も1人入っており、既に納車されています。

最高出力820馬力を発揮する7.0L V12エンジンを搭載し、6速シーケンシャルというパワートレインをカーボンファイバー製のモノコックボディに搭載、同社が現在参戦しているWEC(世界耐久選手権)のGTEクラスのマシン以上のパフォーマンスを発揮するとのことです。

Aston_Vulcan-22

今回、代官山T-SITEに展示されたのは、その個体そのものではないですが、福岡、広島と各地域で開催されるVIP向けの公開ツアーの一環で、日本で一般にも見られるように展示されたのはこれが初になります。

Aston_Vulcan-13

ただただ、この圧倒的な存在感に無言になってしまいました。

当日の夕方4時に代官山T-SITEのSNSに突如告知がされるという、あまりのサプライズながら、会場には多くのクルマ好きがカメラ片手に食い入るように色んな角度から撮影しながら見ていました。

Aston_Vulcan-14 Aston_Vulcan-15

残念ながら、インテリアはVIP向けにギャラリースペース内で開催されているパーティー側、運転席側のみドアが開けられており、屋外からははっきりと伺うことは出来ませんでした。

乗り降りする際は、専用ステアリングを外して行います。このステアリングは1つでスポーツカーが買えるみたいです。

Aston_Vulcan-25 Aston_Vulcan-23

ド迫力のエクステリアの中で印象に残るヘッドライト、テールランプ。特にテールランプは、この1つ1つが発光するのです。このデザインをより市販向けにリデザインし、将来のアストンマーチンに登場させるようです。

Aston_Vulcan-17Aston_Vulcan-16

足元は、フロント(左)が305/30ZR19、リア(右)が345/30ZR19でミシュラン・パイロットスポーツカップ2が装着されていますが、サーキットではもちろんスリックになります。

足回りは、レーシングカー譲りのプッシュロッド式サスペンションに、カーボンセラミックブレーキと電子制御システムでオーナーが安心してサーキットを攻められるように設計されています。

ヴァルカンのオーナーに内定すると、アストンマーチン専用のサーキットトレーニング(レーシングドライバーによる、実技(One-77やV12ヴァンテージSの市販車からヴァンテージGT4レーシングカー)と座学両方のドライビングスクール、シミュレーターを使ったトレーニングを受け、無事にヴァルカンが納車された後、世界各国のサーキットにてヴァルカンオーナーのみの走行イベントを行います。

これらのヴァルカン専用プログラムには、予備パーツ、装備品、運送等などのサービスも含まれています。フェラーリのXXプログラム、マクラーレンP1GTRプログラムと同等のものですね。

今度は、ヴァルカンが日本のサーキットで疾走する姿をぜひ納めたいものです。

(栗原 淳)

自動車生誕130周年を記念した「メルセデスAMG GT」期間限定で販売

すでにご存知の方もいるでしょうが、内燃機関で走る世界初の自動車といえば、1886年に登場した「ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン」と言われています。

馬車に代わる乗り物として発明され、15km/hでの走行が可能だったとか。

それから130年を経た2016年。メルセデス・ベンツ日本は自動車生誕130周年を記念して「メルセデスAMG GT S 130th Anniversary Edition」を2016年5月12日から8月31日までの期間限定で販売すると発表しました。

00

この特別なモデルのベースとなるのは、メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスモデルを手掛ける「メルセデスAMG」が2015年に国内でも販売を開始した「メルセデスAMG GT」。同社のレーシングスピリットと技術を余すことなく注ぎ込んだ象徴的な1台であります。

エンジンは4.0L V8直噴ターボが搭載され、上級グレードの「AMG GT S」では最高出力510ps、最大トルク650Nmと圧巻の性能を発揮します。

今回の特別仕様車では「AMG GT S」をベースに通常では設定されていない専用エアロパーツ(フリック、サイドスカート、固定式リアスポイラー)で武装したほか、鍛造で軽量な19/20インチAMGマルチスポークアルミホイールを装着。

随所にブラックのアクセントを加えたことで、外観を引き締め、スポーティな装いを強調したとのこと。

また、インテリアではサイドサポートの張り出しを強めてコーナリングでの体のホールド性を高めた上で、ナッパレザーやシートヒーターで質感と快適性にもこだわったAMGパフォーマンスシートを採用。

そのほかにも、ブラックピアノラッカーウッドトリムといった専用仕立てや、ベース車には設定のないBurmesterハイエンドサラウンドサウンドシステムを搭載している点にも注目です。

車両本体価格はベースの「AMG GT S」より210万円高い2140万円となっています。

(今 総一郎)

フェラーリの「代車」として提供される世界限定99台の特別仕様のアバルト

FCAジャパンのブランドには、フィアット、クライスラー、ジープ、アバルトがあります。

アバルトが1971年にフィアットの傘下に収まって以来、フィアットの高性能・スポーティモデルという位置づけで多くのホットなコンパクトモデルがリリースされているのはご存じのとおり。

