Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

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モトチャンプ

バイクで360度回転してみない? 海外オイルメーカーのアトラクションが楽しそう!

バイクに関連したアトラクションって乗ったことがない人も、バイクに乗ってみたような感覚になるし、すでに乗っている人も違った視点で楽しめるものが結構あります。特に海外はより近い感覚のものが多い印象。

以前、バイク型ジェットコースターを紹介しましたが、今回紹介するアトラクションはもっとぶっ飛んだ発想でした…!

こちらのアトラクションは海外のオイルメーカー「Havoline」がイベントで実施したアトラクション。

円の内側とバイクをレールで固定しています。さらに、回転しても大丈夫なようにライダーとバイクを紐で固定しています。

固定が終わると係員からアトラクションの説明を受けるライダー。

「まぁ電動でぐるぐる回るやつやろ」と思っていたら、なんとまさかのエンジン始動!!

まさかバイクをそのままレールに固定していたとは思いませんでした…!クラッチを繋いで時計回りに駆け上るライダー。

途中で止まって折り返し。助走をつけてもう一回!

すると、クルン!と一回転!

バイクが唸ってグルングルン回るライダー!

普通にバイク乗っててもこんな感覚を味わうことはないでしょう。めちゃくちゃ楽しそうなアトラクションです!

このアトラクション、バイクに乗ったことがない人でもクラッチ操作ができれば安全にバイクが楽しめるところがいいですよね!(乗車条件などは不明ですが…)https://www.youtube.com/watch?v=FxAENc_oLFM

バックしてる時や、回転した時の感覚はライダーの感覚とは違うかもしれませんが、乗っている人でも結構盛り上がりそう!

回転するのに人とバイクと固定それで大丈夫なんだろうか…?というのはありますが、是非日本でもやって欲しいイベントアトラクションです!

(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)【関連記事】


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来年はトヨタがWRCに復帰!記念に(?)86ラリーカーに乗ってみた【TGRF2016】

2017年1月19日、WRC(世界ラリー選手権)・モンテカルロにトヨタが帰ってきます。 トヨタは過去にWRCに年間参戦し、’93, 94年にはセリカでメイクスタイトルを制覇している日本のラリー全盛期の先駆けでした。

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80年代序盤より本格参戦を始めたトヨタを筆頭に、スバル・三菱・マツダ・日産・スズキ、ダイハツと、ほとんどの日本のメーカがWRCを舞台に世界中のメーカーと鎬を削ってきました。

トヨタはモータースポーツ活動をWRCからF1に転換したのでラリーからは’99年に撤退します。そのような経緯もあり、トヨタのWRC復帰はホンダのF1復帰と同等、世界ではそれ以上の期待で熱望されています。

その期待に応えるようにTGRFではピット裏(Aパドック)の中央にラリーイベント会場が作られ、また会場のあちこちでラリー競技を行ったり、サプライズで来年用のWRCマシン(テストカー)迄お披露目する力の入れようです。

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そんなイベント会場では、ラリーのコドライバー体験として、全日本ラリー選手権に参戦ドライバーによるラリーカーの同乗走行が行われました。

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排気量や駆動方式別に分かれる各クラスのチャンピオンや、上位成績のドライバーのテクニックを目の当たりに出来る機会です。

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という訳で、ライターもラリー車に乗せて頂きました。今回割り当てられた車はトヨタ86、ドライバーは勝田貴元選手。

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貴元選手はレーシングカートを経て全日本F3選手権でランキング2位を獲得後に転身した、ラリー界では異色の経歴を持つドライバーです。

2014年に全日本選手権に参戦すると2戦目でクラス優勝。昨年も1勝を挙げ、今年はTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムでフィンランドを拠点にトレーニングやフィンランド国内選手権・ヨーロッパ選手権への参戦を行いました。

なぜ表記が名前かと云うと、貴元選手の父は全日本最上位クラス、今年のチャンピオン勝田範彦選手、祖父はWRC最初の日本人優勝者で、現在は名門LUCKチームと新城ラリーを支える勝田照夫氏なのです。

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というラリー一家で育った今や日本期待のホープ。勝田選手と書くと誰だか判らないので、以降名前で表記します。

今回の同乗の際、インカー撮影をしました。あわせて、走行前に貴元選手にインタビューを頂きました。

あえての手持ちでブレブレですが、同乗の臨場感、伝わったでしょうか。

実は運転をすっかりお任せした為、次に向かう方向を把握しておらず、助手席ではサイドサポートにガンガン頭をぶつけていました。

しかし、世界への飛躍を期待される若手のコントロールテクニックにこちらもLSDの作動音やスライドする動きを安心して堪能する事ができました。貴元選手、数年先でしょうがWRCでの活躍に期待しています!

個人的には今年のターマック(舗装路)コースもアリですが、同乗では昨年までのグラベル(未舗装)コースでも乗ってみたいと思いました。

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きっと、振動で大変なのでしょうね。

あっという間の同乗体験でしたが、来年からWRCはのテレビ放送は従来のJ-SPORTSに加えて、テレビ朝日でハイライト番組の放送が全戦で予定されているようです。

来年、より身近になるラリーの人気に火が付きそうな予感です。

(川崎BASE)

スウェーデンのパトカー試験にボルボ・V90がトップ合格!

スウェーデン警察が、ボルボV90をポリスカーとして初採用するというニュースが届きました。

Volvo V90 som polisbil får högsta betyget hittills

運動性能に対する要件が非常に厳しいポリスカーに、ボルボのフラッグシップ・ステーションワゴンとして復活したV90が選ばれたというのは、そのパフォーマンスの高さを実証する、ひとつの事例となりそうです。

しかも「ブレーキテスト、障害物コースでのテスト、ブレーキング、ブレーキングなしの回避行動テスト、ハイスピードでの緊急走行」といった厳しい内容からなる、警察による走行試験では過去最高の評価(10点満点で9.2点)を得たといいます。

そうしたテストの模様は映像で公開されています。激しいドライビングに、しっかりと応えるV90のパフォーマンスを見ていると、日本への上陸に期待が高まります。

(山本晋也)

ホンダ・アキュラの次世代車は運転席の近未来感がハンパない!【動画】

2016年ロサンゼルスオートショーにて、ホンダは高級ブランド「Acura(アキュラ)」における次世代インテリアコンセプト「Acura Precision Cockpit(アキュラ プレシジョン コックピット)」を公開しました。

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コンセプトモデルのため詳細は明かされていませんが、センターコンソールの中央に円形ダイヤルを配置する造形は、新型となって話題の「NSX」を彷彿とさせます。

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そのほか、インパネ上部とメーターに大型の液晶パネルを配置するなど、パソコンやスマホでお馴染みのタッチパッドを設けて様々な機能を指先で直感的に操作できるようになっているのも特徴です。

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しかし、「Acura Precision Cockpit(アキュラ プレシジョン コックピット)」の最大の見所は安全運転を可能とする新たな運転環境の提案であり、ドライバーの正面に設けられるディスプレイ上には走行状況をリアルタイムに映し出し、自転車の行動予測や突然の飛び出しなどをドライバーに警告します。

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自動運転技術をはじめ、ますます多機能になるからこそ、これまでのようにスイッチの数を増やすのではなくiPadのような端末をひとつ設けて、操作性はシンプルにするというのがクルマのインテリアのトレンドになりつつあります。

そうなると今後は、操作に対する反応や分かりやすいグラフィックデザイン、目的の機能まで簡単に辿りつける階層づくりが使いやすさの良し悪しを分けるはず。

今回発表された「Acura Precision Cockpit(アキュラ プレシジョン コックピット)」はもちろん今後発表されるであろう各社の次世代インテリアが、この点をどのようにつくり込んでくるのかには要注目です。

(今 総一郎)

トランプ次期アメリカ大統領の専用車がスクープされる!「あらゆる事態に対処できる」とは?

世界中に衝撃を与えたアメリカ大統領選挙。世間の予想を覆し当選したドナルド・トランプ氏が第45代アメリカ合衆国大統領となりました。

その新大統領が執務で移動する際に乗り込む大統領専用車を、海外のクルマメディア「motor1.com」がゼネラル・モーターズのテストコースで捕捉。スクープとして報じました。

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詳細については当然ながらトップシークレットですが、motor1.comが掲載したスクープ写真からは、フロントマスクが同社SUV・エスカレードのデザインを使用しているのが窺えます。

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推測されるスペックは、

・車重15,000〜20,000ポンド(約6,800kg〜9,000kg)
・軍用グレードの装甲板で固められたボディ
・分厚い防弾ガラス
・ロケット弾、手榴弾、路上爆弾にも耐えうる防御性
・パンクしても走行可能なランフラットタイヤ
・最新鋭のセキュリティ、輸血装置、酸素ボンベ等

と、移動する大統領の執務室としてふさわしい性能を備えていると考えられます。

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こちらも憶測になりますが、オバマ大統領が使用した専用車と基本的なシステムは同じで、装備がアップデートされたもので構成されるのではないかと思われます。

これはオバマ大統領就任時のトラブルを撮影した動画。オバマ大統領の前任であるジョージ・W・ブッシュ前大統領が使用していた専用車でアイルランド・ダブリンのアメリカ大使館から移動しようとしていた時に起こった出来事でした。

このような事態をも想定して開発が進められている(であろう)新しい大統領専用車は、来年1月20日の大統領就任式にお披露目されると予想されます。

ところで今まで使用していた個人の愛車は一体どうなるのでしょうね。トランプ氏は、特別仕様のロールスロイス・ファントムを始め、数多くのクルマを所有しています。

過去には自身の名が刻まれたランボルギーニ・ディアブロVTを所有しており、現在はオークションで売りに出されているとか。現在所有しているクルマもプレミアがついてオークションに掛けられるのでしょうか。

(栗原 淳)

【関連リンク】

Donald Trump looks to make the presidential limo great again
http://www.motor1.com/news/128198/donald-trump-presidential-limo/

レーシングドライバーも魅了する「トヨタ プリウスPHV」の走りとは?

