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カワイイ顔して本格派でした!MINIクロスオーバー ジョンクーパーワークス【夏江紘実ちゃんの次のクルマ選び Vo.02】

自らハンドルを握って、ぶらぶらとドライブするのが趣味という、タレントの夏江紘実さん。いまどき珍しい、真性クルマ好き女子です。最近、中古のトヨタ・プレミオ(渋い……)をゲットして、ますます自動車にのめり込んでいるカエちゃんが、次の愛車にしたいのは……!?

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今回、カエちゃんがチェックするのは、MINIクロスオーバー。MINIファミリー初の5ドアモデルとして2011年にデビューした、CセグメントのプレミアムSUVです。

外観では、張り出したフェンダーアーチやヘッドライト、六角形グリルなど、MINIのアイコンをしっかり継承。前席はもちろん、後席の居住性やラゲッジユーティリティにも優れています。FF(前輪駆動)のほか、走破性を高める4輪駆動システム「MINI ALL4」をMINIシリーズで初搭載。2014年のマイナーチェンジでクリーンディーゼルエンジン搭載モデルが追加されました。

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試乗車は、専用チューンが施された1.6Lターボエンジンを積む、ジョンクーパーワークス・バージョンです。価格は477万円。

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生粋のクルマ好き女子の夏江紘実さん。目下、次の愛車を物色中。MINIクロスオーバーに関しては……「名前はMINIだけど、サイズはちょっぴり大きめ。MINIらしさを残しつつ、アウトドアが似合いそう! ワイルドなスタイリングや荷物をたくさん載せられる実用性の高さが気になります」。

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試乗したジョンクーパーワークスには、1.6Lターボの強大なパワーを、路面状態に応じてそれぞれのタイヤに最適に配分するフルタイム4駆機構「MINI ALL4」が採用されました。あらゆるシーンで、優れた走行安定性を披露します!

5ドアハッチバックと比べて、少しワイドなボディサイズ(5ドアクーパー比で全長+105㎜、全幅+65㎜、全高+105㎜)を持つクロスオーバー。サイドスカートにも、パフォーマンスSUVらしいアクセントが付けられます。

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「じゃ、ドライブ行ってみる?」の言葉に、顔をほころばせるカエちゃん。試乗車のボディカラーは、チリ・レッド。オプションのブラック・スポーツ・ストライプがスポーティなイメージを盛り上げます。

「以前試乗した3ドアハッチバックと比べると、シートポジションが高いですね。乗り降りがしやすいです! 分厚いドアを開け閉めした時に〝ドスッ〞という音がして、いかにもボディの建て付けが良さそう。安心感があります」。

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サイドシルにも、さりげなく「JOHN COOPER WROKS」のプレートが貼られます。

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「体全体がスッポリ包み込まれる感じで、まるでスポーツカーのシートみたい! 私が普段運転しているセダンより視点が高くなるので、見切りがいいですね」。

JCWのシートはサイドサポートの張り出しを強めることでコーナリング中のホールド性を高めています。「天気もいいし、ちょっと高速に乗って遠出しちゃおうかな」と想像を膨らませるカエちゃん。

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「世界一過酷なレース」と称され、南米大陸を2週間で9000㎞を走破するダカールラリーに、クロスオーバーベースの「MINI ALL 4RACING」で参戦! 実戦の場で、卓越したオフロード性能を証明しました。

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「もしもMINIクロスオーバーが自分の愛車だったら……」。そんなことを考えてしまうカエちゃんです。

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ステアリングホイール、エアコンルーバー、センターメーター、ドアノブに至るまで、「丸」型にこだわっています。

さらに、太いグリップのレザーステアリングに巻かれた赤いステッチが、さり気なくハイパフォーマンスモデルであることをアピール。ペダル類も滑り止めが付いたアルミ製。気合が入っています。

使い勝手の面では、冬のドライブを快適にするシートヒーターを標準装備。小物入れやドリンクホルダーを一体化した「センターレール」が室内を貫きます

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試乗車は6速ATですが、6速MTも選べます。ATでもマニュアルモードにしてステアリングのパドルでシフト操作を行なえば、MT並みのスポーティな走りを堪能できます。

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遊び心たっぷりのインテリアにマッチした、特徴的なパーキングブレーキ。バーを握りながら下ろすとサイドブレーキが解除されます。

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「ゴーカートフィーリング」を謳うMINIのスポーティな走りを際立たせたJCW(ジョンクーパーワークス)。大幅にパワーアップされたエンジンに合わせて、シャシーやブレーキが強化されます。外観も、大径ホイールやエアロパーツを纏ってスポーティ! MINIシリーズ屈指のハイパフォーマンスモデルです

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「背もたれが寝ているのでゆったり座れます。頭の上や足元にも余裕がありますね。ロングドライブでも快適に過ごせそう。移動中にリヤシートに座らせてもらいましたが、あまりの心地よさに熟睡しちゃった……」。

4mを超える全長のおかげで、後席は居住性に優れます。座面を前後に13cmスライドできるので、足元スペースも調整可能!

