Motor Fan's YEAR 2016

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世界中で12個の賞に輝いた、ラグジュアリーSUV「ベントレー・ベンテイガ」

日本仕様の最高出力は608馬力、メーカー希望小売価格は2695万円という、世界最速のラグジュアリーSUVであるベントレー・ベンテイガ。

2016年にはグローバル向けに5500台もの生産したというほどのヒットモデルとなっています。それだけの需要を集めているのです。

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そのベンテイガ、当然ながら世界中で高い評価を得ています。

ベンテイガの生まれ故郷であるイギリスでは、『オートカー』の「ゲーム・チェンジャー賞」と、『ロブ・レポートUK』の「SUVオブ・ザ・イヤー」を受賞。アメリカでは『ロブ・レポート』の「ベスト・オブ・ザ・ベスト2016:ホイール」、『エスクァイア』の「エスクァイア・カー・オブ・ザ・イヤー」、『ギアパトロール』の「2016 GP100ウイナー」と3つの賞を受賞しています。

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さらに世界のラグジュアリーブランドが競い合う中国においては、『カー・アンド・ドライバー』の「審査員特別賞」、『Tencent.com』の「TTAインポート・オールテレーンSUV」、『グローバルタイムス』の「アニュアル・ベスト・ブランド・プロダクト・アワード」、『Hurun Report』の「ラグジュアリーSUVベスト・ニュー・アライバル」、『チャイナチーフエディターズクラブアンドプライムリサーチ』の「ベストSUVオブ・ザ・イヤー」と5つの賞に輝いています。

加えて、シンガポールと中東の団体も「ベスト・スポーツ・ユーティリティー・ビークル」と「ベスト・ラグジュアリーSUV」に選定したということです。

日本ではその価値を計り知ることが難しいかもしれませんが、ともかく世界で12の賞に輝いたというわけです。それだけ最高級ラグジュアリーSUVという新価値が評価されているといえそうです。

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●ベントレー・ベンテイガ(2017年モデル)主要スペック
全長:5150mm
全幅:1995mm
全高:1755mm
ホイールベース:2992mm
車両重量:2422kg
エンジン形式:W12気筒 ガソリン直噴ツインターボ
エンジン総排気量:5945cc
最高出力:447kW(608PS)/5250-6000rpm
最大トルク:900Nm/1250-4500rpm
燃料消費率:7.8km/L(EUサイクル複合モード)
変速機:8速AT
駆動方式:四輪駆動
タイヤサイズ:285/45R21
メーカー希望小売価格:2695万円

(山本晋也)

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2695万円は「遠慮した価格」?ベントレー・ベンテイガのスペックと装備に想う…
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ポルシェ製新型V8を搭載したベントレー「ベビー」ベンテイガが登場!?

ベントレーに関する驚きの最新スクープ情報が、欧州エージェントから予想CGと共に届きました。

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そのレポートによれば、ベントレーは初のクロスオーバーSUV、『ベンテイガ』のコンパクト版『ベビーテイガ』(仮名)を開発中だということです。

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このベビー「ベンテイガ」は、専用のフロントエンドデザインを持ち、ホイールベース、リアオーバーハングを切り詰めコンパクトにし、正式名称は不明ながら、アウディ「Q7」やポルシェ「カイエン」と同クラスのSUVとなるようです。

パワートレインには「ベンテイガ」の6LツインターボW12に代わり、最高馬力500psから550ps程度を発揮する、新開発のポルシェ製4リットルV型8気筒を搭載する可能性が高いようです。

予想登場次期は2019年春と記されています。

(APOLLO)

歴代最強!コンチネンタルGT次期型、600馬力のラグジュアリークーペがニュル見参

ベントレーのプレミアム2ドアクーペ『コンチネンタルGT』次期型が、ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェで高速テストを開始しました。

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次期型ではスタイルが一新されます。アウディ「Q7」、ポルシェ「パナメーラ」などと共有する最新モジュラープラットフォーム「MSB」が採用され、2016年ジュネーブモーターショーで公開されたベントレー「EXP 10スピード6 コンセプト」から多くのインスピレーションを得るようです。

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プロトタイプのボディを分析すると、フロントオーバーハングは切り詰められ、ホイールベースが延長されており、より贅沢で刺激的なスポーツボディに生まれ変わります。

また、フロントグリルはワイドになり、ヘッドライトの位置も移動されているようです。

パワートレインは、コンチネンタルGT歴代最強となる600psを叩き出す、6リットルW型12気筒ターボエンジンや、大胆にダウンサイジングされる、4リットルV型8気筒ターボエンジン搭載も目玉となります。

さらに0-100km/h加速でも、過去最高の4秒という数値を出すというレポートが届いています。

ワールドプレミアは2017年3月のジュネーブモーターショーが有力です。

(APOLLO)

史上最強のベントレー、コンチネンタルGT次期型がニュルで超高速テスト!