1997年に初代モデルがデビューして以降、エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドによる低燃費でその人気を高め、いまではエコカーの代名詞ともいえる「トヨタ・プリウス」。

2015年に登場した現行型である4代目は、クルマづくりの新しいコンセプトであるトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)のもとで新プラットフォームを採用したほか、パワートレーンにも徹底した改良が施された結果、燃費は最良で40.8km/Lという前人未到の領域に足を踏み入れました。

トヨタでは現代のエコカーである「プリウス」をはじめ、燃料電池車「MIRAI」のようにもっと先の時代を見据えたモデルも販売しています。そして、2016年末にはこのギャップを埋めるモデルとして「プリウスPHV」の発売を予定しており、これによって今後のエコカーの発展への道筋が確立されると言います。

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とはいえ、ハイブリッドをはじめ、いわゆるエコカーにありがちなのが薄味のドライビングフィールです。従来のエコカーではアクセルとブレーキさらにはハンドリングの反応がいずれも希薄でした。しかし、現行型「プリウス」ではその点を煮詰めて、走りの気持ち良さも一つのウリとなっています。

だからこそ、それをベースにつくられたプラグインハイブリッド「プリウスPHV」も走りは期待できるのではないでしょうか? その実力をアジアF3で活躍したレーシングドライバーである三浦 健光さんがサーキットで試しました。

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「プリウスPHV」の特徴は、ケータイを充電するように内蔵するリチウムイオンバッテリーへ充電できる点(200V<16A>で約2時間20分)であります。また、バッテリーは約2倍の総エネルギー量を実現しており、モーターだけでの航続は約60km(目標値)。さらに、モーターとジェネレーターを駆動に使用できるデュアルモータードライブの採用で最高速度135km/h(社内測定値)までの力強いEV走行を可能にしています。

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試乗ではその力強さはアクセルを踏んだ瞬間から体感できるほどで、滑らかに40km/hへ。そのままアクセルを踏み込み、90km/hへ達してもエンジンはかからないため、街中から高速までエンジンの出番は滅多になさそう。モーターだけで気持ち良さを追求しようというのが良く分かる感じだと言います。

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コーナーでは、新プラットフォームが実現した低重心とダブルウィッシュボーン式サスペンションががっちりと路面を捉え、姿勢変化の少ないコーナリングを披露。4本のタイヤの接地感が強く、ハンドリングの手応えはしっかりしており、安心感が非常に強いそうです。

さらにバッテリーなどによる重量増はどっしりとした重厚感に繋がっており、モーター駆動による静粛性と瞬発力と相まって、乗り心地は上質。その印象は『今までになかったクルマ』と語っています。

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高速域もモーターだけで走れるほか、防音材を増やしたことで静粛性もアップし、その走りの上質感も持ち味となった「プリウスPHV」。となると、気になるのが、そもそもエンジンとは?といったことではないでしょうか。

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「プリウスPHV」にとってエンジンは、燃費をさらに良くするための補助であり、走行状況に合わせてモードを変更することで恩恵を受けられます。

例えば、パワーモードでは坂道や多人数乗車などで出足にもたつきが感じられる場面で有効。また、バッテリーの残量が少ない時にはバッテリーチャージモードを選べば駆動と充電が同時に行なわれるため、それこそ充電設備がなくてもガソリンを給油するだけでも十分なのです。

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モーターが駆動のメインとなる点やバッテリーへの充電など、プラグインハイブリッド(PHV)はこれまでのクルマとは一線を画する次世代環境車と言われていますが、今すぐにでも乗ってほしいほど違和感のないクルマだそうです。

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(今 総一郎)

まるで雑技団!? BMWミニに乗って中国人ドライバーがニュル世界最速タイムを樹立!?

ドイツのニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ。一周20.8kmという世界一長くサーキットで、コンパクトカーのミニクーパーが「ある方法」で世界最速タイムを樹立し、ギネス記録に登録されました。

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そのミニクーパーは

・エンジンや直接パフォーマンスを向上させるような改造は一切していない
・記録アタック中に万が一に備えた安全装備(6点シートベルト、ロールバー等)を装着

という、とても世界最速タイムを樹立できるような性能を備えているようには思えません。

ちなみにニュルブルクリンク・ノルドシュライフェの最速ラップを持っているのは、ポルシェ918スパイダー ヴァイザッハパッケージで6分58秒です。

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この世界最速記録とは、長いニュルブルクリンクを『片輪走行』で1周したという、前代未聞の記録なのです。

タイムは45分。恐らく今後誰も挑戦することはないだろうとんでもない記録を樹立したのは中国のプロカースタントドライバーであるハン・ユエさん。

今回の記録を樹立するためにハンさんがドライブしたミニは、左側のタイヤがオフロード用に交換されています。これは、片輪走行で接地面積が著しく狭いところに1トン以上の重量がのしかかるため、通常のタイヤでは柔らかすぎて20km強のコースを走りきるには耐えられないため。

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ほかにサーキットを走行するための安全装備などを施した片輪走行専用ミニは、前後にカメラカーと万が一に備えたサポートカーに挟まれながら20〜30km/h前後のゆっくりとした速度で走行。サーキットとしても道路環境がよくないニュルブルクリンクを無事に完走しました。

なぜこんな記録に挑戦することに至ったのかを考えるのは野暮な話。ただ単純に「誰も考えたことがないことをやってみよう」、ただそれだけではないかと思います。

ニュルブルクリンクの公式Youtubeチャンネルには、ミニの前方を走っていたカメラカーからの1周分の映像が公開されていますのでお時間がある時にゆっくりご覧ください……

(栗原 淳)

リニューアルしたホンダ・アコードは、エンジニアによって作られた先進技術が結集

1976年に初代モデルが登場して以来、2013年には9代目への進化を果たした「アコード」。ホンダのミドルセダンとして長く親しまれてきたモデルですが、現行型は従来型とは一線を画する存在として登場したことが話題となりました。

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最も特徴的なのがパワートレーンです。いまや当たり前であるハイブリッドを採用しており、アコードに搭載されるハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」はエンジンとモーターを組み合わせる点では変わりません。

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しかし、モーターは発電用と駆動用の2種類が搭載されており、2.0L直列4気筒エンジンはもっぱら発電に使用しているのがポイント。つまり、一般的なハイブリッドカーがモーターを補助として使うのに対し、「アコード」ではエンジンが補助に徹しているのです。

そんな「アコード」も現行型の登場から時を経て、2016年5月にマイナーチェンジが行なわれました。

搭載されるモーターは、コイル巻線を丸型銅線から角型銅線に変更することで高密度化と23%の小型化と軽量化を実現。その結果、走行用モーターの最高出力は184ps、最大トルクは315Nmへ性能は向上しています。ちなみに燃費は最良で31.6km/Lとミドルセダンとしては驚異的な数値を出しています。

パワートレーンの改良もさることながら、新型「アコード」では近未来感を強調したスタイリングへの刷新も目を引きます。とくに新型のフロントマスクは改良前の面影が微かに残っているほどのレベルで変更され、薄くて鋭い翼のような広がりを見せるインラインタイプのLEDヘッドライトが先進性を一層強調しています。

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インテリアでは、上級車種の「レジェンド」や燃料電池車「クラリティ」と同様のエレクトリックギアセレクターへと変更。木目調パネルの色柄変更と合わせて、先進性と上質感に磨きが掛けられています。

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さらに、今回の改良に際して新機能も追加。5000か所を上回る交差点を対象に、高度化光ビーコンから得られる信号予定情報を考慮して「信号通過支援」「赤信号減速支援」「発進遅れ防止支援」を表示する信号情報活用運転支援システムがスムーズな運転を助けてくれます。ほかにも、衝突被害軽減ブレーキをはじめとした8つの機能が詰まった安全装備「Honda SENSING」が標準装備されています。

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新たに公開されたCMでは、エンジニアが手のひらをかざしたところから次第にクルマが出来上がっていくという近未来を舞台に、「アコード」の先進性が強調されています。

(今 総一郎)

勝負は一瞬でついた!? スーパーカー2台とバイクが加速対決【動画】

わたくし、クルマも好きですが、バイク乗りなんで、バイクとクルマが勝負する企画っていうのは好きなんですよね。あ、自分ではやりませんよ。バイクはすぐ死にますからね。

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今回もさまざまな高性能車の加速勝負をする『GT BOARD』の動画です。

おなじみの滑走路のような長い直線路でローリングスタートし、加速力を比べる企画なんですが、登場するのはマクラーレンMP4-12Cスパイダー、ランボルギーニ・ウラカンLP610-4というスーパーカー2台。そして唯一のオートバイはカワサキ・ニンジャH2です。

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MP4-12Cは600馬力で2WD、ウラカンLP610-4は610馬力で4WD、ニンジャH2は200馬力で1WDってところですね。

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一定区間を並走して、あるところからアクセル全開。さあ、前に出るのはどの車両か? その模様は次のページの動画でどうぞ。

いやー、もう一瞬でしたね。さすがにH2はモンスターすぎる。リッターバイクでもほかのモデルだったらちがってたかもしれないですね。

それと、誤差の範囲って感じですが、マクラーレンMP4-12Cがランボルギーニ・ウラカンLP610-4に先行していましたね。この速度域のローリングスタートになると、4WDのトラクション性能というのはもう関係ないのかな? そうなるとパワー的にはほぼ五分ですもんね。そんな感じの結果でしたね。

冒頭でも書きましたが私はバイク乗りなので、500万円そこそこのバイクが数千万円のスーパーカーを置き去りにするというのは、ちょっと気持ちがいい。でも、H2があまりにもすごすぎるので、これに対抗できる車両に出てきてほしい気もします。

(まめ蔵)

【関連記事】

モンスターバイクの祭典!? カワサキH2、ヤマハYZF-R1M、アプリリアRSV4が加速対決!【動画】
http://clicccar.com/2016/11/03/413328/

モンスターバイクの祭典!? カワサキH2R、ヤマハYZF-R1M、アプリリアRSV4が加速対決!【動画】

自動車を愛するみなさん、ご機嫌いかがですか? みなさんは、カワサキのニンジャH2Rというオートバイをご存じですか? 排気量998ccのエンジンにスーパーチャージャーを搭載し、なんと310馬力を出してしまうオートバイです。

繰り返します。オートバイです。310馬力の。当然ですが、市販されている乗り物としては、地上最強クラスの加速力を誇ります。

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そのニンジャH2Rに、ヤマハが誇るスーパースポーツバイクYZF-R1M、そしてイタリアのスーパースポーツ、アプリリアRSV4が挑みます。

当サイトの動画記事がお好きな方なら見覚えがあるかもしれません。滑走路のような場所を使って、さまざまなクルマをローリングスタートからの加速力で勝負させる動画が人気のYouTubeメディア『GT BOARD』の動画です。

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いつものように3台が併走し(クルマのときは2台ですが)、ある地点からフル加速します……って、行っちゃった。見えないじゃん。

それはそうですよね。いつもクルマの加速勝負のときは、助手席のひとが手持ちで撮影していますが、バイクじゃそうはいかないですもんね(H2Rは1人乗りだし)。

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でもご安心ください。1台のバイクの後方に向けて、車載カメラが取り付けられています。その1台のバイクとは……わかりますよね。一番速そうなヤツです。

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スペックを比べるとニンジャH2Rが310馬力。YZF-R1Mが200馬力、RSV4が184馬力ぐらいだと思います。ぐらいだと思うっていうのは、バイクは仕向地によって馬力が違ったりするもんで。

というわけで、一番速いバイクは予想がつきますが、実際はどんな感じでしょう。その模様は次のページの動画でご覧ください。

まぁ、さすがにニンジャH2Rが速いですね。でもYZF-R1Mが意外とついていっているなぁ。ヤマハあなどりがたし!

