Motor Fan's YEAR 2016

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モトチャンプ

既存車両にも先進の運転支援システムを搭載できる、パイオニアの「インテリジェント パイロット」

パイオニアは、デジタル地図を活用した「事故リスク予測プラットフォーム」 を構築し、後付け可能な先進運転支援システム「Intelligent Pilot(インテリジェント パイロット)」を開発したと発表しました。

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本システムは、個々の車両の状況に合わせて事故や危険を予測し、注意喚起や警告をすることができ、先進的な運転支援を後付けで実現できます。また、東京海上日動火災保険の自動車保険「ドライブエージェント パーソナル」(2017年4月から提供予定)に採用されます。

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パイオニアが開発した先進運転支援システム「Intelligent Pilot」の特徴は、「事故リスク予測プラットフォーム」を構築した点と、既存車両へ後付け可能な常時通信型車載IoTデバイスを開発した点です。

「事故リスク予測プラットフォーム」は、デジタル地図に信号やカーブなどの情報を加えたデジタル地図属性データに、「事故発生地点データ」や、パイオニアが蓄積した「急減速多発地点データ」などを重ね、さらに時間帯・天候・災害情報・車両の走行速度や運転傾向までも加味して統合的に事故や危険を予測します。

この「事故リスク予測プラットフォーム」にクラウドを介して常時通信するIoTデバイスを車両に搭載(後付け)して、リアルタイムなサービスを走行中の車両へ提供します。

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「事故リスク予測プラットフォーム」に繋がる車載デバイスには、広角車載フロントカメラが搭載され、撮影した画像を解析して、危険な走行状況を検知し、2インチ液晶ディスプレイとスピーカーにより画面表示と音声で知らせる安全運転支援機能を搭載しています。

また、ドライブレコーダー機能も搭載しており、衝撃検知時には前方画像の録画を行って録画情報をクラウドサービスに連携することも可能です。

車載デバイスには、GNSS(全地球型測位システム)、ジャイロ/加速度センサーが内臓されており、精度の高い自車位置を得ることができ、内蔵センサーで急加速や急減速などの運転状況を検知し、デジタル地図と連携してさまざまな安全運転支援が提供されます。

今回、パイオニアがこのシステムを開発したのは、新型車には次々に新しい自動運転機能やADSA(高度運転支援)システムが搭載されていることを踏まえ、既存車両にも後付けでドライバーの安全運転を支援するシステムが必要と考えたためです。

(山内 博・画像:パイオニア)

後部座席で極上の空間を!最新のリアモニターが6月に発売

ドライブ中などで後部座席で乗っている際、暇になってしまうことってありませんか?特に子ども連れの場合だと、子どもがクルマに乗っているのに飽きてしまうことも……。

そんな後部座席に乗っている人でも車内の空間をとことん楽しめる、後部座席専用のリアモニターがパイオニア株式会社から6月に発売されます。

■様々な車種に取り付け可能

リアモニターは前席のヘッドレスに取り付けます。ここでよくある不安面が「シートが厚くて取り付けられなかった」という点。しかし、この商品は取り付け部分のヒンジを4cmと余裕を持たせているため、少し厚めのシートでも取り付けることが可能です。

■リアモニターとは思えない映像美を楽しめる

モニターのサイズは9V型ワイドとなっており、縦は約11cm×横は約19cmです。バックライトに高輝度LEDを使用しているため、美しい映像を見ることができます。さらに”アドバンスドシャープネス回路”を採用しているというのもあり、ノイズを抑えたり細かいところまでシャープに映せるようになっています。

■疲れない位置で見ることが可能

モニターを設置しても見る体勢が辛かったりするということもありますよね。楽しい映像を見ているのに余計に疲れてしまったなんてことにもなりかねません。そこで嬉しいのが、モニターの角度を自分好みで調整できるという点。奥30度〜手前60度の範囲まで動かすことができるというのもあり、見やすい角度にできるのは魅力的です。

■極上の空間を満喫

見たい画像を自分の好みの見やすい角度で映像が楽しめるなど、これ以上ない極上の空間を味わうことができます。また、モニター周辺と取り付け部分にはLEDが搭載されているため、夜にはこのLEDがブルーに輝き、高級感溢れる空間を演出してくれます。

公式サイト:TVM-PW900T / TVM-PW900 | カーナビ・カーAV(carrozzeria)

(鈴木 唯)

「サイバーナビ」のドライバーサポート機能と多彩なオプションにも注目!

