Motor Fan's YEAR 2016

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ランボルギーニの車名といえば何に由来? そのルーツに迫るツアーが閉幕

エキゾチック・スーパーカーの代名詞といえばイタリアの「ランボルギーニ」を思い浮かべる人も少なくないのでは? そんなランボルギーニの歴史において忘れることができない一台といえば、2016年に誕生から50周年を迎えた『ミウラ』といえるでしょう。

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その「ミウラ」という名前のルーツを辿るツーリング『バック・トゥ・ザ・ネーム』が、ついに閉幕です。その目的地は、スペイン・アンダルシア州ロラ・デル・リオ。そこには、ミウラ一族が創立したスペイン最古の闘牛牧場があります。

そう、ミウラという名前は伝説の闘牛ブリーダーに由来しているのです。このツーリングに参加したのは、ミウラSVのほか、ウラカンやアヴェンタドールといった現在のラインナップですが、そうしたモデルも、また伝説の闘牛から名前をいただいています。そのほか、ディアブロやムルシエラゴ、ガヤルドといった名前も闘牛由来なのも知られているところでしょう。

『バック・トゥ・ザ・ネーム』のフィナーレとして闘牛牧場に集うランボルギーニのスーパーカー、まさに原点回帰といえる光景が見られたというわけです。

(山本晋也)

大幅改良されたアヴェンタドールSは、スーパーカーの新基準となる!?

2016年12月19日、イタリアのスーパーカーブランドであるランボルギーニが、V12気筒エンジンを搭載したフラッグシップモデル・アヴェンタドールを大幅改良し、性能を向上させたアヴェンタドールSを発表しました。

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アヴェンタドールSのエクステリアデザインは、サイドビューは従来モデルの特徴を残していますが、今回意図無く修正されたコンポーネンツは一つもありません。

フロントはより攻撃的な印象となったノーズと、長さを増したフロントスプリッターが空気の流れを変化させ、空力効率を高めるだけでなく、エンジンとラジエターの冷却効率も向上させています。

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リアは車体後部の大半を占めるブラックのディフューザーによって、ダウンフォースを発生させます。

さらに、新たにシャシー下に取り付けられたボーテックス・ジェネレーターと連動する可動式のアクティブウィングによって速度やドライブ、セレクトモードに応じて、3つの位置のいずれかに移動可能。改良されたクルマ全体のバランスを最適化します。

大幅にデザイン変更されたアヴェンタドールSは、従来のモデルと比べるとフロントのダウンフォースが130%増加。リアウィングが最適位置にある状態では、高ダウンフォースでの全体効率が50%増加し、抵抗力での全体効率が400%以上増加しています。

搭載される6.5L V12気筒エンジンは、可変バルブタイミングのVVTや可変インテークシステムのVISを最適化することで、最大出力は従来型を40ps上回り最大出力740psを発生。最大トルクは690Nmを8500rpmで発生します。

組み合わされるミッションはランボルギーニISR7速シフティングシステム。50ミリ秒以内という電光石火のシフトチェンジが行えます。

ハイパワー化されたアヴェンタドールSには様々な電子デバイスが搭載されています。

その中で、ランボルギーニの生産車初採用となった新四輪ステアリングシステムがあります。このシステムによって低速および中速域での俊敏性性が高まるとともに、高速時の安定性が向上しました。

そして新四輪ステアリングシステムに合わせて、修正を施した最新式のプッシュロッドおよびランボルギーニ磁気粘性サスペンションを搭載。

さらにこれらの電子デバイスを管理するランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・アッティーヴァ(LDVA)制御ユニットを統合。これにより、全センサーからリアルタイムで車体動作関連情報を受信し、瞬時に稼働中のシステムにとって最適な設定を決定します。

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アヴェンタドールSにはトラクション(エンジン、ギアボックス、4WD)、ステアリング、サスペンションの挙動をドライバーの気分に応じて自由に選べる4種類のドライビングモードを用意しています。

日常使用に最適なストラーダ。スポルトはリアドライブならではのドライビング感覚を楽しみたいときに、コルサはサーキットでパフォーマンスを最大限発揮させたいときに最適なモードです。そして今回追加されたエゴは従来の3つの設定をベースにドライバーの好みに応じてカスタマイズ可能なモードです。