ちなみに、私は750ccの約100馬力のバイクに乗ってるんですが、それでもフル加速ってすごいですよ。幽体離脱して自分の背中が見えそうなくらい。ましてニンジャH2Rなんて想像しただけでも……くわばらくわばら。

(まめ蔵)

クルーの動きを見よ!ピットストップ2秒を可能にするF1のチームワーク【動画】

タイヤ交換に約2秒!

2秒ですよ。ジャッキアップして、緩めて、外して、はめて、締めて、ジャッキダウン。この作業ぜんぶにかかる時間が2秒なんですよ!

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F1でのピット作業、昔はもっとかかってたんですけどね。システムの進化と練習の成果で、信じられないほど速くなったんです。レッドブルチームは2秒を切ったことがあります。

そして、このピットストップにかかわる人数は18人だそうです。1台のクルマに18人ですよ! ジャッキだって前と後ろの2箇所。タイヤだって4本しかついていないというのに18人。訓練してなければ右往左往しているあいだにぶつかったりして、かえって能率が下がりそうな人数です。

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そのピットクルーの作業を、GoProカメラを使って解説した動画をRedbull Racingが作りました。Redbullはこういう演出が本当に上手いですね。非常にわかりやすく、そしてクールにできています。

まず、リヤジャッキ担当者が1人います。各タイヤにつき、ホイールガンを操作する担当者、タイヤを外す担当者、タイヤを装着する担当者が1人ずついるので、4輪で計12人です。なお、左右のフロントタイヤを外す担当者は、ストップマーカーを出す仕事も兼ねています。

さらにフロントジャッキ担当者が1人います。ロリポップマンが1人います。ロリポップマンというのは、停止位置を指示したり、ゴーサインを出す係で、昔は棒の先に標識をつけて表示してたんですが、いまは信号の操作をしてるのかな? そしてリヤジャッキのバックアップスタッフが1人います。

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あれ? あとふたりは? 18人って書いてあるわりには、16人分しか紹介されないんですが……。まぁいいでしょう。おそらくタイヤ交換とはちがう作業をするスタッフがあと2人いるのでしょう。

それにしても、動画でじっくり個別に見てみると、ひとりひとりの作業はあわただしくない。ごくシンプルに確実に少ない作業を行っているだけです。そこがまたすごい。

それでは、レース中はあまりにも速すぎてなかなか見られないところまで、次のページの動画でじっくり見てください。

なんか、ジャッキとかストップマーカーとかの道具もいちいちカッコいい。昔のピットクルーはヘルメットとかはかぶってなかったんですが、いまは全員がレーシングスーツにヘルメットといういでたちになっているところも、なんかサイバーな感じでカッコいいですね。

ちなみに、タイヤ交換を1本あたりひとりでやった場合と、3人でやった場合で、どれくらいタイムがちがうかも、下の動画で紹介されています。よかったらどうぞ。

(まめ蔵)

片輪走行で時速○○○キロ!ギネス世界記録がバカバカしいほど速い【動画】

は、速い!そして予想以上にカッコいい!

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タイトルから内容は想像つくんですけどね。だって『Fastest side wheelie in a car – Guinness World Records』だもん。片輪走行を『サイドウイリー』っていうのは知らなかったけど(ほかのいいかたもあるかも)、だいたい想像つくし。

というわけで、そういう動画です。フィンランドにある空港の滑走路を使って、スタントドライバーが片輪走行のギネス最速記録に挑戦しました。

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片輪走行って技術的にはすごいんだろうけど、どこかユーモラスで、片輪のままトコトコ走っているとなんかほほえましい感じがするんですが、動画で見てもある意味それだけなんですよね。

だから、今回も「そんなもんかな」と思って見てみたんですが、この動画なかなかスゴい。このプロジェクト自体がノキアンタイヤとコラボして行っているようですが、撮影用ヘリまで飛ばして気合い入ってるんです。

あと、どうでもいいですが、ヨーロッパ人ってヘルメットかぶってレーシングスーツ着てても、あまりグローブつけないのね。なにか理由があるのかな?

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ちなみに片輪走行は、ふつうのデファレンシャルギヤのクルマではできません。空転しているほうの駆動輪ばかりが回っちゃうから。だから、片輪走行用のクルマというのはふつうデファレンシャルギヤを溶接するなどして左右を直結させちゃうんです。

さぁ、片輪走行のギネス最速記録。始まってみると意外と速いです。か、かっこいい! マジでこんなスピードで片輪走行するの? たしかにこの速度域だとタイヤがかなり心配です。

何km/h出たのかは、次のページでどうぞ。

というわけで、見事に186.269km/hを達成し、ギネス世界最速記録をマークしました。ちなみにこれまでのギネス世界最速記録は181.25km/hだったそうです。

また、このアタック時の360度動画も公開されています。ブラウザやスマホの機種によっては見られないこともあるので、対応するブラウザやスマホで見てくださいね。

(まめ蔵)

40年間のF1ゲームの進化は、実物のF1よりはるかにすごかった!?【動画】

遠くから『グランツーリスモ』のゲーム画面を見たときに、実写だと思ったことがあります。それくらい最近のゲームのグラフィックスはリアルですよね。

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今回紹介する動画は、1976年から2015年までのF1ゲームの歴史をまとめたもの。

残念なことに、私はテレビゲームをほとんどやらないので、F1のゲームもやったことがないんですが、すごいですねー。1976年のヤツとか、白黒グレーの3色だよ。方眼紙にサインペンで描けるような描画ですよ!

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でもね、次の1981年とか、意外と頑張ってると思うんですよね。直線路だけみたいだけど、けっこうF1っぽい。

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なんか、大変革が起こった感じがするのが1991年ですね。グラフィックスはむしろシンプルになってるんだけど、バーチャル感がそれまでとちがう。あまり詳しくないのでよくわからないんですが、これがポリゴン化された頃のやつかな?

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そしてそのあとは、新しくなるごとにどんどんリアルさを増していきますね。遠めに見たら実写だと思うことだってあるでしょう。

それでは、実際の動画は次のページでどうぞ。

それにしても、この40年のコンピューター技術、コンピューターグラフィックスの技術の進歩にはあらためて驚かされますね。なんだか末恐ろしくもなります。

(まめ蔵)

開発責任者が語る、新型NSXとSH-AWDに込められた想いとは?

スーパーカーと聞いて思い浮かべるイメージは、地を這うように低く構えて風を切り裂くような強烈なスタイリングや、轟かせる爆音から想像させるような圧巻のパフォーマンスでしょう。

また、それと同時に、サーキットのような場所でしか本領を発揮できず、公道ではその実力を持て余しているだけなのではないか?とも……

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なかにはサーキットでの走行にフォーカスした硬派なモデルもありますが、今年8月に日本での販売がスタートした新型「NSX」はサーキットのような場面はもちろん、公道でもそのパフォーマンスを満足できるように開発されています。

その走りに欠かせないのがSPORT HYBRID SH-AWDです。

クランクシャフトに直結したダイレクトモーターが9速DCTを介して、ガソリンエンジン単独の場合よりもリニアでトルクフルな加速フィールを発生。さらに、前輪に搭載される左右独立のモーターをそれぞれ制御することで左右のタイヤにかかる駆動力を緻密に制御するというユニークなシステムです。

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自身も初代「NSX」に魅了されてホンダの門を叩いたほどのファンで新型「NSX」の開発を率いたテッド・クラウス氏が言うには、新型「NSX」のすべてにおいてドライバーが第一で、ドライバーが頭の中で思い描く走行ラインを正確になぞることに重きを置いているとのこと。

その他にも、新型「NSX」には乗る人への配慮に抜かりはなく、エアコンやオーディオなどのスイッチは自然に手が届く位置に配置。スーパーカーではないがしろにされがちな荷室もしっかり車両後方に用意するなど、走り以外でも徹底して“人”を大切にして開発されています。

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また、新型「NSX」はホンダのDNAを具現化したものであり、高度なパフォーマンスと驚くべきレスポンスを提供しながら、きめ細かい効率性も備えているといいます。

そして、そういったホンダのチャレンジ精神はいまなお健在であり、走りと社会性を両立した素晴らしい価値をもつ商品の提供を追求しているそうです。

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冒頭にも記しましたが、「スーパーカー」と呼ばれるクルマはドライバーに自身の世界観を見せつけることこそを目的に開発されていましたが、初代「NSX」が打ち出したドライバーを第一にするという考えを受けて、現在では普段使いも困らない実用性を備えています。

さらに新型「NSX」はSPORT HYBRID SH-AWDなどを通して、非日常と日常のさらなる両立を果たしました。テッド・クラウス氏の表情には達成感だけでなく、この新しい提案が再びスーパーカーの世界を塗り替える引き金となることへの期待も感じられます。

(今 総一郎)

エコなのはパワートレインだけじゃない。BMWの電気自動車・新型i3の魅力をチェック!