「サイバーナビ」シリーズの訴求点のひとつであるドライバーサポート機能が最新モデルでさらに進化しています。

20160510Carrozzeria Cybernavi_054

ドライバーエイドに欠かせない「マルチドライブアシストユニット」の「ND-MA1」は、「サイバーナビ」のモデルによって同梱されるほか、別売となっています。

H20_ドライブサポート20160510Carrozzeria Cybernavi_04220160510Carrozzeria Cybernavi_039

フロントカメラで撮影した前方映像を解析処理し、ドライブに必要な情報と重ね合わせて「サイバーナビ」のナビ画面上に表示する「ARスカウタービュー(AR=拡張現実)」、前方車両接近警告や誤発進警告、車線逸脱警告などのほか、「サイバーナビ」をドラレコとして使えたり、車両盗難や車上荒らしなどを抑制したりするセキュリティ機能のほか、これらの映像、画像の再生などが可能になっています。

同梱されるのは、AVIC-CL900-M・CW900-M・CZ900-M・CE900AL-M・CE900VE-M・CE900VO-M・CE900NO-M・CE900ES-M・CE900ST-Mの各モデル。

別売となるのは、AVIC-CL900・CW900・CZ900・CE900AL・ CE900VE・CE900VO・CE900NO・CE900ES・CE900ST。

価格はオープンですが市場想定価格は6万円前後。

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H01_フロアカメラND-FLC1_斜めフリ_H01_ND-BC8II_SD17_1-4-01

ほかにもオプションが用意されていて、「バックカメラユニット」の「ND-BC8Ⅱ」が1万3000円(税別)、「MAユニット用スマートキーホルダー」の「CD-SK1」はオープンプライス(市場想定価格は5000円前後)、「フロアカメラユニット」の「ND-FLC1」もオープンプライス(市場想定価格は3万円前後)、「オービスSD」の「CNAD-OP17SD」は4800円(税別)となっています。

(文/塚田勝弘・写真/小林和久)

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最新のカロッツェリア「サイバーナビ」はAV能力も大幅に向上

最近の「サイバーナビ」のAV機能といえば、「ミュージッククルーズチャンネル」が思い浮かびます。

H18_ライブレコメンド

2015年5月には、きゃりーぱみゅぱみゅをゲストに迎えた「サイバーナビ」の発表会がありましたが、最新の「サイバーナビ」も、きゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeへの楽曲プロデュース、映画音楽を手掛けるなど、グローバルに活躍する音楽プロデューサー 中田ヤスタカ氏(CAPSULE)が、各種効果音(下の写真)などの制作を担当しています。

20160510Carrozzeria Cybernavi_018気になるAV面の性能、機能強化ですが、「カロッツェリアx」から受け継がれた原音再生のノウハウを投入。オーディオ基盤とカーナビ基盤を独立構成にしてノイズを徹底排除するとともに、基板上の信号伝送・電源供給パターンを最適化した高音質設計が採用されています。

また、パイオニア独自の「高性能48 bitデュアルコアDSP」など厳選された高音質オーディオパーツが使われています。

20160510Carrozzeria Cybernavi_026H17_MCC

機能面では自然な音のつながりを実現するスピーカー調整用の「ネットワークモード」、レコチョクとの提携により生まれた音楽ストリーミング機能「ミュージッククルーズチャンネル」に、日時や目的地、自車位置などのドライブ状況に合ったチャンネルをレコメンドする「ライブレコメンド」、スマホ内の楽曲も再生できる「MCCライブラリーモード」などの新機能を追加。

