Motor Fan's YEAR 2016

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モトチャンプ

テスラが長野市に超急速充電施設「テスラスーパーチャージャーステーション」を新設置

モデルSの車両本体価格は884万1000円からで、2016年度CEV補助金対象車。

日本の急速充電規格である「CHAdeMO(チャデモ)」にはアダプターを使って対応していますが、独自の充電規格である超急速充電施設「テスラスーパーチャージャーステーション」をアメリカだけでなく、日本でも展開しています。

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今回、長野市にも設置された「テスラスーパーチャージャー」では、テスラユーザーは24時間無料で認証などの手間なく充電口にプラグインするだけで充電できます。アダプターが必要ありませんから容易に充電できるのも魅力です。

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充電時間も短時間ですみ、現在販売中のモデルSをゼロから充電すると、20分で約250km走行分の充電ができます。

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「テスラスーパーチャージャー」が設置されているのは、東京の3か所をはじめ、横浜、大阪、神戸、岡山、仙台、盛岡にそれぞれ1か所、全国では合計9か所に設置されていて、長野を含めて合計10か所となります。

長野に設置することによって、東京からの人気の避暑地、ゴルフやスキーなどのレジャーに、充電の心配なく出かけることができるようになり、また、日本海側への移動もしやすくなると思われます。

[テスラ 長野スーパーチャージャーステーション]

所在地:信州松代ロイヤルホテル
住所:長野県長野市松代町西寺尾1372-1
オープン日時:2016年7月12日(火) 0時
営業時間:24時間年中無休(法令点検日除く)
充電器:テスラスーパーチャージャー 4基

(塚田勝弘)

EVに強い味方。EVsmartで長距離ドライブの充電計画をカンタン・スピーディに!

ソフトウェアのアユダンテは、EV・PHEV車向け充電スポット検索アプリ【 EVsmart 】(登録商標)ver.1.9をリリースしたと発表しました。

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EVで長距離ドライブをするときに気になるのが、不慣れな地域での充電。充電スポットはどこにあるのか?営業時間は?など心配の種はたくさんあります。

PHEVならばエンジンで充電しながら走行できますが、EVの充電切れは悲劇です。

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そこで、EVで長距離ドライブするときの強い味方になるのが充電スポット検索アプリEVsmartです。EVsmartが面倒なEVの充電計画をカンタン・スピーディに案内してくれます。

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EVsmartには次のような多彩な機能が備えられており、これからも新機能を追加する予定のようです。

・車種で絞り込んで検索できる!
・正確!最新!充電スポットデータ
・地図画面での充電スポット検索
・現在地付近の充電器、地名・住所による充電器検索
・充電スポットの詳細情報
・充電スポットのSNSシェア
・写真・コメント投稿による最新情報の発信・共有
・充電終了時刻の設定とアラーム通知
・現在地からのルート距離距離表示
・『高速道路上の充電器のみ表示』『急速無料のみ表示』などの細かな絞り込み表示の設定
・地図画面にて、24時間営業などひと目で分かるアイコンによる充電スポット
・現在地から選択した充電スポットまでのルート検索機能(Google Map や iOSマップを利用)

(山内 博・画像:アユダンテ)

経産省がEV・PHVの普及促進で「ロードマップ」を公表!

経済産業省が3月23日、自動車メーカーや電力会社、大学教授など、幅広い関係者で構成される「EV・PHVロードマップ検討会」でとりまとめた「EV・PHVロードマップ」を公表しました。

TOYOTA_PRIUS_PHV(出展 トヨタ自動車)

次世代自動車「EV」や「PHV」は「FCV」と共にCO2排出削減効果が高く、災害対応等の新たな価値も期待できることから、経産省が普及に向けて2020年までに必要となる戦略について検討を重ねて来たもの。

EV_PHV(出展 経済産業省)

「PHV」はこれまで日本が先行して普及させて来たハイブリッド車に、モーター(EV)走行のための充電機能を持たせたもの。

欧州では「EV・PHV」を次世代自動車の主軸に位置付けており、日本にも多くのモデルを投入するなど、その動きが積極化しています。

EV_PHV

こうした状況を受け、今回公表された「EV・PHVロードマップ」の概要は以下となっています。

・2020年における普及台数目標を最大で100万台に設定
・電欠回避のため、わかりやすい場所に充電器を計画設置
・EV、PHVユーザーが設置費を広く薄く支える仕組みを作る
・国民の4割が居住する共同住宅への充電器設置を促進
・居住者の合意形成を得るための必要情報をガイドブック化

経済産業省は「EV・PHVロードマップ」を「水素・燃料電池戦略ロードマップ」のFCVに関連する部分とともに、今後の次世代自動車戦略の柱としていくそうです。

Avanti Yasunori

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