Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

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モトチャンプ

ラゲッジルームを影なく照らす、最新スバル車にストレスフリーなLEDカスタムラゲッジランプ。レヴォーグ、BSレガシィ・アウトバックにも!

シャイニングスピードからりリースされている便利アイテム・LEDカスタムラゲッジランプに、BSレガシィ、YAエクシーガ(クロスオーバー7を含む)用が登場しました。

ラゲッジランプを使うシチュエーションにないユーザーにはまったく何でもないコトでありますが、ノーマルのラゲッジランプに不満を持っているなら、ひとつの解決となりうるパーツです。

おおよそのスバル車のラゲッジランプは、クォーターガラス下、ウエストラインのあたりの片側に付いているのがデフォルト。ラゲッジルームのものは見える角度がありますが、アンダートレイの蓋を立てると真っ暗闇が再度訪れる仕様……。

そこはメーカーも考えており、純正オプションに「LEDリヤハッチライト」がラインアップされていますが、フロントのLEDフォグランプよりも高かったりと、いささか高価な3万円越え(レヴォーグ参考)。

いっそ「プレミアムブランドを狙うなら標準でつけてよ」という気分になるものです。また車種によってはゲートのヒンジ近くにあり、場合によっては結局見えない場所が多いというオチも。

今回紹介するLEDカスタムラゲッジランプはリアゲートの純正パネルを使用し、片側24発の高輝度LEDを左右に展開。明るさだけでなく、影の問題も解消してくれるケースが多くなります。

もちろん純正パネルを元に戻せるので、ノーマル復帰も……。

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オプションの電源取り出しハーネスを使用すれば、配線知識がなくとも全てカプラーオンとなっており、カラー写真付き取扱説明書も付属しているので内装剥がしのDIYレベルで取り付けが可能。

今回追加されたBSアウトバック、YAエクシーガなどの現行車種だけではなく、BPレガシィからラインアップされているので、今回はその全車種を紹介!

新型インプレッサ(GT系)にも近日対応予定とのこと。

上からBS、BR、BPの各レガシィツーリングワゴン/アウトバック。ゲート側に光源があるのはなにかと便利。落とし物なども探しやすい。

こちらはSJフォレスター、GR/GHインプレッサ/XV、YAエクシーガ。

シャイニングスピード LEDカスタムラゲッジランプ
VMレヴォーグ 1万4,000円(税抜)
BSレガシィアウトバック 1万5,000円(税抜)
BRレガシィ 1万4,000円  (税抜)
BPレガシィ 1万5,000円  (税抜)
YAエクシーガ(クロスオーバー7) 1万5,000円  (税抜)
SJフォレスター 1万4,000円 2,500円(税抜)
GR/GHインプレッサ/XV 1万4,000円(税抜)(ドレナビ編集部)

パナソニックが車載LEDランプモジュール向け接続用コネクタ2種を開発

パナソニックの社内カンパニー・オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、車載LEDランプの設計自由度やデザイン性の向上に貢献する、車載LEDランプモジュール向け接続用コネクタ2種を開発したと発表しました。

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開発されたコネクタは、基板とFPC(柔軟性のあるフレキシブル回路基板)とを接続する基板対FPCコネクタと、奇譚と電線とを接続する基板対電線コネクタの2種類の接続用コネクタの2種類。

基板対FPCコネクタは、日中でも点灯されるヘッドライトに組み込まれた線状のライト装置であるDRL()やリアランプ内の配線接続向けに適しており、基板対電線コネクタは、LEDヘッドランプモジュールでの使用に適しています。これら2種類のコネクタは2016年6月からサンプル出荷に対応するということです。

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1つめの基板対FPCコネクタの特長は、

1.業界初(パナソニック調べ)のFPCを接点としない金属端子接続構造を採用したため、LEDチップを実装したFPCと制御電源基板を直接に接続することが可能。中継用のワイヤーハーネスが不要になり、部品点数と工数を削減。

