11月10日に開幕したサンパウロ国際モーターショーで、ホンダが新型コンパクトSUV「WR-V」の市販予定車をワールドプレミアしました。
Honda R&D ブラジルで開発が行われ、タフでありながら都会的なSUVデザインと高いユーティリティー、広い室内空間をコンパクトなボディーサイズで実現したといいます。
優れた燃費性能と安定したハンドリング性能を兼ね備え、日常生活からレジャーまで、アクティブに生活を楽しむユーザーの期待に応えるモデルとして、2017年前半に発売を予定しているそうです。
ブラジルでは同社のSUV「CR-V」と「HR-V」が若い世代を中心に人気を集めており、現地顧客の声を開発に活かした、より小型の「WR-V」を投入することで、さらに需要を掘り起こしたい考え。
トヨタ自動車は新型SUV「C-HR」を出展、また日産も小型SUV「キックス」を2017年4月から生産を開始予定。ホンダも「WR-V」の投入により、現地でシェアを伸ばしているGMや、VWなどに対抗することになります。
欧・米・中を主に、世界的にSUV人気が高まっているなか、ホンダはSUV投入に積極的に動いており、「WR-V」がどこまで現地で健闘するかが注目されます。
(Avanti Yasunori・画像:HONDA)
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