Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

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モトチャンプ

さすがポルシェ!カイエンS次期型、ニュルで圧倒的スピードを魅せる

ポルシェの旗艦クロスオーバーSUV、『カイエン』次期型がニュルブルクリンク・北コースで高速テストを行いました。

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クワッドエキゾーストパイプが装着されているため、上級モデルの「S」と思われるプロトタイプは、スキール音をけたたましく鳴り響かせ、圧倒的加速スピードを魅せていたようです。

Spy-Shots of Cars This image has been optimized for a calibrated screen with a Gamma of 2.2 and a colour temperature of 6500°K

次期型では軽量プラットフォーム「MLB Evo」を採用し、初代比-340kgまで軽量化が進むと思われ、そのパフォーマンスを十二分に発揮しているといいます。

エクステリアは、空力向上をさせたクラムシェルフードを持ち、SUVの形をしたスポーツカーへと進化し、ワールドプレミアは2018年秋が有力です。

ポルシェ、8月の世界販売台数が6.7%アップ。 『カイエン』が前年同月1.7倍に

ドイツのスポーツカーブランドであるポルシェによると、8月の世界新車販売が1万9100台にのぼり、前年同月比で6.7%のアップを果たしたとのこと。

市場別では、米国での販売が回復傾向。前年同月比3.5%アップの5181台と2カ月ぶりに前年を上回りました。

しかし、モデル別にみると「911」シリーズが749台(前年同月比:20.2%減)、「ボクスター」および「ケイマン」は474台(38.5%減)。さらに、新型の発売が迫った「パナメーラ」は445台(4.5%減)と、スポーツカーとサルーンについては軒並み前年割れ。

911 Carrera S P16_0231_a5_rgb

その一方で、販売を支えているのがSUVです。

「マカン」は前年同月比39.3%減ですが、2304台と同社のラインナップの中でも桁違いの販売台数を確保。「カイエン」に至っては1067台と前年比1.7倍と唯一プラスに転じました。

Macan S S14_0571_fine

■カイエン

Cayenne

2002年に「新しいカタチのスポーツカー」をコンセプトに登場した「カイエン」は、それまで純粋なスポーツカーを手掛けていたポルシェにとって全く新しい領域に踏み出す意欲作でした。

プラットフォームこそフォルクスワーゲンの旗艦モデル「トゥアレグ」と共有していましたが、エンジンや足回りなどは独自に仕立てられ、SUVならではの高い実用性と相まって「ポルシェがSUVなんて…」という声を覆す大ヒットを達成しました。

現行型は2010年に登場し、2014年にマイナーチェンジを受けた2代目。

先代よりもボディは大型化する一方で軽量化も達成しています。さらにV6やV8だけでなく、モーターだけで最長36kmの走行が可能なプラグインハイブリッドと、豊富なパワートレーンを用意するのも同車の特徴です。

ちなみに、新型のプロトタイプがすでに各地で目撃されており、発表は2018年秋と目されています。

■マカン

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現在、SUVでは“走りの良さ”がトレンドとなっています。「BMW・X4」や「ジャガー・F-PACE」など、SUVでありながらスポーツカーに匹敵する走りも身に付けたモデルが続々登場しています。

そんな新しいSUVに早々と投入されたのが「マカン」です。

デビュー当初は「カイエン」の弟分や、ベースモデルで685万円という価格から手の届きやすいポルシェとして注目を集めましたが、2016年には競合車の相次ぐ登場を受けてか高性能の追求が行なわれ、3.0L V6ツインターボエンジンを強化し360ps/500Nmを発揮する「GTS」の販売をスタート。

さらに、9月には3.6L V6ツインターボの性能を440ps/61.2kgmまで強化し、0-100km/hで4.4秒、最高速度は272km/hを誇るシリーズ最強の「ターボ パフォーマンス」を発表。「ターボ パフォーマンス」では新開発のブレーキも与えられているのですが、日本への導入および価格は現在未定となっています。

(今 総一郎)

天空のランデブー。ポルシェ カイエン次世代型が高地テスト開始!

