Motor Fan's YEAR 2016

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マクラーレンの次世代スーパーカー、700馬力と刺激的フロントマスクで大刷新か?

マクラーレンのミッドシップスポーツ『650S』の後継モデルと思われる次世代スーパーカーの姿をカメラが捉えました。

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コードネーム「P14」と呼ばれるこの次世代モデルのプロトタイプは、9月にも捕捉に成功していますが、裸と見られていた当時のボディは実はダミーモデルで、今回カモフラージュされているパネルの下に、本物のボディが隠されているようです。

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この後継モデルでは、エクステリアが大刷新され、かなり刺激的なフロントマスクが採用されるとレポートが届いています。

最新のカーボンモノコックシャシーを採用し、3.8リットルV型8気筒ツインターボを搭載、最高馬力は700psに近いものと予想されており、0-100km/h加速は、マクラーレン史上最速のパフォーマンスと伝えられています。

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インパネの一部も今回撮影に初めて成功。ハンドル奥には新たなインフォテイメントシステムのようなものが設置されているようです。

ワールドプレミアは2017年3月のジュネーブモーターショーが有力です。

(APOLLO)

約5万円のスーパーカー!? マクラーレンが「P1」のキッズカーを10月末に発売!

ジュネーブショー2013でワールドプレミアされ、その後375台が限定発売された「マクラーレンP1」。

McLaren_P1

737ps/720Nmを発生する3.8L V8ツインターボエンジンと、179ps/260Nmを発生するモーターの組み合わせにより、システム出力916ps/900Nmものパワーを発生するハイブリッドシステムを搭載しており、0-100km/h加速2.8秒、最高速度は350km/hに達します。

日本でも1億円に迫る9,661万5,000円(税込み)の高値で発売されました。

そんなマクラーレン「P1」のキッズ用EVモデル(対象:6歳以下)が、10月末から375ポンド(約48,800円)で全世界の玩具店で販売されるそうです。

McLaren_P1

近頃ではフェラーリやランボルギーニ、ポルシェなどのキッズカーが販売されるなど、その人気が高いことから、マクラーレンも発売に踏み切ることにした模様。

モーターと前進3段/後退1段のトランスミッションの組合せにより、僅か2秒で最高速度4.8km/hに到達するそうです(笑)

ボディカラーには「ボルケーノ・イエロー」を採用。

McLaren_P1

ドライバー席をセンターに配置、キャビン内にMP3プレイヤー、オーディオシステムを標準装備したオープントップモデルで、ドアはガルウイング仕様となっています。

マクラーレン自らこのキッズ向けEVを破格?で発売する背景には、将来のユーザー獲得に向けた思惑があるのかもしれません。

Avanti Yasunori・画像:マクラーレン)

【関連リンク】

マクラーレン P1
http://cars.mclaren.com/P1

700馬力へ…これがマクラーレン650S後継モデルだ!

マクラーレンのミッドシップスポーツ『650S』の後継モデルと噂されている、コードネーム『P14』の姿をカメラが始めて捉えました。

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フロントエンドには「ウルトラ・パワフルLEDライト」を装備した新デザインのヘッドライト、バンパー、エアインテークなどが確認できるほか、リアバンパーやツインエキゾーストパイプも刷新されているようです。

Spy-Shots of Cars This image has been optimized for a calibrated screen with a Gamma of 2.2 and a colour temperature of 6500°K

パワートレインには3.8リットルV型8気筒ターボユニットが搭載される可能性が高く、その最高馬力は700ps超となりそうです。

ワールドプレミアは2017年3月、スーパーカーの祭典「ジュネーブモーターショー」が最有力と噂されています。

(APOLLO)

マクラーレンのサーキット専用モデル「570S GT4」・「570S Sprint」を発表

3月15日に発表されたマクラーレンの「570S GT4」と「570S Sprint」は、同社のグループ企業という位置づけであるスポーツカーメーカー、マクラーレン・オートモーティブの手によるモデル。さらにこの2台は、マクラーレン GT のモータースポーツ部門とGTレースのスペシャリストである「CRS GT Limited」の協力により開発されています。

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最終開発フェーズ前に発表された「GT4」は、ブリティッシュ GT チャンピオンシップに参戦し、 シーズンを通じて集中的な開発プログラムが実施される予定。

マクラーレンGTと「CRS GT Limited」は、カスタマー・チームのブラックブル・エキュリー・エコッセと連携し、「570S GT4」は、スパ・フランコルシャンを含む全9戦に参戦予定。

今後モデルの詳細が明らかにされるという「570S Sprint」は、特定のレース規制に束縛されず、プライベートなどでサーキットを楽しむという非常に贅沢で、羨ましい限りのモデル。なお、GT4 仕様にアップグレードすることも可能だそう。

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サーキット専用モデル「570S GT4」は、マクラーレンの「スポーツシリーズ」のほかのモデルと同様に、カーボン・ファイバー製モノセルIIシャーシを採用。「GT4」のカテゴリーで同技術が採用されたのは今回が初だそうで、強靱さと軽量さという特性が発揮されるのがポイントです。

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ドライバー・プロテクションもさらに強化され、FIA 承認のロールケージと消火システムを追加。また、カーボン・ファイバーとアルミニウムによりボディが構成された結果、フロントとリヤ両方のトラックが長くなり、センターロック方式の軽量鍛造マグネシウムアルミホイールには、ピレリ製のレーシング・スリック・タイヤを装備。

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さらに、2段階調整が可能なコイルオーバー・スプリング式モータースポーツ・ダンパーが前後に装着されており、オンボード・エアジャッキング・システムも標準装備されています。

「570S GT4」のエンジンは、3.8LのV8ツインターボ「M838TE」で「スポーツシリーズ」のオンロードモデルから受け継いだもの。7速のシームレス・シフトギヤボックスと組み合わされ、駆動方式はFRとなっています。

(塚田勝弘)