Motor Fan's YEAR 2016

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フィアット正規ディーラーでアバルトの販売を開始!新型「アバルト124スパイダー」も間もなく登場

いままでフィアットとアバルトが併売されていなかったのも意外な気もしますが、2016年7月1日からフィアット正規ディーラーにおいてアバルトの販売を開始したそうです。

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全国に79拠点ある正規ディーラー店舗において、フィアットとアバルトの両ブランドの全モデルを販売するというもので、今回の取り扱いブランドの変更により、店舗名も「フィアット/アバルト(+地名)」に変更されます。

今回の変更は、FCAジャパンによる中長期計画(3つのフェーズ)に沿うものといえますが、最大の狙いはもちろん販売強化の一環。まず第1フェーズは、FCAジャパンとして企業基盤を固めた時期(本国でのフィアットとクライスラーの統合が開始した2009年から統合完了の2012年まで)。

商品・ブランド力(傘下のブランドはフィアット、アバルト、アルファ ロメオ、ジープ、クライスラー)を強固なものにした第2フェーズ(現在15モデルのラインアップのうち10モデルを発売した2012年から2015年)、そして、2016年から3年間を第3フェーズと位置づけて、先述した販売強化の目的に正規販売ネットワークの充実化を図るというものです。

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今回、フィアットと併売されることになったアバルトは、2009年の国内導入と同時に主要都市4拠点に店舗をオープン。その後、商品拡充に伴い全国25店舗にまで拡大。

新しいフィアット/アバルト正規ディーラー店舗において、2016年秋に発売が予定されている新型「アバルト124スパイダー」をはじめ、アバルトの全モデルが展開され、アバルトのオーナーは、従来から3倍強となる全国の正規ディーラー店舗においてアフターサービスを受けることができます。

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なお、新型「アバルト124スパイダー」の登場を待ち焦がれているファンも多いと思いますが、下記のイベントにおいて日本デビュー(初展示)が予定されているそうです。

(塚田勝弘)

【関連サイト】

AUTOMOBILE COUNCIL 2016 (オートモビル カウンシル 2016)
http://www.automobile-council.com/

会期:2016年8月5日(金)〜 8月7日(日)9:00〜18:00
※5日(金)の9:00〜12:00は、プレスタイムのため一般入場不可

会場:幕張メッセ 2・3ホール (千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)

フィアット版マツダ・ロードスター「アバルト124スパイダー」の日本デビューは8月!

マツダとFCA(フィアットクライスラー)の協業から生まれ、ロードスターとプラットフォームを共にするオープン2シーターが「フィアット(アバルト)124スパイダー」です。

マツダが生産を担当する、このヘリテージを感じさせるスポーツカーの日本デビューの日付が明らかとなりました。

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初お披露目に選ばれたのは「クラシック ミーツ モダン」をキャッチフレーズにかかげる自動車イベント『AUTOMOBILE COUNCIL 2016 (オートモビル カウンシル 2016)』です。

会場は千葉県・幕張メッセ 2・3ホール 、会期は2016年8月5日(金)〜 8月7日(日)9:00〜18:00(※8月5日(金)の9:00〜12:00は、プレスタイムのため一般入場不可)となっています。

また、FCAジャパンでは全国のフィアット正規ディーラーにおいてアバルト全車を取り扱うことを発表しています。もちろんアバルト124スパイダーもその対象となります。

NAエンジンを積むロードスターに対して、1.4リッターターボを搭載する124スパイダー。その走りは、そして価格は? 日本デビューに合わせた情報公開に期待が集まります。

(山本晋也)