実はここ最近「自転車が突然壊れた」「フレームがいきなり折れた」などといった報告がSNS上で見られます。
こういった背景には、ネットショッピングで自転車を購入できるというのが大きく関係しているようです。インターネット上で発売されている自転車、特に海外製品の場合は検査が十分に行われず発売されることも多いとのこと。
■自転車の安全基準とは?
では、一体どんな自転車が安全に乗ることができるのでしょうか。
まず、自転車には安全マークというものがあります。それが「BBAマーク」です。それ以外にSGマークなどがありますが、こちらはスポーツ用自転車が対象となるため、普段使いとして乗る自転車ならBBAマークを確認していれば大丈夫です。
このBBAマークが貼られている自転車は、自転車業界の「自転車安全基準」をクリアしたものです。安全に乗ることができると認められている自転車になります。
参考サイト:自転車の新しい安全基準 BAA
■インターネットで購入した場合も安全基準をしっかりチェック
自転車屋さんに持ち込めば、安全基準をチェックしてくれます。ネット上で購入して不安がある場合は、自転車を知り尽くしているプロのかたに見てもらいましょう。そのほうがより安心して乗ることができますよ。
■購入先はきちんと考えることが大事
自分で自転車の整備ができない場合は、安易にインターネット上で自転車を購入しないほうがいいです。走行中に突然自転車が壊れてしまった場合、最悪の場合は他人を巻き込む交通事故に繋がることも。自転車も1歩間違えれば凶器になりうることもある乗り物です。
安全基準を満たしていても、日頃のメンテナンスはとても大事なことなので、定期的に点検することをオススメします。
(鈴木 唯)