Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

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モトチャンプ

レクサスGSに4気筒直噴ターボを追加、GS Fは足回りを進化

レクサスGSに、2.0リッター4気筒ガソリン直噴ターボを搭載した「GS200t」が新設定されました。

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最高出力180kW(245PS)、最大トルク350Nmの4気筒ターボに組み合わせられるトランスミッションは、最短0.2秒での変速を可能とした8速AT。JC08モード燃費は13.2km/Lです。

また、スポーティグレード“F SPORT”の2WDにはトルセンLSDをオプション設定しています。

新設定されたGS200tのメーカー希望小売価格は、577万円〜677万7000円となっています。

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あわせて、5.0リッターV8エンジンを搭載するトップグレード「GS F」は、足回りを中心に走りをリファインしています。

具体的には、サスペンションと電動パワーステアリング、VSC(横滑り防止装置)のセッティングを変更。ナビゲーションのコーナー情報を元にショックアブソーバーの減衰力を電子制御するNAVI・AI-AVSを標準設定しています。

そのほか、ドライブモードセレクトにCUSTOMIZEモードを新たに設定。パワートレーン、シャシー、エアコンの各制御の組み合わせをドライバーの好みで選択可能となりました。

GS Fのメーカー希望小売価格は1111万円です。

(山本晋也)

トヨタの人気ミニバン「ヴォクシー」と「ノア」に「G’s」を追加

2016年の東京オートサロンでも披露された現行のトヨタ・ヴォクシー、ノアに「G’s」が設定されました。

「G’s」は愛称というか通称で、正式名は「G SPORTS」。いまでは、よく売れているというプリウスをはじめ、アクア、ハリアーなど多くのモデルがラインナップされています。

20160420_01_05_s意外にも「G’s」のトップバッターは、スポーツカーではなくてミニバンが最初で、2010年6月にスポーツコンバージョン車シリーズ「G SPORTS」の第1弾として先代ヴォクシー/ノアに設定されていました。

[nextpage title=”トヨタの人気ミニバン「ヴォクシー」と「ノア」に「G’s」を追加”]

現行モデルの「ヴォクシー ZS G’s」、「ノア Si G’s」は、全高を約15mmダウンさせた専用チューニングサスペンションに加えて、専用剛性アップパーツ&フロア下空力パーツにより、ステアリングの応答性をさらに正確なものにしつつ、しなやかな乗り心地を実現したとしています。

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外観には、「G’s」専用のフロント大型バンパーやフロントグリルをはじめ、フードモールや215/45R18タイヤ(ブリヂストン POTENZA RE050A)&7J「G’s」専用アルミホイール(エンケイ製)などを装備し、スポーティ感を強調。

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インテリアでは、スエード調表皮と合成皮革を組み合わせ、シルバーステッチ を施した「G’s」専用フロントスポーティシート(G’sエンブレム付)が目を惹くほか、「G’s」専用高輝度シルバーパネルのオプティトロンメーター(レッド照明/G’sロゴ 付)などを採用することで、「G’s」専用装備が充実しています。

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2.0Lエンジンには手は入れられていませんが、「G’s」専用サブマフラー(サウンドチューニング)による演出も注目点でしょう。

ほかにも、下記の「G’s」専用装備が用意されています。

G’s専用LEDイルミネーションビーム
G’s専用エンブレム(フェンダー・バックドア)
G’s専用リヤ大型バンパー
バックドアガーニッシュ(G’s専用スモークメッキ加飾)
G’s専用チューニング電動パワーステアリング
本革巻き3本スポークステアリングホイール
(シルバーステッチ+ディンプル+スポーク部ダークシルバー塗装)
本革巻きシフトノブ(シルバーステッチ+ディンプル)
G’s専用スタートスイッチ(レッド/G’sロゴ付)
4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
(G’s専用オープニング画面)
ブラックインテリア
(ルーフ・ピラーガーニッシュ・アシストグリップ・サンバイザー)
アルミペダル(アクセル・ブレーキ)

なお、「ヴォクシー ZS G’s」、「ノア Si G’s」ともに7人乗り/2WDのみの設定で、価格は両モデルともに311万9237円です。

(塚田勝弘)