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日産ブランドの新しい情報発信拠点「NISSAN CROSSING」を動画でチェック!

東京の一等地である銀座。その四丁目交差点に新たな複合商業施設「銀座プレイス」が9月24日に開業しました。

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地上11階、地下2階で構成され、銀座の新たなランドマークとしての存在感を表現したという白亜の塔ですが、その1階と2階では日産ブランドの発信を目的とした「NISSAN CROSSING」が展開されています。

同所では、1963年8月から「日産ギャラリー」が親しまれていたのですが、ビルの建て替えに伴い2014年より一時休館しており、この度、大幅なリニューアルを受けての再スタートとなります。

「NISSAN CROSSING」の狙いは、“ワクワクする未来のドライビング体験”の提供とのこと。

ビル正面の入口をくぐった先には最先端の自動運転技術搭載車や電気自動車など日産ブランドのクルマが数多く展示されているほか、2階では日産の歴史やモータースポーツでの活躍を紹介。

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さらに、360度バーチャルリアリティコンテンツを通して、あたかも運転しているかのように「GT-R」が参戦するモータースポーツを体感できたり、ミニカーやオリジナルグッズの販売店やカフェも併設されており、ちょっと立ち寄るだけでも十分楽しめるコンテンツが盛り沢山。

また、通常の販売店と異なり、クルマの購入を考えていなくても気兼ねなく立ち寄れるのも嬉しいポイントでしょう。

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この「NISSAN CROSSING」の設営の舞台裏や用意されているコンテンツ、そして来場者の興奮の声をまとめた動画も公開中。ぜひ、チェックしてみてください。

[NISSAN CROSSING]

住所:東京都中央区銀座五丁目8番1号
営業時間: 10:00〜20:00
電話番号:03-3573-0523
休館日:不定期

(今 総一郎)

BMW GROUP Tokyo Bayのドライビング・エリアではトレーニングも受けられる

「会社帰りにドライバー・トレーニング」というコンセプトを掲げた「BMW GROUP Tokyo Bay」のドライビング・エリア。

初めて見た時には「こんなに狭くて大丈夫なの?」と思ってしまいましたが、山岳地帯にあるサーキットやテストコースではなく、お台場という場所にこうしたスペースが設けられただけでもBMWの同施設への本気度合いが伝わってきます。

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プレスデーとなった7月8日のデモンストレーションでは散水されませんでしたが、本格的な散水設備、夜間照明設備などが用意された「BMW M社」認定のハンドリングコースでは、同社公認のドライバー・トレーニング・プログラムである「BMW ドライビング・エクスペリエンス」のベーシックコースの開催が可能だそう。

エリアには、パイロンを設置するだけでなく、スキッドパッド部分には一定の水深を保てるように微妙な傾斜(75:1)が付けられています。

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ドライビング・エリアで披露されたデモンストレーション「The Ultimate Drive」では、スーパーGTのマシンである「BMW M6 GT3」が登場。ドライバーはもちろん荒 聖始、ヨルグ・ミューラーで、スモークを上げたスピンターンだけでなく、レースさながらのドライバーチェンジも披露されました。

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さらに、市販車のM4、2016年全日本ラリー選手権に参戦中のMINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAMの大橋逸夫、エクストリームバイク スタントライダーの小川裕之という各選手が競演。

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そのドライビング・エリアの横には、5台分のワークベイ、モーターサイクル用の整備エリアを備えていますが、臨海副都心エリアは板金や塗装を含む重整備作業が認められていないため、本格的な修理は木場にあるサービスセンターに回送されるそうです。

なお、2015年4月にオープンした同サービスセンターでは、カーボンファイバー素材の修理作業も可能な国内最大の施設になっています。

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「BMW GROUP Tokyo Bay」の大きな特徴であるドライビング・エリアの併設は、ドイツにもないそうで、世界有数の規模、そしてBMWとして世界初のコンセプトが実現されていて、参加型ショールームとしてクルマ好きの注目スポットになりそうです。

(文/写真 塚田勝弘)

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BMW GROUP Tokyo Bayの「MINI」ショールームはファンが集う場に

東京お台場にオープンした「BMW GROUP Tokyo Bay」。

正面エントランスからセンター棟に入ると、ネスプレッソとのタイアップによるカフェになっていて、一般的な総合受付は用意されていません。

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左側に配置される「MINI」のショールームには、最新モデルが11台展示されます。なお、プレス向けの初日には、オープンを記念するイベントのためドラムセットが用意されていた分、展示台数が減らされていました。

増え続けるMINIシリーズをじっくりと比較、確認するには最適な場ですし、試乗車も用意されていますからどのMINIにするかじっくりと吟味できます。もちろん、John Cooper Works(ジョン・クーパー・ワークス)仕様も用意。

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MINIショールームのデザインは、もちろん最新CIに基づいていますが、MINIはその土地の風土も盛り込まれるのも特徴で、日本では伝統的な外壁材として使用される焼杉材を一部壁面に採用。

また、床にはイタリア製の高級タイルが使用されるなど、白を基調とした「BMW」ショールームとは違った雰囲気が漂っています。

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センター棟、BMWショールームとともにMINIショールームにも「MINIハブ」と名付けられたカウンターバーが設置されていて、MINIのファンが集う場にもなって欲しいという想いが込められているそうです。

(文/写真 塚田勝弘)

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BMW100周年を彩ってきた名車が「BMW GROUP Tokyo Bay」に集結!