現在、クルマのパワートレインは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンだけでなく、ハイブリッドや電気といったようなものも加わり、徐々に脱・化石燃料の流れが強まっています。

そのなかでも、バッテリーに蓄えた電力でモーターを駆動させて走る電気自動車は、登場時は航続距離の少なさや充電の手間などが指摘されましたが、最近ではバッテリーの進化によってこれらの課題を徐々に克服し、その存在感を高めています。

電気自動車の分野において日本で有名なのは、日産自動車のリーフ、アメリカのテスラ・モーターズ、そしてBMW iです。

なかでも社会とクルマの持続的な関係の構築を理念にスタートしたブランド「BMW i」は、クルマだけでなくその素材や製造に至るまで徹底したエコが特徴なのをご存じでしょうか?

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第一弾として登場した「i3」は小柄なボディのフロアにバッテリーを敷き詰め、モーターで後輪を動かして走ります。

そのボディサイズとモーター(170ps/250Nm)のスムーズな走行感覚で街乗りでの活用を中心とする一方で、航続距離を稼ぐためと充電の手間を省くために発電用のエンジンを搭載する「レンジ・エクステンダー装備車」も用意し、長距離ドライブもこなせる実力を持っています。

これだけでは電気自動車としては想定の範囲内なわけですが、「i3」ではモーターやバッテリーを搭載することで増加する車重を相殺するために軽量なカーボンをふんだんに使用したパッセンジャーセルを採用しています。

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また、インテリアもエコな素材で仕立てられています。

具体的には、原材料の約84%が再生ペットボトルのリサイクル材で構築され、レザーのなめしはオリーブオイル生産の際に廃棄される抽出液で行ない、ウッドパネルは最も成長の早いユーカリを使用、そしてプラスチックの代替としてケナフ麻を使うなど徹底しています。

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さらに、「i3」はその製造もとにかくエコ。カーボンの加工を行なう工場は水力発電所の電力を100%使用し、ライプツィヒ工場も使用するのは100%再生可能エネルギーなのです。

そして2016年9月に、一部改良を施した新しい「i3」の販売がスタート。それに合わせて、「i3」の魅力を網羅した動画も公開されています。

今回の改良で、搭載するバッテリーが96セル(21.8kWh)になり、航続距離は約70%アップの最大390kmを実現。さらに、レンジ・エクステンダー装備車では最大511kmもの走行を可能とします。

そのほか、内外装のラインナップを見直し、一部グレードには自動ブレーキや前車追従クルーズコントロールが標準装備されます。

環境へ配慮しつつ、でもやっぱり走りも楽しみたい。そんな方にとって、“駆け抜ける歓び”を謳うBMWが送り出す新型「i3」は魅力的な選択肢といえます。

(今 総一郎)

新型NSXの走りを支えるテクノロージを3つのプロモーション映像からチェック!

1990年に“ニュースポーツ・エクスペリメンタル(実験的な新しいスポーツカー)”として登場した初代「NSX」。

2016年に販売が始まった新型は“ニュースポーツ・エクスペリエンス(新しいスポーツカー体験)”と掲げています。

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そんな新しいスポーツカーらしさを感じさせる最大の特徴として、車両の前後に合計3つのモーターを搭載する点が挙げられます。

3.5L V6ツインターボにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムは、最高出力で581ps、最大トルクは646Nmを誇ります。

しかし、「NSX」の走りを支えるための技術はこれだけではありません。

今回はパワートレーン以外にもNSXの走りを支えるテクノロジーを、動画とともにご紹介いたします。

■運動性能と居住性の両立を果たしたパッケージ

スポーツカーにとってパワートレーンの性能と同じく、重要なのがパッケージです。

エンジンやトランスミッションなどの駆動系はもちろん居住空間も考慮し、さらに車両の重量バランスや小型&軽量化など、様々な要素を高いレベルで両立させなければなりません。さらに新型「NSX」の場合はハイブリッドシステムの搭載も必要。

そこで、まずは車両のバランスを良くするためにミッドシップレイアウトを採用。V6ツインターボエンジンはドライサンプ化し、さらに低い位置に置かれています。

その上で、バッテリーなど重量のあるハイブリッドシステムは居住空間とエンジンの間に立てかけるように置かれています。その結果、前後重量バランスは42対58を達成。ドライバーの操作に対する素直な挙動変化に繋がっています。

■パワーを的確に伝えるための強靭なボディとしなやかなサスペンション

強大なパワーを生む心臓を優れたバランスで配置した新型「NSX」ですが、それをフルに路面へ伝えるための強靭な肉体としなやかな足腰が重要となります。

一般的に肉体の強度を高めるには筋トレが有効です。クルマの場合では使用する素材を増やし、弱いところの補強を増やしていくことが必要です。ただ、それでは重量が増えるばかりでせっかくのパワーが無駄に使われることになってしまいます。

そこで「NSX」のような超高性能モデルの場合、ボディには量が少なくても強固な素材が用いられます。初代「NSX」ではオールアルミ製モノコックが話題となりましたが、新型はアルミだけでなく、Aピラーには視界確保と強度を両立するために3次元熱間曲げ焼き入れ超高張力鋼管が使用されています。

また、タイヤを介して路面にパワーを伝えるためには、一瞬ごとに異なる路面の凹凸を正確無比にいなす足腰も重要。四輪のストロークやボディの上下加速度をセンシングしてミリ秒単位で減衰力を制御するアクティブダンパーシステム(内蔵する電磁石に電流を流してオイル粘度を調整)を採用しています。

■持続的な高性能に欠かせないエアロダイナミクス

パワフルな心臓、強靭なボディ、優れた体幹。一流アスリートにとって必要な最後の要素はスタミナです。

とくにハイブリッドシステムを搭載する新型「NSX」では、ダウンフォースだけでなく、システムのパフォーマンスをいつでも引き出すための冷却効率をいかに高めるかも課題でした。

そこで、フロントマスクの大開口グリルから取り入れた空気をボンネット上の穴から抜くことでダウンフォースを稼ぎつつフロントルーム内のデバイスの冷却も遂行。新型「NSX」の外観の特徴でもある横長のサイドミラーは、ここから抜けてきた風を邪魔することなく後方へ導くための工夫でもあります。

さらに、低いフロントノーズは車体前から後ろにかけて流れる空気の配分を調整し、後方のデバイスも効率よく冷却。結果として、高いパフォーマンスを持続的に発揮することへ貢献しています。

(今 総一郎)

スーパーカーより速い「EVバン」、その1/4マイル加速タイムは?【動画】

あいつが性能アップして帰ってきました。

そう、約2ヵ月前に当サイトでも紹介した、フェラーリよりも速いバン「Edna」です。

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あらためて紹介しておきましょう。

これは、アメリカのAtievaという企業が開発しているEVです。これは実験車両でEdnaと名づけられています。

2ヵ月前に紹介した動画でも、加速でフェラーリをぶっちぎり、驚愕の速さと駆動系の強さを証明したEdnaですが、なんでもインバーターを変更したそうで、性能が上がったようです。

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そしてまた滑走路を使ったクローズドコースで、こんどはマイカーを持ち込んでくれた有志の方々と加速勝負をします。

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以前のインバーターは最大トルクが600Nmで、こんどのものは700Nmになっているそうです。

以前のテストでは、0-60mphが2.94秒。こんどはどうなるでしょうか? そして1/4マイルの通過タイムは? その模様は次のページの動画でどうぞ。

なんか、動画のなかの最初のレースでは負けていたような気がしましたが、そのあとはブッちぎってますね。

RACE2ではフェラーリとGT-Rに勝っているようです。RACE3のスタートダッシュの速さは本当に圧巻ですね。

さて、0-60mphのタイムは2.74秒。前回から0.2秒タイムアップしました。そして1/4マイルのタイムは11.3秒だったようです。

ちなみに、『テスラ・モデルS P100Dとランボルギーニ・ウラカン、1/4マイルはどっちが速い?【動画】』の記事では、テスラ・モデルS P100Dは10.8秒で走っていたので、単純比較すればテスラ・モデルS P100Dのほうが速いですね。

もっとも、モデルSはドラッグコースで走っていたので、スタート地点の路面グリップなどの面から有利かもしれません。

また、『新型NSXも参戦!「第6回世界一すごいゼロヨン」の結果は?【動画】』のタイムと単純比較すれば、Ednaより速いクルマが何台も出てきますが、それでもメルセデスAMG GTSやジャガーFタイプSVR、ポルシェ911カレラSなどは、このEdnaより遅いタイムです。

このEdna、開発車両なので、まだまだ進化するかもしれません。この技術を市販車にフィードバックできるといいですね。

(まめ蔵)

ここまでしてるの!? F1マシンに使われる「たった一つ」のネジのストーリーが分厚い【動画】

いやー、ぜいたくだわー。専用設計で、徹底的に点検してからつけるのね。

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レーシングカーというのは市販車とちがってスペシャルなパーツがいろいろ使われているわけです。その中でももっとも予算がかけられているF1マシンなんか、専用部品のオンパレードなんですね。

そこで、レッドブル・レーシングが公開したのが、この動画です。

F1マシンのフロントサスペンションに使うボルトひとつが、いかにしてできあがっているかを追った動画です。

イメージスケッチ(?)から始まって、ボルトを製作するんですが、そのあとの検査の工程もすごい。こんな小さなボルトひとつに、ここまで手間をかけているのか!