427_news_image_BW0R0039

一方で、同じイタリアのフェラーリは、2016年1月にフィアットグループから独立した形になっていますが、依然としてフィアット系グループがフェラーリの大株主になっています。

日本ではFCAジャパンとフェラーリ・ジャパンは別会社で、販売網も別ですが、5月2日からフェラーリ顧客向けの代車にアバルトの車両を提供するという発表がありました。

427_news_BW0R0032

このフェラーリ顧客向け代車サービスは、「ABARTH 695 Biposto Ferrari Courtesy Car」によるもので、2015年10月から欧州を皮切りに開始したグローバルプロジェクト。

「アバルト695ビポスト」をベースに特別仕様車として世界99台限定で製造され、日本には10台を導入、国内のフェラーリ・ジャパン正規ディーラーのうち、当プロジェクトに参加する店舗に随時納車し、各店舗で代車としてフェラーリのオーナーに提供されるサービスです。

427_news_BW0R0029

なお、この「アバルト695ビポスト」は、ビポストの標準仕様にフェラーリならではのレッドの特別ボディカラーが設定されたもの

同じイタリアで、かつて同門で「アバルト695トリブート フェラーリ」などの市販車でのコラボの実績があるとしても、代車サービスとして他社ブランドに車両を提供することはFCAジャパンとして初のプロジェクトだそう。

確かに他のメーカーやブランドでも聞いたことはありません。その狙いは、今回のサービス開始により、多くの日本の顧客に「アバルト」を認知、体感してもらうのが目的だそう。

427_news_BW0R0054

FCAジャパン社長のポンタス・ヘグストロム氏は、「今回フェラーリにアバルトを選んでいただいたことは、アバルトの情熱とスポーツスピリットをフェラーリにも評価していただいた結果と、光栄に思っています」とコメントしています。

(塚田勝弘)

ジープ誕生75周年記念限定車の第1弾「レネゲード」、「コンパス」、「チェロキー」の3モデルが登場

1941年に誕生した「Jeep」ブランド。軍用からのスタート、「Jeep」の商標もウィリスやカイザー、AMCなどを経て、現在のクライスラーのブランドとなるまで複雑な歴史がありましたが、少し前まではこうしたクロカン系4WDのことを「ジープ」と呼んでいた人もいるくらい、誤用も含めてその知名度は抜群です。

2016 Jeep® 75th Anniversary edition complete model lineup

そのスタートをいつにするかでも諸説ありそうですが、FCAでは「Jeep」が今年で75周年を迎えることとし、すべてのモデルに「75th Anniversary Edition」を設定し台数限定でリリース。

第一弾は、ジープ・レネゲード、ジープ・コンパス、ジープ・チェロキーの3モデル。

「Jeep Renegade 75th Anniversary Edition」、「Jeep Compass 75th Anniversary Edition」、「Jeep Cherokee 75th Anniversary Edition」が2016年5月14日から販売されます。

426_news_75th_BU_front

75周年記念モデルの特徴は、グリーン、オレンジ、ブロンズをボディカラーと、インテリアの共通のカラーとして、メインカラーを含めて各部に採用されている点で、エンブレムやフロントシートには、誕生年の「1941」が刻印され、ブロンズルーフレールなどを特別装備。こうした装備を用意しながら価格は、ベースモデルから据え置かれています。

426_news_75th_BU_rear426_news_75th_BU_BADGE

Jeep Renegade 75th Anniversary Editionジープ・レネゲード 75th アニバーサリーエディション)」のベースグレードは「リミテッド」。

ボディカラーはジャングルグリーンで80台限定。なお、エンジンは1.4Lの「マルチエア」と呼ばれる140ps/230Nmを発揮する直列4気筒ターボで、6速DCTと組み合わされています。価格は318万6000円。

426_news_75th_MK_front426_news_75th_MK_BADGE

「Jeep Compass 75th Anniversary Edition(ジープ・コンパス 75th アニバーサリーエディション)」のベース車も「リミテッド」で、計100台限定となっています。ボディカラーはレコングリーン(30台)とブラック(70台)で、エンジンはレギュラーガソリンを指定する2.4Lの直列4気筒DOHCを搭載。駆動方式は4WDのみで、価格は価格は356万4000円。

empty space and modern building exterior

426_news_75th_KL_BADGE

「Jeep Cherokee 75th Anniversary Editionジープ・チェロキー 75th アニバーサリーエディション)」のベース車も「リミテッド」で、ボディカラーはレコングリーンで50台限定。

パワートレーンは3.2LのV型6気筒エンジンに9ATの組み合わせで、272ps/315Nmというスペックを誇ります。価格は499万5000円です。

(塚田勝弘)