2.金属で挟み込んだダブルクリップ接点構造を採用したために、車載用に求められる耐振動性、耐熱性(125℃)を確保

3.慣性ロック構造によりコネクタの不完全嵌合を防止し、コネクタ接続作業の作業性を向上

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基板対電線コネクタの特長は、

1.独自開発の端子形状で、業界最低背(オアナソニック調べ)の高さ3.4mm を実現。LEDの照射角への影響が小さく、LEDランプモジュールを小型低背化

2.独自の端子構造によりLEDヘッドランプに求められる耐振動性、耐熱性(125℃)を確保

3.嵌合ロックの誤動作を防止する「嵌合ロック誤操作防止ガード」を採用し、コネクタの接続作業の作業性を向上

となっています。

最近の新型車では、DRLやリアランプでは、斬新なデザインを実現するためにFPCの使用が増えています。

パナソニックでは、今回の新製品コネクタを使用すれば、車載LEDランプの設計自由度向上やデザイン性向上に貢献できるだけではなく、中継ワイヤーハーネスが不要となり部品点数と工数を削減でき、コストダウンにも貢献できる、としています。

(山内 博・画像:オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社)

今秋発売の新型プリウス「PHV」詳細仕様が判明!【エクステリア編】

トヨタ自動車が2016年秋の発売を予定している新型「プリウスPHV」を3月のニューヨーク国際オートショー16でワールドプレミアしたのは記憶に新しいところ。

TOYOTA_PRIUS(出展 TOYOTA )ハイブリッドモデルに比べてリヤオーバーハングが80mm延長されており、それに伴って全長も4,645mmと+105mm長くなっています。

また、フードやフェンダー、バックドアを専用化するなど、従来モデルに比べてHVとPHVの区別がより明確化されました。

トヨタはニューヨーク国際オートショーの後、同車の詳細情報を公表。本稿ではエクステリアを中心にその内容について見ていきたいと思います。

まずフロント周りでは8眼LEDヘッドランプと、ダイナミックな意匠の大型アクリルグリルの採用により、かなり精悍な顔立ちになっています。

TOYOTA_PRIUS(出展 TOYOTA )各ランプの機能についてはヘッドランプの車両内側4灯がポジション&ハイビーム、外側4灯がロービーム、バンパーの両サイドに縦長のターンランプ&アクセサリーランプ、その内側にフォグランプを配置。(全てLED)TOYOTA_PRIUS_PHV(出展 TOYOTA )ヘッドランプにはハイビーム走行を基本に、先行車や対向車に光が当たる部分だけを自動的に遮光する「AHS」(アダプティブハイビームシステム)を採用しています。

またリヤ周りではバックドアにCFRP材を採用、軽量化と左右方向の後方視界拡大を実現しており、空力に寄与する2つの膨らみを持った“ダブルバブルバックドアウインドゥ”の採用と相まって、かなり印象的なリヤビューを構成しています。

TOYOTA_PRIUS_PHV(出展 TOYOTA )ランプ類についてはテールランプとハイマウントストップランプがサブウインドゥを取り囲む構成になっており、リヤバンパーの両サイドには縦長のターンランプとバックアップランプを配置。

TOYOTA_PRIUS_PHV(出展 TOYOTA )こちらも全てLED式で、PHVモデルとして省電力に配慮されています。

極め付けはルーフに仕込まれた大型ソーラーパネルによる太陽光発電で、駐車中は駆動用バッテリーを充電し、走行中は駆動用バッテリーの消費を抑えることで、EV走行距離や燃費の向上に貢献しています。

TOYOTA_PRIUS_PHV(出展 TOYOTA )このように新型プリウス「PHV」は一目でソレと判る外観を得ており、ベースモデルに対していっそう高級感の有る仕上がりになっているようです。

次稿では引き続き、インテリアについて見ていきたいと思います。

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