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JCWに搭載されている1.6L直4ターボエンジン。最高出力は160kw(218ps)/6000回転、最大トルクは280Nm/1900〜5000回転。ノーマルの(!?)「クーパーSクロスオーバー・オール4」と比較すると、28馬力のアップを果たしました。

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アクセルを強く踏み込まなくても、スッと加速するJCWクロスオーバー。高速道路での追い越しもラクラクです。「エンジン音が静か。乗り心地もいいのでドライブが楽しくなりますね。車高が高いのにカーブでも車体がフラつかず、路面にピッタリ吸い付くのには驚きました」とカエちゃん。

JCWチューンが施されたターボエンジンのおかげで、大柄なボディはスムーズに加速します。抜群のトラクション性能を誇る4WDを備えるので、ワインディングも安心して駆け抜けられるはず(確信)。使用燃料はプレミアムガソリン。JC08モード燃費は、12.0km/Lです。

JCWクロスオーバーのスリーサイズは、全長4145×全幅1790×全高1550㎜。ちなみにMINIファミリーでは、5ドアハッチバックとクラブマン、ペースマンが全長4m超えです。全高はハッチバックモデルより120㎜高いですが、ルーフアンテナのマウント形状を見直して、立体駐車場に対応させました。

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「こんなクルマが愛車になる日が来るのかな〜」。すっかりオーナー気分のカエちゃん。レンガ造りの建物が、MINIクロスオーバーによく似合う、横浜のみなとみらい周辺をドライブしてみました。

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後席、ラゲッジルームと、使い勝手のよさがジマンのMINIクロスオーバー。ラゲッジ容量は350Lと、MINIシリーズ最大です! 後席バックレストは、両サイドとセンターを、それぞれ単独で折り畳めます。すべて折り畳むと、荷室容量は1170Lに増大します。

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座面の前後スライドとバックレストの角度を個別に調整できるMINIクロスオーバー。後席でも最適なシートポジションが得られほか、荷室を「ちょっぴり拡大したい」微調整のときにも、重宝します。

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スキー板やスノーボードなどの長モノを車内に積む場合、真ん中のバックレストのみを倒します。乗車人数や積載物に合わせて自由にアレンジ可能。

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荷室フロアを開けると、床下収納にアクセスできます。バッグや貴重品を入れておけば、外から見られないので、防犯対策にも効果的。三角表示板やスノーチェーンなど普段使わないものを入れておくのにも便利です。

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後席のシートバックを畳むとフラット床面の、広大なスペースが出現。奥行きもあるので、市販のエアマットを敷けば車中泊もこなせそう。「毛布を常備しておいてドライブに疲れたら道の駅や高速のSAやPAで仮眠できますね」。

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ラゲッジスペースですっかりくつろぐカエちゃん。「ホームセンターで組み立て家具を買っても、これだけ荷室が広ければ余裕でお持ち帰りできそう。オシャレなのに使い勝手は、ミニバンやワゴン並み!」。

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ホイールは18インチが標準。タイヤサイズは225/45R18。オプションで、クロススポークの19インチも選べます。真っ赤なブレーキキャリパーにも「John Cooper Works」のロゴが入っています。

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元町商店街でショッピング。「アウトドアも似合うけれど、都会にも違和感なく溶け込んでくれます。アウトドアシューズを街中で履く感覚かな」。

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サイズのわりに見切りがいいので、街なかでの縦列駐車や狭い道も、思いのほか苦労しないMINIクロスオーバー。「イギリス生まれのMINIには石畳の道が似合いますね!」

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「MINIって、運転している人がみんなオシャレさんに見える。こんなに濃いキャラクターって輸入車の中でも珍しいですよね。5ドアのクロスオーバーなら人も荷物もたくさん載せられる。次期愛車候補の筆頭になりそうです!」。

すっかり好印象の夏江紘実さんでした。

■夏江紘実(かえ ひろみ)グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中の紘実チャン。FM NACK5「The Nutty Radio Showおに魂(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、愛車は中古の先代トヨタプレミオをチョイス。購入後9ヶ月で走行距離が2万㎞を超えるほどのドライブ好きで、道の駅巡りにもハマっている。

(文:湯目由明/モデル:夏江紘実/ヘア&メイク:東なつみ/写真:ダン・アオキ)【関連リンク】

MINI
https://www.mini.jp/

夏江紘実
http://ameblo.jp/6363117/

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思わず「ジャケ買い」したくなる、イヴォーク・コンバーチブル
【夏江紘実ちゃんの次のクルマ選び Vo.01】
http://clicccar.com/2016/10/30/412549/

まるで雑技団!? BMWミニに乗って中国人ドライバーがニュル世界最速タイムを樹立!?

ドイツのニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ。一周20.8kmという世界一長くサーキットで、コンパクトカーのミニクーパーが「ある方法」で世界最速タイムを樹立し、ギネス記録に登録されました。

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そのミニクーパーは

・エンジンや直接パフォーマンスを向上させるような改造は一切していない
・記録アタック中に万が一に備えた安全装備(6点シートベルト、ロールバー等)を装着

という、とても世界最速タイムを樹立できるような性能を備えているようには思えません。

ちなみにニュルブルクリンク・ノルドシュライフェの最速ラップを持っているのは、ポルシェ918スパイダー ヴァイザッハパッケージで6分58秒です。

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この世界最速記録とは、長いニュルブルクリンクを『片輪走行』で1周したという、前代未聞の記録なのです。

タイムは45分。恐らく今後誰も挑戦することはないだろうとんでもない記録を樹立したのは中国のプロカースタントドライバーであるハン・ユエさん。

今回の記録を樹立するためにハンさんがドライブしたミニは、左側のタイヤがオフロード用に交換されています。これは、片輪走行で接地面積が著しく狭いところに1トン以上の重量がのしかかるため、通常のタイヤでは柔らかすぎて20km強のコースを走りきるには耐えられないため。

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ほかにサーキットを走行するための安全装備などを施した片輪走行専用ミニは、前後にカメラカーと万が一に備えたサポートカーに挟まれながら20〜30km/h前後のゆっくりとした速度で走行。サーキットとしても道路環境がよくないニュルブルクリンクを無事に完走しました。

なぜこんな記録に挑戦することに至ったのかを考えるのは野暮な話。ただ単純に「誰も考えたことがないことをやってみよう」、ただそれだけではないかと思います。

ニュルブルクリンクの公式Youtubeチャンネルには、ミニの前方を走っていたカメラカーからの1周分の映像が公開されていますのでお時間がある時にゆっくりご覧ください……

