ルノー・キャプチャーのボディサイズは全長4125×全幅1780×全高1585mm。最大のライバルといえるプジョー2008のサイズは全長4160×全幅1740×1550mm。
プジョー2008には、1550mm以下の機械式立体駐車場にも入るかもしれないという利点がありますが(ジャストサイズなので入庫可能は確認する必要があります)、ルノー・キャプチャーにはDCTによるスムーズは変速フィールと、トルクアップした力強い走りが特徴です。
プジョー2008には新グレードで全高1570mmの「2008 CROSSCITY」が2016年3月に追加されていて、1.2L直噴ターボエンジンに6ATという新しいパワートレーンが用意されています。
従来の2008は、1.2LのNAにシングルクラッチという組み合わせだったため、トルク・パワーともに余裕はあまりなく、しかも変速フィールになれる必要がありました。
新グレードの「2008 CROSSCITY」はこうした点も払拭されているだけでなく、「グリップコントロール」と呼ぶ走行モードセレクターも追加されています。
一方のルノー キャプチャーも一部改良でトルク、燃費をアップさせるなど商品力向上を果たしていて、新しいボディカラー「ベージュ サンドレメタリック+イヴォワール(ルーフ)」、「ベージュ サンドレメタリック+ノワール エトワールメタリック(ルーフ)」を追加。
また、160mm前後可能なリヤシートなどにより、小さな子どもが2人いるファミリーでも使いやすく、脱着可能で洗濯機でも洗えるという「ジップシートクロス」など、ルノーらしい遊び心を感じさせる装備も用意されています。
価格はルノー キャプチャー ゼンが256万9000円、ルノー キャプチャー インテンスが267万2000円、プジョー2008 CROSSCITYが265万円となっています。
(文/写真 塚田勝弘)【関連記事】
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