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ほかにも、後席用モニターに本機の画面を映し出せるほか、独立したAVソースを再生する「リアセパレートモード」にも対応。

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画質面では、10V型ワイドモデルに高輝度・高コントラストで精緻な描画を実現するXGAパネル「ExcelLuminaHDパネル(エクセルルミナHDパネル)」が採用されています。

主な対応メディアは、地上デジタルTV、DVD-V、CD、Bluetooth、USB、SDなどで、MP3、WMA、ACC、AVIなどの圧縮データにも対応しています。

(文/塚田勝弘・写真/小林和久)

カロッツェリア「サイバーナビ」のナビ機能、ドライバーサポート機能が凄い!

2016年夏モデルとして登場したカロッツェリア「サイバーナビ」は、ナビ、AV、ネットワーク連携まですべてが一新されています。ここではキモとなるナビ機能についてご紹介します。

H13_スカイビュー

注目ポイントのひとつが画質の向上や地図画面の一新。

従来モデル比約70倍の色階調表現が可能な新液晶パネルのほか、新地図データフォーマットを採用し、道路が重なる場所なども見やすく表現されています。

定評ある自車位置表示も精度がさらに向上し、新開発の自車位置精度専用システム「レグルス」と「6軸3Dハイブリッドセンサー」の採用、3種類の衛星(GPS、グロナス、みちびき)の同時受信とGPSの補正データ「SBAS」に対応。

H12_ツインビュー

渋滞回避能力も強化されています。リアルタイムで走行履歴データを共有するサービス「スマートループ」で、長年蓄積されたプローブデータをサーバー上で高速演算し、時間・距離・料金・効率まで考慮した最適なルートを探索する「スーパールート探索」に対応(2016年秋頃に対応する予定で、同機能を使用するにはナビ本体のバージョンアップが必要)。

H16_スーパールート探索

また、ETC料金の時間帯別割引料金にも対応するほか、プローブデータをもとに急ブレーキが多い地点をデータベース化して収録。地図上に「ヒヤリハット地点」として表示し、ルート誘導時や通過前にドライバーに音声で注意喚起する機能も用意されています。

「VICS WIDE」にも対応していて、気象庁が発表する特別警報を即時表示し、警報のおよぶ範囲を地図上に表示するなど、従来のFM多重放送よりも詳細な渋滞情報まで考慮したルート探索も可能。

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従来から注力されてきたドライバーサポート機能も強化されています。新開発となる「マルチドライブアシストユニット」と連携し(一部モデルはナビ本体のバージョンアップが必要)、前方車両に接近した際などに注意喚起する高度な画像認識技術を用いた「先進運転支援機能」が用意されています。

H25_ドライブフォト撮影

具体的には、ドライブ中の機能として、「前方車両接近警告」、「誤発進警告」、「右折時つられ発進検知」、「レーンキープサポート」、「ドライブレコーダー」、「イベント録画」、「アクシデントインフォ(イベント録画起動時に、独自のアルゴリズムで危険性を判定して指定された宛先に静止画や位置情報をメールで通知)」を搭載。

20160510Carrozzeria Cybernavi_033H27_フロアカメラ画面H24_アクシデント

さらに、愛車の異常を検知して知らせる「ライブカーセキュリティ」のほか、暗闇でも車室内の撮影が可能な赤外線LEDを搭載した小型の新開発「フロアカメラユニット」にも対応。なお、「ライブカーセキュリティ」は、別売のデータ通信専用通信モジュール「ND-DC2」をマルチドライブアシストユニットに接続時すると使用可能となります。

最近の新車に装着されている衝突被害軽減ブレーキのような車両制御機能こそありませんが、「警告」を中心とした先進の安全機能にドラレコやカーセキュリティを加えた万全の構えもアピールポイントとなっています。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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すべてを一新したカロッツェリア「サイバーナビ」の新しい操作性とは?

