Motor Fan's YEAR 2016

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「ニュルブルクリンク24時間レース」でFALKEN勢2チームが好成績。総合9位とクラス優勝

住友ゴム工業は、5月26日(木)〜29日(日)に開催された世界最大級のツーリングカーレース「第44回ADACチューリッヒ ニュルブルクリンク24時間耐久レース」で、FALKEN(ファルケン)勢2チームが好成績を収めたと発表しました。

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まず、ファルケンタイヤヨーロッパがタイヤを供給しているFALKEN Motorsportsチームの「ポルシェ 911 GT3 R (991)」は、同レースでポルシェ勢最上位となる総合9位で完走しました。

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また、住友ゴム工業がタイヤを供給している「SUBARU WRX STI」は、同レースのSP3Tクラスにおいて昨年に続き2年連続でクラス優勝を果たしました。

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ニュルブルクリンク24時間レースは、自動車メーカー、タイヤメーカーが開発テストを行うサーキットとしても有名なニュルブルクリンクで行われる24時間レースです。

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ニュルブルクリンク24時間レースは、高低差300m、ブラインドコーナーを含め約170カ所のコーナーを持つ北コース(オールドコース)と、F1も開催される近代的なGPコースをつなげた1周約25kmのフルコースを使用し、世界一過酷なレースとも言われています。

(山内 博・画像:住友ゴム工業)

ファルケンが今年も「ニュルブルクリンク24時間レース」に挑戦

住友ゴムグループのファルケンタイヤヨーロッパと日本の住友ゴムは、5月26日(木)〜29日(日)にドイツで開催される世界最大級のツーリングカーレース「第44回ADACチューリッヒ ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に、今年もファルケンタイヤで挑戦すると発表しました。

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また、昨年に続きFALKENは同レースの公式パートナーとして協賛。ブースを出展するなど各種イベントでファルケンタイヤをアピールします。

ファルケンタイヤヨーロッパは、1999年の初参戦以来、連続出場を続けて今年で17回目の挑戦にとなります。今年は、昨年総合3位入賞を果たしたドライバーが新型車両「Porsche 911 GT3 R (991)」で参戦。必勝のチーム体制で総合優勝を目指します。

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FALKENブースではタイヤ展示に加え、レースのバーチャル体験コーナーやドライバーによるサイン会などを開催するほか、会場内ではドリフトショーを繰り広げて、FALKENブランドをアピールします。

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一方、日本からも住友ゴムのSUBARU Tecnica Internationalチームが「SUBARU WRX STI」で同レースに挑戦します。

「SUBARU WRX STI」は昨年SP3Tクラスでクラス優勝を達成した強豪で、ドライバーには日本人ドライバーの山内英輝が起用されています。

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SUBARU Tecnica Internationalチームでは、今年はさらに車両の走行性能を高め、装着するファルケンタイヤのグリップ性能や耐久性も一層向上しているとのことで、同クラス2年連続優勝を目標としています。

(山内 博・画像:住友ゴム)

ファルケンのオールシーズンタイヤが日産ローグの新車装着タイヤに採用

デュアリスをベースにコンパクトSUVとして誕生した日産・ローグ。2代目の現行モデルは、3代目エクストレイルをベースとして北米市場を中心に販売されています。

北米では、コンパクトSUVとして最適なサイズ、使いやすいユーティリティスペース、優れた環境性能などが評価されています。

今回、新車装着タイヤとして採用された「FALKEN ZIEX ZE001 A/S」は、非対称パターンの採用により左右の剛性を最適化することで、日産ローグが持つ高い走行性能と優れた環境性能、上質な乗り心地を高次元でバランスさせたとしています。

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「FALKEN(ファルケン)」のSUV向けタイヤとしては、SUV用の「AZENIS FK453CC」がありますが、今回発表された「FALKEN ZIEX ZE001 A/S」はスポーティ系タイヤの「ZIEX ZE914 E」と同様に「ZIEX」の名が冠されています。

ただし、北米向けですから単なるスポーティ系ではなく、A/S(オールシーズン)とすることで現地化に対応、日産ローグの足元を支えるタイヤとして供給されます。

(塚田勝弘)