Motor Fan's YEAR 2016

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運転支援システム搭載のドライブレコーダー「Alive LGD-200」がスゴイ!

ドライブレコーダーは安心ドライブの必需品ですが、このたび運転支援システムを搭載したドライブレコーダー「Alive LGD-200」が登場しました。

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このドライブレコーダー「Alive LGD-200」は、INBYTE がLG Innotekの日本代理店として日本で発売するもので、その特徴は

1.暗い場所でも鮮明に撮影できるソニー製CMOSセンサーを採用
2.先行車発進通知と車線逸脱警報の運転支援システムを搭載

の2点です。

まず、ドライブレコーダーにとって最も重要なカメラ機能は、フロントカメラに高性能で知られるソニー製CMOSセンサー「SONY Exmor CMOSセンサー」 を採用して、撮影しにくい暗い場所や、駐車時の録画でも鮮明な画像を残せるようにしています。リアカメラに他社製のCMOSセンサーを採用しているのは、コスト面を重視したものと見られます。

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次に、もうひとつの特徴である運転支援システムの先行車発進通知機能は、渋滞や信号待ちで停車している状態から、前車が発進したことを検知してアラームでドライバーに知らせてくれる機能で、あわてずに安心して運転することを助けてくれます。

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車線逸脱機能は、一定以上の速度で走行していて、車線を超えてしまった場合に警告音でドライバーに注意を促して、車両のふらつきや居眠りを防止し、安全運転を支援してくれます。

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また駐車時にも録画するために、ヒューズボックスから電源を取る常時電源コードが付属しており、エンジン停止後も動作を続ける「駐車モード」が利用できます。この駐車モード中には、常時録画はせず、「動体を検知した時」「衝撃を感知した時」のみ映像を保存して、効率的に駐車中の車両を監視するようになっています。

さらに、ドライブレコーダーと車両を守る安全機能として、温度を監視してドライブレコーダーを守る温度監視機能と、車両のバッテリーあがりを防止するバッテリー保護機能が備えられています。

今回、録画機能だけではなく、運転支援システムを搭載したドライブレコーダーが登場したことで、今後はドライブレコーダーに運転支援システムを搭載することが広まると予想されています。

(山内 博・画像:INBYTE )

交通安全に留意して「ポケモンGO」を余裕で楽しむためには?

7月22日に日本でも配信が始まったスマホ向けゲーム「ポケモンGO」。

Nintendo

上空から噴水を見た形がポケモンの「モンスターボール」にそっくりだと話題になった愛知県名古屋市の鶴舞公園では、アイテムを入手できるポイントが多いとして、今では「ポケモンGOの聖地」化しています。

Pokevision

普段は人がほとんどいない同公園に早朝、深夜を問わず、スマートフォンを持った人達が遠方から大勢押し寄せて来る様は壮観です。

同様の状況は関東方面でも起きており、新宿御苑や世田谷公園などを中心に「ピカチュウ」などの人気キャラを捕獲しようと、大賑わいの状況になっているようです。

任天堂と共同で「ポケモンGO」を開発した米「Niantic」(ナイアンティック)」社は、もともと検索大手Googleの社内スタートアップで、「Google Earth」を開発したJohn Hanke(ジョン・ハンケ)氏によって2010年に設立されました。

それまで家に篭もりがちだったゲームプレイヤーを2Dの世界から3Dのリアルワールドに誘い、プレイヤーが自らの足で歩き回ることを前提に開発されています。

Niantic

ただ、ここ数日のニュースでも多く取り上げられているとおり、ポケモン探しに夢中になるあまり、海外と同様に、早速日本各地で危険な状況が多発しているようです。

24日辺りから同ゲームをプレイしながらクルマを運転したり、公園横の道路に違法駐車するケースが目立つようになり、警察官が出動するなどの事態に。

また、自転車に乗りながらゲームをしていて歩行者に衝突したり、自転車のかごに入れていたバッグをひったくられる事件が発生しています。

25日には金沢市の国道でポケモンGOをしながら運転していた軽自動車が停止中のライトバンに追突、さらに夜には日系ブラジル人が岐阜県美濃市の東海北陸自動車道の美並IC-美濃IC間の上り車線に入り込んだため、高速隊が出動する騒ぎも起きています。

その一方では、鳥取県がこうしたト状況を逆手にとり、同県の観光名所「鳥取砂丘」をスナ(砂)ホ・ゲーム開放地区として知事が自ら売り込むなどの動きまで登場。

これら一連の出来事は、突然ポケモンが出現した際に、慌てて捕獲しようと周りが見えなくなることが主因。

そこで、ポケモンの種類や出没場所が予め見当がつけば、安全にプレイできる可能性が高まり、事故なども減るのでは?と、調べてみたところ、あるWebサイトを発見しました。

POKEVISION

「Pokévision」がそれで、出現しているポケモンをリアルタイムに地図上に表示、世界中のポケモン出没場所が特定できるようです。

ゲーム愛好家にとっては、醍醐味が削がれるかもしれませんが、ポケモン捕獲に夢中になって危険な地域に踏み入り、自身が「捕獲」されるよりは良いかもしれません。

Avanti Yasunori・画像:Niantic、Pokévision)

【関連記事】

海外で「ポケモンGO」が交通事故の原因になっている?
http://clicccar.com/2016/07/21/387404/

運転中に自転車が突然折れる!? 自転車の安全基準について

実はここ最近「自転車が突然壊れた」「フレームがいきなり折れた」などといった報告がSNS上で見られます。

こういった背景には、ネットショッピングで自転車を購入できるというのが大きく関係しているようです。インターネット上で発売されている自転車、特に海外製品の場合は検査が十分に行われず発売されることも多いとのこと。

■自転車の安全基準とは?

では、一体どんな自転車が安全に乗ることができるのでしょうか。

まず、自転車には安全マークというものがあります。それが「BBAマーク」です。それ以外にSGマークなどがありますが、こちらはスポーツ用自転車が対象となるため、普段使いとして乗る自転車ならBBAマークを確認していれば大丈夫です。

このBBAマークが貼られている自転車は、自転車業界の「自転車安全基準」をクリアしたものです。安全に乗ることができると認められている自転車になります。

参考サイト:自転車の新しい安全基準 BAA

■インターネットで購入した場合も安全基準をしっかりチェック

自転車屋さんに持ち込めば、安全基準をチェックしてくれます。ネット上で購入して不安がある場合は、自転車を知り尽くしているプロのかたに見てもらいましょう。そのほうがより安心して乗ることができますよ。

■購入先はきちんと考えることが大事

自分で自転車の整備ができない場合は、安易にインターネット上で自転車を購入しないほうがいいです。走行中に突然自転車が壊れてしまった場合、最悪の場合は他人を巻き込む交通事故に繋がることも。自転車も1歩間違えれば凶器になりうることもある乗り物です。

安全基準を満たしていても、日頃のメンテナンスはとても大事なことなので、定期的に点検することをオススメします。

(鈴木 唯)