カーボンモノコック採用し、車両重量を1575kgに抑えたアヴェンタドールSは0-100km/h加速は2.9秒。最高速度350km/h以上というハイパフォーマンスを実現しています。日本に導入される日が待ち遠しいです。

(文・萩原文博、写真・ランボルギーニ・ジャパン)

F4は世界に通用する!イタリアGTで優勝の根本選手、FIA-F4では東京トヨペットとタッグ!【SUPER GT2016】

SUPER GTグランドファイナルと併催の第14戦で若干17歳の宮田莉朋選手がチャンピオンとしてシーズン2年目を終えたFIA-F4。

このカテゴリーは若手育成を目的として2015年に新設されたカテゴリーであり、SUPER GTのオーガナイザーであるスーパーGTアソシエーションが開催の名乗りをあげ、国内で最も集客の多いSUPER GTと併催することで、これから成長していくであろう若手への注目を最大限に拡げていこうと言う目的があります。

実際、2015年にランキング2位となりFIA-F4を卒業した牧野任祐選手は、SUPER GTの鈴鹿1000kmの予選でシンティアムアップルロータスに乗りQ1を担当、Q2を含めたGT300全ての中でトップタイムをマークし、次戦のタイからはドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTのドライバーとしてGT500に抜擢されるなど、FIA-F4出身のドライバーの活躍が目立ちます。

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今期、FIA-F4を走りながら海外で大活躍したドライバーが根本悠生選手。

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1996年09月22日生まれの20歳。今期FIA-F4ではランキング13位と中段の成績となってしまいましたが、実は海外では大きな成績を残しているのです。

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9月10~11日にイタリアのヴァレルンガサーキットで開催されたイタリアGT選手権に、VSRチームから出場。初めての海外、初めてのGT3、初めてのランボルギーニ、という状況にもかかわらず、なんと予選2位!

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10日に開催されたレース1決勝では5位に入ります。これだけでもすごいことなのですが、翌11日に開催されたレース2ではなんと優勝!イタリアでは名も知らない19歳(レース当時)の日本人がいきなり優勝ということでテレビや新聞が大きく取り上げた、とのこと。

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しかもドライバーオーディションから4日後にはレースⅠというスケジュールでの優勝は、根本選手とともにFIA-F4のレベルの高さをうかがえます。

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そんな根元選手は、国内のFIA-F4でも概ね予選6〜7番手とグリッド3列目から4列目のいい成績を狙えるポジションにつけています。ただし、このポジションは逆にレベルが拮抗してトラブルに巻き込まれやすい位置でもあります。

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実際、11月12日のSUPER GT第3戦代換えレース時に開催されたFIA-F4第6戦代換えレースではオープニングラップのヘアピンで接触、2周目の第1コーナーでも接触によるコースアウトなどで最下位に近いところまで大きく順位を落としてしまいますが、その後10台以上を抜き去り20位まで登っていきます。

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数値としては現れにくい今期のFIA-F4でしたが、期待値の高さはかなりのもので、あのスーパーフォーミュラーでチャンピオン争いを展開した関口雄飛選手もグリッドに激励に来るほど。

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メインスポンサーとなる東京トヨペットも、その期待値を評価してのスポンサードを展開しています。

東京トヨペットでは富士ともてぎで開催の3大会7レースでディーラーメカニックを派遣、「多くの体験と多くの知識を取得し、お客様のおクルマの整備にも活かしていく」とのこと。また販売店での根元選手とのコラボレーション企画中で、モータースポーツをハード面、ソフト面ともに活用していくそうです。

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最後に根元選手にFIA-F4とランボルギーニのGT3マシンとの違いをうかがってみました。

「車重とタイヤが大きな違い。でもランボルギーニはよく止まるし、よく曲がる素晴らしいクルマでした。高価なクルマなのでビビッていましたが、乗りやすさのおかげでいい成績が残せました。初めてのツーリングカーでもタイムを出せたのはシミュレータートレーニングなどチームサポートのおかげもありました」

