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マフラーは3本出し!新型シビック・タイプRが世界初公開【パリモーターショー16】

2016年のパリモーターショーでサプライズです。

ホンダがイギリスで生産する欧州シビックをベースとしたタイプR(プロトタイプ)の姿を世界初公開したのです。

Flashbay

スペックについては、赤いブレーキキャリパーや20インチタイヤを履いているといった外観からわかることが示されている程度で、まだまだ謎めいた存在ですが、センター出しの3本マフラーを採用するなど、よりアグレッシブなスポーツマシンになっていることが感じられます。

エンジンフードにエアダクトが設けられるなど、いかにもパワフルなエンジンを積んでいることを感じさせるプロトタイプは、市販を前提としている風情。着実にタイプRの開発が進んでいるという強い意思を示す一台です。

(山本晋也)

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ホンダ シビック「Type R」新型、パリでサプライズ公開か!?

ホンダ シビックのハイパフォーマンスモデル『タイプR』の新型が、9月のパリモーターショーでサプライズ公開される可能性が高いことが分かりました。

Honda Civic Type R 2

そしてその市販モデルの姿を再び捕捉に成功しました。

Honda Civic Type R 8

大迫力のフロントマスクには、エアスプリッター、リップスポイラーを装備するほか、フロントフェンダー後部にはエアアウトレットも見られます。

また、幅広フェンダーや大径アロイホイール、大型リアウィング、そして何より嬉しいのは、前回のプロトタイプでは外されていた、センター出しトリプルエキゾーストパイプが復活装着されています。

高性能スポーツ仕様で武装する「タイプR」の心臓部には、2リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、最高馬力は340psまで進化するとレポートされています。

(APOLLO)

発売求む!新型シビック タイプRにツーリングワゴン!?

昨年後半の発表以来、日本のスポーツカーの話題の中心になっている新型シビックタイプR。750台の枠はあっという間に埋まってしまい、運良くその権利を獲得した方はXデーを首を長くして待っていると思います。

そんな中、シビックタイプRにとって第2の故郷ともいえる英国で、「R」の称号を得た謎のホンダ車がサーキットで目撃されました。

CIVIC Grand Tourer R1

一見、マットブラックの新型シビックタイプRに見えますが……あれあれ?リアがちょっとふくよかな感じです。

CIVIC Grand Tourer R3

左隣りのシビックタイプRと違ってワゴンスタイルですね。この謎のクルマの正体は、シビックタイプRではなく、日本未導入のシビックツアラー(写真下)にシビックタイプRのメカニズムを移植したシビック“ツアラー”タイプRなのです!

RES_60487_2015_Civic (2)

これを作ったのはイギリスツーリングカー選手権(BTCC)でホンダワークスとして活躍しているSynchro Motorsport。Honda YUASA Racingのシビックツアラーのレーシングカーを開発製作した実績があります。

RES_honda-civic-type-r

そんなレーシングチームファクトリーが作った1台ですので、そのクオリティは非常に高く市販化してもおかしくないレベルに仕上がっているようです。

ワゴンカーをベースにレーシングカー・スポーツカーに仕上げるBTCCならではのひとネタでした。今年はスバル・レヴォーグも参戦するので、日本でも注目が集まるモータースポーツカテゴリーになると思います!

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