Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

サンプル

モトチャンプ

絶対ハマる!夜まで営業してるカート場に手ぶらで遊びに行ってきた

バイクもクルマも時間に縛られないところも魅力の一つ。電車みたいに終電もないし、何より近くにフラっと行くときのお手軽な感じがいいところです。

そこで今回は都内近辺で夜にバイクで遊びに行けるカート場へ行ってみました!

今回遊びに行ったのは神奈川県平塚市にある「F.ドリーム平塚」。面倒なライセンス取得などは一切無く、行ったらその場で乗せてくれるという今回の企画にぴったりな言わばお手軽カートなんです。

初心者も楽しく走れるコースレイアウトに、200ccのカート。ライダーなら確実に刺激されるはず!

受付を済ましたら簡単なルール説明からスタート。走行中のルールやカートの乗り方など丁寧に教えてくれます。

実際にカートに乗ってみると、結構単純な作り。右足がアクセルで左足がブレーキ、クラッチやミッション操作はなく、後はハンドルを切って曲がっていくだけという簡単構造。

遊園地のゴーカートに乗ったことがある人ならまず操作で手こずることはないでしょう。

走行に必要なのはヘルメットとグローブのみ。他には何もいりません。なのでバイクに乗れる格好なら手ぶらで参加できるわけですね!

「今日に限って車だわ…」という方はレンタルのヘルメットとグローブもあります。

改めてカートの操作方法を復習したら早速コースイン!カートはスリックタイヤ(溝なしのタイヤ)なので、まずはグリップを探りながらタイヤを温めていきます。

実際にコース走ってみると思ったより広く感じます。ただコース中盤からの入り組んだ方に入って行くとコーナーの次はまたコーナー…と立て続けに!

最終コーナーから第一ヘアピンまでは結構長いので飛ばそうと思うと結構スピードが出ます!なんと体感速度100kmだとか。

タイヤも温まってきたので速度を上げて全開アタック!今回3人で一緒に走ったのですがバトルが結構燃えます!

コーナリングで滑りだしていくタイヤと、もの凄い横G。バイクは曲がる時にバンクしてるのでそこまで横Gを感じませんが、カートはそのまま曲がっていくのでガンガンGがかかります。

攻めて走るとめちゃめちゃエキサイティングです!

1スパン10周なので「PIT IN」が見えたら一周してピットへ。

10周しかしてないのにすごい達成感…爽快そのものです!

F.ドリーム平塚では二人乗りのカートもあります。カップルに大人気だとか!

これは乗りたい…。ということで受付で可愛い女の子を見つけたのでお願いして一緒に乗ってもらいました(今回は特別)。

しかし、もし運転が下手なのがバレたら…と考え、ここはひとまず女の子に運転してもらうことに。ビックリしていましたが、快く引き受けてくれました。

最初のうちはゆるやかにコーナーを曲がり、和気あいあいと楽しい感じ!

なんやかんや喋りながらゆる〜く走っていると、3周半したくらいで「受付の子だから大丈夫だろ」と思い、面白がって「攻めてみてよ」と言ってみました。

「えぇ〜いいですよ」と笑いながら呟き、最終コーナー立ち上がった瞬間まさかの全開!

「うおー!」と叫んでいる筆者を見て笑いながら次々にコーナーを攻め立てる!持っていかれる首…。彼女の楽しそうな笑い声…。

今まで体感したことない「…キュン」がそこにはありました…。

走り終わってピットで聞いてみると、なんと従業員は皆31秒台に入らないと採用されないとか…。筆者がめちゃくちゃに攻め立ててやっと34秒後半…。

「大丈夫ですかー?」と聞く彼女に、「だ、だ、だいじゅぶっス…」っと終始情けない感じになってしまった筆者でした。

走り終わったら受付で自分のラップタイムが書かれた紙がもらえるのでみんなで見ながら雑談。あのコーナーは難しかったとか、遅すぎだろ、とか笑い合って帰路につきます。

手軽にさらっと参加できて、走行料金も安いし、乗り放題プランとかレディースデイとかいろんなお得プランもあります。貸し切りにしてレースなんてのもできるので、ライダー対抗でやってみても面白いかもしれません。

以上!夜ツーにおすすめのレンタルカートでした!

【施設情報】

F.ドリーム平塚
住所:神奈川県平塚市長瀞1-13
電話番号:0463-24-3786
営業時間:12:00〜 22:00(平日)・10:00 〜 22:00(土・日・祝日)
※冬季(1月・2月)は21:00まで
休日:年中無休
公式サイト:レンタルカートのF.ドリーム平塚

(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)【関連記事】


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塚本奈々美率いる女子カート部が「ジャパンEVフェス」を連覇!

私、塚本奈々美が2007年に設立した「シュアラスター女子カート部(JKB)」は、設立当初より女性ならではの視点で環境問題に取り組み、その一環として積極的にEVレースに取り組んで来ました。

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さる11月3日には、筑波サーキットで日本EVクラブが開催した第22回ジャパンEVフェスティバルに出場、電動レーシングカート(ERK)のERK1クラスで昨年に続き連覇を果たし、2011年の優勝と合わせて3回目の優勝となりました。

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今回のメンバーはJKBのさくらとさやか。この二人はカートに加え、JKBのドリフト部門でも活動しており、さやかは11月20日のD1レディースリーグ(日光)にもエントリーしています。

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今季秋ヶ瀬サーキットのエンジンカートで2勝し、既にフォーミュラの練習もしている高校生カーターの武村奈々花は、まだ免許不所持のために本大会は選手として参加できませんでしたが、監督としてピットから的確な指示を出してチームをサポートしてくれました。

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今回もDENSO、MITSUBAなど企業の「ワークス」チームを含む20台がエントリー、中には毎年「打倒JKB」を狙って挑戦されているチームもあるそうです(笑)

「燃費」ならぬ「電費」を計算しての綿密なレースが求められ、義務付けされた5回のドライバー交代を如何にスムースに行うか……、この辺はエンジンカートの耐久レースと同じで、JKBの抜群のチームワークが勝因の一つと言えます。

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同大会ではコンバートEVクラスのレースも行われ、22回目を迎えてますます盛り上がりを見せるジャパンEVフェスティバルでした。

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この大会に先立つ10月8日には、JKBが<塚本奈々美とカートでポルシェミーティグ>(@木更津サーキット)に参加しました。

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この日は生憎豪雨の中でのレースとなり、これだけウェットな中では体重が重い方が有利になってきますが、JKBがエンジンカートでも、そしてこれだけのウェットでも速いところを披露しました。

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さて、今季のモータースポーツシーズンもいよいよ終盤ですが、私は11月19・20日に開催される「D1東日本シリーズ&レディースリーグ最終戦(日光)」、11月27日の「TOYOTA GAZOO racing Festival GR86/BRZ特別戦(富士)」でドリフト、スプリントレースそれぞれの最終戦を迎えます。

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そして、12月3日には日本EVクラブと鳥取県が開催する「鳥取砂丘次世代自動車フェスティバル」に出演……と、今季も幅広く展開した活動を締めくくります。

(塚本奈々美 ・MotorFan’sYEAR2016 PR大使)