ベントレーの2ドアクーペ『コンチネンタルGT』の次世代型が、ニュルブルクリンクで「超」高速テストを開始しました。

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リポートによれば、フルフェイス・ヘルメットを被ったドライバーが運転する次期型プロトタイプは、サーキットに出るや否や、いきなりトップギアで超高速域に達したということです。

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次期型は特徴的な次世代LEDデイタイムランニングライトを持ち、『EXP10スピード6』から多くのデザインを取り入れたモデルとなるようです。

プラットフォームはポルシェ『パナメーラ』次期型に採用される「MSB」で、軽量化を図っています。

パワーユニットは新開発6リットルW12気筒ターボエンジンで、最高馬力はコンチネンタルGT史上最高の600psを発揮するとも噂され、0-100km/h加速でも過去最高の4秒に迫る数値だというリポートがあります。

ワールドプレミアは2017年3月のジュネーブモーターショーの可能性が高いようです。

(APOLLO)

ベントレー、コンチネンタルGT次世代型に最強コンバーチブル投入へ!

4月にベントレー コンチネンタルGT次世代型の姿を捕捉しましたが、今度はそのオープンモデルである『コンチネンタルGT コンバーチブル』の次世代型プロトタイプの姿を初めてカメラが捉えました。

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次世代型では低いボンネットにワイドなフロントグリル、よりアグレッシブなヘッドライトを持ち、全体的にコンパクトなサイズとなるようです。

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パワーユニットは、アウディ「SQ7」の4リットルV型8気筒ツインターボディーゼルエンジン及び605psを叩き出す6リットルW型12気筒ターボエンジン、そしてプラグインハイブリッドがラインナップされます。

ワールドプレミアは2018年3月のジュネーブモーターショーが有力視されています。

(APOLLO)

世界最速SUVに搭載される世界最強クルマ時計は2300万円!

今週、ベントレー初のSUV「ベンテイガ」の日本発表が行われました。

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「ベンテイガ」は去年のフランクフルトモーターショーでお披露目されましたが、日本での価格は2695万円。

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世界最強のSUV、ウルトララグジュアリーSUVというだけあって、ハンドメイドで作られ、最高速度は301㎞/h。新設計の6リッターツインターボw12エンジン搭載。世界初48Vの電動アンチロールバー搭載により、あらゆる路面に対応した安定性と乗り心地、操縦性を実現しているとか。

選べるボディカラーは108色。

[nextpage title=”気になる2300万円の時計とは?”]そして私が気になったのは、オプションで設定されているブライトリング社の巻き上げ機構の機械式時計「Mulliner Tourbillion by ブライトリング」。2時間ごとに自動で巻き上げられる芸術を見ることができます。時計の価格は約2300万円。「ベンテイガ」とほぼ同じぐらいの価格です。ちなみにまだオーダーは入っていないとのことなので、今オーダーすれば世界第一号オーナーになれるかも!

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そして「ブライトリング」といえば日曜日に「レッドブル・エアレース千葉2016」で優勝を決めた「チーム・ファルケン」の室屋義秀選手。室屋さんのスポンサーには「ブライトリング」もついていて、優勝後に行われたインタビューは東京・銀座の「スタジオ・ブライトリング」。インタビュー後の撮影は機内をイメージしたメンバー専用のラウンジ「クラブ・ブライトリング」で行われました。シートは本物の全日空の飛行機で使用されているシートだとか。そしてこの時、メンテナンスを行っているお部屋も見学させていただきました。

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今週は、「ブライトリング」な一週間でした。

(吉田 由美)

From Motor Fan’s Year

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2695万円は「遠慮した価格」?ベントレー・ベンテイガのスペックと装備に想う…

先日国内発売が発表されたマセラティ・レバンテに続き、2016年6月9日にベントレー・ベンテイガが国内での導入が発表されました。

ここ最近、欧州プレミアムブランドが続々とSUV市場に参入し、高級化そして高価格化が進んでいます。

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国産車のSUVで最も高価格なのが1100万円のレクサスLXです。

しかし、輸入車のSUVではレンジローバーSVオートバイオグラフィーが2858万円、今回発表されたベントレー・ベンテイガが2695万円。さらにポルシェカイエターボSが2251万円と2000万円オーバーのSUVは3モデルもあります。

先日マイナーチェンジで名称を変更したメルセデス・ベンツGLS 63AMGは1900万円で肉薄。これではマセラティ・レバンテSの1279万円が高くない!と感じてしまいそうです。

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今回発表された高級SUV、ベントレー・ベンテイガのボディサイズは全長5150mm×全幅1995mm、全高1755mmです。車両重量は2530kg。搭載される6LW12気筒ツインターボエンジンは最高出力447kW(608ps)、最大トルク900Nmを発生。最大トルクは1250回転という低回転域から発生します。

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組み合わされるミッションはZF製の8速ATで駆動方式はフルタイム4WDを採用し、最高速度はSUVで唯一300km/hを超えた301km/hを実現しています。