(栗原 淳)

オースチン・セブンに由来する特別仕様車「MINI SEVEN」が登場

オリジナルのMINI(ミニ)は、イギリスからオースチン、モーリスの2ブランドから登場し、前者はAustin Seven(オースチン・セブン)を名乗っていました。

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2016年8月26に発売されたMINI3ドア/5ドアの「MINI Seven」は、1959年にMiniが初めて誕生した時のオースチン・セブンから命名されたそう。

「7」をモチーフとしたオースチン・セブンのデザインやアイコンをはじめ、英国らしい伝統的なデザインを活かしながら、より洗練した気品漂う大人に相応しいデザインを細部にまで施し、現代に再現された特別仕様車。

外観の見どころは、MINIをより上質に仕立てる「MINI Yours(ユアーズ)」のデザインプログラムのボディカラー「ラピス・ラグジュアリー・ブルー」に、同モデル専用色のコントラストの映えるメルティングシルバーのルーフとミラーキャップなどとなっています。

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さらに、専用デザインの17インチアルミホイールと、モルトブラウンをアクセントカラーに採用した専用のボンネットストライプで、ひと目で「MINI Seven」と分かる英国の演出が施されています。

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内装もモルトブラウンをシックなアクセントカラーとして使い、ダッシュボード、シートのチェック柄を採用することで英国の伝統を表現。さらに、同モデル専用のデザインモチーフをMINIの特徴的なセンターメーターや、ドアシルに適用。

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ほかにも「MINI Yours」レザーラウンジ カーボンブラック、シートヒーター(フロント/左右)、「MINI Yours」スポーツレザーステアリング(3本スポーク)、マルチファンクションステアリングクルーズコントロールを装備。

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なお、エンジンは1.5Lの直列3気筒ガソリンターボおよびディーゼルターボ、2.0Lの直列4気筒ガソリンターボおよびディーゼルターボで、6MTもしくは6ATとの組み合わせになります。

価格帯は3ドアが309万7000円〜393万6000円、5ドアが341万7000円〜411万6000円です。

(塚田勝弘)

「ベイビーBMW・X1」!? MINIクロスオーバー次期型、最終テストを目撃

BMWブランドのコンパクトSUV『MINIカントリーマン』(日本名 クロスオーバー)が、正式公開前の最終テストに姿を見せました。

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コードネーム「F60」と呼ばれる次期型は、BMW「X1」を始め複数のモデルと共有する「UKL」プラットフォームを採用し、全長、全幅、全高全てが一回り大きくなると伝えられています。

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ボディサイズがBMW「X1」に迫り、エクステリアはSUV力がアップすることが予想されるため、「ベイビーX1」とも言えそうです。

とはいうものの、BMWグループにおいて、最小SUVというポジションに変更はなく、「X1」との差別化はきちんとされるようです。

パワーユニットは1.5リツトル直列3気筒ターボ、2リットル直列4気筒ターボ及び、プラグインハイブリッドの設定も期待されています。

ワールドプレミアは2016年9月のパリモーターショーが有力でしょう。

(APOLLO)

MINIクラブマンでワンコと小旅行で貴重な天然芝ドッグラン&日本一の落花生に遭遇【梅田 悠と愛犬Ulu】

女優・梅田悠ちゃんとその愛犬Uluくんによる一人と1頭旅、いよいよ本番です。お供をしてくれるのは、こちら「MINI Cooper S Clubman」。

MINIブランドならではの魅力が、ステーションワゴンとして新たに表現された注目の1台です。

(悠ちゃん&Uluくんの紹介はこちらの前編をご覧ください)

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■雨も上がって、たどり着いた先には……

当日はあいにくの雨。

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でも悠ちゃんとUluくんは元気です。

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Ulu「今日はどこに連れて行ってくれるのかな?」

悠「千葉県某所! Uluが絶対喜ぶ場所ですよ」

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Ulu「このクルマは、都会のスタイリッシュな空気にも馴染むし、緑豊かなカントリーサイドを走るとまた頼もしくスポーティーでハマりますねぇ」

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悠「だからUluさん、前編につづきどんなキャラなのかしら……。しかしインテリアもカッコイイね! ”丸”のモチーフがいっぱいで、各所の素材や質感も個性的。なんだか映画で見るクルマみたいだな」

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Ulu「どんな映画ですか?」

悠「うーん、バットマン?」

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Ulu「……(気持ちいい。僕は抱っこされると眠くなっちゃう方なんです)」

悠「寝ちゃったね。このクルマは確かに居心地いいからね。広いし、乗っていて気持ちがよくて、なんだかすっぽりハマる感じがするなあ」

Ulu「……zzz(そうそう。MINIらしいゴーカート・ハンドリングの楽しみはそのままに、エンジンに断然パワーがあって超速い。走るのも、助手席に乗るのも爽快なクルマですよ、これは。今回の1台はオプションでレザー・クロス・パンチのスポーツシートも入っているからねえ……ああ、渾身のコメントなのに眠くてしゃべれない…)」

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■ここはどこだ?「オリーブの森dogrun&cafe」だ!