紳士以外お断り!? BMW5シリーズの特別限定車は「バロン」を掲げる

BMWの創立100周年を記念する特別限定車第2弾「BMW 523d Celebration Edition BARON(セレブレーション・エディション・バロン)が200台限定で登場しました。

なお、第1弾はサブブランドである「BMW i」のBMW i3です。

bmw5_series_celebra_04

発売は4月29日からで、本物の紳士のためのセダンという位置付けになっています。

パワートレーンは、184ps/380Nmを発揮する2.0L直列4気筒ツインパワーディーゼルターボと8速ATの組み合わせで、ディーゼルエンジンのみの設定。

正統派なスーツの色味を髣髴とさせる専用ボディカラーが採用されている外観は、イギリスのサビルロウ仕立てのグレーのスーツのように信頼感を印象付ける「ミネラル・グレー」と、イタリアのナポリ仕立てのネイビーのスーツのように爽やかな色気を演出する「メディテレーニアン・ブルー」の2色が用意されています。

bmw5_series_celebra_06

足元は、「19インチMライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング351M」がスポーティかつエレガントに演出しているほか、フロントマスクをより強調づけるアダプティブLEDヘッドライトを装着。

bmw5_series_celebra_01

インテリアでは、上質な雰囲気の専用色オイスターのレザーシートに、シックな世界観を主張したという「ファインライン・アンソラジット・ウッド・トリム」の組み合わせが見どころで、爽やかな薫りのアロマディフューザーや、極上の着座感を叶えるランバーサポートと前席用シートヒーターなども装備。

bmw5_series_celebra_03bmw5_series_celebra_05

さらに、ジャケットなどが掛けられるコートハンガーやシリアルナンバーが刻印されたインテリアバッジとレザーキーケースなど、紳士にふさわしい専用アクセサリー類も用意されています。

ほかにも、ソフトクローズドア(フロント&リヤ) 、オートマチックトランクリッドオペレーションなどが装備され、価格は777万円となっています。

(塚田勝弘)

642psにまで向上したベントレー・コンチネンタルGTスピードが登場

従来の635psでも十分に圧倒的ですが、マイナーチェンジを受けたベントレーのコンチネンタルGTスピードは642psまで最高出力が向上し、最大トルクも20Nmアップの840Nmというとんでもない数値になっています。

main

6.0LのW12気筒を搭載し、ベントレー最速を誇るコンチネンタルGTスピード。フェイスリフトも受けた最新モデルは、ブーストコントロールを入念に最適化することで幅広い回転域でトルクアップを実現したそうです。

2000 rpmから5000 rpmまで途切れることなく湧き上がる最大トルクにより、加速性能が飛躍的に向上し、0-100 km/h加速は4.1秒で到達。

同時に発表された「Black Edition」の外観は、ボディカラーをより引き立てるべく、ウィンドウ周辺やランプベゼルなど、エクステリアのブライトウェアに高光沢のブラック仕上げが施されています。

sub3

21インチの 5本スポーク・ディレクショナルホイールはオールブラックで、その間からのぞく特徴的なブレーキキャリパーは、レッドまたはブラックを選択可能。

sub1

さらに魅力的なアクセントとして、フロントスプリッターとサイドスカート、リヤディフューザーにコントラストカラーを設定。

「Hallmark」、「Beluga」、「St. James’Red」、新色の「Cyber Yellow」の4色が用意されるほか、ドアミラーにもこのコントラストカラーを選択することもできます。

sub2

インテリアにもダークトーンとアクセントカラーの組み合わせが採用されていて、フェイシア、センターコンソール、ルーフコンソールにカーボンファイバーが配置されています。

ほかにも、シートやセンターコンソールに、「Black Edition」専用のカラースプリットによるコントラストカラーのレザーを用意。

sub4

エクステリアのアクセントカラーに合わせて、「Porpoise」、「Beluga」、「Pillar Box Red」、そして新色の「Cyber Yellow」が設定され、それぞれのドアと「Mulliner」製のGT専用デザインシートに施されたダイヤモンドキルトにはコントラストステッチも効いているのも特徴。

なお、新型GTスピード、GTスピード「Black Edition」の日本での価格は現時点では未定だそうですが、2016年度中の納車が予定されています。

(塚田勝弘)

人気モデルのアン ミカがプロデュースしたボルボ「V40 Cross Country Ahn Mika Selection」

ベース車のボルボV40よりも30mm全高が高い1470mm、最低地上高は10mm高い145mmというボルボV40クロスカントリーは、SUV風のクロスオーバーという雰囲気が漂うモデル。

現在の日本で買えるCセグメント(ハッチバック)では珍しい存在といえます。

V40_Cross_Country_01

基本的には背の低いハッチバックのお色直し系ですから、SUVまでは要らない人にちょうどいいでしょう。中でもV40はクーペ風のスタイリッシュなフォルムですから都会にも似合うムードも魅力。