「カロッツェリア」ブランドの最上級ナビ「サイバーナビ」が、ナビ・AV・ネットワーク連携・操作性まで、すべての性能・機能を一新し、新世代に移行しました。

20160510Carrozzeria Cybernavi_015

数多い特徴の中でも注目は、車内での操作性を追求した新ユーザーインターフェースの採用。

ドライバーが運転中でも簡単に操作できる専用の「スマートコマンダー」を用意しているほか、後部座席の同乗者がスマホを使って「サイバーナビ」を操作できる「リアスマートコマンダーアプリ(無料/ iOS9.0以上、AndroidOS5.0以上)」にも対応しています。

H28_スマートコマンダーアプリ画面_NAVI

処理能力も従来比で3倍以上と大幅にアップデートされていて、ストレスのない操作性を実現し、スマホ感覚のピンチイン/アウトをはじめとした多彩な操作方法に対応。

20160510Carrozzeria Cybernavi_019

また、機能アイコンのサイズやレイアウトを自在に変更できる新デザインの「HOME画面」と「メニュー画面」の採用や、ドライブ状況の変化に合わせて最新の情報を画面表示と音声でドライバーに通知する「ライブインフォ」も搭載されています。

H01_HOME画面_8インチ

ほかにも、通信で取得した情報や操作キーなどを地図上に重ねて表示できる「マルチレイヤマップ」や、地図画面時にルート確認やビュー変更など使用頻度の高い機能がすぐに呼び出せる「インスタントメニュー」などを搭載。

H06_ライブインフォメニュー H08_インスタントメニューH03_AVIC-CE900AL-M_左フリ

操作方法には人によって好みがありますが、直感的な操作が可能なのと、多彩な操作方法を用意することで、市販カーナビの最高峰らしいインターフェイスを提案しています。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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新型カロッツェリア「サイバーナビ」が登場! 7V型ワイドから10V型ワイドまで多彩なモデルを用意

世界初の市販GPSカーナビとして1990年に誕生した「カロッツェリア」の「AVIC-1」以来、カーナビの性能向上・多機能化をリードしてきたパイオニア。

20160510Carrozzeria Cybernavi_064

今回、最上級ブランドの「サイバーナビ」の新型が登場し、6月から順次発売されます。なお価格は全モデル、オープンプライスとなっています。

新型「サイバーナビ」の見どころは数多く、ナビ、AV、ネットワーク連携まで全方位一新されているほか、7V型ワイド、8V型ワイド、10V型ワイドを用意。

また、新たに車種専用の10V型メインユニットがラインアップに追加され、トヨタ・アルファード、ヴェルファイア、ノア、ヴォクシー、エスクァイア、ホンダ・ステップワゴン向けの車種専用モデルも用意。

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操作性では、カーナビ専用設計ならではの車内での操作性を追求した新ユーザーインターフェースの採用に加えて、運転中でも簡単に操作できる専用の「スマートコマンダー」を装備するほか、後部座席の乗員がスマホを使用してナビを操作できる「リアスマートコマンダーアプリ」にも対応。

20160510Carrozzeria Cybernavi_017H01_スマートコマンダー_右フリ_

通信機能では、交通状況の変化や天気情報などの最新情報を通知する「ライブインフォ」をはじめ、蓄積されてきたプローブデータを活用して最適なルートを探索する「スーパールート探索」、場所や時間帯に応じたチャンネルをレコメンドする機能が新たに追加された音楽ストリーミング機能「ミュージッククルーズチャンネル」などの先進的な機能も搭載されています。

20160510Carrozzeria Cybernavi_03420160510Carrozzeria Cybernavi_039

新開発「マルチドライブアシストユニット」も注目で、高度な画像認識技術を用いた先進安全支援機能や、車両の異常を知らせる「ライブカーセキュリティ」などの多彩な機能により、ドライブ中から駐車中までサポートする機能も用意。

ほかにも音質面の向上や、万全のバージョンアップ体制の用意など、市販ナビトップクラスの本格ナビを求めるニーズに応えています。

H01_AVIC-CL900-M_右フリ_H01_AVIC-CE900AL_正面

各モデルの市場想定価格帯は15万〜40万円前後。8V型ラージサイズで最上級の「AVIC-CL900-M」は23万円前後、車種専用設計モデルでは、アルファード、ヴェルファイア向けの「AVIC-CE900」系が40万円前後となっています。

(文/塚田勝弘・写真/小林和久)

パイオニアがリリースした「スタンドアローン」型ETCとは?