Uluくんが眠っている間にたどり着いた先は、千葉市若葉区にある「オリーブの森dogrun&cafe」。
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天然芝のドッグランにカフェやトリミングサロンなどが併設された、犬も人も楽しめるスポットです。

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Ulu「一面の緑だ! 遊べる場所もたくさんあって、これはワクワクです♡」

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悠「Uluくん、ごめん。今日は雨だから走るのはやめておこうか…」

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Ulu「マジで? 」

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悠「なんてね! 実はここには屋内ドッグランもあるんだよ。思いっきり走ろうね」

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Ulu「ウヒョー。悠ちゃんってば、ラブリーな顔して冗談キツイぜ! 雨の日も遊べるなんて嬉しいね!」

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オリーブの森のドッグランには、様々な工夫が凝らされています。オーナー自らが各地のドッグランを訪れた経験から、愛犬のために欲しいと感じたモノを全て手作りで実現しているのだそう。

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例えば総天然芝のドッグランは意外にも珍しいものなんです。維持にかかる手間は膨大ですが、犬の足への負担が少なく、泥んこにもなりにくいのだそう。また、名物「50mの直線」ドッグランや、夏季限定犬用プールなど、ワンコ垂涎の施設も用意されています。

そしてこんな可愛い犬たちとの出会いも!

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おっとり優しい看板犬ルーカス君(右)と、走るのが大好きなレベッカちゃん(中)は、アメリカンコッカーとトイプードルのMIX犬「コッカプー」の2人組。マイペースで人なつっこいココちゃん(左)はスタッフさんの愛犬です。

オリーブの森を訪れたら、ぜひご挨拶したい顔ぶれです。

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U「ビシッと並んで、あいつらなかなかヤルな!」

■飼い主も楽しい!ランチメニュー&バーベキュー

テラスのような開放的なカフェでは、洋食ランチメニューを楽しむことができます。

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悠「ハンバーグや焼きカレーなど、美味しくてボリューム満点のメニューがそろっていました。私が食べた焼きカレー、チーズの下にハンバーグまで入ってた!」

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Ulu「もちろん犬用メニューもあって、僕らも一緒にランチをすることもできるんだって! ドッグランの横には貸切のバーベキューサイトもあるので、友達とみんなで訪れるのもいいかもね〜」

※バーベキューは事前申し込みが必要です

オリーブの森dogrun&cafe
千葉県千葉市若葉区小間子町1-498
Tel:043-497-3363
ドッグラン利用料金:わんちゃん1頭につき平日/800円 土日祝日/1000円(時間制限なし)
※飲食やBBQ貸切は料金別途

■八街の町で落花生を買うぞ!

悠「いっぱい走って、いっぱい食べたね。さあ、Uluくん。次は八街(やちまた)の町へ連れてってあげるよ!」

Ulu「連れてってあげるって、悠ちゃんが落花生を買いたいだけでしょ! なんたって八街市の落花生、特に”千葉半立”という品種は、日本一の誉れも高い最高級落花生ですからね。僕は食べられないけど…犬だから」

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悠「Uluさん、落花生にも詳しいんですね…。ちょっと八街市推奨の店『ぼっち』でお買い物してきます!」

『ぼっち』は八街市優良特産落花生推奨協議会の推奨を受けた落花生が入手できるお店。また、市内の様々な落花生屋さんがが工夫を凝らした豆菓子や、お野菜、その他特産品など、八街市の美味しいトコロがぎゅっと詰まっています。

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悠「いろいろな落花生を試食したよー! さや入りはもちろん、バタピーや茹で落花生も美味しい〜♡ Uluくん、ごめんよ」

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Ulu「……いいけどね」

八街市推奨の店 ぼっち
千葉県八街市八街ほ238-45
TEL:043-497-2447

■小旅行も終わりに近づいて…

最後は八街の町をちょっと散策。

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Ulu「昭和の古き良き風情の残る街角は、どことなくミステリアスな雰囲気です。驚くことにMINI Cooper S Clubmanはこのレトロな情緒にもしっくりと……」

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悠「Uluさん、次はレポーター!? まあいいか♡ 1日とっても楽しかったね!」

Ulu「たくさん遊びました。さあ悠ちゃん、おうちに帰りましょう」

(文:窪木紘子/モデル:梅田 悠/ヘア&メイク:中田愛美/写真:ダン・アオキ)

美女とワンコとMINIクラブマンで夏の小旅行へ【梅田 悠と愛犬Ulu】

楽しみいっぱいの夏。愛犬と出かけるなら、やっぱりクルマが便利! 人も犬も楽しく快適に、さらにオシャレにドライブを楽しむには、どんなクルマがいいだろう?

そこで、1人の美女と1頭のイケメンチワワ君が、話題のクルマで出かけてみました。

■ご案内は梅田 悠ちゃん&Uluくん!

愛犬とのお出かけを体験してくれるのは、この1人と1頭!

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梅田 悠(うめだ はるか)
*女優
*1988年3月15日生まれ
*三重県 松阪市出身
*8月は、舞台「のぶニャがの野望」番外公演「ねこ軍議〜飼い猫はどいつニャ?〜」の東京公演・滋賀公演にも出演します!(公式サイト

Ulu(うる)
*ロングコートチワワ
*3歳

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U「Uluです。現在3歳、ピチピチのイケメンです。悠ちゃんとももう3年の付き合い。
悠ちゃんは、いつも少年ジャンプを読んでいます。僕が生まれるずーっと前からずーっと読んでいるんだって! 少年の心を忘れない、そんな女子です」

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悠「Uluの性格はちょっと内弁慶かな? 今日ははじめてのモデルのお仕事に緊張気味みたい。普段は慎重でお利口。私の言うことはしっかり聞いてくれる良い子で、あとやっぱり超イケメン!」

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U「そう?やっぱり僕ってイケメン?悠ちゃんは舞台を中心に活躍中。いつもお芝居やお稽古から帰ってくると僕に甘えっぱなしなんだわ! ちょっとは悠ちゃんも自己紹介してください」

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悠「甘えてくるのはUluなのですが…。女優のお仕事では、出会うすべての人からたくさんのものを吸収させてもらいたいと考えています。それが自分の芝居につながっていくと思って。地元、三重県松阪市の方々が応援してくれるのも大きな力になっています。この夏は松阪市の祇園まつりで”みこし大使”に任命されているんですよ!」

仕事の話はとっても真面目な悠ちゃんは、舞台女優であるとともに、クラシックからヒップホップ、エアロビクスまでプロ級のダンス女子でもあります。

清楚な見た目と明るい表情、かいま見える芯の強さのギャップが魅力的!