「FIA-F4はかなりクセの多いクルマだと思いますが、これを乗りこなすことができれば他のカテゴリーに移行するのはスムーズではないかとは思います。それと体重の軽い選手の方が有利な面もクセのひとつかもしれません。基準体重があって、それよりも軽い選手はウェイトを積むのですが、そのウエイトをバランスのよい場所に置くことでマシンの特性を変化させることができるのです」

「身長が高いとどうしても落とせる体重に限界がありますが、それを言い訳にするつもりはありません。自分の弱点は見えているので、それを克服してフォーミュラーでも活躍できる選手になっていきたいと思います」

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海外での優勝でも驕り高ぶることなく、国内の課題を解決して次へのステップを駆け上ろうとする根元選手。来年の動向が今から気になります。

(写真・文:松永和浩 イタリアGT写真提供:根本悠生)

ランボルギーニ、730馬力の新型名称は「アヴェンタドール S」に確定?

ランボルギーニ・アヴェンタドールの改良新型と思われていたプロトタイプが、『アヴェンタドール S』という名称で登場する可能性が高まりました。

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「LamboCARS.com」が公開したレンダリングCGには、新デザインのヘッドライト、エアダクトが描かれ、「ロードスター」モデルも公開されています。

LamboCARS photography

ポジションは「アヴェンタドール」と「アヴェンタドール SV」の中間に位置するモデルとなると予想され、パワートレインは6.5リットルV型12気筒NAエンジンを採用。現行モデルの700psから730psへと引き上げられるようです。

ワールドプレミアは2017年3月のジュネーブモーターショーが有力です。

(APOLLO)

ランボルギーニ、650馬力の「ペルフォマンテ」がニュル再来!

ランボルギーニ『ウラカン』のハイパフォーマンスモデルと見られているプロトタイプが、ニュルブルクリンク北コースで高速テストを再び開始しました。

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このハイパフォーマンスモデルに与えられる名称は、「スーパーレジェーラ」または「スーパーヴェローチェ(SV)」と予想されていましたが、最新情報で『ペルフォルマンテ』と名乗る可能性が高いことが分かりました。

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ヌードに近い状態のボディは、フロントエアスプリッター付き大口径エアンテーク、リップスポイラー、大型リアウィング、センター出しデュアルエキゾーストパイプ、リアデュフューザーなど、最新鋭フルエアロキットが確認出来ます。

軽量カーボンによるボディは、約100kgの減量に成功、パワートレインには5.2リットルV型10気筒エンジンを搭載し、最高馬力は650psを発揮します。

0-100km/h加速は3秒と思われる「ペルフォマンテ」は、前回のニュル高速テストより気合を入れた、全速に近い速度でテストをしていたといいます。

ワールドプレミアは2017年3月のジュネーブモーターショーと見られています。

(APOLLO)

ランボルギーニ・ウラカンが新作ヒーロー映画「ドクター・ストレンジ」でスクリーンデビュー

スパイダーマンやアイアンマンなど8000以上ものキャラクターを保有し、75年以上にわたって様々なメディアを通じてコンテンツ提供してきたマーベル・エンターテイメント。

そのマーベル・スタジオが新たに送り出す作品が2017年1月27日に日本公開予定の「ドクター・ストレンジ」です。

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2016年11月4日の全米公開に先立ち、「ドクター・ストレンジ」のワールドプレミアが10月21日のロサンゼルスで開催されました。

会場に展示されたグリジオ・リンクス色のランボルギーニ・ウラカンを横目に、レッドカーペットには主役のドクター・スティーブン・ストレンジを演じるエミー賞俳優のベネディクト・カンバーバッチやオスカー女優のティルダ・スウィントンをはじめ多くの出演者が顔を揃えて、夢のような一夜を盛り上げました。

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この「ドクター・ストレンジ」は、これまでマーベル・スタジオが製作した従来のヒーロー映画とは一線を画した画期的な作品です。

主人公である世界的な神経外科、ドクター・スティーブン・ストレンジが交通事故によって両手の機能が損なわれ人生が一変。従来の医学では治癒の見込みがないと悟り、治癒と希望を求めて魔術を取得したストレンジが富と名声が約束された地位をとるか、それとも全てを捨て、世界最強の魔術師として世界を救う闘いに挑むかという選択を迫られる。というストーリーです。

