Motor Fan's YEAR 2016

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モトチャンプ

運転中に自転車が突然折れる!? 自転車の安全基準について

実はここ最近「自転車が突然壊れた」「フレームがいきなり折れた」などといった報告がSNS上で見られます。

こういった背景には、ネットショッピングで自転車を購入できるというのが大きく関係しているようです。インターネット上で発売されている自転車、特に海外製品の場合は検査が十分に行われず発売されることも多いとのこと。

■自転車の安全基準とは?

では、一体どんな自転車が安全に乗ることができるのでしょうか。

まず、自転車には安全マークというものがあります。それが「BBAマーク」です。それ以外にSGマークなどがありますが、こちらはスポーツ用自転車が対象となるため、普段使いとして乗る自転車ならBBAマークを確認していれば大丈夫です。

このBBAマークが貼られている自転車は、自転車業界の「自転車安全基準」をクリアしたものです。安全に乗ることができると認められている自転車になります。

参考サイト:自転車の新しい安全基準 BAA

■インターネットで購入した場合も安全基準をしっかりチェック

自転車屋さんに持ち込めば、安全基準をチェックしてくれます。ネット上で購入して不安がある場合は、自転車を知り尽くしているプロのかたに見てもらいましょう。そのほうがより安心して乗ることができますよ。

■購入先はきちんと考えることが大事

自分で自転車の整備ができない場合は、安易にインターネット上で自転車を購入しないほうがいいです。走行中に突然自転車が壊れてしまった場合、最悪の場合は他人を巻き込む交通事故に繋がることも。自転車も1歩間違えれば凶器になりうることもある乗り物です。

安全基準を満たしていても、日頃のメンテナンスはとても大事なことなので、定期的に点検することをオススメします。

(鈴木 唯)

使わないときはコンパクトに!自転車専用の折りたたみ式ヘルメットが発売

自転車は移動に便利な乗り物でありますが、倒れた拍子に怪我をしてしまうことも十分あります。そんなときに1番守りたい部分が頭ですよね。ヘルメットがあれば安全性を高めることができます。

■自転車専用のヘルメットが新登場!

今回、ジック株式会社は「自転車専用折りたたみ式ヘルメット」を6月1日から発売開始しました。

このヘルメットの最大の魅力はなんと言っても折りたためるという点。

折りたたむと1本の棒状になるため、持ち運びにも収納にも最適なサイズになります。従来のヘルメットではこんなコンパクトなサイズにできるものはなかったため、画期的な開発として注目を浴びています。

■世界各国の賞を受賞

折りたためるだけがこのヘルメットの魅力ではありません。

EN規格を取得しているため、安全性とデザイン性はとても高いものとなっています。内側に衝撃吸収剤が付いているため、転倒時には頭をしっかりと保護。

さらに「bis British Invention Show 2016」や「Taipei Cycle d&i Awards 2016」などの権威ある賞を受賞しており、世界各国から注目を浴びています。

■より安全な自転車ライフを

ヘルメットがあることで自転車のある生活が安全なものになりますよ。このヘルメットは通学や通勤にも合うようなシンプルなデザインとなっており、老若男女問わず使えるのも魅力的となっています。

製品情報:véloline 自転車専用折りたたみ式ヘルメット|GIC BIKE COLLECTION / ジック株式会社

(鈴木 唯)

子どもに最適!Webで学べるクイズ形式の自動車安全

株式会社学研プラスはパソコンやタブレットなどを使い、インターネットで無料で学べるWeb学習サービス”学びゲット!”にて、自動車の安全にまつわるクイズを掲載しました。

■”学びゲット!”とは?

対象は小学生低学年と中学年です。国語や算数などの問題をクイズ形式で解いていくため、ゲーム感覚で学ぶことができます。専用のタブレットを用意する必要もなく、自宅にあるパソコンやタブレットで利用できるので気軽さが魅力的。また、月額料金などもかからず、無料というのも嬉しい点です。

■気軽にクルマの安全について学べるのが魅力的

クルマは1歩間違えれば凶器にもなる危険なものです。そんなクルマの安全について無料で学べるというのはうれしいサービス。現代の子どもはパソコンやタブレットに触れる機会が多く、それらを通して勉強ができるというのは、机に向かって勉強するよりちょっと楽しい気分にもなれるハズ。また、これらもクイズ形式で学ぶことができます。

■クイズに正解すると豪華商品がもらえる

抽選でミニカーがもらえるという嬉しい特典もついています。ミニカーの中には障害物があると自動で止まる機能がついているのもあります。クルマ好きの子どもにとっては嬉しい内容ではないでしょうか。

■クルマの安全を認識する大切さ

クルマの安全さを知っておくことで防げる交通事故もあると思います。子どものうちから知っておくことで、日常生活で起こりうる危険から自分を守ることにも大きく繋がります。パソコンやタブレットを使った、子どもたちにとって気軽に参加しやすい環境からクルマの安全を学べるというのは、現代ならではの学び方法だと思います。

公式サイト:クイズで勉強、やる気が育つ。|学びゲット!

(鈴木 唯)

自転車好き必見!「YOKOHAMA サイクルスタイル×ミニベロフェスタ 2016」5月に開催決定

ここ最近は自転車ブームとなっており、趣味で新しく自転車を始めた人も多いのではないでしょうか?

そんな自転車好きに朗報です。このたび横浜で”YOKOHAMA サイクルスタイル×ミニベロフェスタ 2016″が開催されることになりました。

■”YOKOHAMA サイクルスタイル×ミニベロフェスタ 2016″とは?