そんな彼女が愛犬と小旅行に出かけるクルマは…

■新型MINIクラブマンで小旅行!

悠ちゃんとUluくんの小旅行の相棒は、こちらのクルマ!umedaharuka01 (1)

「MINI Cooper S Clubman」。昨年、大注目の中で登場した新型MINIクラブマンの中のスポーツモデル。MINIでは初めての8速AT搭載モデルでもあります。

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悠「見てUlu、可愛いクルマ!」

U「いや、これは可愛いだけじゃないね。カッコよさとラブリーさの同居。まるで僕のようです。ただ、僕は小さいけどこいつは結構大きいね。MINIブランドらしいチャームはそのままに、たっぷりとしたステーションワゴンの風格が……」

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悠「Uluさん、なぜいきなりそんなコメントを…」

U「悠ちゃん、僕をなめたらいかんぜよ。ほら、荷室の広さを見てみたまい」

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悠「これならUluと出かけても、荷物をたくさん積めて安心。いつものお皿や毛布も全部持ってきてあげられるよ♡」

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U「ちなみにこのコは、僕のお出かけキャリーにいつも潜んでいるヤツ。名前も知らないヤツですが、いるとなぜか安心するのです」

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U「そしてやっぱりMINIクラブマンと言えば、スプリットドアっていうんですか、観音開き! ヤツが入っているのはその内側の収納ポケットです。さすがに僕は入れませんが、あのポケットは便利そう」

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悠「Ulu君、さらに説明的だね……。ほら、後席を倒せばお出かけ先だって2人でゴロゴロできちゃうよ! ちなみにフラットフロアを上げれば、より深さが出るので大荷物も安心です」

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U「かく言う悠ちゃんも説明番長ですね。見た目以上に収納力抜群、細かい工夫もたっぷりで、かなり自分仕様に使うことができそう。そういうことです!」

■さあ、1人と1匹どこへゆく?

というわけで、存分に「MINI Cooper S Clubman」を味わった2人は、小旅行へ出かけます。

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今日の行き先は悠ちゃんからUlu君へのプレゼント。自然の中でたっぷり遊ぼう!

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(文:窪木紘子/モデル:梅田 悠/ヘア&メイク:中田愛美/写真:ダン・アオキ)

後編へ続きます

BMW GROUP Tokyo Bayの「MINI」ショールームはファンが集う場に

東京お台場にオープンした「BMW GROUP Tokyo Bay」。

正面エントランスからセンター棟に入ると、ネスプレッソとのタイアップによるカフェになっていて、一般的な総合受付は用意されていません。

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左側に配置される「MINI」のショールームには、最新モデルが11台展示されます。なお、プレス向けの初日には、オープンを記念するイベントのためドラムセットが用意されていた分、展示台数が減らされていました。

増え続けるMINIシリーズをじっくりと比較、確認するには最適な場ですし、試乗車も用意されていますからどのMINIにするかじっくりと吟味できます。もちろん、John Cooper Works(ジョン・クーパー・ワークス)仕様も用意。

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MINIショールームのデザインは、もちろん最新CIに基づいていますが、MINIはその土地の風土も盛り込まれるのも特徴で、日本では伝統的な外壁材として使用される焼杉材を一部壁面に採用。

また、床にはイタリア製の高級タイルが使用されるなど、白を基調とした「BMW」ショールームとは違った雰囲気が漂っています。

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センター棟、BMWショールームとともにMINIショールームにも「MINIハブ」と名付けられたカウンターバーが設置されていて、MINIのファンが集う場にもなって欲しいという想いが込められているそうです。

(文/写真 塚田勝弘)

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ユニオンジャックのボディカラーを採用したお得なMINIの限定車

EU離脱で揺れている英国。日本の自動車メーカーでは、トヨタや日産、ホンダなどが生産拠点を構えていて、関税がかかるようになるのでは? など今後の影響を懸念する声も気になるところ。

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さて、その英国を代表するクルマのブランドで身近なところでいえば、BMW製になったとはいえ、MINIを思い浮かべる人も多いでしょう。

ドイツ製への信頼感がMINI人気を支えているのは間違いないでしょうが、日本の道路事情でも比較的扱いやすく、輸入車の入門モデルとしてはもちろん、幅広いラインナップも人気の理由として考えられます。

6月末から300台限定で発売中の「MINI Victoria」は、MINI ONE(3ドア/5ドア)をベースに仕立てられたBMWグループ誕生100周年を記念した限定車になっています。

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英国を象徴する「ユニオン・ジャック」カラーの赤、青、白の3色のボディカラーとのコントラストが映えるカラーのミラーキャップ、サイドストライプが特徴。さらに、シートヒーターやコンフォートアクセスなど、とくに女性に人気だという装備も標準装備されています。

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「MINI Victoria」の名称は、ロンドンを代表する街の一つであるビクトリアに由来しているとのこと。価格は「MINI ONE 3 Door Victoria」が273万円、「MINI ONE 5 Door Victoria」が288万円となっています。

(塚田勝弘)

電動ソフトトップは30km/h以下なら走行中でも開閉可能 ─「MINIコンバーチブル」画像ギャラリー

3代目にスイッチしたMINIコンバーチブルは、時速30km/hまでなら走行中でも開閉可能な電動ソフトトップが採用されています。開閉時間は約18秒ですから、急な雨や信号待ちなどでもすぐに開閉できそうです。

