Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

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モトチャンプ

ホンダ・N-WGNに充実装備の特別仕様車を設定

新評価基準が採用された平成23年度(2011年度)以降、軽自動車として初めて、「新・安全性能総合評価」で最高評価の「ファイブスター賞」を獲得したホンダN-WGN。ライバルはスズキ・ワゴンR、ダイハツ・ムーヴ、日産デイズ&三菱eKワゴンなどのトールワゴンになります。

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12月8日、そのN-WGNに特別仕様車「SS(Suzuka Special)パッケージ」、「N-WGN Custom SS パッケージ」、「SS 2tone color styleパッケージ」、「ターボ SS 2tone color style パッケージ」が新たに設定されました。

特別仕様車「SSパッケージ」は、「G Lパッケージ」がベース。「あんしんパッケージ(シティブレーキアクティブシステム、前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム)」、常時点灯3眼メーター(ホワイト照明) 、ホワイトイルミネーションが追加されています。

価格はFFが126万1000円、4WDが139万1000円です。N-WGNカスタム「SS パッケージ」の価格はFFが149万1000円、4WDが162万1000円。

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N-WGNカスタムの特別仕様車「SS 2tone color style パッケージ」と「ターボ SS 2tone color style パッケージ」は、「G・Lパッケージ/G・ターボパッケージ」の装備を用意。

さらに、2トーンカラースタイル、ダーククロームメッキ&ブラック塗装フロントグリル、ダーククロームメッキ・アウタードアハンドル、ダーククロームメッキ・リヤライセンスガーニッシュ、ブラック塗装フォグライトガーニッシュ、ブラック塗装モール付リヤバンパー、サイドシルガーニッシュ、14インチアルミホイールが追加されています。

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インテリアも充実の装備で質感を向上。プライムスムース&ジャージコンビシート、本革巻ステアリングホイール、本革巻セレクトレバー、常時点灯3眼メーター、レッドイルミネーション、インパネガーニッシュ(レイヤードクリアパネル:ダーククリアレッドライン付) 、ドアオーナメントパネル、ピアノブラック調エアコンパネルが追加されています。

N-WGNの「SS 2tone color style パッケージ」の価格は、FFが150万9000円、4WDが163万9000円。「ターボ SS 2tone color style パッケージ」はFFが157万4000円、4WDが170万4000円です。

(塚田勝弘)

ホンダ・N-WGN/N-WGN Customが一部改良で内・外装ともに上質に

軽ハイトワゴンのホンダN-WGNは、Nシリーズの美点であるパッケージングの良さはもちろん、新・安全性能総合評価で最高評価となる「5つ星」を軽自動車で初めて獲得するなど、安全性の高さも訴求ポイントとなっています。

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このクラスには、スズキ・ワゴンRやダイハツ・ムーヴといったライバルだけでなく、三菱eKワゴン、日産デイズ、も分類できますが、三菱自動車の燃費不正問題によりeKワゴンと日産デイズは現時点(2016年6月10日)では販売停止となっていますから、言葉は悪いですが他のメーカーや販売店にとってはチャンスなのも事実でしょう。

もちろん敵失は別にして、軽ハイトワゴンは、その上の軽トールワゴンに次ぐ売れ筋マーケットですから絶えず改良は欠かせません。

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6月10日に一部改良を受けたホンダN-WGN/N-WGN Custom。N-WGNには、ボディ同色でメッキ仕上げされたコンビネーショングリルと、落ち着いた雰囲気を演出する「ブラウン×ベージュ」の内装色を追加。

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一方の「N-WGN Custom」には、新しいメッキグリルなどが採用されたほか、インテリアにLEDルームランプを採用するなど、内・外装の質感が向上されています。

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加えて、「360°スーパーUV・IRカット パッケージ」、ETC車載器、充電用USBジャック(急速充電対応)搭載のナビ装着用スペシャルパッケージをタイプ別に設定するなど装備を充実。

ボディカラーには「タフタホワイト2」、「ルナシルバー・メタリック」、「シャイニンググレー・メタリック」、「クリスタルブラック・パール」、「ブリティッシュグリーン・パール」の新色5色を追加され、全12種類の多彩なカラーバリエーションとなっています。

一部改良を受けたホンダN-WGNの価格帯は109万〜145万円、N-WGN Customが138万〜164万5000円です。

(塚田勝弘)

2016年6月上旬の発売予定の新型ホンダ「N-WGN/N-WGN Custom」をホームページで先行公開

2016年4月の軽自動車販売ランキングで7位に入っているホンダN-WGN。

同年3月は6位、2月は5位、1月は10位と10以内の常連になっていて、スズキ・ワゴンRやダイハツ・ムーヴ、日産デイズ(4月は燃費不正問題で失速)などのライバルと激しい競争が繰り広げられています。

HONDA_NWGN_04N-WGNの魅力といえば、安全性の高さでしょう。新・安全性能総合評価で最高評価となる「5つ星」を軽自動車として初めて獲得。

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5月16日に公開された新型N-WGN/N-WGN Customは、2016年6月上旬の発売が予定されていて、今回の変更ではフロントグリルを中心にエクステリアデザインを変更されているほか、ボディカラーに新色を追加設定。

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また、インテリアの質感を向上させるなど、商品力向上が図られています。今回のマイナーチェンジで、ワゴンRやムーヴとの競争はさらに激化しそうです。

[公式サイト]新しいN-WGNが登場します! | N-WGN | Honda

(塚田勝弘)

ホンダ、2015年4月‐3月期の世界・海外生産が過去最高に!

ホンダが、2015年度(15年4月〜16年3月)及び今年3月の世界生産・海外生産が過去最高を記録したと発表しました。

2015年度の海外生産台数は397.1万台(前期比+10.9%)、世界生産台数は473.2万台(同+6.4%)で、それぞれ4期連続増。

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さらに、今年3月の海外生産台数は37.5万台(前年同月比+11.7%)で13ヶ月連続増、世界生産台数は45.5万台(同+14.2%)で10ヶ月連続増となっています。

2015年度の同社の海外生産比率は約84%。

北米での生産台数は191.9万台(前期比+6.0%)、欧州は11.5万台(同+0.1%)、アジアが176.7万台(+17.2%)、うち中国が105.7万台(+26.3%)、その他が17万台(+13.7%)となっており、特に中国での生産台数増が顕著になっています。

これは3月についても+47.1%増と同傾向。

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一方、2015年度の国内販売台数は70.3万台(前期比-10.7%)で2期連続減。

登録車の販売台数は38.3万台(前期比-5.8%)、軽自動車については軽自動車税の増税の影響で32万台(同-16.0%)と販売減が続いています。

ちなみに登録車の内訳では「フィット」が11.2万台、「VEZEL」が6.9万台、軽自動車では「N-BOX」が17.3万台、「N-WGN」が8.4万台となっています。

このようにホンダの場合、国内市場での販売台数減を北米や中国市場でリカバーしている状況といえそうです。

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