ベース車と比べると、乗降性の良さやアイポイントの高さなども美点で、スキーやキャンプなどの相棒としても活躍してくれるはず。

そのV40クロスカントリーに設定された特別仕様車の「V40 Cross Country Ahn Mika Selection」は、人気モデルでテレビやラジオなどでも活躍しているアン ミカさんがプロデュースした50台限定車。

V40_Cross_Country_02

パリコレなどの国際舞台で活躍してきたファッションモデルならではのチョイスによる内・外装の特別のカラーコーディネーションや、アイテムが装備されています。

ボディカラーは鮮やかなパッションレッド、インテリアは、白に近いブロンドのシートカラーがセレクトされています。

エスプレッソ/ブロンドの2トーンのインテリアカラーに、洗練された北欧家具を想起させるモダンウッド・パネルの組み合わせが印象的で、また「パノラマ・ガラスルーフ」による開放感の高さも魅力。

価格は、1.5L直列4気筒ターボで6ATの「V40 Cross Country T3 Ahn Mika Selection」が389万円、2.0L直列4気筒ディーゼルターボと8ATの組み合わせの「V40 Cross Country D4 SE Ahn Mika Selection」が449万円、2.0L直列4気筒ターボ+8ATの「V40 Cross Country T5 AWD SE Ahn Mika Selection」449万円。

なお、販売は下記の専用サイトからのウェブ限定販売となっています。
予約専用サイト:V40 Cross Country | スペシャル・エディション

(塚田勝弘)

5月31日までの期間限定販売で3510万円!メルセデス・ベンツ「G 550 4×42」

メルセデス・ベンツが日本記念日協会の認定を受け、4月4日が「四輪駆動の日」と記念日制定・登録がされたまさにその日、「G 550 4×42(フォー・バイ・フォー スクエアード)」が発表されました。

G550_4×4_04

クルマにそれほど詳しくなくてもGクラスの存在は認知している人が多いのではないでしょうか。

「ゲレンデヴァーゲン」や「ゲレンデ」などと呼ぶ人もいますし、芸能人などセレブ御用達のSUVとして、一度もオフロードを走ることがなくても支持されている一面もあります。

「G 550 4×42(フォー・バイ・フォー スクエアード)」は、アジア地区では日本だけで販売され、5月31日までの期間限定販売。

価格は3150万円と、兄貴分にあたる6輪の「G 63 AMG 6×6」の8000万円と比べると半額以下ですが、ノーマルのGクラス(350d)が1070万〜3470万円(Mercedes-AMG G 65)という価格帯であることを考えると、相当高額な設定にも思えますが、もちろん性能や装備は価格に見合うものになっているはず。

G550_4×4_02

その理由を探ると、37年におよぶGクラスの特殊車両技術を投入した「究極のオフローダー」を謳っています。

G550_4×4_14

最大の見どころは、ラリー強化仕様ツインサスペンション。各ホイールに2本ずつ装着されるスプリングとダンパーストラットの可変ダンパーシステムから構成され、量産車のGクラスに組み合わされています。

G550_4×4_01

「あらゆる道」を走破できると豪語するように、「メルセデス・ベンツ コネクション」に設定されたコースでデモンストレーションも実施されました。

小さなスペースですが、「BALANCE MOGUL」と名付けられたモーグル、「CROSS HILL」と呼ばれる傾斜越えで、始めにノーマルのGクラス、そして「G 550 4×42」が登場。

G550_4×4_09G550_4×4_08

通常のGクラスでも時折スリップしながらも走破できましたが、「G 550 4×42」は、走行中にロック可能なディファレンシャル、そしてもちろんフルタイム4WD、防弾仕様車の技術をベースとした「ポータルアクスル」の採用により、460mmもの最低地上高が確保されていることもあって、難なくクリアしてしまった印象。

G550_4×4_11G550_4×4_04

先行したノーマルのGクラスがスリップしたシーンでも、まったく滑ることなく走破したり、1輪が完全に宙に浮いても姿勢が保たれたりするのには、プレスから感嘆の声も上がっていました。本当に「足が伸びる! 縮む!」という感じです。

G550_4×4_12G550_4×4_06

こんな圧倒的な悪路走破性が必要なシーンは、公道はもちろん、日本のオフロード専用コースでもなさそうですが、見た目の圧倒的な迫力もあってGクラスに注目するセレブの方々から熱視線を浴びそう。

なお、パワートレーンは4.0LのV8ツインターボエンジンで、421ps/610Nmというスペックを確保。ボディサイズは全長4520×全幅2100×全高2240mmで、タイヤサイズは325/55R22となっています。

(文/写真 塚田勝弘)