Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

サンプル

モトチャンプ

横浜ゴムがチェルシーFCの新ユニフォームを発表

横浜ゴムは、パートナー契約を結んでいるイングランド・プレミアリーグに所属するチェルシーFCの2016-2017年シーズン新ユニフォームを発表しました。

2016052615tr001_2

同時に新ユニホームを着用した選手を起用し、新しい広告ビジュアルを制作しました。

このビジュアルのテーマは横浜ゴムの意志を表現したもので、「Aim High – Strive for success(高みを目指すという意味)」というコピーを採用しています。

2016052615tr001_3

新ビジュアルは横浜ゴムの制作するチェルシー関連のアイテム(Web・SNS・店頭ツールなど)にも使用しグローバルに展開され、今後、色々な広告媒体でこのビジュアルを目にすることになる予定です。

新ユニフォームはシンプルに優雅、伝統に焦点を当てたデザインとなっています。

細部にホワイトを使った伝統的なブルーを基本とし、アディダスの3本ストライプを脇に配し、伝統的なVネック襟を採用しています。

クラブを象徴するライオン紋章が袖やユニフォーム前面に装飾されたことも新デザインの特徴です。胸には大きく「YOKOHAMA TYRES」のロゴが表示されています。

1905年設立のチェルシーFCはプレミアリーグの名門クラブ。

プレミアリーグで5度、FAカップで7度、UEFAカップウィナーズカップで2度、2012年のUEFAチャンピオンズリーグ、2013年のUEFAヨーロッパリーグで優勝し、英国クラブで唯一UEFA三大クラブ大会を制しています。

(山内 博・画像:横浜ゴム)

日産と三菱の資本提携で浦和レッズが危機だって!? そんなバカな

浦和レッズをなめるな。あいつらは強い。

futta2483m

私はFC東京サポーターなので浦和レッズはべつに好きじゃないんですが、サッカーファン、Jリーグファンとしてちょっと気になるのは、日産自動車と三菱自動車の資本提携です。

これ、まず自動車業界で話題になったニュースですが、Jリーグにも影響してくるんですね。

というのは、Jリーグ規約の第25条第5項に

「Jクラブは、直接たると間接たるとを問わず、他のJクラブまたは当該他のJクラブの 重大な影響下にある法人の経営を支配しうるだけの株式(公益社団法人または特定非営 利活動法人にあっては社員たる地位)を保有している者に対し、自クラブまたは自クラブの重大な影響下にあると判断される法人の経営を支配できるだけの株式(公益社団法 人または特定非営利活動法人にあっては社員たる地位)を保有させてはならない。」

というのがあるんです。

日産自動車は横浜Fマリノスの株式の過半数を持つ筆頭株主、三菱自動車は浦和レッズの株式の過半数を持つ筆頭株主のようなんですね。

そこで三菱自動車が日産自動車の傘下に入ると、どちらかが株式を売却しないといけないことになると思われます。この場合、おそらくは三菱自動車が浦和レッズの株式を売却することになるでしょうね。

というわけで、いまスポーツ新聞やらなんやらは、『浦和レッズ存続の危機か?』みたいな記事を出しているわけです。

でもね。悔しいけど、浦和レッズはそんなにヤワじゃないですよ。

じっさいにこのままではJリーグ規約に抵触するっぽいので、そうであれば三菱自動車は浦和レッズの株式を(あるていど)手放すでしょう。でも、保有している株式の全部手放さなくてもいいんじゃないかな。

『経営を支配しうるだけの株式』じゃなければいいわけだから。

で、浦和レッズはあぶないか? そんなバカな! あのクラブすげえ観客動員があるんですよ。1試合平均3万8000人を超えるんだよ! Jリーグの中でもダントツの1位ですよ。

ちなみに2位がFC東京で1試合平均2万8000人台だから、いかに浦和レッズの人気がバケモノかわかるでしょう。予算も潤沢だし、浦和レッズは優良企業なんです。

futta2464m

じつは三菱自動車の大きな不祥事っていうのは今回が初めてじゃないんですね。

以前のリコール隠しのときにも三菱自動車の経営が危うくなる事態があったんですが、浦和レッズの経営陣は「三菱自動車が撤退しても浦和レッズは問題なくやっていける」と表明していたと記憶しています。

親会社に支えられないと成り立たないクラブじゃないんですね。

そもそも浦和レッズはJリーグ発足当初は弱小クラブでした。それがビッグクラブに成長できたのは、まぎれもなく地元サポーターのおかげです。そのサポーターからひんしゅくをかうような名称の変更なんか、筆頭株主が変わってもこわくてできないでしょう。

というわけで、マスコミは『浦和レッズの危機』みたいに騒ぐ記事が好きだろうけど、残念ながら!浦和レッズは(すくなくとも見た目には)あまり大きな影響を受けずにビッグクラブでありつづけるんじゃないかな。それくらいあのクラブは手ごわいです。

(まめ蔵)