本作の中で、世界的な神経外科医であるドクター・スティーブン・ストレンジに相応しい愛車として、共同スポンサーとして参加したイタリアを代表するスーパーカー、ランボルギーニが選ばれました。

映画の重要なシーンで主人公である魔術師ドクター・スティーブン・ストレンジとともに、圧倒的な迫力を誇るランボルギーニ・ウラカン・クーペが登場し強烈な印象を残します。

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革新的でありながら、スポーティでダイナミックなランボルギーニ・ウラカンはV10エンジンの圧倒的なパワーとともに存在感を見せつけ、マーベル映画作品へのデビューを飾るとともに、映画をおおいに盛り上げています。

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アウトモビリ・ランボルギーニのCEOであるステファノ・ドメニカリは

「ウラカンには人々の心の内に眠るヒーローを解き放つ力があるため、本作にランボルギーニが相応しいのは明らかでした。新たに誕生したヒーローの紡ぐユニークなストーリーは、弊社ブランドの生みの親であり、見る者には夢を見させ、乗る者には刺激を与えるクルマを作る才能の持ち主でもあったフェルッチオ・ランボルギーニのストーリーを思わせます。
多くのランボルギーニのオーナー同様、ドクター・ストレンジは勇気と熱意に溢れ、自分の道を切り拓く力を持った人物です。彼は平凡な結果には満足せず、行く手に困難が待ち受けようとも決してひるむことなく、いかなる苦境をも打破します」

と語っています。

マーベル・スタジオが送る新しいヒーロー「ドクター・ストレンジ」と、その主人公の愛車として登場するランボルギーニ・ウラカン。一体スクリーンでどんな活躍をするのか、今からワクワクします。

(萩原文博)

アヴェンタドール最後の改良型がニュルで勇姿を見せる

ランボルギーニ・アヴェンタドールの改良型プロトタイプが、ニュルブルクリンクのノルトシュライフェで高速テストを開始しました。

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このアヴェンタドール改良型は、プラグインハイブリッドの後継モデルへ繋ぐ、最後の自然吸気モデルとなると思われます。

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現行モデルと比較して、ワイルドなデザインとなるフロントのエアインテークや、軽量化されるリップスポイラーをはじめ、センターエキゾーストパイプ及びデュフューザーもリフレッシュ。空力性能が大幅に向上し、より完成されたスーパーモデルとなることが予想されます。

パワートレインは6.5リットルV型12気筒NAエンジンで、現行モデルの700psから730psへと引き上げられるといいます。

ワールドプレミアは2017年3月のジュネーブモーターショーと伝えられています。

(APOLLO)

作業時間は約2000時間!完璧にレストアされたランボルギーニ350GTが納車された場所とは?

2016年9月に神宮で開催されたランボルギーニ100周年記念イベントに、1971年式の緑のランボルギーニミウラが展示されていました。

このミウラはランボルギーニの歴史的モデルに関するレストアや鑑定を行う部門として2015年春に新設されたランボルギーニ・ポロストリコが完璧に修復したクルマです。

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ランボルギーニ・ポロストリコはミウラのほかにLM002、カウンタック、そして350GTと4つのフルレストアを手掛けました。そして今回ミウラに続いて350GTのレストアが完成し、オーナーへの納車式が10月13日に開催されました。

ランボルギーニ初の量産市販車となった350GTは、1963年のトリノ・モーターショーで350GTVのプロトタイプが披露され、翌年の1864年にジュネーブモーターショーで350GTを発表し、世界中にランボルギーニ・ブランドを印象づけました。

ボディパネルはアルミ製で、シートはフロントに2席、リアに補助的な1席が設置されています。生産台数は諸説ありますが、130台程度と言われています。

回レストアしたシャシー番号0121の350GTは初回に生産した15台のうちの1台という貴重なモデルのため、シャシーとボディはオリジナルの配置に戻されました。そしてエンジンやブレーキ、キャブレターといった燃料システムにも大幅な修理と真正性の保持に努めています。