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「半オープン」も楽しめるスライディングルーフ付で、少し屋根を放つだけで気軽に開放的なドライブが享受できるわけです。

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さらに、従来はノーマルMINIの3ドア/5ドアのルーフに対応していたユニオン・ジャック模様をソフトトップ生地にも織り込むことが可能になり、MINIらしい個性の演出にも対応。

全長3835×全幅1725×全高1415mmという新型MINIコンバーチブルの外観は、お馴染みの丸型ヘッドライトをはじめ、六角形のフロントグリル、短めの前後オーバーハングなど、MINIのアイコンが散りばめられています。

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さらに、万一の車両横転時に展開して乗員を保護するロールオーバー・プロテクション・システムもよりボディに溶け込むようにデザインされるなど、細部にまでこだわりが貫かれています。

ボディカラーでは、MINI専用の「カリビアン・アクア」を設定するなどしてオープンモデルらしい爽快感を表現。

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インテリアの眺めもMINIそのものですが、コンバーチブル専用の「レザー・チェスター モルト・ブラウン」をチョイスできるなど、信号待ちなどで車外から「見られる」こともオーナーの所有する喜びを刺激してくれそうです。

ほかにも、新しいデザインプログラムである「MINI Yours」もMINIコンバーチブルから導入され、好きな装備を1アイテムからチョイスできるだけでなく、従来のオプションとの組み合わせが可能。さらに、パッケージオプションの「MINI Yours Package」も用意されています。

(文/塚田勝弘 写真/前田惠介)

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新型MINIコンバーチブルの爽快な走りはクセになる!?

「基本」モデルといえる3ドア/5ドアをはじめ、クラブマンやクロスオーバーなど、独身の方からディンクス、ファミリーまで、多様なニーズを多彩なボディバリエーションによって応えるMINIシリーズ。

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MINI「ファミリー」と呼びたくなる充実ぶりで、あとは3列シートのミニバンを待つだけ!? と思えるほどです。そのなかで、日本はもちろん世界的にも人気なのがMINIコンバーチブルで、2016年1〜4月期に前年同期比12.0%増の5849台を販売。

日本登場時の新型MINIコンバーチブルは、1.5Lの直列3気筒ターボを積むクーパー、2.0LターボのクーパーSのほか、ジョン・クーパー・ワークスが用意されています。なお、トランスミッションは全車6ATのみです。

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試乗したのはクーパーとクーパーS。

前者は136ps/4400rpm、220Nm/1250-4300rpmというスペックで、アイドリング時や低速走行時を中心に、屋根を開けていると3気筒らしいやや大きめの音が聞こえてきますが、通常時はアイドリングストップが作動しますから音も振動も気にする必要は当然ながらありません。

クーパーはクーパーSよりも40kg軽く、タイヤサイズも1インチ小さい195/55R16ということもあってか、より軽快感を抱かせます。

2台を乗り比べるとトルク感も高速域のパンチ力もクーパーSのほうがもちろん上ですが、パワーフィールや乗り心地などのバランスはクーパーの方が一枚上手な印象を受けます。

それに、オープン時は「飛ばす」よりも「流す」方が楽しく感じられますから、コンバーチブルならではの醍醐味を味わうならクーパーでしょう。

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一方のクーパーSは、上り坂でもグイグイと速度を乗せていく痛快な走りが魅力で、コンバーチブルでも高速道路を使って頻繁にロングドライブを楽しむなら「S」の192ps/5000rpm、280Nm/1250-4600rpmというスペックは大きな強みになるはず。

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カタログ燃費もクーパーが16.7km/L、クーパーSが16.3km/Lとほとんど差がなく、走らせ方次第でリカバリーできますから、上記のような乗り方が多く、予算が許せばダイナミックな走りが美点のクーパーSを躊躇なく選択したいところです。

(文/塚田勝弘・写真/前田惠介)

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新型MINIコンバーチブルの装備、居住性、積載性はどうか?

3代目にスイッチした新型MINIコンバーチブル。ここでは進化のポイントをご紹介します。

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電動ソフトトップは、30km/h以下なら走行中に開閉が可能で、要する時間は約18秒。急な雨でも制限速度以下なら屋根を閉じることができますし、どれくらいの待ち時間になるか分かっている信号なら屋根を開け放つことも可能です。

装備では、歩行者検知機能付前車接近警告、衝突被害軽減ブレーキをはじめ、アクティブクルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイのほか、万一の転倒時にロールオーバー・プロテクションなどの最新装備を用意。

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4シーターとはいっても乗車するのは2人までというケースが多いと思われますが、後席は先代よりも横方向が約30mm、足元スペースが約40mm拡大しているそう。

背もたれはやや直立気味なのは仕方ないところにしても、小柄な方なら意外と座れてしまうかもしれません。なお、身長171cmの私だと近所のファミレスや駅の送迎程度なら許容できるかなというのが正直なところ。

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荷室容量も拡大していて、先代よりも40Lアップし、通常時は215L、オープン時は160L。また、スルーローディングシステムの開口部も拡大することで使い勝手も向上。幌を閉じた状態でも大きくトランクリッドが開くのが便利に感じます。

(文/塚田勝弘 写真/前田惠介)

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新型MINIコンバーチブルは数少ないコンパクト4シーターモデル

BMW製の現行MINIに乗っている人の中にもオリジナル・ミニに憧れている方もいると思いますが、大半はBMWというブランドへの信頼、性能を評価して最終的に選択しているのではないでしょうか?