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BGMのおかげもあって、なかなか高尚な雰囲気にできあがっているこの動画、次のページでどうぞ。

いやー、F1ってぜいたくですねー。

たぶんですけど、F1でもなければ、そうとう上のほうのカテゴリーの競技車両であっても、こんなところに専用設計のボルトなんか使わないと思うんですよね。

というのは、たいていのモノづくりの場面においては、コストや工期の制約のなかでいいものを作るというのが重要なわけです。だから専用のネジなんか要求しようものなら「そんなん、汎用品でできんかったら、お話にならんやろが、ぼけ」とかいわれることが多そうです。

もちろん、そこに専用品を使うことで得られるメリットが絶大だったら話は別ですが。

そういう意味では、F1っていうのは本当に異質な世界ですね。きっと、極限まで軽さとかレイアウトとか空力とか強度とかの性能面を追求しないといけないので、こんなネジまで専用設計しないといけないんでしょうね。

(まめ蔵)

自動で動くイス「プロパイロットチェア」を日産が製作。飲食店などに貸与する計画も

新型にスイッチした日産セレナは、発売約1カ月で2万台超と好調なスタートを切りました。

看板装備のひとつである同一車線限定、部分自動運転技術の「プロパイロット」装着車は約7割に達したそうです。

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そんな中、日産が開発した自動で動くイス「プロパイロットチェア」の動画が公開されました。

2016年2月に自動駐車支援技術「インテリジェントパーキングアシスト」の役割を疑似化したような「インテリジェントパーキングチェア」の動画を公開し、SNS上で好評を得ているそうで、今回の動画は第2弾になります。

160927-02-06-1200x675「プロパイロットチェア」は先行するイスを認識し、一定の距離を保ちながら追従する機能だけでなく、指定されたルートに合わせて自動でストップ・アンド・ゴーを行い、自動操舵で移動できます。

新型セレナに搭載された「プロパイロット」が渋滞によるドライバーのストレス緩和に貢献するように、「プロパイロットチェア」は人気飲食店の店先などでの行列時に、イスから立っては移動してまた座るという煩わしさを解消するものとしています。

実際のイスの製作は、最先端のデジタルプロモーションを手掛けるインタラクティブカンパニー「BIRDMAN」が担当。

この自動で動くイス「プロパイロットチェア」は単なるプロモーション用動画だけでなく、実際に「プロパイロットチェア」の試用を希望する飲食店などへの無償貸与を実施する予定だそうです。

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お客さんなどの行列待ち(渋滞)のストレスから解放させたい、とお考えのオーナー様いかがでしょうか?

(塚田勝弘)

【プロパイロットチェア試用の応募方法】

●募集期間

9/27(火)16:00〜12/27(火)17:00

※店舗募集については、予告なく中止する可能性があり、募集の方法や期間についても変更する可能性もあるそうです。無償貸与の対象は日本国内のみ。

●応募方法

自身のSNS(ツイッター、フェイスブック、インスタグラム)のアカウントより 「 #NissanProPilotChair #Wanted 」 とハッシュタグを付け、店舗情報がわかるサイトのURLなどの必要事項を記載の上、応募した希望者(店舗、会社など)には、公開設定で投稿されたツイートの中から、情報や走行条件等を精査した上で、事務局より当選の連絡があります。

新型NSXも参戦!「第6回世界一すごいゼロヨン」の結果は?【動画】

NSXは速いのか? 勝てるのか?

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アメリカの『モーター・トレンド』誌は、毎年各種スポーツカーを集めて『世界一すごいゼロヨン』っていう企画をやってるんですね。

マッスルカーやスポーツカー、合計10数台を並べて、広いコースで一斉にドラッグレースをやるわけです。

この企画ももう6回目なんですが、2015年の優勝はシボレー・コルベットZ06、2014年はポルシェ911ターボS、2013年は日産GT-Rでした。

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今年の目玉はやっぱり新型NSXが参戦しているところかな。

NSXって、あまりマッチョな感じではないので、ドラッグレースとイメージがむすびつきにくいですが、ハイブリッドで4WDだから、案外速いかもしれません。

エントリーされている車両は、

アストンマーティンV12 VANTAGE S(565馬力)
シボレー・カマロSS 1LE(455馬力)
フォード・マスタング・シェルビーGT350R(526馬力)
BMW M4 GTS(493馬力)
ダッジ・ヴァイパー ACR(645馬力)
ポルシェ911カレラS(420馬力)
ジャガーFタイプ SVR(575馬力)
メルセデスAMG GTS(530馬力)
日産GT-R(565馬力)
マクラーレン570S(562馬力)
アウディR8 V10(PLUS)(602馬力)
アキュラNSX(573馬力)

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以上です。さぁ、このゼロヨン大会の結果は!? 次のページの動画でどうぞ。

なお、けっこう前フリが長いので、手っ取り早くレースが見たいかたは、6:20くらいから見るのがおススメです。

ふーん。NSXとGT-Rがいい勝負なんですねー。

余談ですが、ふだん、400mフル加速する機会なんて、そうそうないですよね。こんなふうに、手軽に400m競争ができるイベントとかあるといいですね。

なお、第1回から第4回の動画は、こちらの記事から見ることができます。

(まめ蔵)

【関連記事】

BMW i8のタイムは? 第4回「世界一すごいゼロヨン」GT-Rとポルシェの一騎打ち!【動画】
http://clicccar.com/2014/09/29/270765/

ホンダ『新型NSX』はこうして生まれる!

復活を遂げ、いよいよ日本での販売もスタートした新型「NSX」。

2370万円という車両本体価格も話題となりましたが、それと同じく開発そして生産がアメリカで行なわれたことも話題を呼んでいます。

新型「NSX」は、オハイオ州のメアリズビル四輪車工場の隣接地に新設された専用工場「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター」にて行なわれています。

おそらく多くの方が想像するクルマの製造光景といえば、クルマが吊るされた状態で各工程を巡り、流れ作業的に組み立てられていくものだと思います。確かにこの作業方法は効率的で大量生産には有効です。さらに、設計を共用化して多彩なモデルを同一のラインに流せれば、効率はさらにアップします。

しかし、新型「NSX」のような高性能かつ高品質なモデルの場合、要求されるレベルは大量生産車とは別次元にあると言えます。さらに、一般的なスーパーカーではボディの製造などで外部サプライヤーの手を借りることもあるのですが、新型「NSX」ではボディの製造から最終組み立てまで完全内製化を実現しています。

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そんな新工場は、機械化による精密さと職人の感覚の見事な調和を果たしています。

NSXだけの専用ボディ製造をはじめボディパネルの塗装などは、専用開発されたマシーンが手掛ける一方、インテリアの組み付けや仕上がりの確認などは人の手によって行なわれています。

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この新工場では熟練の従業員(約100名)が携わっているわけですが、筆記試験や面接に加えて、NSXへの熱い想いも選抜の基準だったとか。

新型「NSX」の圧倒的パフォーマンスとそれをつくり上げている舞台裏を感じられる動画も公開されています。ぜひ、チェックしてみてください!

(今 総一郎)

ダイハツ・ムーヴ キャンバスのつくり込みは「女性がうれしい」スタイルと装備が自慢

ファミリー向けの「タント」、そしてアウトドアレジャーなどアクティブな人向けの「ウエイク」など、そのコンセプトを明確にしたモデルの開発が目立つダイハツから、新たなモデル「ムーヴ キャンバス」が発売されました。

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この「ムーヴキャンバス」の開発でターゲットとしたのは、ライフスタイルを楽しむ女性。

背高で四角いボディは同社の「タント」や「ウエイク」と同じですが、柔和な顔つきやボディ上下で塗り分けられたカラーリング、さらにメッキやカラーパネルをアクセントに加えたインテリアなど、ファミリーやアクティビティとは違ったカジュアルさを醸し出しており、クルマというよりもペットといった雰囲気が特徴です。

新たなコンセプトのもと生み出された「ムーヴキャンバス」は、実用性でも女性目線でつくり込まれています。

助手席もしくは後席足元に荷物を置く方がほとんどのはず。しかし、走行中に荷崩れしてしまうことがありました。また、荷室に荷物を置く場合にネイルを傷つけてしまうこともあります。

そこで「ムーヴキャンバス」では「タント」や「ウエイク」でも好評のスライドドアはそのままに「置きラクボックス」を採用したことで、この課題を見事に解決しているのです。

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さらに安全性の強化も見所。ダイハツでは初となるパノラマモニターを採用し、駐車時はもちろん狭い道でのすれ違いでもボディ側面を映し出すことで安全を確保。

また、夜間の視界確保に役立つアダプティブフロントライティングシステム内蔵のLEDヘッドライトを軽自動車として初めて採用しています。

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女性を前提として開発された「ムーヴキャンバス」ですが、その内容に加えて、ブラウンやブラックなどシックなカラーリングも用意されていることから男性が選んでも良さそうです。

そんな「ムーヴキャンバス」の魅力を約7分で掴める動画も公開されています。

(今 総一郎)

絶対にパンクしない!? 最強のバイク用タイヤが存在した!

「パンク」って言うと、バイクより車や自転車のほうが多いように感じるかもしれませんが、バイクのパンクって結構あるんです。

よくある例としては、走ってたら釘とかネジが刺さっていたパターン。ひどい場合は完全に空気が抜けてバーストなんてことも…。

筆者は実際に完全に空気が抜けるレベルのパンクをしたことがありますが、パンクしたままだと危なくて乗れたもんじゃありません。

しかし!海外では絶対にパンクしない最強のバイク用タイヤがあったんです!

釘が出まくった板の上を走るバイク……普通のタイヤだったらもう間違いなくパンクして空気が抜けるはず。

「あ、こいつ終わったわ」と思いきや、なんと無傷!

何度やってもパンクしないんです!

証拠に石鹸水をかけてみても、パンクしていたら穴から空気が漏れて気泡が出るはずなんですがどこからも漏れず!!

海外のショップが作ったパンクしないタイヤ「RHINOTIRE」は、普通のバイク用タイヤの裏側に特殊素材ポリマーを吹き付け、パンクによって空いた穴をポリマーが塞いでくれるという摩訶不思議な技術。

自動車用でパンクした状態でも多少の距離を走ることができる「ランフラットタイヤ」なんてものもありますが、バイク用は販売されていませんし、RHINOTIREの方が格段に優れているそう。

しかもRHINOTIREはタイヤバランスも崩さないし、ホイールのリム側に影響を出すこともないそうです。

唯一のデメリットは特殊ポリマーの吹付けが専用技術で誰もが簡単に出来るようなものではないこと。

RHINOTIREは現在バイクだけでなく車用のタイヤも制作しているそうです。

公式サイトに詳しい情報が記載されています。が、残念ながら日本での販売は不明…

絶対にパンクしないタイヤ、まさに夢のようですね…!もうタイヤに釘が刺さっていても悲しい気持ちになることがなくなるかもしれません!

新品、中古問わず施工できるようなので日本でも手軽にできたらかなりブレイクするんじゃないでしょうか?

ライダーに夢を与えてくれるテクノロジーでした!

(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン

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トヨタ「5大陸走破プロジェクト 第3弾」のコンセプトムービー公開!