東京お台場に「BMW GROUP Tokyo Bay」をオープンさせたBMWグループは、2016年3月7日に創立100周年を迎えています。

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ミュンヘン北部の小さな航空機エンジン製造所から始まったBMWは、現在では、BMW、MINI、ロールス・ロイスが自動車を、子会社のBMW Motorradはモーターサイクルをリリースしています。

「BMW GROUP Tokyo Bay」のお披露目となった最初の週末には、中古車販売スペースと「BMW」ショールーム内にBMW100年の歴史を彩ってきたクラシックカーも展示されていました。ここでは、何台かピックアップしてお届けします。

1929年の「BMW 3/15 PS DA-2」は、BMW初の四輪車。1923年の二輪車生産開始を経て前年の1928年に四輪車に進出し、1927年から英国の小型車「オースティン・セブン」を国産化していたディクシー社を買収したため、当初は「BMW ディクシー 3/15 PS」を名乗っていたそう。サイズは全長3000×全幅1275×全高1625mmで、エンジンは水冷4気筒サイドバルブの749ccを搭載。

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1938年の「BMW 328 Wendler Coupe」は「BMW 328」がベース。第二次世界大戦以前のドイツは自動車空力研究の分野で最先端にあり、ドイツ全土建設が進むアウトバーンでの高速連続走行を想定した空力に優れたモデル。エンジンは1971ccの直列6気筒OHVを搭載していました。

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1955年生まれのイセッタ。「BMW Isetta 250」は、西ドイツが戦後、経済的に困窮していた庶民のために発売したモデルですが、BMWは超小型車の分野に進出すべく自社開発を行う一方で、結果的にはイタリアのイソ社とライセンス契約を結び、同社のイセッタを国産化しています。

前方に1枚ドアを配置したボディは全長2280mm、全幅が1410mm。一見、三輪車のようにも見えますが、後輪のトレッドが520mmと狭い四輪車で、チェーンによって駆動。エンジンは245ccの空冷単気筒OHVを搭載しています。

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1958年の「BMW 507 Roadster」は、レースに参加できる性能を備えつつも、高性能かつ快適な高級スポーツカーとして位置付けられたモデル。オープンモデルながらも非常にスタイリッシュにまとめられた脱着式ハードトップを用意。3168ccエンジンをベースに150psに強化されたものを搭載し、1330kgという軽い車体もあって最高速は220km/hに達し、0-100km/hを11.5秒でクリアした圧倒的な高性能を誇っていました。

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こちらもご存じの方が多い「マルニ」こと「BMW 2002」をベースに、ターボ付きの2000ccエンジンを搭載した「BMW 2002 TURBO」。1973年のフランクフルトモーターショーで登場。170ps/24.5kg-mというスペックを誇り、生産台数は1672台でした。なお、時を同じくしてポルシェも911ベースにターボを設定するなど、ドイツだけでなく世界中でターボブームが巻き起こっています。

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上の写真は1981年型の「BMW M1」で、同社の市販車として初めてミッドエンジンを採用し、現在の「BMW Mモデル」の端緒ともなっています。

鋼管と鋼板を使った軽量かつ強靱なシャーシフレームに、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインしたFRP製ボディを架装。1978年のパリサロンで披露されてから1981年までわずか399台という生産台数も未だに熱視線を集める理由でしょう。

(文/写真 塚田勝弘)

BMW GROUP Tokyo BayのBMWショールームには「M」モデルも勢揃い

お台場にオープンした「BMW GROUP Tokyo Bay」。

実質的な運営は「BMW Tokyo(ビー・エム・ダブリュー東京)」が担い、セールスやサービスのスペシャリストが集い、「BMW i」のプロフェッショナルも常駐します。

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「BMW GROUP Tokyo Bay」の施設などの概要はこちらでもお届けしましたが、「BMW」と「MINI」のショールームがそれぞれ用意され、合計3つのカフェがあるくつろげる空間になっているほか、中古車展示ベース、簡易整備用ワークベイ、さらにドライビングエリアや国際会議が可能なホールまで配置されています。

今回は「BMW」のショールームについてご紹介します。

センター棟から入ると右手に広がる広大な展示スペースを中心として、BMW、BMW i、究極のカスタマイズカーを謳うBMWインディビジュアル、BMW M、キッズコーナーも兼ねるi3のドライビング・シミュレーター、モーターサイクルのBMW Motorrad、納車時に説明をゆったり受けることができるハンドオーバー・ベイが2ルーム用意されています。