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もちろん、ほかとは違うデザインや走りなども大きな決め手になっていると思われますが、いまや基本となる3ドア、5ドアをはじめ、クラブマン、クロスオーバー、ペースマンのほか、ジョン・クーパー・ワークスなど多彩な仕様があり、多様なニーズに応えるMINIファミリーが構築されています。

新型に移行したMINIコンバーチブルは、2015年の東京モーターショーでワールドプレミアされたモデル。04年の初代、09年の2代目に続く3代目。

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4シーターの小型コンバーチブルモデルはいまや貴重な存在で、フィアット500C(全長3570×全幅1625×全高1515mm)が最もコンパクト。ただし、セミオープンという屋根の開き方からするとコンバーチブルといいきっていいのか微妙なところ(車名のCにはキャンバストップやコンバーチブル、カブリオレの意味も込められていますが)。

やや大きめなところでは、VWのザ・ビートル・カブリオレ(4270×1815×1485mm)やBMW2シリーズカブリオレ(4440×1775×1415mm)くらいでしょうか。

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さて、短時間なら大人がなんとか乗れてコンパクトとなると、MINIコンバーチブルが最初に頭に浮かぶわけですが、新型は全長3835×全幅1725×全高1415mmと、日本の狭い住宅街などでも取り回ししやすく、駐車しやすくなっています。

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デビュー時に用意されているのは、1.5Lの直列3気筒ターボを積む「MINI Cooper Convertible」、2.0Lの直列4気筒ターボを搭載する「MINI Cooper S Convertible」、同じく2.0Lの直列4気筒ターボの「MINI John Cooper Works Convertible」の3モデルで、いずれも6ATのみ。

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価格はクーパーが342万円、クーパーSが397万円、ジョン・クーパー・ワークスが483万円となっています。

(文/塚田勝弘・ 写真/前田惠介)

MINI3ドア、5ドアをより個性的に仕上げるオプション「MINI Yours」がスタート

現行MINIを指名する人は、BMW(MINI)のブランド力や信頼性の高さ、走りの良さなどのほか、「内・外装のデザインがオシャレだから」というのが大きいのではないでしょうか。

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そうなると、人と同じMINIはイヤ! という方も多くなりそうで、ルーフからドアミラー、アルミホイールなど、数多くの純正アクセサリーが用意されています。ウェブやカタログを見ているだけでも豊富過ぎて選ぶのが大変そうです。

今年4月末に発売されたMINIのデザインプログラム「MINI Yours」は、MINIの3ドア、5ドアが対象。

厳選された素材を贅沢に使用し、高いクラフトマンシップを細部にまで感じさせるオプション装備。さらに、トータルコーディネイトが可能な「MINI Yours パッケージ」も用意されていて、好みのMINIに仕上げることができます。

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デザインプログラムの「MINI Yours」は、インテリアに本アロイや本木目、柔らかなナッパ・レザーが採用された本物の材質にこだわった装備や、カフス・ボタンを連想させる装飾やエンボス加工されたレザーによるエンブレムを施したレザーシートなど、細部までこだわり抜かれたオプションで、BMWブランドの「BMW Individual」のMINI版のようなイメージでしょうか。

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一例を挙げると、専用のボディカラー「ラピス・ラグジュアリー・ブルー」では、半貴石ラピス・ラズリに起源をもつ「ウルトラマリン」がベースのブルーが印象的で、特殊な顔料が採用され、特別なプロセスを経て仕上げられているそうで、MINI中でも最も深みのあるブルーだそう。

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「レザー・ラウンジ・シート」は、シルクのような柔らかい手触りのハイ・クオリティなレザーに、繊細な模様の施されたパイピングで縁取られたシート。

ショルダーラインにはカフス・ボタンをイメージしたという装飾が用意されているほか、刻印されたエンブレム、ヘッドレスト背面にも英国ユニオン・ジャックのデザイン・モチーフが施されています。

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また、トータルコーディネイトが可能な「MINI Yours パッケージ」は、「18インチ アロイ・ホイール」、「MINI Yoursバニティ・スポーク2トーン」、「MINI Yoursレザー・ステアリング・ホイール」、「マルチファンクション・ステアリング」、「INI Yoursインテリア・サーフェス ファイバー・アロイ」、「MINI Yoursレザー・ラウンジ カーボン・ブラック」などが用意され、価格は37万6000円となっています。

(塚田勝弘)

MINI3ドア/5ドア、クラブマンにディーゼルのCooper D、Cooper SDを追加

BMW、そしてMINIのラインナップに欠かせない存在となっているディーゼル仕様車。

フォルクワーゲンのディーゼルエンジンのスキャンダルがあっても各メーカーから続々と発売されていますし、BMWに限らず車種によってはディーゼルが5割を超えるモデルも珍しくありません。

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その魅力は、軽油によるランニングコストはもちろん、トルクフルな走りはストップ&ゴーの多い日本市場にも合っているモデルが多く、ガソリン車よりもイニシャルコストが割高になっても食指を伸ばしたくなります。航続距離が長いユーザーだと、なおさら選択したくなります。

4月19日にアナウンスされたのは、MINIの3ドア、5ドア、クラブマンにディーゼルエンジンのCooper D、Cooper SDを追加するというもの。

MINI Cooper SD 5 Doorをのぞくモデルは今年5月から、MINI Cooper SD 5 Doorは9月以降の納車が予定されているそうです。

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今回追加される計6モデルのクリーンディーゼルエンジン搭載車は、MINIラインアップの中で中核モデルに位置づけられているMINI 3ドア、MINI 5ドア、そして、Cセグメントに格上げされたMINIクラブマン。

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MINIでは2014年秋にMINIクロスオーバーとMINIペースマンに、計4モデルのディーゼルモデルが設定されていましたが、今回の大幅な拡充により、MINIのディーゼル仕様は全部で10モデルになります。