美しいアルプス山脈をバックに、2台のポルシェ・カイエン次世代型が姿を見せました。

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カイエン次世代型テストもいよいよ中盤、今度は高地テストに入った模様で、この2台は長時間、一定の間隔を保ったまま、山頂へ向かって走りこんだようです。

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進化し続けるカイエンは、次世代型でアウディ「Q7」の「MLB Evo」軽量プラットフォームを採用し、初代と比べて340kg近い軽量化が図られます。

ダミーパネルで覆われているフロントビューは流れるようなクラムシェルフードにアグレッシブな顔を持つと噂されています。

パワートレインは流行のダウンサイジングターボを搭載する可能性が高いです。

ワールドプレミアは2018年秋と予想されています。

(APOLLLO)

カイエン次世代型に巨大タッチスクリーンを発見!

ポルシェの旗艦クロスオーバーSUV、『カイエン』次世代型のキャビンを初めて撮影に成功しました。

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目に飛び込んできたのはセンターに配置されている巨大タッチスクリーンです。

現行モデルにある、モニター両サイドの縦長のエアコン吹き出し口をスクリーン下部へ移動、その開いたスペース分インチアップを図ったようです。

SB Porsche Cayenne 110

次期型はベントレー『ベンテイガ』に採用されている、超軽量「MLB Evo」プラットフォームを流用し、その構造を根本から変え、エクステリアは現行モデルのスポーティーなイメージからワイルドなフロントマスクが噂されています。

世界公開は2018年秋と予想されています。

(APOLLO)

ポルシェ・カイエン「プラチナエディション」は、RSスパイダーデザインの20インチホイールを装着

6月2日から予約受注が開始されたポルシェ・カイエン「プラチナエディション」。

この車名は、限られた期間にのみ販売する厳選されたモデルシリーズに使用されるものだそうですが、販売期間はとくにアナウンスされていません。

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外観で目を惹くのは、よりワイドなホイールアーチに収まるRSスパイダーデザインの大径20インチアルミホール。

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ボディカラーはブラックとホワイトのソリッドカラー仕上げが標準で、「ジェットブラックメタリック」、「パープライトメタリック」、「マホガニーメタリック」、「キャララホ ワイトメタリック」、「ロジウムシルバーメタリック」をオプションで設定。

よりワイドになったホイールアーチもボディ同色になる「ハイグロスエクステリアパッケージ」も用意されています。

インテリアでは、8ウェイの電動調節機能が組み込まれたレザースポーツシートをはじめ、アルカンターラ仕上げのセンターパネル、全席のヘッドレストにあしらわれた「ポルシェ クレスト」が見どころ。

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装備では「ポルシェ・ダイナミック・ライトシステム(PDLS)」内蔵のバイキセノンヘッドライト、「パワーステアリング・プラス」、「パークアシストシステム(前後)」などが標準化されていて、「パークアシストシステム」は、障害物までの距離や前後の他の車両の存在を警告音で知らせるだけではなく、周囲の様子を中央のディスプレイに表示。

さらに、ドアミラーとインテリアミラーに自動防眩機能が標準装備されているほか、後部座席の乗員のプライバシーを確保する濃色プライバシーガラスも標準となっています。

そのほか、標準装備となる「Platinum Edition」ロゴ入り「ステンレススチール・ドアエントリーガード」をはじめ、「カイエンS E-ハイブリッド プラチナエディション」には、「イルミネーテッド・ドアエントリーガード」がモデル名ロゴをテラス演出も用意。

よりハイグレードな標準装備として、プラチナエディションモデルには、オンラインナビゲーション、およびBOSE製サウンドシステムを含む最新の「ポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCM)」を装備。ダッシュボードには、美しいアナログ時計が配置されています。

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価格は「カイエン プラチナエディション」が944万円、「カイエンS E-ハイブリッド プラチナエディション」が1257万円です。

(塚田勝弘)

ポルシェ第三世代カイエン、市街地テストをキャッチ!

ポルシェのフラッグシップSUV「カイエン」の次世代型がドイツ某市街地に姿を見せました。

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次期型にはアウディ「Q7」同様の「MLB Evo」プラットフォームが採用され、初代から350kg近い軽量化が進むと言われています。

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エクステリア・デザインは不明ですが、情報によれば、現行モデルのスポーティーなデザインから、個性の強いデザインになるとも噂されています。

パワートレインは911同様にダウンサイジングされるV型6気筒ターボ及び、V型8気筒ターボ他、PHEVモデルも可能性が高いようです。

まだ初期段階の次期カイエン、ワールドプレミアは2018年以降となりそうです。

(APOLLO)