ボディはきめ細やかなホワイトカラーで再塗装を施しています。ニトロアクリルの塗料配合と塗装技術はなんと製造当時のもので、22層もの塗装構造を採用し、各層の間に手作業による湿式研磨を掛けたことで、クルマのフォルムに優美で鮮やかな流れが生まれました。

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ブラックレザーの内装もボディカラー同様にブラックレザーの内装も製造された当時の同じプロセスを用いて改装されています。木製のハンドルやアクセルなどのペダル類も摩擦や劣化を残しつつレストアされています。その上、装着されていたカーラジオも1964年当時の姿で蘇り、軽快な音を流すなど完全に機能しています。

こうして、車体と内装の作業に掛かった時間は1150時間。さらに電気系統機能などの修復に780時間を費やし、約1年振りにシャシー番号0121の350GTはオーナーの手に戻りました。

レストア後にサーキットでの初走行を望んだオーナーの意向を反映して、初テスト走行と納車がモデナ・サーキットで行われました。サーキットを貸し切りにして、オーナーの目の前でレストアされた350GTは80kmを走行、無事完走しました。

全般的なクルマのバランスと性能はもとより、ギアチェンジの機密性やブレーキの応答性などパーフェクトな結果となり、より厳しい走行環境においても優れたドライビングとハンドリングが実証されました。

ポロストリコが次ぎにレストアが完成させるモデルが一体何なのか興味が尽きません。

(萩原文博)

ランボルギーニ アヴェンタドールに最後の改良型!エアロダイナミクスが向上

2020年にも、後継モデルが登場すると噂されるランボルギーニ『アヴェンタドール』。

その後継モデルの前に、最後の改良型と思われるプロトタイプをキャッチしました。フルカモフラージュかと思いきや、よく見ればデザインのディテールまで確認できます。

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新しくデザインされたフロントバンパーのエアダクト、リップスポイラーにサイドのエアインテーク、リアを見ればセンターエキゾーストパイプのデザイン、デュフューザーなどが刷新され、エアロダイナミクスが大きく進化すると思われます。

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パワーユニットは6.5リットルV型12気筒をアップデートし、最高馬力を現行の700psから730psへ引き上げられるとレポートされています。

早ければ、2016年9月のパリモーターショーで初公開されるでしょう。

(APOLLO)

ランボルギーニ・ウラカンSVの完全な姿をキャッチ!最高馬力は650psへ

ランボルギーニのミッドシップモデル『ウラカンLP10-4』のハイスペックモデルとして登場が噂されている、『ウラカンSV』(スーパーレジェーラ)がニュルの高速テストに現れました。

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冬に補足したプロトタイプは、外観上はノーマルモデルとほぼ変わりないミュールボディでしたが、今回の試作車はペイント偽装されているものの、よく見ればヘッドライト周り以外、ほぼフルヌードの状態で、ディテールが確認出来ます。

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フロントバンパーには、空気の流れを効率よく分割するフロントエアスプリッター付き大口ベンチレーションやリップスポイラーを装備。

リアには、固定式大型リアウィング、センター上部に移動されたデュアルエキゾーストパイプやダウンフォースを生むディフューザーなど、エアロキットのオンパレードです。

ボディにはアルミ&カーボンを多数使用していると見られ、100kg程度の軽量化を図っていると思われます。

パフォーマンスも圧巻で、ハイチューンされる5.2リットルV型10気筒エンジンはMax Powerを650psへ引き上げ、0-100km/h加速は3秒を達成したとリポートされています。

ワールドプレミアは2016年9月のパリモーターショーが有力です。

(APOLLO)

ランボルギーニ・ウラカンに超速「スーパーレジェーラ」登場!?

ランボルギーニ・ウラカンの怪しげな、一台のプロトタイプをニュルブルクリンクの高速テストでキャッチしました。

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その試作車は一見ノーマルモデルのようですが、リアを見るとバンパーの中央にパネルがあり、その中にはセンターツインエキゾーストパイプが隠されているようです。

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カメラマンによれば、この試作車はランボルギーニ「ウラカン」のハイスペックモデルで「スーパーレジェーラ」ではないか、とのこと。

ダミーパーツが多く付けられていますが、完成時には専用のエアロパーツなどが装備されていると思われます。

世界初公開は2016年9月と噂されています。

(APOLLO)