トヨタ自動車株式会社は8月23日、南米で5大陸走破プロジェクトの第3弾をスタートしたと発表しました。

このプロジェクトは、2014年に豪州にてスタートし、従業員80名が砂漠や悪路が続く過酷な約20,000kmを走破。2015年には北米にて約28,000kmの道を走破。世界各地の厳しい環境を走ることで「もっといいクルマづくり」のための知見を得てきたといいます。

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その第3弾となる舞台「南米」では、約110名が約3か月半にわたり、南米大陸の多様で厳しい道を走破する予定。その旅路は、ブラジルとパラグアイで未舗装路と泥濘路にはじまり、チリ/ペルー/ボリビアのアンデス山脈を縦断し、アルゼンチンとウルグアイの高速道路や高地山岳路を走るとのこと。

豊田章男社長は「今回の南米走破は国や地域によって『道が変わる』だけでなく、『気温や高低差が変わる』クルマにとってもドライバーにとっても数多くの困難に直面するプロジェクト。さまざまな壁を乗り越える中で、それぞれの感性を磨いてきてほしい」と述べた。

また、プロジェクトのスタートに合わせてコンセプトムービーも公開されています。

過酷な道のりを一糸乱れぬ隊列を組んで進む一行。水辺や砂漠さらには細かな石が敷き詰められたような道を突き進み、トラブルに遭えば一丸となって乗り越える。その姿からは「もっといいクルマづくり」の熱意がヒシヒシと伝わってきます。

今回のプロジェクトで得るノウハウが今後のトヨタ車にどのように織り込まれていくのか?要注目です。

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(今 総一郎)

神スイング&ピッチング!稲村亜美が中古車販売検索サービス「ID車両」CMに出演

中古車を買う際、最も気になるのは修復歴の有無や走行距離といった車両の状態ではないでしょうか?

「内外装・機関ともに良好」といった文言が躍るものの、実際に見てみると外装には気になるような大きな古傷があったり、「走行距離少ない」と書いてあってもメーターの数値を戻して走行距離を少なく見せているなど、買い手がクルマに関して詳しくないことを良いことに悪逆の限りを尽くしている心ない業者もあります。

株式会社プロとコーポレーションが行なった調査によると、89.5%が「情報が開示されていないと不安」と回答しています。

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同社はこれまでも「走行距離表示」「修復歴の有無表示」「車体番号一部表示」そして「Goo鑑定」などで積極的な情報開示を行なっていましたが、8月18日から新たな検索サービス「ID車両」を導入し、対象車を検索できる「ID車両.com」も公開しました

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各社の鑑定士がチェックした車両状態評価書では、内外装の細かなキズの有無や程度が詳細に記されており、実車を見なくても実際の状態をイメージしやすくなっています。

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また、「ID車両」のプロモーションにタレントの稲村亜美を起用。公開されたCMおよび動画では9年間の野球で培った神スイングを披露。中古車えらびの真(新)基準となる「ID車両」の紹介をしています。

(今 総一郎)

スバルの2016年ニュル挑戦のキーポイント“あの瞬間”を本人が語る

5月29日にチェッカーを迎えた2016年ニュルブルクリンク24時間。難攻不落のコースで一昼夜走るだけでも厳しいレースだが、今シーズンさらに輪をかけてレースを難しいものにしたのが、開始1時間ほどに突然降りはじめた雷雨と雹だ。

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このレースはテレビやインターネットでライブ中継を見ていたファンも多いと思うが、この雷雨によって、多数のマシンがコースアウトし、クラッシュ。また、雹によって最高峰のSP9クラス=GT3のレーシングカーが、コースの坂道を登れず立ち往生する衝撃のシーンが映し出された。

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強い雨と雹に巻き込まれたレーシングカーのなかで、唯一と言っていいほど大きな損害を受けなかったのが、今シーズンSP3Tクラスで優勝を飾った、スバルWRX STI。

カルロ・ヴァン・ダムのドライブ中に雷雨に見舞われ、クラッシュ車両が多発するなか、いったんはコースアウトするものの危機一髪回避するシーンは、SNS上でも「あぶねえええ」「神回避」「さすがAWD」という声であふれていた。

そんな“神回避”の瞬間を、7月に来日していたヴァン・ダム本人に語ってもらった。まずは、下記の動画の2分20秒あたりからをご覧頂きたい。

突然降り出した雨、そしてコースアウト、危機一髪の回避……。映像で見ると簡単そうだが「もしスティーブン・スピルバーグがモータースポーツの映画を作るとしたら、こんな嵐にするんじゃないかな」とヴァン・ダムが語るほどの状況だったのだ。

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本人に振り返ってもらおう。

「スタートして1時間くらいだったかな。コースで言うと、スタートラインから6〜7kmくらいのあたりだったと思うんだけど、それまではまったくのドライだった。200km/hくらいで走っていたんだけど、前に何かスモッグのようなものが見えたんだ。「いったいなんだ!?」と思って、ひょっとして雨なのかもしれないと思った」

とヴァン・ダム。

「ブレーキングポイントでブレーキを普通に踏んだんだけど、その瞬間、ドライから一気にものすごい雨になったんだ。信じられなかったよ! そこからはロケットに乗ってしまったみたいに止まらなかった。もうクルマはどうしようもない状況で、流れていくままになってしまったんだ」

「当然、ワイパーに触る余裕もないから、すごい雨で何も見えなくなってしまった。ブレーキングしているので車速は落ちていたので、前に1台クルマがいるのが見えたんだ。そして、そのクルマがガードレールにぶつかって、跳ね返されるのが見えた。そして僕もグラベルに入っていってしまったんだけど、その瞬間、辰巳さんやチームメイトの顔が一瞬頭をよぎったよ(笑)

制御できないスバルWRX STIはコースアウトしていく。このままでは、前のマシンにぶつかってしまう……! しかし、ここからがヴァン・ダムの本領発揮だ。

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「『どうする!?』と思ったんだけど、グラベルに出たときに、前のクルマに本当にギリギリのスペースが見えた。そこをなんとか通過して、ひょっとするとわずかにぶつかったのかもしれないけど、なんとか抜け出すことができたんだ。ラッキーだったよね」

「その後の2〜3kmは、ずっとクルマが問題ないことを確認しながら、『クレイジー! クレイジー!』とラジオで叫びながら走っていたんだ。そうしたらピットからは『テレビで見えてるよ』って(笑)」

なんとかクラッシュを回避したヴァン・ダムだが、その先も雹のなかでなんとかピットまで帰り着く。

「クラッシュを避けたあと、3〜4kmくらいはすさまじい嵐が襲ってきたんだ。雨と、ゴルフボールくらいの大きさの雹が襲ってきた。運転席側は閉まっているんだけど、助手席側の窓は開いていて(注:レーシングカーのサイドウインドウは、窓のなかにスライド式の小窓が設けられており、そこを開けていることがある)、そこから雹が飛び込んできたり大変だったよ!」

「クルマはAWDだししっかり走ることはできたけど、とにかく気をつけながら走っていた。その先、いきなり今度はドライになったんだよ! お日様は出ているしね(笑)。そうしてメインストレートに戻ることができたんだ」

なんとかコース上にマシンを留めたヴァン・ダムだが、

「あとで車載を見てみると、カルロは最後までシフトダウンしているんです。そして何事もなかったように曲がっている。すごいことですよ」

と辰巳英治総監督もこの“神回避”がクラス優勝に繋がったと絶賛していた。

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(クリッカー編集部)

こいつは一体何なんだ!? 水陸両用のスーパーバイク「BISKI」

水陸両用の車やバイクってスパイ映画などではよく出てきますよね。なかには自作している人もいますが、完璧な物は多くは存在しません。

しかし、海外の「GIBBS」という会社が発表している「BISKI」はかなりしっかりした水陸両用バイク。今回はその全貌を紹介します!

このBISKIというバイク、見た目はスクータータイプのちょっとデカめのバイク。ロードでは最高速129kmとかなり走れる方のスクーターのようです。

しかし、ボタンを押すとロードバイクから一変!タイヤが格納されてジェットスキーに変身できるんです!

しかも水上での機動性も抜群で最高速は60kmだとか。まんまスパイ映画に出てくるようなスーパーマシンですね!

実はこのBISKIを作っている会社「GIBBS」では、ほかにも水陸両用バギーなどを作っている会社。

BISKIはあくまでコンセプトモデルのようなもので販売は今のところ未定だとか。しかし、これが発売されたらバイクの楽しさがかなり広がりそうですよね!

もちろんそこら辺の川や海では使えませんが、場所を選んで使えばかなり楽しめそう。

バイクは路面の上を走るもの、という概念を覆してくれる近未来のバイク「BISKI」でした!

(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン

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歩くことを諦めない人のための車イス「COGY(コギー)」

下半身が不自由になり車イス生活を送っている人や歩行が困難な人に、まるで自分の足で歩いているかのような感動を味わえる車イス「COGY(コギー)」。

先日、実際にCOGYを試乗している場面のムービーが公開されましたが、なんと1週間で120万回を達成するなど注目を浴びています。

■COGYの特徴について

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COGYは、わずかな足の力でもペダルが動くように設計されており、少しでも片足が動けば使用することができます。

片足を動かすことにより人間の原始的歩行中枢が働くため、もう片方の足も反射的に動くというもの。この仕組みをうまく利用したものがCOGYです。両足で漕ぐことにより、早歩き程度までのスピードを出すことができます。手元にはハンドルがあるため、ハンドルを利用すれば曲がったり回転することも可能に。

実際に自分の足を使って自分の好きなように移動することができるため、自分の足で歩いているかのような感覚を味わうことができるのです。

■実際に使ってみた人からは喜びの声が続出!

初めての経験で最初は少し苦戦していたものの、コツを掴めばどんどんと進むため、表情もどんどん笑顔に。「うれしさが体験できた」「前向きになれる」「ほかの方に勇気を与えられるんじゃないかな」などといった感想が出ていました。

■ムービーを見た人の反応は?

「この車椅子は奇跡生み出すかもしれませんね」「これはすごい」「本当にこんな製品が広まって欲しい」と共感の声が多く発生していました。実際にフェイスブックでは1万5千を超えるシェアに2万5千以上の「いいね!」と、国内だけではなく海外からも注目を浴びています。

■希望を与える1台

リハビリだけではなく、日常生活でも使うことももちろんできます。ペダルが付いていますが、扱いは車イスのため公共機関での利用も可能です。また、特別なときにだけ使いたいという場合はレンタルすることもできるようになっています。

この車イス1台が、歩くことが難しい人に希望を与えるものになるのではないでしょうか。

(鈴木 唯)

GAZOO Racingの動画「ホバーカー(空飛ぶクルマ)86」がトヨタの戦略を示唆!?