最近、カー用品業界でも耳にするようになった「スタンドアローン」。

ほかの機器などに依存せずに、単体で独立して使える(モノの)ことで、ETCならカーナビがなくても使えるタイプ。ほかには、ドライブレコーダーやディスプレイなどでも「スタンドアローン」という用語を使うことがあるようです。

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3月下旬から発売されているパイオニアのETC2.0ユニット「ND-ETCS10」は、走行経路などの把握に必要なGPSをアンテナに内蔵することにより、ETC2.0のサービスが利用可能。受信したETC2.0サービスの情報は、本体内蔵スピーカーから音声で案内します。

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具体的には、全国約1600カ所にあるITSスポットから取得した落下物や合流注意地点、見通しの悪い急カーブなどの情報を事前に音声で注意喚起する「安全運転支援」や「災害時支援」などのサービスに加えて、この4月から順次導入されている「混雑状況に応じて料金を変更する」経路情報を活用した新サービスにも対応。

この新サービスは、道路の混雑状況に応じた料金変更や災害、事故時といった一般道路などの一時退出、高速道路を走行中に渋滞などを迂回する経路を走行した場合の料金割引が適用となるものです。

ほかにも、VICS履歴情報案内や累積料金案内、ETCカード抜き忘れ警告、ETCカード有効期限案内や車載器情報通知といった機能が搭載されています。価格はオープンプライスですが、市場予想価格は2万2000円前後です。

公式サイト:ETCユニット ND-ETCS10 | carrozzeria

(塚田勝弘)

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■フルHD録画、駐車監視機能に対応するパイオニアのドラレコ「ND-DVR10」
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フルHD録画、駐車監視機能に対応するパイオニアのドラレコ「ND-DVR10」

ドライブレコーダー(ドラレコ)は、広く知られているのに、まだ広く普及しているとは言いがたい状況のようです。しかし、ニュースなどで映像を見ると、万一に備えてそろそろ愛車に装着しようかとお考えの方も多いはず。

H01_ND-DVR10_正面_

現在人気を集めているのは、1万5000円〜2万円、2万円以上の高価格帯モデルで、GPS、Gセンサー、HDR、地デジ対策、フルHDといったフル装備系ドラレコとなっています。

3月上旬から発売されているパイオニアの「ND-DVR10」は、フルHD(1920×1080p)画質に対応するほか、「イベント録画機能」や「駐車監視機能」が搭載されたディスプレイ一体型のドライブレコーダー。

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「ND-DVR10」には、鮮明な映像に欠かせない高解像度CMOSセンサーと、ワイドに映し出す広角レンズが採用され、フルHD画質で広範囲の前方風景を撮影できることに加え、画像補正機能により鮮明な記録が可能となっています。

また、走行中に振動を検知した際に、検知前後各10秒間の映像をイベントファイルとして記録する「イベント録画機能」や、駐車中に振動や動体を検知した際に自動で録画する「駐車監視機能」も搭載。

ほかにも、高画質なフルHD画質と長時間記録できる標準画質(HD)の選択が可能で、大容量32GBのmicroSDHCカードを同梱(HD画質時、約8時間40分の連続動画保存が可能)されています。

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車内にスッキリ装着できる短いアームの取付ブラケットが採用されているほか、地デジやGPSなどへの電波干渉を低減する設計など、最新ドラレコにふさわしい内容となっています。

価格はオープンですが、実勢価格は2万2000円前後となっているようです。

公式サイト:ND-DVR10 | パイオニア株式会社

(塚田勝弘)

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