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センター棟を背にしてBMWショールームに入ると、奥行きは80mもあり、ドイツ本国にもないという「白い道」の右手側に「BMW」、「BMW i」を用意。

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なお、左側手前にはBMW インディビジュアルがありますが、その背面に250台のミニカーが配置されていて、1台だけ実車の展示車両と同じカラーで塗られたミニカーを用意するなどさり気なくですが、凝った仕掛けが隠されています。

また、頭上には青空や森の中を走るシーンをイメージしたという投影(映像)されているという演出も。

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ほかにも、キッズコーナーも兼ねるi3のドライビング・シミュレーター、アクセサリーのウェアを試着できるフィッティング・ルームが「白い道」を挟んで左手に配置されています。

BMW i3のドライビング・シミュレーターは、3D映像によるドライビング体験が可能で、2020年の同拠点から虎ノ門に至る路上が映し出され、免許を持っていない子どもでもペダルやステアリング操作をすることで、操縦感覚を楽しめる仕掛けになっています。

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BMWインディビジュアルのさらに奥、一段低い場所にはBMW Mモデルを4台常設。

4台のMモデルが一同に会するのは日本の正規販売店では初で、最新のMモデルをゆったりしたスペースでチェックできます。床は特別なアスファルト塗装になっているほか、サーキット同様のガードレール、縁石などが設けられています。

最大100台の試乗車が用意されているだけでなく、BMW M社公認のドライビングエリアでのドライバー・トレーニングを受けられるのがドイツ本国にもない点ではありますが、気軽にショールームをのぞいてみるだけでも楽しめそうです。

(文/写真 塚田勝弘)

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BMW/MINI 体験型販売新拠点「BMW GROUP Tokyo Bay」を2016年7月にオープン

BMWジャパンは、東京都江東区青海に建設中のBMW/MINIブランド体験型販売新拠点の正式名称を「BMW GROUP Tokyo Bay」に決定し、2016年7月にオープンする予定です。

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同施設は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催で注目される青海地区の約2万7000㎡もの広大な敷地を利用し、BMWとMINIのショールームのほか、300人以上を収容可能な国際会議ホール、さらには販売車両の試乗や基礎的な運転トレーニングも可能なBMW M社認定のドライビングエリアを組み合わせた複合施設。まさに、BMWグループのテーマパークです。

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新車展示はBMWが28台、MINIが11台、BMWモトラッドが10台のほか、試乗車にはBMWおよびMINIの全ラインナップを用意。

さらに、ライフスタイル・ショップやカフェ(Nespressoとのタイアップ)、100台の来場者駐車場、認定中古車展示スペースや簡易整備用ワークベイといった付帯設備も充実させているとのこと。

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施設のプレ・オープニングは6月初旬。7月のグランド・オープニングに合わせてBMW創立100周年記念イベントが実施される予定です。さらに、臨海副都心地域におけるシナジー効果を狙い、近隣他団体とのイベント共催も企画していくようです。

(今 総一郎)

「ROOM」は可能性を象徴。JTEKT ROOM Ginza オープン

自動車部品大手のジェイテクトは、東京都中央区銀座7丁目に位置する自社ビルの1階に、ショールーム「JTEKT ROOM Ginza」を新設し、4月1日にオープンしました。

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2006年に光洋精工と豊田工機が合併してジェイテクトが設立されて以来、同社は2016年1月1日に10周年を迎えました。

そこで自動車業界関係者に限らず、広く一般の大衆に同社を理解してもらうためのスペースとして「JTEKT ROOM Ginza」を新設したとのこと。

4月1日のオープニングに先立って3月31日にオープニングセレモニーが開催され、同社10周年キャンペーンの出演タレント、十一代目市川海老蔵さんをはじめ多数のゲストが列席しました。

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「JTEKT ROOM Ginza」の「ROOM」には「空間・部屋」という意味に加えて「余地・可能性」という意味があり、

・より良い未来に向けて、常に改良の余地がある
・モノづくりと人づくりの可能性の象徴

という意味を込めている、ということです。

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このような意味が込められた「JTEKT ROOM Ginza」には「歴史ある若い会社、ジェイテクト」の過去・現在・未来を広報するための情報やジェイテクトのNo.1&Only Oneの製品や技術が展示されています。

「JTEKT ROOM Ginza」の展示内容は、東京モーターショーに出展された電動パワーステアリングのシュミレーター「SODA」や「動くスケルトンカー」が並ぶ自動車部品をはじめ、軸受、工作機械・メカトロなど同社の広い業務内容を網羅した内容になっています。

ショッピングやデートで銀座を訪れた際には、「JTEKT ROOM Ginza」に立ち寄ることをお勧めします。

(山内 博・画像:ジェイテクト)