“楽しく・オシャレなサイクルシーン”をコンセプトにしており、5月14日と15日の2日間、横浜赤レンガ倉庫にて開催されます。

“サイクルスタイル”ではおしゃれな自転車アイテムとグッズを取り扱う多くの自転車ブランドが出展。サイクルマーケットである”BIKE JAM”では、今ではなかなか手に入りにくい商品などを手に入れることができるチャンスです。

“ミニベロフェスタ”ではタイヤサイズが20インチ以下の様々な小径車が展示され、試乗することもできます。

■5万人以上も来場する人気自転車イベント

昨年開催された際は5万人以上の人が来場されました。

その魅力は子どもから大人まで楽しめるという点。家族で訪れるにもオススメのイベントです。子ども向けの自転車教室開催もあるため、自転車の楽しさをより知れるきっかけにもなります。

■自転車の安全を考える

元々このイベント会場である横浜赤レンガ倉庫は自転車禁止エリアとなっています。このイベントは自転車の正しい乗り方や安全などを呼びかけ、街と自転車が共に快適な生活を送れることを、多くの人に伝えることを目的にしているため、本会場が利用可能となりました。”安心で安全なサイクルライフ”を伝えるイベントでもあります。

(鈴木 唯)

動画で交通安全を学ぼう!「動画でCheck!交通安全10カテゴリー」が開設

JAFが公式サイトで“動画でCheck!交通安全10カテゴリー”を設置し公開しました。

■走行状況に応じた10個のシチュエーション

クルマの運転には様々な場面がありますよね。夜間・高速道路・住宅街・悪天候など、その時々に応じて運転の仕方も違ってくると思います。

今回このサイトで紹介されているのは、通勤やドライブ時に注意したい道路場面・自動車以外の道路利用者に関する内容・気候状況と、大きく分けて3つ。それぞれのカテゴリーからさらに細かい状況に分けられ、計10個のカテゴリーが用意されています。

■動画は実験版と実写版の2パターン

実験版はユーザーテストによるもので、起こりうる危険な状況をテストによって試しています。実際に起こったらこんな危ないことになるというのが実感することができます。

実写版は実際の道路から想定できるシーンを動画にて見ることができます。こちらのほうがイメージできる人も多いかと思われますが、せっかくなので2つの動画を見ることをオススメです。

■運転適正チェックはドライバーなら必見!

サイト内には他にもゲーム感覚で学べる運転適正チェックがあります。速度の予測と判断・眼のうごきと記憶・眼と手のバランスの3項目が中心となっており、ドライバーなら1度は試してみてみる価値ありです。

■改めて安全の確認を

運転の怖いところは”慣れ”です。慣れてきてしまうと、最初の頃に感じた緊張感はだんだんとなくなってきてしまいがち…。

クルマは走る凶器ともいわれており、便利であるぶん危険な乗り物でもあります。その点を改めて意識するには最適なコンテンツではないでしょうか。また、動画という点により、写真などとは違ってイメージしやすいのもいいですよね。

WEBページ:動画でCheck!交通安全10カテゴリー

(鈴木 唯)

「水深何cmまでドアは開く?」「車庫入れのコツを探る」動画で学べるJAFの「交通安全サイト」

4月から新生活をスタートさせたドライバーも多いでしょう。なかには初心者マークを貼った新社会人や学生などもいるかもしれませんが、慣れてきた頃に起こりがちなのが「交通事故」。

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大小問わず、誰しも事故は起こしたくないものですから、正しい知識は身につけておきたいもの。

[nextpage title=”ドライバー必見! 動画で学べる「交通安全サイト」”]

JAFが公開している動画は、交通シーンを10のカテゴリーに分け、さらに複数のシチュエーションの動画を問題形式などでチェックすることが可能になっています

初心者、ベテランドライバー限らず、子どもの目線による動画など、運転免許を持っていない方も気づきが数多くあると思います。

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また、「水深何cmまでドアは開くのか?」、「車庫入れのコツを探る」、「JAFが再現 逆走車の恐怖」、「ながらスマホの危険」など、気になるシーンの動画が「今月のおすすめ動画」として更新されていますから、時々チェックしてもいいでしょう。

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ほかにもゲーム感覚で学べる運転適性チェック「JAF D-Dock」や、ドライブレコーダーで撮影された映像を見て交通安全を考える「JAF セーフティーシアター」なども紹介されています。

ホームページ:動画でCheck!交通安全10カテゴリー | JAF

(塚田勝弘)

住友電工、カンボジア・プノンペンの交通管制システムプロジェクトを受注

住友電気工業(以下、住友電工)は三菱商事と共同で、カンボジア・プノンペンの交通管制システムプロジェクトを受注したと発表しました。当該システムの運用開始は2017年4月を予定しているということです。

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今回のプロジェクトは、プノンペンの交通渋滞の改善と交通安全の向上を図るために、市内の100箇所の交差点に、新たに信号制御機、車両用及び歩行者用灯器、車両感知器を設置し、26基の交通状況モニタリング用カメラを設置することを計画しています。

設置される信号機器は光ケーブルネットワークで結ばれた交通管制センターで制御され、車両感知器からリアルタイムの交通情報を収集して交通状況に合った信号制御を行うことで交通を最適化することができる、ということです。

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住友電工は、交通管制システムをタイやミャンマーに導入した実績があり、今回初めて本格的な交通管制システムをカンボジアの首都プノンペンに導入することになります。

(山内 博・画像:住友電工)