トヨタ自動車がGAZOO Racingのサイト「THE WORLD IS ONE FUTURE」で、未来都市を浮揚しながら走行する「AE86」を登場させました。

TOYOTA_Hover_Car

動画の解説には「クルマはひとの心を動かすもの」、「大きな進化をしようとしている今、思う」とのコメントが付けられています。

同社は2014年6月9日、ブルームバーグが米サンフランシスコで開催したサミットで、路面から浮いた状態で移動する事が可能な「空飛ぶクルマ(ホバーカー)」の研究・開発を進めていることを明らかにしました。

TOYOTA_Hover_Car(筆者によるイメージ)

トヨタと一緒に登壇したNHTSA(米運輸省道路交通安全局)のデビッド・フリードマン局長がこのトヨタの先端研究に「将来有望な革新的技術」とコメント。

2015年8月には「不可能を可能に」をテーマに、レクサスのCMで超伝導体を内蔵した磁気浮上方式の「ホバーボード」を実際に開発。米人気映画「BTTF」(バック・トゥ・ザ・フューチャー)を彷彿させる華麗な滑りを披露しました。

さらに、翌月には北米の開発拠点であるTEMAから「空飛ぶクルマ」に関する特許を出願しています。

Lexus_Hover_Boad

そして今回、CGで「空飛ぶAE86」を表現した動画を公開するなど、これらの動きはバラバラでは無く、一つの線上に繋がっているようです。

このCGをよく見ると、通常の道路ではなく、リニア新幹線の線路にも似た磁気レーン上を浮揚走行しています。

ともすると見落としてしまいそうですが、ここにもトヨタが考えている「空飛ぶクルマ」の実現に向けた構想が暗に表現されているようです。

突拍子の無い話に聞こえますが、トヨタが「ホバーカー」の実現に向けて何らかの開発をしていることは間違いなさそうで、実現すれば世界で初めて量産車から車輪を廃するのは同社となるのかもしれません。

Avanti Yasunori ・画像:トヨタ自動車)

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空飛ぶAE86の世界でも、あの風の感触はかわらない?
http://clicccar.com/2016/06/23/381132/

トヨタが「空飛ぶクルマ」の特許を出願!
http://clicccar.com/2015/09/23/327593/

不可能を可能に!「レクサス・ホバーボード」完全浮上
http://clicccar.com/2015/08/05/320432/

トヨタがクルマからタイヤを無くしてしまうかも!?
http://clicccar.com/2014/06/26/259753/

新型・NSXの考え抜かれたエアロダイナミクスが100秒で理解できるムービー

アメリカの専用工場において、ついに量産が始まった新型NSX。

アメリカなどではアキュラの、また日本ほかではホンダのフラッグシップモデルとして発売される予定となっている、スーパースポーツです。

3.5リッターV6ツインターボと、前後合わせて3つの電気モーターからなるハイブリッドパワートレインも注目のNSXですが、いかにも空力を考慮したスタイルからも目が離せません。

‘TOTAL AIRFLOW MANAGEMENT’ CONCEPT

ハイパワーユニットを冷却するためのインテーク、空気抵抗を抑えながらダウンフォースを生み出すディテールなど、「トータル・エアフロー・マネージメント」と呼ばれる様々な工夫が盛り込まれています。

新型NSXの特徴といえるCピラーのスリットも、もちろん空力性能から生み出されたカタチ。そうした複雑に絡み合ったボディワークを、わずか100秒で説明してくれるムービーが発表されました。

ホンダによって作られた映像は、NSXのボディワークの二大テーマである「サーマル(冷却)」と「エアロ(空力)」の注目点を紹介することから始まります。

ボディに対して空気の流れを示すシーンでは、下から上に向かって、また後方の収束点を車体から遠ざけるといった工夫をビジュアルで表現。その後は、まるで空気になったような目線で、車体のどこに空気を流すように設計されたのかを疑似体験できるといった具合。

フロントバンパーの左右に振り分けられたインテークやフロントフードのベント、またリアバンパーのアウトレットに至るまで、NSXのエクステリアにはしっかりとした意味があるということが感じられる約100秒のムービーです。

(山本晋也)

パナソニックの電動アシスト自転車ショートムービーがTHE青春!

パナソニックが、通学用電動アシスト自転車”カラーズ・EB”の魅力や特徴を伝えるショートムービーを公開しました。

その内容は青春真っ盛りを感じさせてくれるもの。

主人公である女子高生役の子は、カラーズ・EBに乗って登場します。その視線の先には気になる「アノ人」が……。

動画の紹介の前に、まずはカラーズ・EBの魅力についてお伝えします。

■通学に最適なデザインにカラーの種類

学生の通学バッグ、特に学校指定のものだと横長のものが多いと思います。一般的な自転車のかごでは、学校指定のバッグだと横の状態できれいに入らないということも…。

カラーズ・EBの場合は通学バッグに合わせて横の幅が大きく設計されています。また、かごの下の部分の網目が細かくなっているので、物が落ちにくいというメリットも。

用意されているカラーは4種類。白・ピンク・ネイビー・イエローとなっており、女子高生ならどの色でも似合うこと間違いなしです。

■機能性も抜群!

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通学に自転車を使うと、心配なのがタイヤのパンク。ですが、カラーズ・EBは耐摩耗性に優れているハードランナータイヤを使用しているため、パンクがしにくい設計となっています。

自転車のブレーキは力強く握り締めないと止まりにくいと印象を持ちがちですが、カラーズ・EBは女の子に優しい造りとなっています。Wピボットハイパワーブレーキを起用しているため、軽い力でブレーキが作動します。

■電動アシスト自転車としての魅力もしっかり

バッテリーがコンパクトなため持ち運びも非常に楽です。また、従来の電動アシスト自転車のバッテリーと比べてバッテリー容量も増えたため、走行可能距離も伸びました。

自転車が10分以上動いていない状態だと自動で電源を切ってくれます。これによって電源を消し忘れても、無駄な電池消費をなくしてくれます。

バッテリーの充電時間は約3時間半。学校から帰宅した後、次の朝までに充電を済ますことができます。バッテリー本体は、物が接触しても倒れにくい設計となっているため「充電されていない」というアクシデントを防げます。

撮影には”ゾエトロープアニメーション”という技法が使われています。24枚のイラストが描かれた板を車輪に取り付け、自転車を漕ぐことよりアニメーション映像となります。CGが多い時代にも関わらず、このような手作業によって生まれる技術にも注目したい点です。

公式サイト:カラーズ・EB|自転車|Panasonic

(鈴木 唯)

【動画】電気自動車のF1、フォーミュラEの360度動画が大迫力!

2014年からはじまった電気自動車版のF1「フォーミュラE」。

ガソリンエンジンとは異なり、走行音は小さく、排ガスを出さないのが特徴。その美点を活かして、ロンドンやパリなどの市街地コースでレースが開催されています。

そんな「フォーミュラE」に新たな取り組みとして導入されたのが「360度動画」。

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ウェアラブルカメラの「Go Pro」などがドライバー視点のみを記録するのに対し、360度動画ではドライバー視点だけでなく、マシンを中心に前後左右のあらゆる状況を楽しむことが可能。

「Oculus Rift」、「HTC Vive」、「Gear VR」などのヘッドセットが必要とのことですが、あたかも自分が乗っているような感覚に浸ることができます。モータースポーツの新たな楽しみ方として注目を集めそうです。

(今 総一郎)

普通はやらないことをした上にテンションの上がり方が異常!な海外ライダー【動画】

今回も海外のバイク乗り動画の紹介です。普通の人はまず思いつきもしませんが、海外ライダーは違いました。恐ろしい行動力…

おそらくパーティーか何かのイベントでしょう。プールにバイク4台を運んできて「準備はいいか?」的な目線でこっちを見てきます。

一台が始めると皆一斉にバーンナウト開始!

水しぶきで辺りは真っ白に!スーパースポーツ4台もぶん回すとやはりすごい威力です。なんと空には虹も!

バイクを使って虹が作れるなんて誰が想像したでしょう。いとも簡単にやってしまいました。

さらに、終わった後の盛り上がり方がすごい。普通は「すげえ!」くらいで終わるのですが、「ウェーイ!!!」と大盛り上がり!

何を言っているのかはわかりませんがすさまじいパワーです……

ここまで盛り上がっていると、馬鹿なことをしているのになんだかかっこよく思えてきます笑。やっぱり海外のノリはひと味違いますね(笑

(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン

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日本では見ることができない!? 珍しい車の走行を疑似体感

世の中には実に様々な車の世界があります。

イタリアのコーチビルダーがアルファロメオ8Cをベースに、オリジナルボディを架装し少量生産する「ディスコ・ヴォランテ」。写真左がオリジナルのアルファロメオ8C、右がディスコ・ヴォランテ

通常、既存の車に装甲を施すことが多い装甲車ですが、イギリス軍が開発したモノコックボディの最新装甲車「フォックスハウンド」は、走りもひと味違うよう。

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60年代のロータス・セブンの構造をほぼそのまま継承しながらセブンを生産し続けるケータハム。そのケータハムの発売予定コンセプトカー「エアロセブン」。

日本では見ることができないこういった様々な車たちを、なんの躊躇もなくガンガン走らせられたらどんなにか気持ちがいいでしょう。車好きならそんな妄想に駆られることも少なくないはず。

その妄想をお茶の間で疑似体験することが「Top Gear」。

ご存じない方に説明すると、Top Gear(トップギア)とは無茶苦茶で衝撃的なシーンをふんだんに収録するイギリスBBCの自動車TV番組。

気にくわない車はさんざんこき下ろし、気に入ったくるまはべた褒め。これがまた痛快でもあり大人気となっています。

なんだ、イギリスの話か、とがっかりすることなかれ。日本でもBSフジが放送しており、人気のプログラムなのです。

そのTop Gearの最新DVDに、それらの映像がたっぷり収録されています。走行シチュエーションも世界規模で、まず日本の番組ではお目にかかれない物ばかり。

新しい車だけでなく、中にはおんぼろトラックでミャンマーを縦断するロングツーリング?なんてのもあり、

それがどれだけキツいか、その映像を見て思わず同情してしまうという具合。気がつくと夢中になっていること請け合いです。

[Top Gear Series 21 日本語字幕版DVD]