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MINI3ドア、MINI5ドアのCooper Dに搭載されるのは、1.5Lの直列3気筒。

コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、可変ジオメトリー・ターボチャージャーなどの採用により、優れたレスポンスと低回転からの分厚いトルク、低燃費を実現。

エンジンのスペックは、最高出力116ps/4000rpm、最大トルク270Nm/1750-2250rpmで、6速ATとの組み合わせにより、JC08モード燃費は23.9km/Lに到達しています。

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3ドアと5ドアのCooper SD向けの2.0L直列4気筒クリーンディーゼルエンジンにもコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、可変ジオメトリー・ターボチャージャー、DPF(粒子状物質除去フィルター)、NOX吸蔵還元触媒などが装備され、170ps/360Nmというアウトプットと23.8km/Lというカタログ燃費を実現。

クラブマンのCooper Dも2.0Lの直列4気筒ディーゼルターボが搭載されていますが、こちらは150ps/330Nmで、燃費は22.0km/Lになっています。

クラブマンのCooper SDも同じ2.0Lの直列4気筒ディーゼルターボですが、スペックは190ps/400Nmで、Cooper Dよりも40ps、70Nm上乗せされ、燃費はCooper Dを若干上回る22.7km/L。なお、クラブマンのトランスミッションは、3ドア、5ドアの6ATよりも多段化されて8ATになっています。

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価格は「MINI Cooper D 3 Door」が300万円、「MINI Cooper SD 3 Door」が364万円、「MINI Cooper D 5 Door」が318万円、「MINI Cooper SD 5 Door」が382万円、「MINI Cooper D Clubman」が364万円、「MINI Cooper SD Clubman」が404万円です。

(塚田勝弘)【関連記事】

■MINIクラブマンにMINI ONEとCooper S(4WD)を追加
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MINIクラブマンにMINI ONEとMINI Cooper S Clubman ALL4を追加

ついにCセグメントに格上げされた現行MINI CLUBMAN(クラブマン)は、乗降性をはじめ、居住性や積載性の高さだけでなく、乗り心地も良くてMINIらしいフットワークの良さも味わえるという欲張り? なモデルに仕上がっています。

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4月18日、新型MINIクラブマンに2モデルが追加されました。

エントリーグレードの「MINI ONE Clubman(ワン・クラブマン)」と、初となる4輪駆動モデルの「MINI Cooper S Clubman ALL4(クーパー・エス・クラブマン・オールフォー)」。

MINI ONE Clubmanは、1.5Lの直列3気筒ツインパワーターボと6ATの組み合わせ。17.2km/Lというカタログ燃費により「平成27年度燃費基準+10%達成」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(4つ星/低排出ガス車)」を達成し、エコカー減税対象モデルとなります。なお、自動車取得税が40%、重量税が25%減税となります。

エントリーモデルでも装備は充実していて、8個のエアバッグ、4輪ディスクブレーキなどの安全装備に加え、オート・ライト、レイン・センサー、ヒーテッド・ドアミラー、USBオーディオ・インターフェースなどを標準装備。

もう一台のMINI Cooper S Clubman ALL4は、MINI Cooper S Clubmanがベースの4WDモデル。

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「MINI ALL4」は、フルタイムで制御される4WDシステムで、ファイナル・ドライブに直接取り付けられた電子制御油圧式ディファレンシャルにより、前後ア クスルの駆動力配分を無段階に制御。

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走行状況に応じて、前後トルクを「100:0」から「0:100」まで可変配分させることが可能で、多様な状況でMINIならではの俊敏なハンドリング、そしてダイナミックかつ安定感のある走りが楽しめます。

高効率を誇る2.0Lの4気筒ターボエンジンと8速ATの採用により、燃料消費率は、14.9km/L。「平成27年度燃費基準+10%達成」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(四つ星/低排出ガス車)」を達成し、こちらもエコカー減税対象モデルで、自動車取得税が40%、重量税が25%減税されます。

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価格はMINI ONE Clubmanが290万円、MINI Cooper S Clubman ALL4が410万円となっています。

(塚田勝弘)

BMWグループの世界販売、2月に16万台超えの新記録!

BMWの発表によると、MINI、ロールス・ロイスを含むグループの2月世界販売台数が前年同月比+7.9%増の16.4万台となり、月間販売記録を更新したそうです。

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内訳はBMWが14.3万台(+9.1%)、MINIが2万台(+0.3%)。

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また、年初からの累計販売台数は前年同期比+7.7%増の31.7万台で、内訳はBMWが27.7万台(+8.3%)、MINIが3.9万台(+4.1%)となっています。

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販売地域別では本国の欧州が13.4万台(+11.4%)と伸びている反面、米国は4.7万台(−8.7%減)の状況。

アジアでは中国が8万台(+12.7%)、韓国が0.9万台(+13.3%)、日本が0.9万台(+15%)などとなっており、地域全体では11.3万台(+12.1%)と好調。

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車種別では1シリーズが2.4万台(+14.3%)、2シリーズが1.7万台、7シリーズが0.6万台(+21.6%)、X1が2.9万台(+59.6%)、X3が2.3万台(+16.8%)、X6が0.7万台(+20.3%)、MINIが3.9万台(+4.1%)の状況。

世界的なSUV人気からXシリーズの伸びが際立っており、中でも新型X1の好調な出足が目立ちます。

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またMINIでは5ドアモデルが1.1万台(+29.5%)を販売、同シリーズを牽引している状況。

同社の販売担当責任者であるイアン・ロバートソン取締役は「創立100周年を迎えるにあたり、販売が持続的に伸び続けていることを喜ばしく思う」とコメントしています。

Avanti Yasunori

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http://clicccar.com/2016/02/17/354488/