また、6LW12気筒ツインターボエンジンは一定の条件下では半分の6気筒を休止する可変シリンダーシステムを採用することで、従来のパワートレインと比較して11.9%も効率を向上させています。

ベンテイガは真のラグジュアリーと高い走破性を実現させるために、世界初となる電動式アクティブ・ロール・コントロール技術、48Vの電動アクティブ・アンチロール・バーを前後に採用しています。

従来のアンチロールバーでは車体制御のために、乗り心地が犠牲になることがありました。しかし新システムはどんしなときでも乗員の快適性を損なうことがないように対応してくれます。

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さらにベンテイガはベントレーのパーソナライエーションとMullinerによる特別なオプションが用意され、エクステリアカラーやレザー、ウッドパネル、そしてライフスタイルに合わせたオプションなどが取り揃えられ、1台1台、オーナーの好みにあわせて仕立てられます。

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ボディカラーは標準で17色。オプションを含めると最大で108色から選ぶことができ、車内のカーペットもオプションで15種類。そしてウッドパネルは7種類、インテリアを彩るレザーハイドは15種類と豊富なバリエーションを誇ります。

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さらに、ベンテイガ発売と同時にアダティブ・クルーズ・コントロールやエレクトロナイトビジョンなど先進の安全装備をはじめ、6種類のライフスタイルに合わせたパッケージオプションを設定。

こうして自分の好みに仕立てて、オプションを装着すると、レンジローバーSVオートバイオグラフィーの価格を軽く超えてしまうのは必至です。ペンテイガはパフォーマンスだけでなく、装備そして価格もプレミアムSUVのトップに相応しいモデルと言えるでしょう。

(萩原文博)

過去最高の600馬力を発揮する、次世代のベントレー・コンチネンタルGT

ベントレーの最高級2ドアクーペ『コンチネンタルGT』の次世代型プロトタイプをフィンランドで捕捉しました。

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初期段階の試作車のため現行モデルとダミーパーツによる偽装が重く、エクステリアの詳細ははっきりしていません。

噂では、次世代LEDデイタイムランニングライトを装備し、2015年に公開されたベントレーのコンセプトカー「EXP10 スピード6」を彷彿させるアグレッシブなデザインになるようです。

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また、最初のプロトタイプでポルシェ「パナメーラ」のミュールでテストしていたことからも、パナメーラと同じ「MSB」プラットフォームを採用することも分かっています。

注目のパワートレインは、新開発の6リットルW型12気筒ターボエンジンで、最高馬力は600psを叩き出し、0→100km/h加速は4.1秒とパフォーマンスも歴代最高の一台になりそうです。

エンジンラインナップには、プラグインハイブリッドや新たにダウンサイジングされるエンジンなどにも期待が集まります。

ワールドプレミアは2017年3月、スーパーカーの祭典「ジュネーブモーターショー」と思われます。

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642psにまで向上したベントレー・コンチネンタルGTスピードが登場

従来の635psでも十分に圧倒的ですが、マイナーチェンジを受けたベントレーのコンチネンタルGTスピードは642psまで最高出力が向上し、最大トルクも20Nmアップの840Nmというとんでもない数値になっています。

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6.0LのW12気筒を搭載し、ベントレー最速を誇るコンチネンタルGTスピード。フェイスリフトも受けた最新モデルは、ブーストコントロールを入念に最適化することで幅広い回転域でトルクアップを実現したそうです。

2000 rpmから5000 rpmまで途切れることなく湧き上がる最大トルクにより、加速性能が飛躍的に向上し、0-100 km/h加速は4.1秒で到達。

同時に発表された「Black Edition」の外観は、ボディカラーをより引き立てるべく、ウィンドウ周辺やランプベゼルなど、エクステリアのブライトウェアに高光沢のブラック仕上げが施されています。

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21インチの 5本スポーク・ディレクショナルホイールはオールブラックで、その間からのぞく特徴的なブレーキキャリパーは、レッドまたはブラックを選択可能。

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さらに魅力的なアクセントとして、フロントスプリッターとサイドスカート、リヤディフューザーにコントラストカラーを設定。

「Hallmark」、「Beluga」、「St. James’Red」、新色の「Cyber Yellow」の4色が用意されるほか、ドアミラーにもこのコントラストカラーを選択することもできます。

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インテリアにもダークトーンとアクセントカラーの組み合わせが採用されていて、フェイシア、センターコンソール、ルーフコンソールにカーボンファイバーが配置されています。

ほかにも、シートやセンターコンソールに、「Black Edition」専用のカラースプリットによるコントラストカラーのレザーを用意。

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エクステリアのアクセントカラーに合わせて、「Porpoise」、「Beluga」、「Pillar Box Red」、そして新色の「Cyber Yellow」が設定され、それぞれのドアと「Mulliner」製のGT専用デザインシートに施されたダイヤモンドキルトにはコントラストステッチも効いているのも特徴。

なお、新型GTスピード、GTスピード「Black Edition」の日本での価格は現時点では未定だそうですが、2016年度中の納車が予定されています。

(塚田勝弘)