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発売日:4月25日(月)
時間:約430分(DVD 3枚組)
特別付録:オリジナルステッカー
価格:本体2,800円+税

(V-OPT ホエゾー)

日本向け限定30台、価格1950万円のBMW M4 GTSはニュルで7分27秒88

2015年の東京モーターショーにおいて世界初公開された、BMWのハイパフォーマンスクーペ「M4 GTS」の価格が正式発表。日本向けは30台限定で、メーカー希望小売価格が1950万円となることもアナウンスされました。

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3リッター直列6気筒ターボに、ウォーターインジェクションシステムを組み合わせた専用エンジンの最高出力は368kW(500馬力!)、最大トルクは600Nm。7速DCTを介して、後輪を駆動します。

サーキットユースを前提に、バケットシートや6点式シートベルト、ロールバーを備えたM4 GTSは、CFRP(カーボンファイバー)製の調整式リヤ・ウィング、リヤ・ディフューザー、フロント・スプリッターといった専用エアロパーツによる外観も特徴となっています。

パワーウエイトレシオ3.2kg/PS、0-100km/h加速が3.8秒というピュアスポーツクーペは、また世界のスポーツカーにとって欠かすことのできないニュルブルクリンク北コースもアタックしています。

そのフルアタックのインカー映像によればラップタイムは7分27秒88。6気筒FR車としては驚異的なタイムを記録しています。

(山本晋也)

動画で交通安全を学ぼう!「動画でCheck!交通安全10カテゴリー」が開設

JAFが公式サイトで“動画でCheck!交通安全10カテゴリー”を設置し公開しました。

■走行状況に応じた10個のシチュエーション

クルマの運転には様々な場面がありますよね。夜間・高速道路・住宅街・悪天候など、その時々に応じて運転の仕方も違ってくると思います。

今回このサイトで紹介されているのは、通勤やドライブ時に注意したい道路場面・自動車以外の道路利用者に関する内容・気候状況と、大きく分けて3つ。それぞれのカテゴリーからさらに細かい状況に分けられ、計10個のカテゴリーが用意されています。

■動画は実験版と実写版の2パターン

実験版はユーザーテストによるもので、起こりうる危険な状況をテストによって試しています。実際に起こったらこんな危ないことになるというのが実感することができます。

実写版は実際の道路から想定できるシーンを動画にて見ることができます。こちらのほうがイメージできる人も多いかと思われますが、せっかくなので2つの動画を見ることをオススメです。

■運転適正チェックはドライバーなら必見!

サイト内には他にもゲーム感覚で学べる運転適正チェックがあります。速度の予測と判断・眼のうごきと記憶・眼と手のバランスの3項目が中心となっており、ドライバーなら1度は試してみてみる価値ありです。

■改めて安全の確認を

運転の怖いところは”慣れ”です。慣れてきてしまうと、最初の頃に感じた緊張感はだんだんとなくなってきてしまいがち…。

クルマは走る凶器ともいわれており、便利であるぶん危険な乗り物でもあります。その点を改めて意識するには最適なコンテンツではないでしょうか。また、動画という点により、写真などとは違ってイメージしやすいのもいいですよね。

WEBページ:動画でCheck!交通安全10カテゴリー

(鈴木 唯)

スバル、世界一スリリングなタイムアタックに3度目の挑戦を発表!

スバルが世界一危険とも言える公道サーキットに挑戦します。

WRXSTI-IsleMan-2

スバルとレーシングファクトリーでお馴染みのプロドライブが現行のWRX STIをベースに製作したタイムアタック専用車で、オートバイレースで名高い「マン島」を駆け抜ける非常にチャレンジングなものなのです。

MAP(写真はwelt-atlas.deより)

マン島のコースはオートバイレース「マン島TT」使用される島の外周コース、1周60.7km、200を超えるカーブと海抜0mから396mという高低差が激しい「公道」です。
路面のコンディションも褒められたものではなく、ほんの僅かのミスが言葉通り「命取り」になってしまいます。

スバルは、そんな危険を承知の上で、英国ラリードライバー、マーク・ヒギンズの腕に全幅の信頼を置き、2011年と2014年にWRX STIの市販車にレース用安全装備を追加し、2回とも成功しています。

そして今年は、現行のWRX STIをベースにプロドライブ社がツーリングカー選手権クラスのモデファイを施した「マン島トライアル専用車」で2014年の記録19分26秒(平均速度187.3km/h)の更新だけではなく、同年のマン島TTでホンダCBR1000RRを駆るブルース・アンスティが記録したレコード17分6秒682を狙うぐらいの意気込みをこの純白のマシンから感じ取れます。

[nextpage title=”スペシャルなWRX STIを紐解く!”]

WRXSTI-IsleMan-1

この「マン島スペシャルカー」は、エンジン、ミッションに関しては、市販車のものをそのまま使用していると思われます。

足回りはマン島専用のサスペンション、ダンパーが与えられ足元はレーシングスリックタイヤを履かせるあたり本気度が伝わります。ボディは、内装に関しては快適装備はすべて外され、サイドウィンドウも固定のアクリル製に交換されています。そしてレーシングカー同様にドライバーの保護と剛性アップの極太ロールゲージで強化されています。

エアロダイナミクスは、長時間のトライからくる熱対策の為と安定した高速走行を可能とするため開口部が拡大され、ボンネットにもダクトが追加されています。

WRXSTI-IsleMan-3

リアは大きなリアウイングが目立ちます。瞬間的には270km/h近い速度が出るのでマシンを確実にマン島から離さないようにしなければならないのです。マシン下部もおそらく空力をかなり意識したカスタマイズが施されているはずです。

本番は、5月28日〜6月10日の間に開催される「マン島TTレース2016」の間です。一体どれだけのタイムが出るのか、その走る姿を想像しただけでゾクゾクしてしまいます。

(栗原 淳)

「水深何cmまでドアは開く?」「車庫入れのコツを探る」動画で学べるJAFの「交通安全サイト」

4月から新生活をスタートさせたドライバーも多いでしょう。なかには初心者マークを貼った新社会人や学生などもいるかもしれませんが、慣れてきた頃に起こりがちなのが「交通事故」。

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大小問わず、誰しも事故は起こしたくないものですから、正しい知識は身につけておきたいもの。

[nextpage title=”ドライバー必見! 動画で学べる「交通安全サイト」”]

JAFが公開している動画は、交通シーンを10のカテゴリーに分け、さらに複数のシチュエーションの動画を問題形式などでチェックすることが可能になっています

初心者、ベテランドライバー限らず、子どもの目線による動画など、運転免許を持っていない方も気づきが数多くあると思います。

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また、「水深何cmまでドアは開くのか?」、「車庫入れのコツを探る」、「JAFが再現 逆走車の恐怖」、「ながらスマホの危険」など、気になるシーンの動画が「今月のおすすめ動画」として更新されていますから、時々チェックしてもいいでしょう。

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ほかにもゲーム感覚で学べる運転適性チェック「JAF D-Dock」や、ドライブレコーダーで撮影された映像を見て交通安全を考える「JAF セーフティーシアター」なども紹介されています。

ホームページ:動画でCheck!交通安全10カテゴリー | JAF

(塚田勝弘)

まるで「R35.5 GT-R」。新型2017年式日産GT-RがNYで世界初公開!【動画】

ニューヨーク国際自動車ショーで、日産自動車が2017年仕様となるGT-Rを発表しました。

今までのR35 GT-Rのイヤーモデルとは異なり、外観が明らかに異なる、よりアグレッシブさを出したデザインになっております。

RES_2017_nissan_gtr_11

心臓部は3.8LV6ツインターボのVR38DETTエンジンに変わりはないのですが、最高出力が565馬力に引き上げられて、熟成が進んだ6速DCTと4WDシステムによって、0-60mph加速を2.7秒で完了してしまう日本が世界に誇る駿馬です。

また走りの高性能だけではなく、快適性も進化しています。

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Premiumグレードに標準装備されていた新技術として「アクティブ・ノイズキャンセル」と「アクティブ・サウンド・エンハンスメントシステム」を合わせたチタンエキゾーストシステムを採用し、走行状況に応じてサウンドノイズを抑えることが可能になります。

RES_2017_nissan_gtr_19

2017年GT-Rの顔つきは、公開されたオレンジボディも相まってチューニングカーの様な迫力を感じさせます。

このフロントグリルは「V-モーション」グリルと呼ばれ、凄い熱を持つパワーユニットの冷却を可能な範囲で向上させています。高速走行時の安定性にも寄与しているそうです。

RES_2017_nissan_gtr_38インテリアは、今回のGT-Rで一番変化した箇所になります。GT-Rのコンディションをリアルタイムでドライバーに伝える8インチのタッチパネル式モニターはダッシュボードからはみ出さずに収納されています。

RES_2017_nissan_gtr_42

エアコンの吹き出し口、ダイヤル、走行モードの切替スイッチもそれに合わせて低く設置されています。とてもすっきりして使い勝手は良さそうですが、あまりにもすっきり“しすぎて”「GT-R」というプレミアムカーと見るとちょっと地味ではないかと僕は感じました。

ステアリングも、裏のパドルシフトスイッチが小型化し、ステアリングと一緒に回るものになったのでよりドライビング集中できると思います。

いかがでしょうか?

今回の2017年式でR35 GT-Rは次世代へバトンタッチすると言われていますが、やはりどんなに形が変化しても「GT-R」のバッチを付けることを許された日産車はクルマ好きにとっては特別な1台だなと改めて思いました。

現在PS4/Xbox One/PCで大好評発売中のストリートレースゲーム「Need for Speed」上で現地時間の24日から(PC版は30日から)、誰もが無料で新型GT-Rのパフォーマンスをバーチャルですが、体感できます。

最近のゲームアップデートで本格的なハンドルコントローラーも対応しましたので、是非Need for Speedの舞台「ベンチュラ・ベイ」を新型GT-Rでドライブしてみませんか?

北米日産アナウンス(英語)
Need for Speed公式サイト

(栗原 淳)