Motor Fan's YEAR 2016

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フルエアロ装着、BMW 最強レースカー「M4 GT4」公道走テストをキャッチ!

BMWが「M3クーペ」をベースに、2018年レースシーズン用に開発を進める、新型レースカー「M4 GT4」の公道テストをキャッチしました。

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BMWはすでに「M4 GT4」の存在を、イメージスケッチと共にアナウンスしています。

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今回捉えたプロトタイプは、フロント&リアスポイラー、サイドスカート、フロントエアスプリッター付きベンチレーション、リアデュフューザー、「M4 GTS」より巨大なリアウィングなど、バリバリのレースカー仕様となっています。

その心臓部には、M4 GTSの3リットル直列6気筒エンジンをブラッシュアップし、更なるパフォーマンスの向上が図られると見られます。

レースデビューは2018年1月。市販化も期待できそうです。

(APOLLO)

BMW M4改良新型、440馬力で「GTS」エアロ移植!?

BMW ハイパフォーマンス2ドアクーペ、「M4」改良新型のプロトタイプをカメラが捉えました。

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プロトタイプには、「M4 GTS」からフロント・エアスプリッターを始め、リアスポイラーなどが移植されていますが、発売時にそれらが採用されるかは現段階で不明です。

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確実な改良点としては、フロント&リアバンパーのリフレッシュ、最新ヘッドライト、リアコンビランプ、インフォテインメントシステムのアップデートなどが挙げられます。

パワートレインは3リットル水平対向6気筒エンジンをブラッシュアップし、最高馬力は440ps程度が予想されています。

ワールドプレミアは2016年後半が有力でしょう。

(APOLLO)

BMW M3・M4を450psまで高める「コンペティション・パッケージ」は約98万円!

軽自動車のエントリーモデル(グレード)が買えてしまう98万1000円というオプション価格で登場したBMW M3セダン、M4クーペ向けの「コンペティション・パッケージ」は、新たに設定されたオプション。

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「コンペティション・パッケージ」というネーミングからも分かるように、サーキット走行をターゲットにしたもので、3.0Lの直列6気筒「Mツインパワー・ターボ」エンジンの最高出力を標準車よりも19psアップの450psまで向上させることができるオプションです。

当然ながら19psの向上だけで100万円近いオプション価格となっているわけではなく、エンジンのパフォーマンス向上にも対応。

ダンパーおよびスタビライザーの特性を専用に変更したアダプティブ M サスペンションが設定されているほか、電子制御式多板クラッチによりパワーを後輪の左右間で自在に配分される「アクティブMディファレンシャル」や横滑り防止装置のDSCにも専用チューニングが施され、トラクション性能もさらに向上されています。

さらに、専用装備の「M スポーツ・エキゾースト・システム」によるサウンド面の演出も見逃せません。

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外観では、足元を引き締める軽量構造の20インチ鍛造「Mライト・アロイ・ホイール・スタースポーク・スタイリング666M」が用意されているほか、ハイグロスブラック仕上げのキドニーグリル、ブラッククローム仕上げの「デュアル・エキゾースト・テールパイプ」といった専用装備がM3、M4のスポーティな外観をよりレーシーなものに仕立てています。

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インテリアでは、サーキット走行などにおいても身体をしっかりと支える軽量構造の専用「Mスポーツ・シート」に加えて、Mストライプが施された専用シートベルトを用意。

また、今回のオプション追加と併せて、BMW M3セダン、およびBMW M4クーペの両モデルに、安全な車線変更をサポートする「レーン・チェンジ・ウォーニング」が新たに標準化されています。

価格も改定されていて、BMW M3セダン(7速M DCT)が1104万円から1110万円、M4 クーペ(6速MT)が1075万円から1081万円、M4 クーペ(7速M DCT)が1126万円から1132万円となっています。

(塚田勝弘)

日本向け限定30台、価格1950万円のBMW M4 GTSはニュルで7分27秒88

2015年の東京モーターショーにおいて世界初公開された、BMWのハイパフォーマンスクーペ「M4 GTS」の価格が正式発表。日本向けは30台限定で、メーカー希望小売価格が1950万円となることもアナウンスされました。

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3リッター直列6気筒ターボに、ウォーターインジェクションシステムを組み合わせた専用エンジンの最高出力は368kW(500馬力!)、最大トルクは600Nm。7速DCTを介して、後輪を駆動します。

サーキットユースを前提に、バケットシートや6点式シートベルト、ロールバーを備えたM4 GTSは、CFRP(カーボンファイバー)製の調整式リヤ・ウィング、リヤ・ディフューザー、フロント・スプリッターといった専用エアロパーツによる外観も特徴となっています。

パワーウエイトレシオ3.2kg/PS、0-100km/h加速が3.8秒というピュアスポーツクーペは、また世界のスポーツカーにとって欠かすことのできないニュルブルクリンク北コースもアタックしています。

そのフルアタックのインカー映像によればラップタイムは7分27秒88。6気筒FR車としては驚異的なタイムを記録しています。

(山本晋也)